「奇跡の教室」



映画として見たらこの結末は出来すぎに感じるが、
実話だからすごい!

原題 LES HERITIERS 2014年 フランス

原題の「受け継ぐ者」という意味合いの大切さを
サブタイトルにした邦題に腹がたつ。

監督 マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール

高校時代に体験したことを書いたアハメッド・ドゥラメが、
監督にメールで原案を送り、二人で脚本を書いた。

出演
アリアンヌ・アスカリッド (先生)

アハメッド・ドゥラメ
ノエミー・メルラン
ジュヌヴィエーヴ・ムニッフ
ステファヌ・バク


奇跡の教室


問題児クラスと学校に見放されたクラスに、
新しい歴史・美術史の教師 ゲゲンが来る。

「あなたたちを信じてるのは私だけ?」

このクラスに、「レジスタンスと強制収容についての全国コンクール」
に出ることを提案し、取り組ませる。

マジメ系のコンクールかよ、と最初は馬鹿にしてた生徒たちだが、
徐々にゲゲンの指導のもと、真剣に歴史と向き合うようになる。






大好きな映画「クレールの刺繍」のアリアンヌ・アスカリッド

美人じゃないから、登場人物にリアルを感じさせる女優です。


一つのクラスに29の民族がいる、
そんな、フランスの教育現場で、
それでなくても反抗期で無気力を装う若者たちに、
ここまでのことをさせた教師はすごい!


歴史上重要とされる絵画には、必ず裏がある。
当時の権力者、社会の思想を組み込み、洗脳する内容になっている。
与えられたものを、表面だけ見ないで奥に隠された事実も見る。
こんなことを教えてくれる教師って、普通いないよなー。

ユダヤ人の生き残りの男性が、
生徒に信仰について聞かれた時の答えが好きだ。
「私は無宗教だ 
神は信じない 人間を信じている」


この人はもしかしたら本物?と感じて検索したら、やっぱり、
実際に生徒たちに話をした人物だった。
このシーンの説得力が、映画に重みを与えた。


最初のシーンで、ニュースで聞いたことのある、
イスラム教の生徒のスカーフの問題が出てきます。これも実話。

大人の義務は、子供を信じて正しく導くことなんだなー、
と、あらためて感じさせてくれました。








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