「白い沈黙」


◾️英語始めてから、一週間ずっと l have a headache.なんだけど・・・・・


原題 CAPTIVES 2014年 CANADA

邦題はいかにも日本人が好きそうな臭いやつになってるけど、
原題はそのものズバリの「捕虜」。

☆最初から息もつかせぬ緊張感に引き込まれた。

監督アトム・エゴヤンの作品は、「エキゾチカ」が忘れられないエキセントリック作。
俳優たちがわりと好きな人たちが揃ってたから、余計集中できた。

ライアン・レイノルズとミレイユ・イーノス「The Killing」
スコット・スピードマン/ロザリオ・ドーソン

新種の変態役のケヴィン・デュラントに、おぞけが止まらん!


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ナイアガラの滝付近の街で、幸せに暮らしていた夫婦と1人娘キャス。
或る日突然キャスが消え、目を離していた父親が疑われ、夫婦は別居する。
数年後、サイバー犯罪の捜査上で、成長したキャスらしき少女が見つかる。
その裏には子供を狙う犯罪組織の影があり、警察はオトリ捜査を仕掛けるが、
不注意から警察官も狙われてしまう。

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一言で言えば、『人の不幸は蜜の味』の極端でクソな出来事を描いています。


時系列が前後しますが、整理できないほどこんがらかってはいません。
あれ? これどういうこと?と思ったシーンの後には、
納得できるシーンがちゃんとあるので、よりゾッとする、ハラハラする。

普通のパパと異常な変質者の対比は、ナイスキャスティングで際立ってます。
ほんと、キモイよ、あいつ。元からいい意味で繊細、悪い意味で怪しい顔の役者だしね。

小さな頃に恐怖洗脳されてしまうと、子供はいとも簡単に状況を受け入れる。
頭の片隅では抵抗してても、恐怖が先に立つ。可哀想に。。。。

謎の大人の女性も、小さい頃にさらわれて、
心が乗っ取られてしまった人なんだろうと想像します。


性のシーンがなくても、ものすごーーーーく厭らしく卑怯で吐き気がする犯行。
それでも、映画全体にどこか清洌な印象を感じるのは、
監督の人間性が映し出されてるからだと思う。
映画は監督を映し出す鏡だと思うから。

単純な犯人逮捕劇じゃないから、もやもやした物が残るかも知れませんが、
私の好きな作り方でございます。



監督インタビューを読むと、
他人の生活の秘密やディティールに、ネットを通じて
簡単にアクセスできることの意味について描きたかったみたい。
これを見ると、世界のネット事情は、
親しい人との合意によるやりとりなんてほんの一部で、
膨大な数のおぞましい覗き見が横行してるんだよなー、と
再確認できる。映画はフィクションでも、現実はこれ以上のはずだから。


非常に好みの映画でした。


娘役(9歳時)ペイトン・ケネディちゃん、可愛い

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