「悪魔のはらわた」4


「悪魔のはらわた」Flesh For Frankenstin

さあ、いよいよ、この希代の怪作に出て来る人々の深読みです、
スタートは主役、フランケンフルター男爵といきたいところですが、
脇からいじってまいりましょう。
私が一番こねくりまわしたいのは、

弟子のオットー

演じるはアルノ・ジュエギングArno Juerging

この写真の、ぺろぺろしてる男ね。

はらわた



*オットー 生い立ち

貧乏どん底小作人の夫婦のもと、
5番目にできてしまった、いらない子供。
狭くて汚い鶏小屋の暗がりで産み落とし、母親が藁をかぶせて窒息死させrた。
死んだ赤児を動物に食わせるつもりで裏山に放り、母親はいつもの家事に戻る。
ところが、赤児は息を吹き返し声をあげる。
通りかかった流れ者拾い、飼い犬の乳で育つ。
男の生業である、人様の肥だめの処理をして旅をする。
ある時、過酷な労働と男の暴力に耐えかね、逃げ出して身を隠した先が、
男爵の広大な敷地の中だった。

研究の助手になる人物を探していた男爵は、
思索のためそぞろ歩いていた時に子供に出会い、
目つきの悪い悪臭の染み付いたこの子供をを雇う。



*オットー 研究の弟子になる

「ボウズ」と呼ばれていたという子供に、男爵はオット−と名付けた。
無知無教養であることが、秘密の研究のためには都合が良かった。
最初の頃は、掃除、洗濯、器具の洗浄など、汚れ仕事だけをやらせていたが、
徐々に簡単な手術を教えるようになる。また、
それまで、男爵が墓掘り人に口止め料を払って手に入れていた死体は、
オットーが率先して集めてくるようになった。
部品がたりなければ、調達のため、男爵の好む外見の人間を襲うまでになる。


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*オットーの心理

俺に寝床と食べ物をくれた男爵様
男爵様のためなら、どんなことでもするよ、俺は
すごく頭がいいんだ、男爵様は
医者になるはずだったんだよ、だけど、男爵様のほうが頭いいもんだから、
教授にヤキモチやかれていじわるされたんだってさ
ひでぇよな、学者ってのは
男爵様は医者なんかより、もっとすごいこと考えてんだからな
俺だって、男爵様の仕事、毎日見てるし手伝ってるんだ
いつか、勲章くらいもらえるんじゃないか?

どんどんうまくなってるしよ、俺
胆のうとか、大腸とか、精のうとか、全部わかるんだぜ
男爵様の欲しいもん、何でももってこられるんだ
ほれ、男爵様は貴族の御坊ちゃまだろ?あんまり力無いしよ、
俺がいなきゃだめなんだよ 俺のおかげで研究できてるんだよ

それなのになんだよ
俺が長年ここまで尽くしてきたのによ
年増でガリガリの奥様が、ちーっと優しくしたからってよ、
俺だろ?俺ががんばったからだろ?俺のおかげでだろ?

俺だって男爵様みたいなこと一人でやれるんだからな
俺が洗ったり縫ったりしてきたんだ
あの女は俺の作品だ 俺の女だ
よーし、やってやる、俺の力を見せてやる
あそこ、ああやって切って、開いて、男爵様がやったみたいに、


あれ?なんでだ?おんなじとこ開いたのに、
なんで死ぬんだ? 俺まだ貫いてないぞ?
なんでだよ

あ、男爵様、ちがうんだよ
俺、俺にもできるって、俺もすごいんだって、
男爵様にほめてもらいたかったんだよ

やめてくれ!
やっぱりあんたもそうなのか
俺なんかいてもいなくてもどうでもいいのか
どんなに働いたって、どんなに尽くしたって、
俺みたいな男はしょせん使い捨てなのか






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狂ってるな、あたい



























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