「スタンリー・キューブリックの秘密の箱」


原題 STANLEY KUBRICK’S BOXES 2008年 イギリス


監督ジョン・ロンソンが、
奇才キューブリックの自宅に保存された、1000個もの箱とトランクを、
五年にわたり調査。そのドキュメンタリーTV映画。
家は、ロンドンから北22キロにあるセントオールバンス。
キューヴリック、飛行機の操縦できるのに、
飛行機に乗るのが嫌いだったそうです。

妻、娘、当時のスタッフへのインタビューが入ります。
娘、パパそっくり 

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●私の主なキューブリック体験●

「ロリータ」
これは、中学の図書館で読んだ記憶なのよ、あたしは。
いやらしくて嫌だった記憶しかない。

「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」
コミカルで背筋が凍る怖さで何回見てもピーター・セラーズの演技に驚く

「2001年宇宙の旅」
これ以降、キューブリックは、すべてを深く追求するようになったという。
美しく哀しく怖く、衝撃の映画体験。なにがなんでも好き
のちに私は、猿の真似と「デ、、イ、、ブ。。」の真似ではしゃぐ。


「時計じかけのオレンジ」
大嫌いで大傑作だと思う映画。

「バリー・リンドン」
美しかった!光り、衣裳、女優、美しかったことしか覚えていない。
話に興味なし。女優の美しさに驚愕。

「シャイニング」
ここから、映画館で観てます。白と赤と黒のコントラストの美しさ。
子供が何かするわけじゃないのに、子供がこんなに怖かったことはない。
女優が美人じゃないから、好きな映画にならず。美術品としての価値。

最後の監督作品となったのは「アイズ・ワイド・シャット」
子供すぎてよくわかってなかった。
なんとなく怖かった、なんとなくいやらしかった。
トムのイメージが壊れた気がした。(今は宗教狂いで壊れてるけど)
見かえしたいです。





一本の映画を撮るために、資料として撮る写真が一日3万枚
これを2年間とかやる(スタッフが)

私、これ見て、あらためて思った。
写真を、PCやモバイルの画面で見て、次々動かしていく見方と、
紙に印刷されたものを、並べたり重ねたり、壁に貼ったりして眺めること、
全然別ものですね。

電子書籍もそうなんだけど、手元にあって手で触って見ることには、
確かな対象への愛がある。
画面に保存されいつでも観られる今のやりかたは、浮気な感じ。
なんつーか、誠実さに欠ける?
便利だけど、心が無い? つまんない。

完璧主義のキューブリックの整理癖と細かさは、
はっきり言って、キモい!シェルドン並です。シェルドンは好きだけど。

新聞広告の値段と大きさをミリ単位で測って、
値段に見合ってるか調べるなんて。げぇ〜っ
すんげえ、いやな男! 家族にもちたくないわ。まあ、、似たのはいるけど。

とにかく、こだわりの人だったのね。
何の分野も、秀でた人は奇人変人なのね。
たとえ家族が否定しても、彼は充分変人だわ。

調査が終わった箱は、ロンドン芸術大学に寄贈されたそうです。


「2001年宇宙の旅」予告編




さて、宇宙が好きなわたくし、明日は、「ゼロ・グラビティ」に行くわよ〜


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