「レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺 」
▪️「ホワイトアウト」のケイト・ベッキンセイルの顔がどうみても整形後で、
気になって気になって 映画、頭に入らなかった。 びーです▪️
原題 VIY 2014年 ロシア/ウクライナ/チェコ
京都で期間限定で公開されてます。
監督オレッグ・ステプチェンコ
あの、ゴーゴリの、短編小説が原作

英国俳優ジェイソン・フレミング/チャールズ・ダンス主演

18世紀のロンドン
地図製作者ジョナサンは、金持ちの娘といちゃついて、
娘の父親におん出された。
ジョナサンは測量の旅先から、
伝書鳩に鏡文字で書いたラブレターを付けて娘に届ける。
東欧の小さな村にはは魔物が潜んでおり、ジョナサンは魔物退治を頼まれる。
いつもながらの、めんどくせえ邦題サブタイトルに辟易するが、
この映画に関しては合ってる。
原作の、どんより暗い闇の中の恐ろしさなんかどっかにうっちゃって、
ひたすら『ハリウッドファンタジー超大作』を目指した作品ですものね。
つーか、ハリウッドから技術者大勢呼び寄せて作ったらしい。
美術作品として、全体的にとても美しいです。
なかでも、若い女がろうそくを灯した小舟を川に流し拾った男を夫にする、
という風習のシーンの、幻想的な美しさにはうっとりしました。
私の好みで良かったのは、
上半身だけの怪物・蜘蛛の巣だらけの棺桶・スチームパンクな馬車など。
特に燃えたのは、まぶたがでろり〜んと垂れ下がった怪物

キタ! かなりキタね! あいつ欲しい。
「パンズラビリンス」の白いあいつに似て、私の加虐衝動をかき乱すやつです。
ファンタジーはもともと苦手なので、ダークな美しさを楽しみました。
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同じ原作での1967年映画化作品
「妖婆・死棺の呪い」
監督アレクサンドル・プトゥシコ
日本では1985年に公開されてた。

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