「ボージャングルを待ちながら」
⚫︎パンクロック愛好は取り締まり対象!というイスラム教の縛りを知る
何かの雑誌の本の紹介記事で覚えていたタイトル。
ボージャングルって、なんか聞いたことあるな、なんだった?
歌だった。(タイトルだけは知ってるが、歌は知らない)
なんとなく、ヤングアダルトのジャンルかな?と思い、
ヤングアダルト小説は大好きだから読んでみた。
原題 En attendant Bojangles
オリヴィエ・ブルドー著

なんだよ、これ!?
アル中 ニコチン中 精神病患者の母親と、
アル中 ニコチン中 現実逃避弱虫父親に、
現実を捻じ曲げる嘘で塗り固められた生活を強いられた、
気の毒な子供の話じゃん!
大嫌いなんだよ、こういう話は。
あ、間違い。
大嫌いなんだよ、
こういう事ををいいもんみたいに装飾した話が!
このようにな書評が並ぶ。
*切なくもユーモラス
*奔放で魅力的
*リリカルな寓話
はたまたフランス人が好むという、
<愛は狂気>だとか、<奇妙なものを面白がる>とか・・・
愛が狂気、奇妙なものを面白がる、これらは、
自分を取り巻く世界が、ある程度安定している、という安心感があってこそ、
人生のスパイスとして楽しめるんであって、
まだ世の中の仕組みも人生もなんもわからない幼い子供に、
頭おかしい親の行動を楽しめって、残酷すぎるんだよ!
これじゃあ、子供、将来、摂食障害になっても自傷しても、
人とうまく付き合えなくなっても仕方ないよ。
こんなくそ親に育てられる子供の話を褒めちぎるなんて、ほんとムカつく!
これが、作者の自伝なら、
あー、なんて親に育てられたんだ、
よくぞここまで育ってくれた。 と思うが、
ごく普通の両親のもと、愛されて育ったらしいじゃんか。作者。
精神疾患をステキな特別なファンタジーのように描くなんて
怒り狂う!
大嫌い、この小説。
舞台化され、 映画化もされる? 見ないよあたしゃ
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