「宇宙飛行」


▪️「ビッグバン・セオリー」レナードの母親みたいになりたい
びーです▪️



11/3まで無料放送のある衛生劇場で偶然見つけた珍品
2001年に日本でも上映されていました。

驚きの1935年製作ソ連モノクロサイレント映画

原題 Космический рейс
監督 ヴァシリー・ジュラヴリョフ

出演
セルゲイ・コマーロフ
ヴァシリー・コヴリギン
ニコライ・フェオクチストフ
V・ガポネンコ
K・モスカレンコ

コンスタンチン・ツィオルコフスキーという科学者が顧問となり、
正しい知識・科学的根拠に基づいた宇宙船や月になっているらしい。

コンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキー Wik



宇宙



1946年(近未来映画だったのですね) モスクワ
ツィオルコフスキー記念ソ連邦惑星間飛行研究所では、
セドゥイフ教授の有人月旅行の計画が進められていた。
計画にはまだ見直す点がある、と反対するライバル科学者の意見を無視し、
自ら宇宙に飛び立つ決心をする教授。
同行するのは、反対派の教授の助手と大学院生の弟。
(やっぱり宇宙には興味あるもんね、月に行きたいもんね)



予告編動画はいかにも古い見づらい画面ですが、
DVDはデジタル処理できれいになっているのでしょうね。
テレビ放送ではきれいでした。






35年製?!で、これだけの長編SF映画作ったの?ソ連。
す・す・すげえ

最初のスタトレくらいのクオリティじゃないのぉ!これ

そりゃ、ここは模型かな?って部分はありましたが、
全然陳腐じゃない、作り物っぽくない。
スケールのでかいロケット格納庫、重さを感じるくらいのでかいロケット、
ちゃんとしてる、ちゃんとSF映画。


なにがいいって、解説の大林 宣彦が言っていたように、
宇宙への憧れ、冒険心の描き方が、とてもほほえましいこと。

メリエス「月世界旅行」は、月を侵略する感覚。
ルーカス「スター・ウォーズ」は、宇宙での戦争という、
もともと<ホース・オペラ(西部劇)>での戦いを、
西部劇やりつくしたからって、宇宙を舞台に戦う<スペース・オペラ>。

つまり、たいていの宇宙もの映画というのは、根本に、
地球人が宇宙を我が物として植民地のように考える姿勢で作っている。
しかし「宇宙飛行」は、ゆりかごである地球から外に出て、
宇宙と友達になろうよ、の観点で作られている。というわけ。


古い映画苦手だけど、あんまり撮影技術がいいもんだから、
最後まで関心を持って見ることできました。

技術=机上で作るCGのありがたみの無さと違い、
職人が汗をかきながらなんとか工夫に工夫を重ね、
細々した根気のいる労働をした、その感動。

これなのよ、CGに感じるうそっこへの反感。
私は、強制的にお偉方に見せられてる気になって、反抗してしまうのよ。

手仕事でのうそには、共感と愛を感じるのね。








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コメント

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月の石さん

”忘れたころにやってくる男” (笑)
やってきてくださり、嬉しいです。
CGでなんでもできるじゃん、となると、人間の計り知れない脳みその働きも、怠けて鈍くなりそうです。本を読んでの空想・想像の面白さも、実はすごく大切な作用をおよぼしてるはず。工夫の余地をなくした世界で育つ、子供たちが心配です。

 忘れた頃にやってくる男です。

 CGで作れないイメージがなくなってから映画は面白み半減したと思いますね。

 表現出来ないイメージをどうするか? 制約された中でこそ新しい技術や工夫が生まれるんだよね。

 宇宙飛行、大好きな作品です。