「ヒート」


アンディ・ウォーホール プレゼンツ

ウォーホールは、ファクトリーって場所に、
会社員にはなれないタイプの若い兄ちゃん姉ちゃん集めて、
(予想 ジャンキー、ヒッピー、タカリ、ヒモ混入)
なんか書かせたりやらせたり配置したりして、
けっこうな有名人を作ってた。金の卵を見抜く力は確かにあったわけね。

「なぜ映画を?」の質問に、「だって、絵ぇ描くより簡単なんだも〜ん」
のように言ってたみたいな。
そうよね、才能と技術でもって頑張って作品作るより、
金さえ出せば、何かしたい連中が何か作るもん。で、
ウォーホールの冠つけときゃ、売れるもん。


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ポール・モリセイ監督
1968年「フレッシュ」(男娼の日常)ー肉欲人間
1970年「トラッシュ」(ジャンキーの日常)ーくず人間


ときて、ヒートは、一応「サンセット大通り」のパロディだそうです。

『見所はジョー・ダレッサンドロ肉体美のみ三部作映画』
・・・・・・・なのかな?三作目だけ、購入して鑑賞。

1972年「ヒート」



ひ


色と欲 ちやほやされた過去にしがみつき、
ちんたらなまけて美味い汁吸いたい男女の、
オナったりヤったりヤったりヤったり。

出てくるのは、落ちぶれた元子役 落ちぶれた元女優 
ラリってヤってできた子供を産んだ、女優の娘

あとわ〜 安モーテルの色情狂女オーナー

**あたしはこの人がいっちばんぐっときた!!!

あのジャンカルロ・ジャンニーニ主演の胸くそ悪くて快感な映画
「セブン・ビューティズ」のおおデブ女を彷彿とさせる、好み


Pat Ast(パット・アスト)

パッツと


この女が、ギリシャ彫刻みたいな若いジョーと絡むんだわ。
それ見てとても嬉しいんだわ。あたしの変態心は。

ジョー・ダレッサンドロ、ほぼ、小さい海パンのみor裸
さらさらロングヘアーをなびかせ、女に触らせ
「みゅーじしゃんっぽいかと思って」

いったんコマした女(もちろんいろいろ援助してもらう)には、
ヤるとき以外は冷たい。
「ずかずか入って来て、捨てるつもり?あたしが買った服よ、
あたしが家に住まわせてやったのよ」
「うっせぇな」「おれが頼んだんじゃない」ってね。





ジョーの顔はほくろがあって、人の心を揺さぶるんだと思う。
完璧な骨格と目鼻立ちに、小さな盛り上がったほくろ。
完全な美では鑑賞のみの存在。どこかに歪みがあると、
人の感情はざわつく。


シルヴィア・マイルズ(ミルズ?)(中年女優役)
低くかすれた声といい、鼻、口の大きさといい、
男無しでは生きられなそうな佇まいといい、
この役にぴったりですなー。


アンドレア・フェルドマン(女優の娘)
抑揚のない一本調子の話し方といい、
口の端が閉まってなさそうな発音といい、腹に力が入ってない発声といい、
全体的に、頭パーな若い女の子らしくてね。


それにしても、モリセイのこのシリーズは、ちゃんとした脚本があるとは思えない。
あ、ないかも、だって、いつも朝書いて役者に渡すって言ってたし、
これに関しては、「だいたいこんなシーンね」くらいで、
頭軽い人達に自由にしゃべらせてたかも。に思える。

この安っぽい色彩と、輪郭が曖昧なこの時代の映写技術?

超低予算ブルーフィルムを見てるみたいで、やたらと恥ずかしい気持ちになる。
だけど、私はこれ、実は好きです。とてもartっぽい。
アートフィルムを見てるつもりになればいいんだが、
内容はね、見てると自分が腐敗しそうになるやね。

他の二本も続けて見てたら、脳みそ溶けそう・・・・


音楽は、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元オリジナルメンバー
ジョン・ケイル。







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