「サムソンとデリラ」


▪️息子がタバコ吸ってたことにショックと怒りで深夜に怒鳴り散らし、
即捨てて水浸しにした。ゆうべはほとんど眠れず びーです▪️



そもそも、「サムソンとデリラ」についてほとんど知らない。
悲劇のはず、古い映画があったはず、くらいの知識。


原題 SAMSON AND DELILAH 2009年 オーストラリア


出演
ローワン・マクナマラ
マリッサ・ギブソン
スコット・ソーントン




さむそんとでりら



アボリジニのサムソンは退屈な生活にうんざり。近所のデリラが好き。
デリラはそんなことより、おばあちゃんの仕事を手伝うほうが大事。

ある日デリラのおばあちゃんは眠ったまま亡くなった。
お前が世話しなかったんだろ! みんなに叩かれる。

サムソンはデリラを連れ出し、都会に向かう。
都会でどうしていいかわからないサムソンはラリるばかり。
頼る人のない二人は、橋の下で暮らす。












デリラがおばあちゃんの真似をして、
絵を描いて売ろうとしても、だーーれも相手にしない。
それどころか警察に通報するよ、と言われる。
最初はおどおどしていたが、どんどん投げやりになるデリラ。

サムソンはシンナー?吸ってきつい現実から逃避する。ふーらふら
ふーらふらだから、デリラが暴行されても車に跳ね飛ばされても気づかない。

不幸は人の性格を変える。貧乏は人の性格を変える。


セリフがほとんどないのは、
自分の気持ちを言葉に出して語らないという、子供の特質をよく表している。


しかし、アボリジニの集落の風習?考え方?
人が死んだら、残された家族を気遣うよりも、お前のせいだと責める。
子供を容赦なく叩く。子供は手伝いする以外は厄介者扱い。

これ、ひと昔前の日本の田舎もそうだった。


アボリジニの人々。
アボリジニの住む大地にヨーロッパから白人が来て、
収容所に入れられたり理由もなく殺されたりしてきた歴史。

オーストラリアといえば思い出すのが、英国人が入植して、
狩り(食料を得るための狩りではなく、単に男らしさを示したいだけの遊びの狩り)
したいがうさぎいねえな、ふんじゃ、持ってくっか、と持ってきて、
あんまり増えたもんだから、うさぎだけ死ぬ病気ばらまくべ、とばらまいた。
で、うさぎ殺しまくった。の事実。 


このように、うさぎだろうが狐だろうがアボリジニだろうが、
自分らにいらんと思ったものは殺す。が、入植者というものなんだね。


現在でもオーストラリアの人種差別はあるんだね。


人間てなんだろ



この映画は若い二人が主人公だから良かった。
なーんにもなくても、だーーれもいなくても、未来はどうにかなる、と思えた。









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コメント

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こんにちは

人殺しが紳士のたしなみとは、正気とは思えない時代だったんですねー。私も、真の人助けができる人間になりたいと心がけて生きたいと思います。

オーストラリアにおける狩猟について

大昔は紳士のたしなみとして、アボリジニを狩猟していた頃があったようです。人間としての尊厳、他の文化に対する理解を白人が文明人として征服の大義名分が欲しがっていた為、自然と共存してきたアボリジニの人々を虐殺してしまった為、親から子へと生きる術を受け継ぐ事が出来なくなってしまったのが今回の映画にセリフ無しで描写されています。
恵まれた環境では無く、どん底から失敗を経験し、助け合う二人には日本には失われつつある、真の助け合いを垣間見る事の出来た映画でした。