「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」


あーー、もう、本当、こういう種類の邦題、大嫌い!


原題 DE SURPRISE 2015年 オランダ

監督 マイク・ファン・ディム


出演
イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ
ジョルジナ・フェルバーン
ヤン・デクレール
ヘンリー・グッドマン


DE SURPRISE



オランダの、とある貴族の城。
母親が死んでも恐怖も悲しみも安堵も感じない、
無感情の一人息子ヤーコブ。
彼が無感情になったのには、幼い頃の父の死が関係してます。

秘書に全てを売り払う契約を進めさせ、多額の寄付もし、
葬儀を済ませ、ひと段落したヤーコブは、
何度も自殺を試みるがうまくいかない。
幼いころに行った海で死のうとすると、先客がいた。
そこにいた人物が残したマッチの箱には意味深な文字が・・・
ベルギー、ブリュッセルにあるマッチの会社を訪ねたヤーコブは、
その会社が「死への旅立ち」をお手伝いする会社だと知り、
即、注文契約する。

いつどこでどうして逝くかわからない『サプライズ』をオーダーします!








自殺や死がテーマでも、暗さは全くありません。
どこかおとぼけ、クスッとしてしまうほのぼのムード。

同じ『サプライズ』をオーダーした女性と、初めて人間らしい交流をするヤーコブ。
この部分は心温まる流れなんですが、
後半でガラリとひっくり返されてしまうのですよ。

そういえば伏線がちょいちょいあったな、と思い返しながら、
そんな展開かい!と呆れ、いや面白がりました。

女性の弾丸ドライバーぶりや男兄弟への物言いの激しさが面白い。

庭師ムラーのエピソードにグッときた。

珠玉のクラッシック曲が何曲も使われています。


奇想天外の死のビジネスですが、支配人が言っていたように、
<年寄りがどんどん増えて、やがてこのビジネスは合法化される。>
かもしれないと思えてしまった。少し違う形でね。

今でも
ベルギーやスイスのように自殺幇助を合法にしてる国もあるもんね。


いいね、オランダコメディ。(´∀`*)


*オランダ映画で面白かったのは、
 「猫のミヌース」
 「孤独のススメ」
 「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」
 「ブラックブック」
 「ロブスター」

 「ムカデ人間」もオランダだなー。





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コメント

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つかりこさん

ハリウッド大作には無い、地味で淡々とした人間ドラマかと思い、
すっとぼけた可笑しさプラスほろ苦い涙の映画だろうと思ってたら、
思わぬどんでん返しがあり、二回ぶん楽しんだ感じでした。
倫理とか法律とか、何にも考えないで楽しむといい映画です。
いってらっしゃいませ(^^)

これ、予告編で気になっていたんですが、
おもしろそうですねー。
観てみようと思います!
ご紹介、ありがとうございます。