「ビル・カミンガム&ニューヨーク」


ファッションショーの会場、
プレスの入り口で若い係員に止められ、年配の関係者らしき人に、
「この方は世界一の重要人物だ」と通されるおじいさん。

ニューヨークタイムズでファッションのコラムを担当する男
ビル・カミンガムのドキュメンタリー映画。



原題 BILL CUNNINGHAM NEW YORK 2010年 アメリカ


20ドルの作業服 3ドルのコーヒー 自転車で移動
住居はトイレ・バス共有 ベッドは一枚の板
今もフィルムのカメラ

おじいさん 猫背のおじいさん

フランス文化省から芸術文化勲章オフィシエを受勲されたおじいさん。
授賞式でも作業服。


生涯独身 恋愛経験無し

「最高のファッションは常に街にある」と、
ニューヨークとパリで、ストリートファッションを撮りまくる。

「仕事じゃない、喜びだ」写真を撮ることについて、こう言う。


びる


<ファッツションが好き>

この人の人生は、この一言がすべてな気がする。

友人、食事、家、家族、車、金、地位、
普通の人間が欲しがるものに興味が薄いように見える。


これ!と思ったファションに出会った時こそが、
生きる喜びを感じる時。





金を出されると口を出される。
金より自由に価値がある。と、小切手を受け取らない。

*ここは疑問、NYタイムズからは給料もらってるんだよね?

苦悩に満ちたこの世界で、ファッツションなんて、と批判はある。
しかし、こんな世の中だからこそ、

『ファッションは鎧。手放せば文明は存在しない』



私が考えさせられたのは、二つの質問の答え。

・恋愛経験は?
 一度も無し。忙しくて。
 人並みに肉体的な欲求はあるが上手く対処してきた。

・信仰は重要?
 (いつも笑ってるビルがここで突然涙ぐむ)
 なぜかはわからないが、私には重要だ。


恋愛について言えば、
男は、忙しかろうと、性衝動(恋と呼ばれる)に行動を左右される。
忙しいから恋人できない結婚しないは、いいわけにすぎない。
深いところで人間不信なのか、性行動に自信がないのか、
性の対象がはっきりしないのか、変人だから相手にされない事を知っていたのか。
女から見て、「いい人なんだけど・・・」のたぐいだったはず。
そうよね、トイレ・バス共有でOKの男とは、先を考えられないものよ。

信仰
これは、男としてどこか欠陥人間な自分を自覚し、
神になぐさめを見いだしてるのか、一時でも寂しさを紛らわせてるのか、
家庭が敬虔なカトリックだった、育った環境を愛しているので習慣なのか。
あるいは地獄が怖いのか??


みんながみんな、ビルへの好感を話すけど、
一歩離れた所からの好感にしか見えなかった。

おじいさん、さびしいのではないか・・・・
ほんとうはさびしいのでは????


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


カーネギーホールの上のフロアーが、
作家の住居兼スタジオになっていたとは知らなかった。
しかし、芸術家を大切にするよりも、金稼ぎを選ぶ時代の流れ。
テナントという名の部屋貸し部屋借り。
追い出される生きる伝説的芸術家たち。


この世はすべて金しだい
金がものを言うのが都会


元気な老人の元気なドキュメンタリーを見て、
とてもとても悲しくなった。





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コメント

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凛さん

ありがとーーー
ありがとーーーござりますーーー(T ^ T)

がんばる

うんうん(^^)

絶対に絶対に頑張ってーっつ(^^)♪
ずっとずっと応援しているからね

凛さん

なぜかTwitterにログインできなくなりましたが、翻訳と、出版社に原稿を見せる、は行動してます。あとは金。。ね。(・・!)

応援してくれてる凛さんのために、頑張ります。

なんだとーっ!!!!(≧∇≦)

いつのまにーっ(笑)
英語かーっ!!!!
いや〜(≧∇≦)夢広がるーっ♡
また一歩前進ですねっ♡

凛さん

孤独の寂しさ侘しさ.....

寄り添ってる凛さんだもの、支え合うことの大切さをよくわかってらっしゃるわよね。凛さんの身体も同痔にいたわってね。

ところで、ご報告
長くかかってるくらみつ、推敲は終わり、英語への翻訳をプロに頼みました。

そうよね

私もこの映画観たのだけれど、
やはり観終えたあと、寂しさを感じたな〜
たくさんの友人はいても、寄り添う人のいない孤独みたいなものがね、どうしても‥
人は皆、寂しいものだけれど、
老人の孤独は観てて辛い(つД`)ノ