「この自由な世界で」


▪️うちのノラ猫用の箱に別のノラ猫が入って寝ててうちのが入れないが、
だからと言って他のノラねこを邪険にするのは人としてダメとジレンマ  びーです▪️



WOWOWで見たんだけど、公開当時映画館に行ってるから、
カテゴリーは劇場鑑賞にいたします。


原題 IT'S A FREE WORLD... 2007年 イギリス/イタリア/ドイツ/スペイン

ケン・ローチの映画は必ず映画館に行く!と決めている。


出演
カーストン・ウェアリング
ジュリエット・エリス
レズワフ・ジュリック
ジョー・シフリート
コリン・コフリン
レイモンド・マーンズ


<自由化が進み
ますます追いつめられていくロンドンの労働者事情と移民問題>

がテーマの映画ということですが、2007年でこうなら、今はどうなっちゃってるんだろう・・・



この自由な世界で



職業紹介所で働くアンジーは、一人息子を両親に預けることが多く、
両親にはそれを非難されている。
ある日、セクハラに逆らったのが原因でクビになり、
友達を誘って、自分たちで日雇い人の仕事を斡旋し始める。

息子の生活を良くするのが目的とはいえ、
より金になる不法移民の斡旋に手を染めてしまったアンジーは、
友達に去られ、暴力を受け、息子を誘拐され、
それでも仕事を続けざるをえない。






モラルよりも金

になっていくアンジーの気持ちが辛い。

違法なことはしない、ときちんと止めていった友達は、独身だったからでしょう。
子供のため、と強迫観念みたいに金稼ぎだけが頭を占めるようになると、
していいことと悪いことの線引きができなくなっていく。
そのところが、サスペンス映画のようにスリリングに作られていてうまい。

普通に考えればアンジーを非難すべきだけど、
働きたくても働けない不法移民も気の毒だし、
気の毒だという同情心から違法行為を始めてしまう気持ちもわかる。
アンジーの場合、親に認められたい気持ちと子供の養育費のことでいっぱいいっぱいだし。


法律って、古い時代にできたものが基本でしょ?
これだけ世界中で、人も社会も変わってきてるんだから、
うまく機能するはずないよなー。

ツーか、底辺の市民にいいようには作られてないのが法律だと思ってる。私は。


この映画は、普通の人間が闇社会に接点を持ってしまうことが、
ほんの些細なきっかけでも起きるんだよ、別世界のことじゃないんだよ、
誰にでも、犯罪は無関係ではないんだよ、
と教えてくれてる。



アンジーが捕まりませんように。 息子がひねくれませんように。



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