「グッドナイト・マミー」


◼︎ラブラブカップルの隣の席になった映画館




原題 ICH SEH ICH SHE 2014年 オーストリア

監督 ヴェロニカ・フランツ セヴリン・フィアラ

出演
ママ スザンネ・ベスト
双子 エリアス・シュワルツ ルーカス・シュワルツ

怖い映画は音楽が大事 オルガ・ノイヴェルト

謝辞 ミヒャエル・ハネケ
*確かに、この嫌〜な気持ちは、「ファニー・ゲーム」に通じる。



本当に怖いのはこの顔じゃないよ〜〜  ふっふっふっ・・・

ICH SEH ICH SHE



森と湖に囲まれた豪邸 あそびまわる瓜二つの双子
顔に包帯を巻いたママは、双子の息子の片方しか相手にしない。

手術する前は優しかったママがいつも怒ってばかりだから、
きっとあれは偽物なんだ、本当のママがどこにいるか調べるんだ!
双子はママの寝室で、真相を暴こうとする。









双子が、ママにぶたれても負けないように、殴り合って鍛錬するシーン、
まんま、「悪童日記」じゃない?!

双子の一人が一歩下がった位置にいて、こそこそ耳打ちするシーン、
まんま、「悪童日記」じゃない?!


これ、「悪童日記」のパクリ? 
くらいにあの作品を彷彿とさせる映画でした。



が、恐ろしくよくできた心理サスペンス映画ではあります。

導入部に
本物のトラップ一家(サウンド・オブ・ミュージック)の幸せそうな
ブラームスの子守唄のコンサート映像を流しておいて、
おとろしい母子関係が始まる予感に、喜びの寒気がするほど。

双子が疾走する畑のシーンから、すでになんとも言えない不安を掻き立てられる。

登場人物はママと双子のほぼ3人。親子の過去もママの包帯の訳も曖昧。
無機質でモダンすぎる室内。壁にかかるぼやけた写真。ゴキブリの飼育。
呑み込まれそうな深い森暗い湖。ひび割れたぶよぶよの地面。
すべてが とても怖い。



包帯ママは別人の成りすましか?まさかの宇宙人ものか?と
ヒステリックな手術後のママに、双子同様ビビって観ていたら、
そうきたか!な逆転劇。ひぃぃぃぃぃぃっ (゚Д゚;)


☆完全にネタバレで書きます☆

 双子の片方だけがほら穴や湖に入る。
 ここまでは、活発で無鉄砲な子と用心深いおとなしい子の違いかな?と思わせて、
 あー、そうだったんだ、と後でわかる。
 ↓
 「悪童日記」と同じ、片割れの空想のあれだったのね。
 分身のようだった兄弟が死んだ事実を受け入れられずに、
 心が作り出した幻覚。でもママには見えないから、ついつい冷たくなる。
 見えないママなんかママじゃない!と敵意が湧く双子。
 偽物と思い込んでいるママへの拷問を見ているうちに、
 この子たちはママが本物だとわかっているのではないか?
 わかっていて、ああして殺してしまわないと、
 大好きなママと双子とが一緒になれないから、殺したんじゃないか?と思えてきた。

だから、サイコパスに生まれてきた子供らがとても怖いとともに
とてもかわいそう。



面白かったなー しかし


男の子を持つ身がますます嫌になりますた。。。。。。あたいはね











関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント