「92歳のパリジェンヌ」




原題 LA DERNIERE LECON 2015年 フランス

原題の意味は「最後のレッスン」だそうです。
私は邦題のダサさを毛嫌いして映画館に行きませんでした。
行けばよかった。とてもいい映画だった。 邦題つけたやつのせいだ。

原作は「最後の教え」
作家のノエル・シャトレが、父リオネル・ジョスパン仏元首相の母である、
ミレイユの最後の日々を綴った実話小説だそうです。
いつか読むわ。


ジョスパン氏は、素敵な映画「戦争より愛のカンケイ」に
本人として出てた人でしたねー お母さんが活動家で助産師だったとは。



最期の教え




監督 パスカル・プザドゥー

出演
サンドリーヌ・ボネール  娘
マルト・ヴィラロンガ 母
アントワーヌ・デュレリ  息子
ジル・コーエン 娘の夫
グレゴワール・モンタナ  孫
ザビーネ・パコラ  家政婦



最後のレッスン





92歳の誕生日に、2ヵ月後に自殺すると宣言した母。
家族は動揺するが、母の決心を尊重し、準備の手伝いをする。

母は助産師として、社会活動家として、忙しい人生を送ってきたが、
好奇心を失い、できないことが増え、オムツをするようになり、
自分が自分でいるうちにと、尊厳死を選んだ。








監督は映画化するにあたり、

『ミレイユ・ジョスパンの考えを
哲学的に表現することであって、事実をなぞることではなかった。』

と言っている。

すごい女性の生き方、思想を、すごい女性が映画にしてくれた。
心底嬉しい。


母親と娘が最期の日を感じながら、
笑って踊って抱き合って。。。。。
特に、お風呂のシーンがとてもとても美しい

女どうしでなければ醸し出せない暖かさと穏やかさ。
共鳴し合う心。

娘。。。。。 娘よね  娘なのよーーーーーー

息子はさ、母ちゃんへの思慕と反抗を卒業することができないまま、
母ちゃんの老いと死を受け入れられないまま。
オメー、いい加減大人になれよ!と思った。


老人の自死を扱ってるのに、最期の最後まで、
ずーっと微笑んだまま見ていたことに気づいた。
本当にいい映画でした。

ありがとう、監督

監督インタビュー記事


これも、メキシコ映画「グッド・ハーブ」を思い出したなぁ


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冒頭の、母の誕生日パーティで流れていた曲。
大好きなんだ

クラッシックだからタイトルわかんなくて、でもバッハに違いないと思ったから、
ユーチューブで探しに探したわー。


ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調第一楽章 BWV






泣く曲









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