「ローマ環状線 めぐりゆく人生たち」


日本人受けサブタイトルめ!いらつく!


原題 SACRO GRA 2013年 イタリア/フランス

監督ジャンフランコ・ロージが、
イタロ・カルヴィーノ著「見えない都市」に触発され、
ローマの環状高速道路GRAの周りで生きる人々を、
一人、カメラを抱え撮影したドキュメンタリー作品。


みえないとし



環状線



すべて普通の人々
カメラがそばにあることなど感じさせない自然さ。
いつもの夫婦の会話 いつもの父娘の会話。

ヤシの木に巣食う害虫を駆除する男が、
仕事をしながら話す言葉の音楽的詩的さ。

街娼の「金持ちばかりいい思いする世の中」の辛さ。

老いた母親が不自由な指先で息子の仕事着のボタンをとめる。
「ママに身支度を手伝ってもらえるなんて」
「なんて綺麗な肌なんだ、女王様みたいだ」
の禿げ上がった息子の言葉に泣きそうになる。
日本でいうマザコンとはまた違う、ママンが一番、なイタリア文化が羨ましい。


街娼たちへのいとしさがこみあげる。
どうか無事人生をまっとうできますように、
と願わずにいられない。







それにしてもつくづく実感する。
このように、一般の方々を映像にして絵になる、ドラマがあるのは、
顔と体の立体さなんだよなぁー
ひらべったい外見の民族じゃあ、こうはいかないんだよなぁー











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