「フレンチアルプスで起きたこと」


*2014年カンヌ映画祭で評判になりその年賞レースを席巻した*
というのが納得の、変わってて面白い映画でした。


原題 FORCE MAJEURE 2014年
    スウェーデン/デンマーク/フランス/ノルウェー

不可抗力って原題の意味が意味深ですねー。

監督 リューベン・オストルンド 


出演
ヨハネス・バー・クンケ
リーサ・ローヴェン・コングスリ
クリストファー・ヒヴュ
クララ・ヴェッテルグレン
ヴィンセント・ヴェッテルグレン
ファンニ・メテーリウス



フレンチアルプスで起きたこと





雪山アルプスのリゾート地
スキーにやって来たスウェーデン人一家は、
レストランでの食事中、危うく人工なだれに巻き込まれそうになる。

とっさにとった夫の行動に不信と不安を抱いた妻は、
他人の前でもそのことを話題にしてしまう。

その話題は、他のカップルの関係にも亀裂をもたらし、
楽しいバカンスは緊張に包まれる。








これは非常に面白い


家族のちょっとしたすれ違いを、
ドキュメンタリーのように淡々と撮ってるだけなのに、
下手なホラー映画よりドキドキしたハラハラさせられた、
先が楽しみで心拍数上がった。


人間、有事の時に本当の姿が見える

だけど、情けない姿をさらしてしまっても、挽回することはできるんだよ、
っていう、優しい希望も見せてくれた。


ネタバレ気味に言うと、
・夫に幻滅した妻は心を閉ざし、バカンスの終わりとともに離婚を決意。
・または、気を取り直した夫が頑張って妻を助けようとしたが叶わず事故死。
・でなければ、もう俺はダメだ、と自暴自棄になった夫が家族を殺害。

このどれかの展開を期待していた。

いい意味で裏切られた人間への愛。

監督は、いざという時夫が逃げたことでずーっと喧嘩してた友人夫婦から、
映画のアイディアが浮かんだそうです。
で、調査してみたら、そいう時逃げるのは圧倒的に男なんだそうです。
これは、生物学的に考えると、
オスは、メスやコドモがいなくなったら次の種まき相手を探し、
メスは、オスは子を成すための相手で、子を守る生き物だから。
みたいな感じね。


子供たちが、子供なりに両親の心を感じ取り、
パパを心配するシーンが好き。
夫がガキすぎて噴飯ものだが、よほどのこと(虐待など)がない限り、
子は親を慕うって証明のシーンだと思う。



しかし、これをアメリカ人は爆笑して見るそうだ。
私は全然笑えませんが。


ヴィヴァルディの四季から「Summer」

これが映画の静かなシーンに鳴り響くと、とてもとても怖い!
この曲を怖いと感じたのは初めてだよー。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


リューベン監督の他作品

「PLAY」2011  観たい!!






「De ofrivilliga」2008  観たい!










関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント