「オオカミは嘘をつく」


▪️日本のワイドショーのコメンティターが、
アメリカの麻薬組織男が地下室に動物を鎖で監禁してた話題で、
仲良しで一緒に保護されてる話に、「癒される」「いい話だなー」と笑って言ってた。
信じられない能天気に腸煮えくり返った。


原題 BIG BAD WOLVES 2013年 イスラエル

原題も邦題も、人間の方がひどい生き物だらけなのに、
オオカミを悪者扱いするのやめてくれよ!

監督 アハロン・ケシャレス/ナヴォット・パプシャド

出演
リオル・アシュケナージ
ツァヒ・グラッド
ロテム・ケイナン
ドヴ・グリックマン
メナシェ・ノイ
ドゥヴィール・ベネデック
カイス・ナシェフ
ナティ・クルーゲル


嘘をつく



かくれんぼをしていた女の子が行方不明になり、首なし拷問遺体で発見された。
容疑者は、一見虫も殺さなそうな平凡な子持ちの教師。
暴力で吐かせようとする警察と、娘を殺された父親が容疑者を狙う。

被害者の父親は、人里離れた一軒家に越し、警察官と容疑者を監禁する。
(警官は邪魔をさせないため)
娘がされたのと同じ拷問を容疑者にして、
頭部の隠し場所を言わせようとする父親。
容疑者は無実を訴えるばかり。








これはコメディですねー

笑える台詞があるわけじゃないのにユーモアを感じる作品。
だが、内容は最悪人間のこと。小児性愛強姦殺人者の話だからね。

5分も経たずに、これは面白いに違いない!と感じました。


これは、犯人探しが目的の映画じゃなくて、
人間ってやつぁ〜、状況次第によっちゃぁどこまでも残忍非道になるものよのぉ〜
の映画なんでしょう。
あちらの宣伝文句は<Some men are created evil.>でした。


全然痛そうじゃない拷問シーンなので、非常に物足りないわけです。
私は「復讐なんて意味ないよ、憎しみの連鎖は止めましょう」を心に留めていたいけど、
性犯罪者には容赦しないので、もっとガンガンやっちまってもらいたかった。
このへんのぬるさも、妙にユーモア漂う要因なんだけどね。

容疑者役の俳優が、何されても、汗もかかない顔色も変えないんで、
メイクさん何とかしてよ!と思ったり、この役者下手!と思ったりしたが、
人間性が欠如した犯罪者であることを見せたくて、敢えてそうしたのなら良しとする。


犯人探しの映画じゃないから書いちゃうけど、
やはり、バレエ教室のシーンからの誕生日ケーキのあたりまで、
あの音楽の使い方は『こいつが犯人』だと示していたのですね。
それがラストでわかる。あそこが一番おっかない。



警官役の俳優がクライヴ・オーウェンに似ておりました。



*そういえば、なんだったかの恐ろし映画でも使われてたけど、
ケーキを作るシーンでかかる可愛い曲、なんて題名だろ?
『♬君と僕はメリーゴーラウンドみたいにだんだん近づいていくぅ〜♬』みたいな洋楽

*「このへんはアラブ人が多いけど」
 「アラブ人はみんな殺人者に見えるか?」

など、イスラエルの人々とアラブ人の関係、ちょっと出てきますが、理解が及ばない。
こちらに詳しく書いてあるので読んでみたがやっぱり理解できない。

公式サイト



監督来日時インタビュー動画









関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント