「或る終焉」



原題 CHRONIC 2015年 メキシコ/フランス

Chronic 病気が慢性ってことの慢性って意味らしい。

監督 ミシェル・フランコ 

編集、フリオ・ペレス四世 四世って何者?と検索したら、
「イット・フェローズ」でも編集してたー!
うまいな、この人の編集って。緊張感や期待感を煽るのよね。


出演
ティム・ロス
サラ・サザーランド
ロビン・バートレット
マイケル・クリストファー
ナイレア・ノルビンド


ティム・ロスがカンヌ映画祭の審査員だった年、監督の「父の秘密」が受賞し、
その縁で本作につながったらしい。



arusyuuenn.jpg


終末看護の仕事をする男
一人を看取えば、次の患者の元に行く。

昔 離婚し、妻と娘には長いこと会っていない。

患者の世話とランニングで一日を終える。

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この予告動画でも、ちらっと見えますが、「女 SUSHI」って・・・・
どこ?このロケ地? どこの寿司屋?

結末は、胸をつかれたと言うよりも、あ〜あ、って感じです。




監督の祖母が亡くなるまでの数ヶ月、
世話をした看護師は、家族にも理解できない祖母の感情を理解し、
家族の知らない遺品を見せてくれた。
監督は、看護師の人生に興味を持ってこの映画を作ったそうだ。
彼女は、20年間の末期患者の付き添い看護師の仕事で、
慢性的なうつ病chronic depression を患っていた。

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冒頭の、ガリガリの女性の体を洗うシーンから、
(あの患者さんのガリガリぶりは拒食症のモデルさん??)
目が離せなくなりました。すぐにこの映画に引き込まれました。
無駄な音楽、セリフのない、患者と看護師の日常。

患者が亡くなった後に看護師が街でつく、罪のない嘘。

やがて、看護師の、病気を持った息子がいた過去が示される。


ティム・ロスだからなのか、男だからなのか、
患者に妙に寄り添うのがちょっと気持ち悪く思えるの・・・
呼ばれてないのに葬儀に出るとか、
頼まれてもないのに患者にプレゼントするとか、
おばちゃん看護師がしたら、まー、親切な看護師、と思えるんだろうけど。
セクハラ疑惑も仕方ないかも。
まああれは、すけべじじいのせいなんだけどね。
(じじいのすけべのシーンは全て早送った、キモいから)

じじいの腕の下に枕を置くシーンは、腕って置き場に困る物体で、
寝るとき、どうにも納まりつかず疲れるときあるから、すごく実感できた。



ラスト、やっぱり、「父の秘密」の監督!  うん!!
すごいな
すごいって言うのは、死に関わる仕事を続けていて、
慢性的な鬱になっている人間だもの、注意力散漫にもなるわな、ってことを、
このやり方で見せてくれたからです。

「父の秘密」過去記事





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