「ある殺人に関するテーゼ」


深〜い大人の作品「瞳の奥の秘密」
主演男優リカルド・ダリン主演作


原題 Tesis sobre un homicidio 2013年 アルゼンチン/スペイン 未公開
*翻訳サイトだと、殺人に関する命題、殺人に関する論文 と出ます。
 ので、「テーゼ」と邦題につけたのは、エヴァンゲリオンかぶれ?

原作本が有ります。

ある


アルゼンチン
元弁護士ロベルトが、講師を努めているロウスクール。
昔の仕事仲間の息子が、スペインから講義を受けにきた。
彼の、弁がたち自信に満ちた言動が、ロベルトの疑惑を誘う。
「連続殺人犯ではないか?」と。

原作がどう書かれているか知らないが、
映画では推測するしかない程度の、ロベルトの過去。
・もしかして、この男の父?
・もしかして、この男の母と不倫を?
 ↑
この後ろめたさがあるからか、ロベルトは、
警察に通報すりゃあいいものを、自分だけで尾行したりする。たぶん





犯人が誰なのかは明確にしていないが、
ロベルトの気づきで、示唆してくれている。
原作ではどうなのか、気になる。

ロベルトが犯罪を空想するシーン、過去のスライドを見るシーン、
講師と生徒の、裏を読みながらの会話など、スリリングで重厚。

深みのある見応えのある作品です。


ところで、

<空中ダンス>というパフォーマンスが、アルゼンチンで流行りなの?
劇中、「空中ダンス」を習ってた、
「空中ダンス」を見に行く、 というセリフがあって、
どうやらそのパフォーマンスは、ダンスというより、
前衛(もう死語かな?)舞台アートみたいな感じ。
観客はライブハウスのようにひしめき合って跳ね、
ステージでは、ハーネスをつけた人物がただ走る。
天井にビニール張って水をため、ただ飛び込む。なにがいいんだか・・・

そういやぁ「レイブ」っやつ、夜中大音量かけて勝手に踊る?
あれに似た高揚がありそうな映像でした。

あたしゃ大きい音 耳が痛くなるし、煙草ありそうだし、
夜は寝たいから興味ないけど。まあ、若者達のものね。
ロベルトが見に行くのを「座骨神経に悪そうだ」と断ったあたり、
歳の離れたおつきあいにはつきものの、どうしようもない事情やね。








関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント