「KIZU傷」その1



女を描いた最高傑作だと思ってる小説
「ゴーン・ガール」Gone Girl 作者ギリアン・フリンのデビュー作

「KIZU傷」Sharp Objects



これまた感動しまくったので、脳天燃え上がったので、
数回にわけて書きなぐりたくなった。



傷



第一に言わずにいられないことはこれ。

この人が、『女』を理解する生理的感覚に脱帽



「ゴーン・ガール」では、女は掃除と出血 
の、名文句を与えてくれた。

「 KIZU傷」では、女は消費される
の名文に拍手。


これら二つの表現は、全世界に発信していきたい!って思う。

私はガチガチのフェミニストではないけど、
(基本はフェミニストだけど、女の装いや特徴を否定したくない)
これをスローガンにしてこぶし振り上げ、国会の前とか国連の前とかで叫びたい!

女は消費される

これは、男女の病気体験について、主人公が考えたこととして出てくる。
男は骨折したり腰痛で手術したりする。←体のパーツが傷む
しかし女は、↓ ここが素晴らしい!

生涯にわたる体への出し入れの量を考えれば、
慢性的に痛みや疾患を抱えるのも当然だ。


ということ。


<男は女の体にいろいろなものを入れたがるのではないだろうか>とも。


すばらしすぎる!ギリアン、天才!あたしにとってのホーキング博士!


私は子供のころから、男より一つ余分に空いている体の穴が嫌で嫌でしかたなく、
いやな理由は、これがあるから犠牲者になるから。だった。
いやなこと言われ、いやなことされるのはこのせいだから。
どんなに幼くても女の子は、男の女性器への執着を嗅ぎ取るもんだ。
この意味でいうと、胸があることもいやでしかたなく、
10歳くらいには、胸が出ないように、信じられないくらいダイエットをしていた。
高校になって、抵抗しても無駄なことを思い知り、ぶくぶく太りだした。
母乳をあげてる時期しか、胸を受け入れたことはない。
それ以外には、発作的に乳首をはさみで切ろうかと思ったこともある。
そうすれば触られないと思ったから。

子供を妊娠でき、産め、
食料を与えられる女の体であることには誇りをもっているが、
その活用以外に出し入れしなきゃいけないあれこれが苦痛すぎる。
これには月経時の血と組織の流出、タンポン、オリモノも含まれる。

女の体の複雑さといったら、
男と同じように勉強をし、スポーツをし、仕事をするなんて、
どう考えても奇跡だよ。おばさん、不定愁訴になるの当たり前だよ。


と、この文章にあまりにも感銘を受けたので、本の感想はまた次回に。




KIZU傷について語るギリアン
何言ってるの?なんて言ってるの?









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