「I AM A GIRL」


6か国の十代の女の子たちのドキュメンタリー映画


2013年製作 監督 レベッカ・バリー

DVDはないのかな?
日本では去年、チャリティ上映や無料上映があったのですね。


I AM A GIRL 2013


皆10代の女の子たち

・アメリカ ブリアニ
貧困層が住むアパートに母と祖父と暮らす。
「外はギャングやドラッグだらけのブラックホールみたい」
「友達は信じない、いつ誰がドラッグを勧めてくるかわからないから」
Facebookで知り合った彼氏はキレやすく束縛がきつくて別れた。
インスタグラムが大好きフォロワーを増やしたい。
今夢中になっていることは作詞作曲。有名なアーティストになりたい。

・オーストラリア ケイティ
裕福な家庭仲のいい両親の一人っ子。愛されて育つ。
うつ病。友達とのトラブルで自殺未遂。

・パプアニューギニア マヌ
実家で夫とともに無職で暮らす。夫がコンドームをを知らなかったため妊娠。
産院では赤ちゃんが盗まれることがあるから見張ってなきゃいけない。
本当はパイロットか会計士になりたかったけど。

・アフガニスタン アジザ
タリバンに銃殺された優しかった父に、
近所の人は「なぜ娘に優しくするんだ?娘には優しくしなくていいのに」と言っていた。
タリバンは「教育を受けようとする女はもっとも汚れた女で、吊るし首にするべき」と言い、
学校に行く女の子に酸をかけたり学校を焼いたりする。
絶望した女の子は自殺する。
夢は大統領になることだが、アフガニスタンでは、女は能力が無いと言われている。

・カメルーン アビバ
「女は夫のために人生を諦める。それを後悔してはいけない」と信じる女の子。
恋した男と結婚するため学校も友達も諦めた。
結婚式を執り行う男は言う。
「イスラム教では何があっても実家には戻れない。
夫が神から授かった義務を果たすため、妻は夫の機嫌をとる方法を考えること。
良き妻は、夫の希みを全面的に支え、黙って従うべき。
妻は大きな声を出してはいけない。」

・カンボジア キムジー
小学4年生の時父親が死に、金がなくなり学校をやめ、
12歳の時、仲介者に言われるまま意味も知らずに処女を売った。
一週間レイプされ、手にした400ドルは全て母親に渡した。
その後街娼になり、母親を養う。暴力を振るうヒモ彼氏に子供を二人産まされたが、
「俺の子供じゃない」と言う。二人めの子供は、生まれた次の日に彼氏が勝手に売り飛ばした。
「母親のために売春してるというが、遊びで楽しんでやってるんだろう?」と言う。
「どこに逃げても探し出して殴ってやる」と言う。
母親は「娘の子供の面倒を見てやってるのに好きなことをしている。」と不満を言い、
「あんた(娘)のこと守りたいなんて全然思わないよ」と言う。








知らなければのほほんとお気楽に生きていけるけど知らなければならないこと。

私は何か嫌なことがあった時、
「さらわれて毎日集団レイプされて肛門や膀胱と膣の間の肉に穴が開き、
糞尿垂れ流しになってしまったシリアの女の子たちの地獄に対して
こんなことで不満を言って申し訳ないと思え!」と自分に言うことにしている。


怒りで心臓がどうにかなりそうになった映画鑑賞。


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映画のサイト

I AM A GIRL公式サイト


こんな日があったのですね。

国際ガールズ・デーWEBサイト




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コメント

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Yuimaさん

セントルイスでそんな運動があったんですかー。上映する手順は知りませんが、きっと何かしらの団体がまた動くこともあるかと思います。アレを切ってしまいたいとおっしゃる男性がいて嬉しい。というか、カメさん、ありがとうございます。という気持ちです。シリアの性被害者の記事を読むと、どんなに月日が経とうと、どんなにケアしてもらおうと、完全に癒されることはないはず。でも、真摯に気持ちを受け止めてくれる人が一人でもいたら、残酷な記憶でいっぱいの心の片隅にその人の記憶が残されて、それだけで救いになると思います。

観たいですね

去年セントルイスでも公開しようと運動があったのは知っていたのですが、結局上演が決まらずに残念な思いをした映画です。DVDの発売を待っていたのですが、出ていないようですね。こういうテーマの話や映画を見るとうちの旦那はよく「(男であることに恥を感じて)自分のアレを切ってしまいたい」というのですが、それよりも力を持った者として自分ができることを考えろと思いますが・・・。まぁ問題を否定しないだけだけいいかな。悲しいですが受け入れないといけない事実。今と昔の私のクライアントを思い出しました・・。私は彼女たちの人生に何か救いになっているのかな。