「レヴェナント」 感想


アメリカの西部開拓時代の実在の罠師で、民間伝承のように広まった、
ヒュー・グラスの物語。



原題 THE REVENANT 2015年 アメリカ

*原作「蘇った亡霊:ある復讐の物語」The Revenant: A Novel of Revenge
マイケル・パンク著

監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
撮影 エマニュエル・ルベツキ

主な出演者
レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)
トム・ハーディ(フィッツジェラルド)
ドーナル・グリーソン(隊長)
ウィル・ポールター(ブリジャー)
フォレスト・グッドラッグ(グラスの息子ホーク)



レヴェナント 蘇りしもの



1823年 毛皮会社の遠征狩猟の隊に加わった男達のガイド役は、
ネイティブアメリカンポウリー族と結婚した白人 グラス。

ミズーリ川沿いの雪深い山で、息子ホークとともに隊を案内していたグラスは、
ヒグマに襲われ、瀕死の傷を負う。
隊長は、グラスを隊員フィッツジェラルドに託し、先に進む決心をする。
しかしフィッツジェラルドは、足手まといのグラスを生き埋めにし、
グラスの目の前でホークを殺す。

生き残ったグラスは、息子の仇を討つため、
執念で雪の中を這いずり、狼に襲われたバイソンの肝を食い、
生魚を食い、凍りついた川を渡り、
他の隊や他のネイティブアメリカンから逃げ、満身創痍でフィッツジェラルドを追う。









なんせ、ブリジャー役以外全員の男が、ぼうぼうのヒゲ面。
誰が誰だか主要三人以外は全然区別がつかなんだ。

クレジットでルーカス・ハース君の名前を発見したが、
こっそりどこにでてたのか全く気付かなかった。


とことんリアルにこだわった撮影と演出があまりにもど迫力で、
映画の新時代が来た!くらいな感動でした。
そういえば、新時代は同じルベツキ撮影「ゼロ・グラビティ」の時にも感じたなー。
ヒグマのCGは、今までの動物CGと何かが違う。何だろ?技術の事はわからないけど、
感覚で違うと感じるすごすぎる。

何度も流れるネイティブアメリカンの言葉と幻影が、過酷な物語に美しさを添える。

気になった動物の死体は、本物だそうです。
映画のために殺したんじゃなくて死んだ動物ということです。
つまり、ベジタリアンのレオが、バイソンの生肉を食って吐き、また食いつくのも本物。
馬の臓物を引き出し、中に入って寒さをしのぐのも本物。
ついでに、トム・ハーディとも本気で殴り合えと監督指示。で、レオ、鼻を折ったのも本当。

ヒーーーーーーっ ⌒っ゚Д゚)っ


これに比べたら、昔の西部劇なんか、おままごとにしか思えんな。


さてさて、レオの演技ですが、喉の負傷で声がほとんど出ず、
セリフとしてはうめき声と回復中の小声くらいですが、
その分顔で力いっぱい演技してます。
きったなくなってるばかりの風貌だけど、川に入って泥と血が少し落ちた顔は、
あ、、レオ、目の辺りはやっぱり可愛い。と思ってしまった。
これは、グラス役としてはマイナスに働いてしまったわね。
グラスは、息子への強い愛情で命を蘇らせたみたいなもんですが、
レオが父親っていう違和感はどうしても払拭できず、これもマイナスね。

ファン心理としてしょうがないよね。


トム・ハーディの不気味さは今まで通り。

ヤられた女が自らの手で玉を切り落としてスッキリ!
ざまあみろー!!!!!

よかったと思ったのは、白人もネイティブアメリカンも、等しく悪モンといいもんがいたこと。



*エンドロールの最後の最後に、この映画には15000人が関わったとの記述が出ます。



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グラスの1971年の映画 「Man In The Wilderness」




これはこれで、あの時代にしてはなかなか







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