「クスクス粒の秘密」


特殊な作品です。
<これ、俳優じゃないだろ?>な顔つき体つき目線で、
すぐに素人とわかる人々がたくさん演じてます。
主役のおじちゃんからして一般人。監督の知人だそうですから。


原題 La graine et le mulet 2007年 フランス



「アデル、ブルーは熱い色」の監督アブデラティフ・ケシシュ作。

絶賛されてますが、非常〜にくどい描写で好みでは無い。
そこまで撮る意味どこにある?とげんなりするくらい、一場面がくそ長い。
女性の顔のこれでもかのどアップ続きにも、変質的なものを感じた。

そこで思った、
アデルのレアちゃんが、撮影での監督の要求がしつこくて、
もう一緒に仕事したくないと言っていたこと。
女優として言っちゃいけない発言かもしれないけど、
クスクスを見ただけでなんか解るよ・・・・



く



*フランスに移民したチュニジア系の人々の物語*
(監督自身もそうなのだとか)

・アラビア語は話せるの?
・ラマダンの時に使える

などのセリフで、ふーん、チュニジアの人はアラブ民族なんだ、
イスラム教徒なんだ、と知った無知な私です。


港で肉体労働35年のチュニジア移民が、
人件費削るから時間減らせ、嫌ならクビ、と言われる。

しょうがないから辞めて補償金もらってボロ船買い、
元女房のクスクス料理が絶品だから、船上レストラン開こうとする。


これがストーリーなのだが、待てども待てども、レストランの話が出てこない。
いつまでたっても(45分くらい)家族の(女達の)マシンガン文句タレが延々と。。
夫と子供へのグチグチグチ・・・・・・・・・あんぐり口を開けてしまうくらい、
ながーーーーいグチ 食べ物詰めた口でくっちゃべりまくり、その全部がどアップ。

ところが、突然、なんの前触れもなく、
レストラン経営のための借金申し込みシーンになる。

なんかもっとあるでしょうによ、グチとレストラン思いつきの間によ。
女のグチを聞いてるだけだったおとなしい主人公が、
企画書だの、なんとか許可申請だのすでにやってるシーンになってて、

おいおい、いったいいつの間に?と突っ込みたくなった。







父親の新しい人生のために、家族が一団となって奮闘し、
やっと開店、良かったねー、の映画ではない。
客の会話は、「この店できたらうちら商売あがったり」だの
「三ヶ月もつかわかんないわね」だの悪口だし、
開店にもっていけるか解らない所で終ってるし、
元妻が産んだ子と今カノの子供があら探しして陰口たたいてるし、
浮気性のばか息子は見つからないし。

救いは、今カノとその娘が
窮地に陥ったレストランを見て、とっさに自分たちができることをした。
その行為ね。


リアルな人々のリアルな人生を描くってんならその通りにできてるけど、
このくどさは私はついていけない。他の作品も今後、見ないな。
アデルも見なくていいや。



受賞など、成功の大きな要因は、彼女の娘リムの存在感でしょうね。
15キロ太ってこの役に挑んだ女優さんの、
お腹ぶっくりベリーダンスが凄い。

(どうなの?この腹でベリーダンス。。。??どうなの????)






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