「ミレニアム3」眠れる女と狂卓の騎士 読後



原題 Luftslottet som sprängdes(爆発した空の城)


「眠れる女」とは、
リスベットが瀕死の状態で入院してる間の話だからかな。
「狂卓の騎士」とは、ミカエルがリスベットのために立ち上げた、
秘密のPC上グループの名前が「狂卓」で、
リスベットが作ったグループの名前が「騎士」。
(狂=君のために立ち上がる狂った←いい意味ね 人間が何人もいるよ。って)


リスベットはチェスの天才でもあります。


3眠れる女



3では、章の区切りに
歴史に埋もれた、戦争に行った女達のことが書いてある。


リスベットの母親は本当に娼婦だった。
映画を見る限りでは、ザラチェンコが侮辱して言ってるだけかと思ってた。
奴にとって女は、殴るのとヤるの以外に用はないから、
各国で女を買っていたし、コンドームなしでやっていくらでも子供がいる。。。。
てめえ、子宮頸がんのウイルスうつしまくりやがったな!死ね
死んだけど。   俺が殺したかったよ。


リスベットがザラチェンコじじいと死闘を繰り広げ、
ミカエルに発見されたのが、2のラストでした。

3では、ザラチェンコじじいがあれこれした、スウェーデンの闇、
『班』が出てきます。班のメンバーも、班の計画・密談なども、
とても詳しく書かれていて、奴らのクソゲスぶりに暴れたくなります。
しかし、これだけの文章量を映画にするとなると、よほどの要約力が必須ですなあー。
つくづく、映画がいかにポイントを的確に映像にしたかと感心いたします。

映画にあった、ミカエルがリスベットに、
「君のことを教えてくれ」とモバイルをこっそり渡して、
リスベットが自分の半生を綴るという設定は少し違って、
小説では、ミカエルが最初に一人で書き上げるんですね。
どうしても調査だけではわからなくて、
リスベットの助けを求めて渡したのです。
あの、珍しくもいい人な医者に託して。



しっかし、ミカエルは女にモテモテなんですが、
(モテるだけで、女の気持ちは皆目理解できないボンクラ)
小説だけで想像すると、えらいハンサムになっちゃう。
映画ではね、ね、・・・あの人、私、好きだけどね、
まあ、あの人でいいんだけどね。
あんまりにもハンサムがミカエル役やっちゃうと、
リスベットの人生や政府の闇に目が行かなくなっちゃうかも知んないからね。

3部の後半で、いよいよ、
スウェーデン政治・司法の悪行の数々が暴かれ、
そいつらの逮捕とリスベットの勝利、
金髪の巨人ニーダーマンの末路に胸がすくわけです。

3の下巻で、
リスベットがハリエットを怒ったのと同じ怒りを、自分にも感じる部分があります。
あのきんもちわりぃ精神科の医者の児童ポルノ犯罪を知った時のこと。
あいつを徹底的に無視するという決意をしたために、
(Nasty Sitな)←こう書いてある。最悪に汚らわしいクソ野郎の犯罪を
続けさせてしまったことに対して、
医者の自分への虐待を、せめて少しでも話を聞いてくれる人に話していたら。
と後悔する。他の子供達への組織的な性暴力を防げたかもしれないと。


しかし。。。。

⭐︎またもや私のリスベット像は、かなり変わりました。
なんつーか、かなりセックスが好きなのね。セックスそのものがね。
もちろん、自分がしたいと思う相手としたい時に、に限る。
でもさー、私、どんなに愛するリスベットでも、既婚者を誘うのは嫌いだなー。
まあ、その辺りは、どんなに真面目で愛妻家の男でも、
チャンスがやってくれば乗っかるもんだ、という証明として読めば
なんとか耐えられるんだけどね。



3部を読み終わって、やはり、まだまだ続きがあるはずだと思いました。
リスベットの双子の妹のこと、母親のこと、
ザラチェンコがあちこちで娼婦に産ませた異母兄弟のこと、
絶対もっと詳しく書かれるはずだもん、この作者の作風からして。

出版前に故人となった作者は、10部まで構想してたそうだから、
全部誰かが書き、出版するのでしょうか?
とりあえず、別人が書いた4部は今手元にあるので、すぐに読み始めます。


ストックホルムでは、「ミレニアム・ツアー」を行い、
リスベットのアパートとされるフィスカルガタン9番地には、
観光客が集まるそうだ。行きたい

日本は内縁の遺族にも遺産分配ある気がしたけど、
スウェーデンではそれが無いので、「ミレニアム」による莫大な収入は、
スティーグ・ラーソンの父と弟が全てを相続し、
法律上なんの権利もない事実婚のパートナー、エヴァには何も無し。






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