「ぼくらの家路」




えーご勉強が大変すぎて映画もドラマも録画が溜まっていくばかりだよー
って、大変なのはあたくしの脳の容量が小さいんだろうさ。

数日ぶりに見たこの映画は、上映してた時期に観たかった映画。
かわいそうな子供が、子供だけで頑張る映画は、
胸潰れるくらいの痛みを感じて、ものすごく愛しちゃうのだ。


原題 JACK 2013年 ドイツ

監督 エドワード・ベルガー

出演
イヴォ・ピッツカー君がお兄ちゃんのジャック
ゲオルク・アルムス君が弟の マヌエル
ルイーゼ・ハイヤー 悪気はないが責任感もない母親


僕らの


ドイツの ある母子家庭(なんて悲しい響き)。
10歳と6歳の男の子がいる。
若い母親は男にモテる。子供がいても男を家に呼ぶ。
母親の留守中、弟が火傷する。
福祉局が親子の処遇を決める。
兄は施設に弟は母親の手元に。
施設の子は週末は家に帰れるはずなのに、
母は兄を迎えに来ない。
兄は意地悪された施設の子供を殴り、その勢いで施設を飛び出す。
が、家には鍵がかかり、母親はいない。電話は留守電。
母親の職場に行くと、弟を同僚に預けたまま戻っていないとわかる。
弟を迎えにいき、兄は母親をさがす。







びっくりだよー‼️

おい!母ちゃん!
今の今まで出し入れしてた股ぐら丸出しのまま息子にメシ作るって、こらー!
全裸で、コラーーーー!

の、衝撃のシーンの後は、
母親がいつも留守な母子家庭に起こりがちな、子供の家庭内事故。

どの国にもある、
精神的に成熟していない母親と幼い子供の母子家庭に起きる事。
母親は生活費のために働きまくるし、子供らのことはちゃんと愛してるけど、
男にちょいといい顔されると、「このひとが生活を救ってくれるかも」と、
ありえない希望にすがりつき、男に嫌われないように、
子供の目を盗んで、留守番させて、ヤらせる。どうせ飽きて捨てられるのに。

子供は母親の行動に振り回されても母親を慕う。

ジャックの母親への手紙の最初に、
「大好きなママへ」って書いてあって、辛すぎた。
よほどのことがないと、子供は母親が好きなんだよね。
(でも、大人になった時、二度と母親とは交流しないだろうと思います。)

「ぼくらの家路」じゃないんだな、
「ジャックが決意するまでの三日間」なんだな、この映画は。

ここには、ハリウッド映画では表現できない、本物の子供がいる。
子供が大人に守られずに生きる日々の過酷さよ。



あーーーーーーつつつつつつ

ホント申し訳ない ごめんなさいごめんなさい
金稼ぎのためとはいえ、朝から夜中までいつもいつも留守番させて、
学校行事にも行ってやれず、子供らは
どんだけ怖かったろう寂しかったろう
なんてわたしはひどいことしてたんだろう
いつか息子らに謝まりの手紙を書かなければ!
と泣き泣き、自分のひとり親家庭だった時のことを思い出し、
痛い痛い思いしながら見ました。
痛くて痛くて苦しくて辛くて。。。。。。。。。

でもラストに救われた。
ジャックのあの判断は正しい!

よくぞ気づいた!よくぞ行動に出た!
あの勇気はなかなか出せるもんじゃないよ、子供には。
ほんと、良かった。嬉しかった。


エンドロールで流れる曲
Anna von Hausswolff 「Funeral For My Future 」





弟君の姿に、私にとって、最高にいとおしいいとおしい名作、
「明日の空の向こうに」のペチャを重ねてしまいました。
うおーーーーーん (;д;)

明日の空の向こうに 過去記事




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