「フォックス・キャッチャー」


▪️映画館のトイレから出てきた西洋人女性が携帯で
「神様にお祈りするんです願いゴトするんです」と誰かに説得口調で。。。
びーです▪️


すさまじい映画を観てしまった

レスリングの金メダリスト、
マーク・シュルツが書いた自伝の映画化
「FOXCATCHER」


FOXCATCHER.jpg




原題 FOXCATCHER 2014年 アメリカ

「カポーティ」「マネー・ボール」ベネット・ミラー監督作
7年間考え続けていた作品で、チャニングとずっと話し合っていたそうです。

出演
スティーブ・カレル
チャニング・テイタム
マーク・ラファロ
バネッサ・レッドグレーブ
シエナ・ミラー


ふぉっくす



マークは金メダリストとして小学校で講演をする。
しかしこれは、同じ金メダリストの兄の代理だった。
常に兄の影にいることに悩むマーク。
ある日、大富豪の秘書からスカウトの電話が入り、
用意されたファーストクラスで、マークは話を聞きに行く。


富豪のデュポンはレスリングのファンで、
ソウルオリンピックで、金を取る選手団を育てることを熱望。
所有しているフォックスキャッチャー農場にレスリング施設を作り、
チーム名を”フォックス・キャッチャー”とする。
住居と大金を与えられ感謝していたマークは、
徐々にデュポンに違和感を感じ始め、やがてデュポンの関心が兄に向くと、
精神的にも肉体的にも崩壊していく。







最初から最後まで息詰まる緊張 

緊張感の源は、ジョン・デュポン

デュポンの固まった表情のように、映画はずっと無音
短くデヴィッド・ボウイの「フェイム」が流れるも、すぐに消される




すさまじい人心の、積もりに積もった溜まりに溜まった愛憎の膿
膿が破裂し、惨劇が起きる



別人スティーブ・カレル
 つけ鼻つけ歯つけ皮膚?メイクの力以上に、大富豪の尋常ではない精神を体現した。
別人チャニング・テイタム
 セクシーガイが、無骨で不器用で無愛想なゴリラのような外見になり、
 マークの葛藤を表現した。
別人マーク・ラファロ
 素直にシンプルに生きている人間として、映画の中でただ一人自然体。


役者三人が 渾身の、といっていい仕事ぶり


すごかったよ 原作、読みたいよ




・・・・・・・・・しかし

孤独
金持ちの孤独
親に認められない孤独  トラウマ

友無し 妻無し 子供無し

親から、人から 社会から 愛と尊敬を渇望

ワシントンみたいになりたい アメリカの誇りになりたい

強迫観念と異常な愛国心に、この金持ちの病いを見た


<殺した理由>私の考え
自分らしく生き幸せな家庭を作り上げた者への嫉妬と憎悪


感想まとまらんな、いつものように
お願い、観て!


*ところで、シエナ・ミラーの顔がどうしても何回見ても覚えられない


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三人の諸事情について

ジョン・デュポン

祖先が弾薬製造などで財を成し、(化学メーカー デュポン創設)
広大な土地に生まれ育つ。2歳で両親離婚。動物学自然科学を学び、
鳥類学者 切手蒐集家 レスリングのスポンサーとして活動。
45歳で結婚するも10ヶ月で離婚。ジョンの奇行によるものらしい。
殺人のあとは、統合失調症と診断される。


マーク・シュルツ

一度は、この映画について不満を述べていたが、チャニングが実際に会ってみたら、
2時間の映画で、自分の人生がすべて描ききれるものではないと理解していた、と。
チャニングにレスリングを教え、撮影現場にもいたそうです。

・・・猪木がなんかしてなんかなったらしい。
マークにとって猪木のやりかたは、日本のプロレスは、インチキ、
すごく嫌な経験だったらしい。


デイヴ・シュルツ

マークの兄 レスリングで兄弟して活躍 私生活は妻や子と幸せだった。
子供の頃はずんぐりした体型のため、Pudgeと呼ばれ、いじめられていた。
失読症だったが、教師には精神障害だと思われた。 享年36


マークの試合 (1982年)







***私は、ジョンの母親の精神病気質をうたがっている。
あの母親のことが知りたい。






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