「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」3-5



終わりましたね、やっと。
シーズン1,2ではイマイチはっきり描かれなかった、
ポール野郎の思考回路が。
そして、こういうやつの行くすえとして納得の結末に。
あー、スッキリ



かなーり入れ込んだ、このドラマ、
私が一番知りたかった、興味があったのは、
ポール・スペクターが性暴力の犯罪者になった経緯とその心理。


最終回のことより、前エピソードの、
施設での精神科医とスペクターの会話に、
かなり合点がいったので、覚えておくためにメモします。


窃視を始めたのはなぜ?いつから?

13歳の頃

その行動から何を求めていた?

退屈 孤独からの救済
性的なことからの興奮だけじゃなく、
気づかれないということに興奮した。
本物の居心地のいい家庭を覗くことで、
自分もその家庭の一員だと想像した。

家庭を覗いて感じた事は?

孤独 怒り 興奮

覗きが不法進入に進んだのはいつ?

勇気が出てから
安心を享受する人が許せなかった
結婚して娘が産まれ、その性癖とは決別したと思ったが逆だった。

逆というのは、
普通の家庭の人間になった自分は嘘の自分のような気がして、
力を失った気がして、他人の上に君臨する自分を取り戻したくて、
だから殺しにまで発展したのね。それと、普通のセックスじゃ不満だからね


孤児になり、孤児院の神父に強姦され続けた男子。
これが女子だったら、他人の家庭をのぞいて感じるのは、
<孤独・怒り>
そこに<興奮>があったとしたら、
<気づかれないことへの興奮>のみで、
性的な興奮は少ないと思う。
女の子は、<安心を享受する人が許せない>場合、
性暴力にエネルギーが向くより、
怒りや絶望を自傷に向けることが多い。

男という生き物の悲劇、13歳の頃という年齢に意味がある。
第二次成長期、性の成長期が始まり、
他人への妬み憎しみに、性衝動が加わり、
覗きによる興奮の虜になったわけだ。エスカレートするのも致し方ない。

ポールの、自殺した母は
精神病気質だったのかもしれぬと想像した。
スペクターは明らかに、依存しやすい性質と偏執狂性質があり、
他人への共感能力に欠けているようなので、
そういう遺伝子があったのかも。


医者が素晴らしい事を言った!

子供時代の虐待とか不完全な家庭の影響でどうのこうのは、
誰でもいう事だが、簡潔にこう言った、

「漠然とした心理的苦痛」
「それは簡単には払拭できない」


心理的苦痛Psychological distress

漠然としたって、vagueって単語が合ってるみたいだけど、
セリフは違う単語だった気がする。何て言ったんだろう?


ステラは、ケイティに対しても公平に接してるのがえらいなー。
「このクソガキ!目を覚ませ!」の態度じゃなくて、
苦しみへの対処の仕方を、自分の経験から得た知識で、
愛情のある言葉で伝えてあげている。


I admire you.


ちょっと、色っぽすぎるけどね・・・・
狙った色気じゃなくて、なんつーか、
苦悩を乗り越えた女の、知性と感性と母性の混じった色気ね。






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