「幸せのバランス」


この作品は、二つの視点からの感想を書きます。

1 ふん!浮気したんだから自業自得!
  チン○を制御できずして家庭の平和は無ぁ〜い!

・だがね、どんなにいい人でも、チン○に左右されるのよ、オスってやつは。
身体は浮気したって家族が大事なんだから、目をつぶっとけ!妻。
と、女の味方の私でも、夫の浮気で騒がないことを勧める。
特に、子供をかかえているのなら。


2 結婚生活、社会生活、一寸先がどうなるかは誰にもわからない人間生活。

・結婚した二人。恋人では許されないことも許すべき。
男女の仲を超えて家庭という単位で解決していかないと、
結婚してる意味がない。
若いうちの離婚、一人親家庭なら、体力気力、職場もある。
次の相手を見つけやすくもある。
結婚も出産も高年齢になっている今、潤沢な資産でもないかぎり、
離婚のリスクはとんでもなくはねあがった。

・簡単に、福祉課に相談にいく立場になりうるのが人生。
普段はそんなこと思いもよらないげどね。
そして、福祉の仕組みは複雑怪奇で、疲れるのよ、あれ。



___________________________________


原題 Gli equilibristi 2012年 イタリア/フランス
   翻訳サイトによるとタイトロープのことのようですね。意味は。

監督イバノ·デ·マッテオは、俳優でもあり、
ドキュメンタリー映画を作ってる人だそうです。


役名と役者
ジュリオ(夫 市職員):バレリオ・マスタンドレア
エレナ(妻):バルボラ・ボブローヴァ 美人だぞー
カミラ(娘):ロザベル・ラウレンティ・セラーズ 可愛いぞー
ルカ(息子):ルポ・デ・マッテオ


バランス


イタリア ローマ
冒頭、遠目に男女の性交が見えます。
もうここで、あ〜、これ、浮気だな、これが原因でどうにかなるのか、
と察しはつきました。
その後すぐに、家族の日課、子供たちとのふれ合いなどを見せ、
幸せな家族に微笑ましい気持ちになったところで、
一人トイレにこもり、すすり泣く妻が映ります。
あ、何泣いてんだろ?何、苦しんでんだろ?と一瞬考え、
冒頭のシーンを思い出す。


夫の一度の浮気
話し合いも済んだはずの妻の心は、わだかまりを拭いきれない。
平静を繕うことができなくなった妻に、夫は、
「おれが悪い、出て行くよ」と、家を去る。

自分の生活費と家族の生活費、子供の旅行費、子供の歯の矯正費、
家のローン。。。支払いに追われ、仕事を掛け持つジュリオ。




IMG_6391_convert_20140614174834.jpg


<私の心理>

おめ、浮気した罰→浮気を知っても慕ってくれる娘がいるなんて!
→かあちゃん、もう許してやんなよ→男って弱いなぁ、
シングルママは仕事掛け持ち当たり前、それに家事育児夫の世話だぜ!
→男の沽券とか捨てろ!→そうだよね、もう、クリスマスとか家族とか、
どうでもいいよね→死んで保険金が家族にいくなら死んでもいいよ
→まてよ!この家庭、生命保険入ってないかも、死ぬな!


と、ジュリオへの反感と同情が交互にね。






ラスト、このラストをどうとるか。
言っちゃいますが、私にはとても嬉しいジュリオの表情でした。
なので、悲しい内容のようで、
人の可能性を感じさせる希望の映画
でありました。


それにしても、身につまされた・・・・・


整理できてませんが、監督が言いたいのは、
イタリアで問題になっている新たな貧困層のことね。
衣食住足りてる普通の人々が、最下層に転落してしまうきっかけとして、
別居・離婚が多いことね。(日本でも同じはず)

昔、親戚のおばさんが言ってました。
「男の人は離婚するとホームレスになっちゃうから」



しかし、、イタリア、タバコすごいね。タバコがまだ当たり前にあるんだね。



*ヴィットリオ・デ・シーカの「ウンベルトD」と比較されるそうですが、
私には二つの映画はまったくの別物。

だって犬、いるもん、犬、いたら一人じゃないもん。
それに、老人と中年の差は大きい。

でも、「ウンベルトD」すごくいい映画だった。

unn.jpg



また見ようかなー


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ラストの曲が良くて、パンフの訳詞読んだら、これまた良くて、
すごくパンクでロックで、惚れた

バンド名は、直訳すると「新たな民族ZULU」だそうです。

NUOVE TRIBU' ZULU

「DA DOMANI CAMBIO VITA」




ゴーゴルボルデロっぽいめちゃめちゃ好みのサウンド



なんか、まだ消化しきれてない、
いいろいろいろいろ考えさせられた映画だから、
数日たったらまた書き足すかも。








関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント