「奇跡のひと マリーとマルグリット」


原題 MARIE HEURTIN  2014年 フランス

監督 ジャン=ピエール・アメリス 

出演
イザベル・カレ
アリアナ・リヴォワール
ブリジット・カティヨン
ジル・トレトン
ロール・デュティユル

監督は、思春期に見た「奇跡の人」(1962)が心から離れず、
聾唖者の研究をし続け、20世紀に書かれたラルネイ聖母学院の記録を読んで、
マリーとマルグリッツトを知り、映画にしたそうです。


奇跡のひと マリーとマルグリット



1800年代後半フランス
聴覚障害の女の子たちが暮らす修道院
父親に連れられてきた目が見えず耳が聞こえないマリー

マリーの教育係を志願したマルグリットは、不治の病にかかっていた。
最後の仕事として、マリーを受け持ちたいと熱望するマルグリットは、
人との交流の仕方を知らないマリーの激しい抵抗にあう。

つきっきりのマルグリットの努力と愛情は、
やがてマリーの魂を解き放つ。






牧歌的な風景の美しさ陽の光の暖かさが、
マリーとマルグリットの戦いのような日々を優しく包む。


眠っていた愛情や知性が目を覚ました後の、マリーの演技に、
こちらまで嬉しくなってしまう。

良かったのは、きちんと死を教えるシーンを入れたこと。
親しい者の病気や死は、教えない方が思いやりや愛情だと思いがちfだけど、
ちゃんと教えるべきだと思うので。


感動しろよ!とは言ってないのに、素直に感動できるいい映画でした。



マリーの両親で気になったこと。
この時代では、障害を持つ子供の親は、知識も情報もなく、
どのような家庭教育をすべきか知らず、知ろうという意識はなく、
施設に預けるのが当然だったのでしょうか。
映画を見てて、親、これまでになんとかできなかった?
と私が怒るのは、現代に生きているからですね。


色っぽいお姉さんのはずだったイザベル・カレの女優魂よ!



来日した時のアリアーナ・リヴォアール
インタビュー動画





それにしても
体の機能に医学的問題がある人が変化する姿、
変化させる指導者を、
「奇跡」と表現するのはおかしいんじゃないかと思った。








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