「ブランカニエベス」


こんなラストとは

さすがスペイン映画、ただのおとぎ話の焼き直しにはいたしませんよ〜
ってなもんよね、好きだわ、これ。
あらゆる白雪姫の中で、
あたしのようなひねくれた現実主義者には一番納得できる筋書きでした。

幸せ強制カンパニー D。。。と真逆の美しさ。
不気味、こっけい、愛憎、がよーく伝わってきましたわ。
魔法なんかなくっても。


原題 Blancanieves(スペイン語の白雪姫)2012 スペイン/フランス

出演
マリベル・ベルドゥー(パンズ・ラビリンスの使用人役)
ダニエル・ヒメネス・カチョ
アンヘラ・モリーナ
マカレナ・ガルシア
ソフィア・オリア

スペインの写真家クリスティーナ・ガルシア=ロデロの
「España Oculta」という写真を見てインスピレーションを受けた、
パブロ・ベルヘル監督の、書き下ろし脚本。(妻は日本人らしい)


写真


「白雪姫」を映画にしたんじゃなくて、モチーフにした。

ブランカニエベスと呼ばれるのは、小人たちが娘を、
「君、おとぎ話の主人公みたいだね」と名付けたから。


ブラン


1920年代のスペイン
闘牛士が牛の角で重傷を負った日、妻は娘を出産。
同時に妻は亡くなる。娘の誕生より妻の死が悲しい闘牛士は、
娘を無視、看護師と再婚。娘は祖母と暮らす。
祖母亡き後、娘は父の家へ。つかの間の父娘の時をすごす。
と、王様やお城や魔女ではなく、
普通の人間たちの愛憎物語になっています。





オーケストラのクラッシック音楽とフラメンコの手拍子、歌が、
ぴったりはまるシーンで使い分けられ、効果をあげる。

モノクロ映像の美しさ、
モノクロでもわかる、衣裳の豪華さ(Diorだとわかりました)
奇麗なものはよりキレイに、醜いものはより醜く、
それがモノクロなんですねえーー。

すごくブラックな映画だと思う。


・小人闘牛(牛も子牛)の、サーカスのピエロ位置
・闘牛も見世物小屋も、悪趣味な娯楽になることの、人間のサガ
・SM要素のある男女、若い女と金払ってキスするじじい


「フリークス」という映画、何度も見ましたが、
あれを彷彿とさせられ、胸がもじょもじょしてました。
「トーク・トゥ・ハー」要素も有り、生理的にぶるっときてしまう。
女にならわかるこの気持ち。

怖いね、
こんな目に合うなら、一思いに逝っちまったほうがいいね。


☆闘牛士の みづくろいシーンが興味深かった。
☆「牛の命を助けて」印のハンカチシーンって、闘牛士にとって、最高の栄誉?
  こういう、闘牛のルールみたいなものが見られてよかった。
☆にわとりがいい味出してます。
 助演にわとり賞をさしあげましょう。



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。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ちょっと残念なのが、
継母役の女優さんが、カラーだとそう思わなかったのに、
モノクロの口元がどーしても久本雅美に見えてしまい、
小人の数人が、ダチョウ倶楽部の太った人に見えてしまい、
残酷よのー、モノクロ、と思いました。

牛、殺すのが見せ物って、「ハンガー・ゲーム」とかぶったわ。
殺しが 国民的エンターテイメント。




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コメント

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凛さんおめでとー♪ 今年もどうぞよろしくお願いします〜

この映画、映像美はもちろんお勧めですが、
他のスノーホワイトにはありえないラスト。こうきたか!と
おとぎ話を壊したくないお姫様願望の女の子には、ちと厳しい現実です。
そこが、私には満足なんですけどね。

ちょっとした白雪姫革命でした。

あけおめでーす*(^o^)/*

びーちゃん、本年も宜しくお願いします♡
今年もアカデビー賞、楽しみにしております♪

この映画、面白そう!
動画みてかなり気になりました。
チェックしてみるわ(≧∇≦)