特出した名作!「THE FALL警視ステラ・ギブソン」について


何度か書いてきたこのイギリスのドラマ、
あまりにも一時間緊張しっぱなしで見るもんだから、しばらく寝付けないし、
毎週必ず夢に出てきてました。


THE FALL警視ステラ・ギブソン過去記事



あるタイプの女性ばかりを狙う
連続殺人犯ポール・スペクター(ジェイミー・ドーナン)と、
捜査の指揮をとる
警視ステラ・ギブソン(ジリアン・アンダーソン)
両方の視点を交互に描きます。



ネタバレではありません。なんたって、初回から犯人はわかっているのですから。

私がずっと知りたかったのは、この犯人の過去。
なぜ殺人するようになったかの動機。

辛い幼少期は予想内ですが、性的指向によりこうなったわけだ。
その心理を表したセリフを心に留めておきたくて、
その部分だけ編集して保存してあります。

「恵まれた奴らを見ると、なぜ自分はこう(不幸)なんだと思うはずだ。
彼らの幸せは(不幸な)自分への侮辱だ


といったようなこと。  

すっごく自分勝手だけれど、人間の心理なんてこんなもんじゃいか?
人は誰でも、自分より恵まれた人には軽く憎しみを抱くんじゃないか?

と、めちゃめちゃひねくれてる私は納得したわけです。この、犯人のセリフに。




シーズン1予告動画





シーズン2では、犯人ん家のベビーシッターがどんどん重要な役になってきます。
このティーンの気持ちも実によくわかるんだ。
自分は人とは違うと考えがちな自意識の高い不満を抱えた十代には、
犯人に惹かれていく基盤があって、自分がそこに関わっていくスリルと熱、
他の人間との差別化に酔い、満たされてないからこその性的興奮にもつながる。
この子がまた役者としてうまいんだなー(アイスリング・フランシオシ)


ステラ・ギブソンの過去は推測するしかないのだが、
犯人が、自分が変質者だからこそ嗅ぎ取ったことは正解だと思う。

「大好きなパパは小さなステラを夜になると可愛がった?」

うん、そうだと思う。そうでなきゃ、
あれほど強く深く、『男』を信じていない女が出来るとは思えないもの。

ステラのセリフで、すごく嬉しくそして納得し、救われたものが二つある。

「男は女の変異型なの」

*普段偉そうにしてる上司が、ちょいとまずいことがあったからってステラに泣きついた時、
「なぜ、女は強いんだ?」と聞かれて答えたセリフ。
つまり、受精後しばらくは全てメスで、胎児が成長するうちに
男性ホルモンが放出されたらオス化するからね。
動物は種類によりいろいろだろうけど、人間はすべからく始めはメスだからね。
途中でオスになっちゃうもんだから、不具合も出るんだろうさ。

なんて素敵な返事のしかた!


「男に、女の何が怖いか聞くと、
笑われそうで怖い と答える。女に、
男の何が怖いか聞くと、殺されそうで怖い と答える」


*犯人がルックス良いから、犯人に似てる自分とSEXしたがったと、
若い刑事にそれとなく言われた時のステラのセリフ。

これね、メスの本能だと思うの。
オスは繁殖欲求のためならメスに暴力してでも殺戮してでもヤる。
それがオスの本能だから。人間だけは刑務所行くから、みんな我慢してる。
つまり、メスはオスに対して、強姦と殺しの恐怖を生まれつき持っているということ。
それは幼稚園児でもババアになっても、言葉で表せなくても同じ。
これを考えると、エロビデオとか犯罪とかで、「レイプされて気持ちいいだろ?」とか、
「ヤられたくて派手な格好してるんだろ」とか、「触られてヌれるんだろ」(痴漢シね!)とか、
都市伝説な女への思考がいかに間違っていることかよ!

ステラは付け加える。
「私は彼を全身全霊で嫌悪する」



ああ、ありがとうステラ、私だけ異常に過敏なのかと思ってたけど、
あなたの言葉でホッとしたわ。
ていうか、脚本家さん、(アラン・キュービット)すごい!

★あと、ステラは特定の男と信頼関係を結ばないみたいで、
ヤリタイと思った男に自分から声をかけて一晩だけヤって、
その後は引きずらないわけで、それを上司に責められた時、
男は一夜の遊びを自慢するのに、女が同じことをするのは嫌いなのね
と言うセリフも好き。



ドロッドロだな、人間











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