「幸せなひとりぼっち」


▪️昼下がりのカフェで、何人も同席相手が変わる
不思議なチャラ男を見た。アムウェイの勧誘だった。
しかも、別のテーブルに行って、
「俺のグループを荒らすな」的な文句つけてた。アムウェイ・・・・・



原題 EN MAN SOM HETER OVE 2015 スウェーデン

オーヴェって呼ばれる男っていう、シンプルないいタイトルなのに、
日本のあまっちょろい感傷的なタイトルの付け方にヘドがでる。

監督 ハンネス・ホルム 

出演
ロルフ・ラスゴード
イーダ・エングボル
バハー・パール
フィリップ・バーグ
カタリナ・ラッソン

主演の爺さん、どっかで見た気がする、と思ったら、
大好きな大好きなスウェーデン映画「太陽の誘い」
の主演者だったーーーーー!

「太陽の誘い」過去記事



しあわえな


オーヴェ 59歳 規則と秩序が何より大事な頑固ジジイ
妻は先立った

43年勤めた会社をクビになり、妻のもとへ旅立つ決心がつく
何回死ぬ準備をしても、そのたびご近所の邪魔が入る
文句タラタラ言いながらみんなの世話をする
(親切心からではなく真面目さゆえ)

毎日妻の墓に行き、なかなか行けなくてごめんよと話しかける







ちょこちょこクスッとしてしまうシーンがあって、
私は笑っちゃったんだけど、隣はずっと泣いてて、
あ、笑っちゃ失礼かしらん?と申し訳なく感じたりして

でも、年寄りの自殺シーンが何度も出てくるのに、
こんな風に笑えるっていうのが、この映画のいいところ。

爺さんが、車の車種にこだわって友達と仲違いするところ、
贔屓のサッカーや野球のチームで半目するのとおんなじだけど、
男って・・・・   って思いましたわ。

冷めた私の目には、
いちゃもんつけてくる爺さんに何かと声かける、
押しの強い隣人や近所の人たちの行動があまり理解できず、
あんなジジイは普通避けるよな、とか、
こういう夫婦愛は奇跡だな、とか、 ファンタジーを見るような目で見ました。

爺さんの回想シーンはとても素敵でしたけどね。

夫婦愛も恋愛も信じてない私には、
「シンデレラ」よりも「スノウホワイト」よりもおとぎ話ではありますが、
とてもいい映画であることは違いないです。



原作者は、自分の父親のエピソードをブログに書いたら、
コメントでたくさんの父親に共通点があると知り、小説に膨らませたそうです。
そうよね、歳とるといろんなことに腹がたち、頑固になっていくものよね。

監督、最初に小説の映画化のオファーが来た時、
<頑固で気性の荒い爺さんの話なんてみんな興味わかない>
と、一度は断ったそうです。
で、原作を読んで考え直したそうね。

「幸せなひとりぼっち」公式サイト




関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント