「ケシ畑の小さな秘密」


ケシ、ただ、『花』なのに、ただ、咲いているのに、
人間の欲に利用され、名前を言うのもはばかられる花。

南米で、乳液から麻薬が精製され、最大の取引先アメリカに密輸。

クールなつもりでヤクやってるアメリカ人は、
こういう映画を見てください。



原題 FIELD OF AMAPOLAS/JARDIN DE AMAPOLAS
   2012年 コロンビア
   *邦題 甘いね、これじゃあ、甘すぎるね。

出演
ルイス・ブルゴス
カルロス・ウアルパ
ルイス・ロサーノ

子供と犬が主役だからといって、甘っちょろい映画ではございません。
(世界中どこでもそうだが)虚しく残酷な、
大人が作った社会で生きるしかない子供の日常を、
きっちり見せてくれる、優れた作品です。


ケシ

コロンビア
ゲリラと民兵の戦争で、一般人も殺され、家を追い出され、
家財を奪われる。

シモンは、父以外の家族を民兵に殺され、父子で故郷を出た。
父の親戚の家に世話になり、仕事を紹介してもらう。
貧しい地域に仕事は無く、家族を養うため、大勢の村民が、
しかたなく麻薬関係の仕事につく。それどころか、子供も働き手。

シモンには仕事の内容を言えない父。
隣の家のルイーサと仲良くなったシモンは、
迷った犬を飼い主に返し、悲しむルイーサのために、
犬を盗み出してしまう。





無力感に辛くなる内容でも、
時々、ハッとする美しく柔らかなシーンがあり、
残酷な世界に生きていても、子供の目線、子供の自由で新鮮な感性は、
こんなふうに輝いているんだろうなー、と思わせてくれます。
そこがまた悲しいのですが。


アメリカの小学校で、教材にしてほしい、しれ!
日本の若者も、最近あやしいから、魅せて!観れ!

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コメディドラマ「モダン・ファミリー」で、
コロンビア出身の親子が出ていて、何かにつけ、
「コロンビアでは・・・・」と、ぶっそうな事言ってますが、
とても笑えない、現実の惨劇が日夜行われている国なんですね。。。

<コロンビアの内戦>
左翼ゲリラ、右翼民兵、麻薬組織による内戦
戦いを望まないのにまきこまれる国民


南米事情に詳しい人に聞いてみたら、
「どこでも一緒、ヤ◯◯と赤◯が殺し合ってるみたいなもん、
 日本はそいつらが表立ってないだけ。アメリカも他の国もみんな、
 同じようなこと考えてるやつらが影でやってるか表でやってるかの違い」

だそうで、人間ってどうしようもないね。
権力と金の争いばっかなのね、母ちゃんの腹で育って、
母ちゃんの股裂いて産まれて、母ちゃんのおっぱいで命育って、
それで、殺し合い頑張んのね。
平和に生きろよ、頼むからよ〜 
 





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