「ダイ・ビューティフル」



我がソウルタウン吉祥寺にできたミニシアターに行ってきました。
10/21だったかな?オープンしたの。二週間は1本900円で観られます。
シアターの名前は背中がぞわぞわする気に食わない名前だけど、
ミニシアターらしい作品揃いで嬉しい。



原題 DIE BEAUTIFUL 2016年 フィリピン

監督 ジュン・ロブレス・ラナ

出演
パオロ・バレステロス
クリスチャン・バブレス
グラディス・レイエス
ジョエル・トレ
Iza Calzado(フィリピンのスター、ご本人役)

自身もゲイである監督が、トランスジェンダーの人々の経験を聞いて、
たくさんの”彼女たち”を、主人公に反映させた映画とのこと。
特に、孤児だった子を養子にし、
男たちにレイプされたトランスジェンダーの経験は、
主人公の経験として、重要な要素にしていると。


ダイ・ビューティフル





子供の頃からミスコンごっこをしていた男の子パトリック。
自分の息子がゲイであることに我慢ならない父親に、
家を追い出され、親友の家に転がり込む。
自分でつけた名前でゲイのミスコンに出場し、賞金を稼ぐ。
目標であるミス・ゲイ・フィリピーナになるため、
貯金をし、体を変え、メイクに励む日々。

養女が成長した頃に、やっと夢がかなうが、直後に急死。
トリシャの親友は生前の約束を守るため、葬儀までの7日間、
日替わりでセレブのそっくり死化粧をする。


☆時系列はごたまぜです。






フィリピンでは、キリスト教の影響で、
LGBTQの人たちを蔑む傾向が強いそうです。知らなかった。



セリフの数々が気に入った。

「神様からもらった命だから、死ぬときは生まれた姿で」
という親友の言葉に、トリシャは、
*「私は”神様、もらった命を素敵にしました”と言うわ」

男のために女がする努力に対して、
*「すけべ男には穴は穴」
*「ち○こに人生を支配させるの?」

トリシャをナンパした男に対して
*「きれいと言う男はみんなケダモノ」

養女が、本当の母親じゃないトリシャに、母というものを問うと、
*「何人も産んだって母親になれるわけじゃない」

養女が、男に振られたトリシャを慰めて、
*「ママは愛してた?初めて優しくされて嬉しかっただけ」

ハッとしたのが、私達は今まで、女の子のことを、
「ちん○んがない」という言葉で表現するのを耳にしてきたが、
欠陥品みたいな言い方にいつもムカついてた。でも、これなら、素敵。
*「(男は)マン○がない」「女はマン○がある」

父親に「出てけ」と言われたトリシャが、
それまでのおどおどした態度から毅然として、
「私はトリシャ」と宣言するすシーンに拍手。

個人的にとてもとても納得したのが、
「合意だったの。
でも、もしかしたらこれはレイプかも。。。と」

と、トリシャが言ったシーン。
男の機嫌をとるために一応合意で応じたって、それはセックスじゃないんだよね。
心にとって、魂にとって、それはレイプなんだよね。
ほとんどの女が体験することは、トランスジェンダーとも同じだよ。トリシャ。



家が可愛い❤️
トリシャの親友がさしてた傘が、もしフライングタイガーのなら、私とお揃い💕

葬儀社の名前が「ハッピー・エンディング」いいねー。
この葬儀屋の社長がまたいいのヨォ

ゲイミスコンが、自己申告し放題でものすごパフォーマンス有りで驚いた。



私は、葬儀に関することは一切なし、墓もいらん!
と決めて、遺書にもそう書いてありますが、
こんなお通夜とお葬式なら、私もされてもいいな。
と思った。遺書、書き直そうと思った。




主演のパオロは、もともと、セレブのそっくりメイクをSNSに投稿していて、
それで有名になった人だそうです。知らなかった。






東京国際映画祭で来日した時のパオロ。
アンジーそっくりメイク





監督のインタビュー記事

ダイ・ビューティフル公式サイト



いい映画だったー、おもしろかったー

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この映画館ね
吉祥寺のサンロードの横ちょにあるロフトのそば。
私は実は、映画の指定席制度が嫌いだから、自由席制でホッとした。
UPLINKもそうね。

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チケットが手書き・・・ あー、いいわー

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