第43回ローザンヌ・バレエ・コンクール
長年見てます、『Prix de Lausanne』
1973年から開催されているのですねー。
15歳〜18歳の若いダンサーに、キャリアを築くためのチャンスを与えるコンクールです。
↓
公式サイト
スイス、ローザンヌで、1月〜2月の約1週間の審査に参加できるのは、
DVD審査に合格したダンサーと、予備予選で勝ったダンサー約70人。
約20人が決選進出、6〜8人が賞を授与される。
決勝審査では、クラッシック部門とコンテンポラリー部門、二曲を踊ります。
体力、精神力(経済力も)のいる一週間ですねー。
日本人三人の感想
伊藤充・・・日本人には珍しい王子様感。顔がどうのじゃなく、全体の雰囲気。
スタイルも見頃にスマートで手足も長い。優雅さのあるダンス、高いジャンプ。
コンテンポラリー部門ではちょっと物足りなく、あの演目なら
もっと大胆で情熱的なダンスが良かったな。お行儀良かった気がします。
速水渉悟・・・クラッシック部門では爽やかでスマートだったなー、と思いました。
コンテンポラリーが楽しく明るく、わりと好きだった。
金原里奈・・・とても愛らしい雰囲気のあるダンサー。なめらかで安定したダンス。
私のお気に入りダンサーは、ポルトガルの17歳ミゲル君。
ヒゲ生やしたりして顔は好みじゃないんだけど、タイツ姿が肉肉しくないのが好き。
もっこりも筋肉も目立たないのが好き。
クラッシック部門よりも、コンテンポラリー部門での情感表現が好き。
アメリカのジュリアン・マッケイ君は、ねばるタイプのダンスが好き。
大人のダンスな感じでした。
印象に残ったのは、韓国の女の子3人。ダンスが、というより、
頭が小さく手足の細長くまっすぐな、バランスの美しいこと。
普段は肉厚の体が好みだけど、バレエダンサーに限っては、
このような韓国人の体が一番好き。
コンテンポラリー部門での、この子のダンスが好きだった。
一位になったハリソン君、
廃止されたプロフェッショナル賞を与えてもいいくらいなダンサーですね。
顔が子供なのに、ダンスは35歳くらいの成熟したプロみたいだったもん。
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1989年の熊川 哲也の
衝撃的なまでの完璧な踊りは、未だに目にやきついております。
あの時の彼のジャンプの高さ、狂いのない着地、軽やかなのに力強い踊り
の上を行くダンサーは、まだ見た事ないです。
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