「キリング・ゾーン」
▪️アメリカの他に行きたい国は、オーストラリアとカナダ びーです▪️
原題 WRATH 2011年 オーストラリア 未公開
監督 ジョナサン・ニール・ディクソン
出演
ステフ・ドーソン
ウィリアム・エモンズ
ザヴィエル・フェルナンデス
コーリー・ペイジ
レベッカ・ラトクリフ
チャーリー・フォークナー

四人の男女がオーストラリアをドライブ旅行。
途中のガソリンスタンドで、いきなり警官が何者かに撃たれ、
理由もない殺人に巻き込まれる。
まあ、これだけ です。
オープニングに、「理由もなく何かが起きるのが運命 神も止められない悪がある」
などのナレーションが入る。
不条理殺人の説明でございますね。
なぜこれを好きなのか自分でも説明できないが、
好きか嫌いかで物事を判断している私が、
ただ、好き、と感じたんだからしょうがない。
きっと、何か監督のセンスのようなものが自分に合うんだと思う。
殺す理由や人物の背景を語らなくてもこっちで想像できる。
<サイコパスオヤジに殺人手伝わされて育ったかわいそうなサイコ子供ら>とかね。
「クリミナル・マインド」にもこういう内容があったし、
『残虐な目にあっていた幼少期から脱出できずに犯罪者になった者』
に肩入れしてしまう体質の私ですのでね。
つまり、私にとってこの映画は、
アクションやサスペンスやスプラッターや銃撃戦のスカッとした映画ではなく、
悲劇の子供たち、の物語なのです。
そう考えると、原題の意味「憤り」がよくわかる。
押さえつけられてきた子供らの憤りだとすればね。
あ。。。 だから好きなのか。 かわいそうだから。
乾いた色彩も好きです。
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