「ボーダーライン」


✨続編製作も決まったリアルな麻薬戦争映画。


原題 SICARIO 2015年 アメリカ

監督はあまりにも過酷なものすごい人間映画「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ 

出演
エミリー・ブラント ・・・よっしゃ!
ベニチオ・デル・トロ・・・いいなー
ジョシュ・ブローリン・・・いいねー
ヴィクター・ガーバー・・・大好きだ〜〜〜
ジョン・バーンサル
ダニエル・カルーヤ
ジェフリー・ドノヴァン 


ボーダーライン



誘拐事件の現場で爆撃にあったFBI捜査官ケイトは、
力量を買われ、メキシコの麻薬カルテル撲滅の特殊部隊の一員になる。

なんの説明もないままにフアレスに連れて行かれ、
カルテルのボスを捕らえるためとはいえ、
まるで戦争のような部隊の行動を目にし、
次第にケイトは戸惑いと怒りを覚えるようになる。







原題は暗殺者の意味ですが、邦題は何通りにも考えられます。

・国境のボーダーライン
・善と悪のボーダーライン
合法と違法のボーダーライン


ボスを追い詰めるまでの部隊の活躍を描く映画じゃないのです。


予告編は、女性のFBI捜査官が犯罪組織壊滅に挑む、
かっこよくて爽快なアクションドラマのようですが、
(そうだったら単純に感じられて面白くないかも)
非常に複雑な、問題提起作品でありました。 これは私の好み。

ケイトと同じく観客にも、これから何が起きるのか説明がありません。
だから、ケイトの戸惑いや驚きに共感できる。
学校で現場で培ってきただろう正義感と職業理念が、
過酷な現実に遭遇して揺さぶられる女性捜査官の心理が伝わってくる。
がっ、
怒りで我を忘れるタイプの私は、
悪に情けなんかかけられるか!悪に対抗するには法律なんか糞食らえ!
殺せ殺せブッ殺せー!と、男たちの方に肩入れした。


そしてここがとても良かった。⬇︎
一見 何の関係もないように思える、フアレスの警官一家のエピソード。
ああ、、、、これが現実なんだろうな、ここに生きる人々の日常なんだろうな、
と、恐ろしく悲しい。 あの子供の将来を想わずにいられない。


とにかくとにかく すごく緊張させてくれて、大満足

面白かったーーーーー


散々、メキシコがどんなに犯罪国か、
映画やドキュメンタリーを見てきて、
一生行かない!と思ってた決心がまた固まりました。

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スタッフのメキシコの危険地帯でのリサーチについて、
公式HPに詳しく書いてあります。

映画公式サイト



音楽がよかったので検索したら、
ヨハン・ヨハンソンという人だった。
バンド<Apparat Organ Quartetアパラット・オルガン・カルテット>
のメンバー。







不毛の土地にしか見えないメキシコの空撮と、
普通に生活してる人がいるなんて信じられなくなる荒れた街中の映像には、
夢も希望も打ち砕かれそうになる。
現実のメキシコの恐ろしさを実感させる撮影、素晴らしいです

アレックス・ウェブというカメラマンが撮った、
80年代のメキシコ国境の写真を参考にしたと撮影監督が言ってます。

Alex Webb WEBサイト





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