「キラー・スナイパー」


またもやテキサス映画です。

原題 KILLER JOE 2011年 アメリカ 

池袋の新文芸坐で「俺、マシュー・マコノヒー」と題する
オールナイトイベントでのみ上映されたようです。
ムービープラスで同じ特集放送してます。

監督 ウィリアム・フリードキン 舞台劇の映画化

出演
俺、マシュー・マコノヒー
エミール・ハーシュ
ジュノー・テンプル
ジーナ・ガーション
トーマス・ヘイデン・チャーチ


太るとジャック・ブラックに似てしまうけど、
小汚い風貌の役が似合いすぎるけど、頭悪そうな役が多いけど、
エミール・ハーシュくん贔屓です。

美人じゃないけど、精神的問題ある役や頭弱そうな役が似合うけど、
ジュノー・テンプル贔屓です。



キラースナイパー


けちな売人が母ちゃんに売りもん横取りされて、
金払わないと親分に殺されっから、母ちゃん殺して保険金で賠償すっぺと、
父ちゃんに相談する。殺し屋雇う。雇う金無いから保険金で後払いとお願いする。
この殺し屋、アルバイトに殺しをやってる警察官。

売人の妹はちょいとオツムが弱いエロっ子。
妹にむらむらした殺し屋は、妹担保に仕事を請け負う。
当然、ヤる。しかも住み着く。保険金入るまで住み着くと言う。

売人、さすがに妹に悪いと思い、殺しはやめるというが、
妹は、殺し屋にメロメロ。








うわぁ〜 う・うわぁ〜・・・・・・ 

こ、これ笑っていいんだよね?いいの?
と、とまどいながらも笑ってしまったシーンが数々。

検索したら、
クライムサスペンス映画かと思いきや、ゴシックコメディと紹介されてる。
ゴシック?コメディ??そうなの?
コメディといってもブラックです。
ブラックといっても普通のブラックほど気持ちよくありません。
ならどこが?と考えると、
非常に貧乏で無教養で倫理観や道徳観が抜けてるやつらが、
短絡的な思いつきで保険金詐欺をしようとするが失敗する、その一部始終。
なにからなにまでアホすぎて笑うしかない、感じ。

私が最初に爆笑しちまったのが、普段は大嫌いなロリコン野郎の性欲シーン。
くっそ真面目な顔して、(心は、燃え上がる性欲でぼーぼー)
若い子にバックから入れようとしてるマコノヒー!
たぶん片手そえてんだろうなー、位置、確認してんだろうなー、の真剣な浅黒い顔。
本当なら早送りしたい反吐が出るシーンなんだけど、
おっさんが若い子に欲情した時の顔のバカバカしさときたらよ!
そこに、空虚とも言えるおかしみを感じたのよ。

他にも、
娘を生贄にするってえのに、父ちゃん、なに要求されてるか気づかない、
息子ボコボコにされたのにビール進める義母、
息子血だらけなのに、やった中に10ドル借りてるやつがいたか気にする父ちゃん、
義母のコレクションは、ちん◯写真だったり、
父&息子が母殺しの相談するのがストリップ見ながらで、目線泳いだり、
死体燃やすのはBBQレストランの駐車場だったり

保険金の話もちかけた男の意図に、やっと気づいたボンクラ息子のバカさには、
バカすぎて可愛くてしょうがない気持ちに。なんせエミール君だけにさぁ。

ほんでやたらと、これも私の嫌いな裸が出てくるんだけど、
嫌悪感感じなかったすっとぼけた可笑しみ。不思議〜
義母、ノーパンで義理息子の前に出るわ
マコノヒー、全裸で銃かまえるわ  苦笑続きよ。


白日夢みたいな目まいみたいな感覚はデビッド・リンチを思わせ、
ちょっと「ロスト・リバー」の悪夢な貧乏不幸さも思い出させる。
エロと流血と暴力だらけなのに気色悪さはあまり無い。
(一箇所だけ、チキンスティック◯ェラだけは我慢できずに早送った)


こんな変な作品ですが、一部の人にはおすすめしたい映画だわ。
一部とは、リンチ好き? ひねくれ物? ミニシアター好きとか。

まあ、なんせ、俺、マシュー・マコノヒーですからね。
狂気まじりのマコノヒー節を見たい人には必見ですわ。



ラストは、こんなことになるんじゃなかろうかとは思ったけど、
それならなぜ、にいちゃんに「荷物まとめろ、立て」と言われた妹は立ち上がったのだろう?







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