「マイケル・ムーア、語る。」 その2


敬愛するマイケル・ムーアの本について二回目のメモ


この翻訳本タイトルは良くないなー
マイケルが威張ってるみたいじゃん、本物タイトルは
「Here Comes Trouble」(トラブルがやってきた)ってことで、
マイケルがいく先々でトラブルが起きる、起こす、ので、誰かに言われてたのかな?
タイトルだけで、ますますマイケルが好きになる。

とはいえ、マイケル・ムーアって文字がタイトルにあったから手に取ったんだけどね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続き

神学校を退学(マイケルは退学を言い渡される前に、やめる決心をしていた)
になった後、公立高校に入ってからの事。
校長に「ボーイズ・ステート」に推薦され、マイケルがなんとなく、
社会の為にいいことをしたいと思っていた事が実現する大きな出来事が起きる。

ボーイズ・ステイト、ガールズ・ステイトとは、
ミシガン州全高校から選ばれた生徒が、ミシガン大学で一週間の”政府ごっこ”をする催し。
マイケルは”ごっこ”をサボり、大学寮の管理人室で見つけたレコードを聴いて過ごすが、
ある時『リンカーンの生涯をテーマにしたスピーチコンテスト 主催エルクス・クラブ』
の貼り紙を見て、父親が教えてくれたエルクスクラブ(ゴルフクラブ)の条件を思い出した。
ー白人に限るー を!
優等生たちがコンテストに参加する動機とはまるで別の動機=怒り、で、
奴隷解放をしたリンカーンの生涯を、差別主義のクラブが何語る!と、
クラブを糾弾するスピーチをした。
これが優勝し、テレビや新聞が群がり、ニュースに取り上げられ、
マイケルは意図せず時の人になり、クラブは国中の批判を浴び、
法案が提出され、あらゆる団体での人種差別が禁じられた。

マイケルは決して
品行方正で勉強熱心な優等生タイプの子供だったわけじゃなくて、
いたずらを思いつき実行するのが大好きな、女子には見向きもされないけど、
男友達には人気のあるタイプの子だったみたい。
だけど、大人や社会に対して対等の意識を持った、目覚めた子供だったのね。
目覚めていても、大人の中に入って行動を起こす子供はなかなかいないけど、
マイケルはやるんだ。そこがすごい!


18歳、史上初最年少で公職に就いた時は、暴君の教頭への怒りで立候補した。
普通、頭にくる教師がいたって、陰口言ったり反抗したりするくらいでしょ?
教育委員になって、教育現場を変えてやろうなんて、
17歳(立候補申し込み当時)の子供が思いつくことじゃないよね。
*すでにこの時、初めての脅迫状をもらってる!分別あるらしき大人から



小学生で4回、(一回目は9歳で)
学校新聞を発行しては教師に止めさせられていたマイケル。
22歳の時、地元フリントの新聞が、企業や公職者から金を貰い、
戦争を支持しているのことに文句を言うのに飽き飽きし、
誰を怒らせようとお構いなしの真実を暴く新聞を作った。
*記事を盗んだ新聞社に、犬の糞パイを持って行くところがマイケルらしい。

警察が新聞の事務所を家宅捜査した時には裁判所に訴えマスコミに知らせ、
とうとうプライバシー保護法が可決され、正式な法律になった。  そうだったんだー!

しかし、何をすっぱ抜かれるかわからない新聞社に金を出す企業も個人もほぼなく、
シンガーのハリー・チェイピンが年に一度チャリティコンサートで、
資金を提供してくれていたおかげで何とか10年運営できていた。
その後マイケルは、サンフランシスコの金持ちが金を出す雑誌にヘッドハンティングされたが、
全く意見が合わずクビ。負けずに訴えた。さすが

ハリー・チェイピン 全然知らなかったから聴いてみよっと

Harry Chapin


マイケルが、新聞「フリント・ボイス」をハリーが助けてくれた経緯を話してるのかな?
1977年の動画





政治に関する記述がとても多い本書。
小さい頃から親の方針で、学校の長期休みには、キャンプに行くのではなく、
議事堂の見学ツアーなどの旅行に連れて行かれていた。
小学一年の時、ケネディの就任演説をそらで覚え、
ニクソンがベトナム戦争を終わらせると公約したことを信じて選挙運動に参加し、
(のちにこれを恥じている)
ニクソンは極悪非道の戦犯だと、反戦運動に参加する。

教育委員会では、30も年上の他の委員たちによる違法行為を、
容赦なく何度も提訴した。

19歳で、若者を本当の意味で助ける大人の機関がないと感じ、
コールセンター兼ヘルプセンターを作った。またしても大人たちに疎まれながら。


地元の企業やお偉方の鼻摘まみ者になったマイケルだけど、
読めば読むほどその行動のもとには、
生まれ故郷への愛、国への愛、人間への愛があるとわかる。

ミシガン州フリントWik

__________________


こうして読んでみると、
マイケルはその時その時に気になったこと、怒りに火がついたこと、
面白そうだと思ったことに、『石橋を叩いて渡る』の正反対な行動で突進し、
ちゃんと結果を出していることに驚く。尊敬する。


すげえ、すげえよ、マイケル



今日はマイケルが映画を撮るようになるきっかけあたりを読んでるから、
続きは後日。


前回のはこちら

マイケル、ムーア、語る その1


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コメント

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凛さんありがとう

しもたか〜!!!??? なんと!三茶から新宿方面に行く時いつも使う駅だよー!急行とか止まんないから悔しい思いするけど・・・
下高井戸シネマいいよー いい映画やるよー。行ってるよー  西友は地味だけど。

いやはや素敵  うん、また知らせてね 

マイケルごめんよ

びーちゃーーーん( ´ ▽ ` )ノ
マイケルに関係ないけど、娘が一昨日、やっと内定もらえたのー(≧∇≦)
長く辛い道のりじゃった…
で!今日は住むところ決めて来たんだけどね、職場の関係で下高井戸にしたよ。
三茶でも中野でもないけど、でも中間地点⁉︎(笑)
これから引っ越しでバタバタだけど、落ち着いたら、また改めて報告するね(≧∇≦)