「サンキュー、スモーキング」(映画のタイトルよ)


わたしは、完全に堂々と煙草を嫌ってます。
煙草で健康害しようが、臭い息になろうが、歯が黄ばもうが、
本人の勝手。しかし、煙草吸いは、意図せずに、

他人を、家族を、殺す殺人者になっている。

昔、フィリップモリスの幹部が、煙草に中毒性を増す成分を入れてる事、
病気の元になる事を内部告発し、クビになりましたが、
インタビューでこう言ってました。

Q「嗜好品である煙草を吸う権利を迫害しているのでは?」

A「誰にも、人を殺す権利はないはずです!」

私自身は、親の吸う煙草が臭くて嫌で、でも言えず。
大人になってから、自分は吸わないのに、
周りのせいで髪や服が臭くなるのが嫌で、でも言えず。
道路歩いてて、いきなり呼吸が苦しくなると、
遠くの方で煙草持ってる人がいてあわてて隠れたり・・・

アトピーの夫を持ってから、煙草のある場所に行くと、
途端にクビを動かせないくらい、皮膚が切れ、膿みが出るのを目の当たりにし、
子供のアトピーも同じく悪化するのを見てきて、
(アトピーで命落とす人もいるのだが、
 この病気はバカにされ、気持ち悪がられがち、くやしい)

全然オーバーじゃなく、「煙草を人前で吸う人は殺人者」
だと思ってます。 だから、友達や仕事で会う人が喫煙者だと知ると悲しい。
それでその人を嫌いにはならないけどね。知り合いはね。

この映画は、煙草について、皮肉たっぷりの映画、というので、
あと、ロブ・ロウが出てるので、ロブのまともな顔が見たかった。

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「ゴースト・バスターズ」監督の息子
「JUNO」「マイレージ、マイライフ」の
ジェイソン・ライトマン監督が、注目されることになった作品。

原作本

ニコチン


原題 THANK YOU FOR SMOKING 2006年 アメリカ

出演
アーロン・エッカート
マリア・ベロ
デヴィッド・ケックナー
キャメロン・ブライト
ロブ・ロウ
サム・エリオット
ケイティ・ホームズ
ウィリアム・H・メイシー
ロバート・デュヴァル

サンキュー


煙草業界のPRマン、ニック。
職業はと聞かれれば、「ロビイスト」と答える。
ロビイストとは、自分らに都合のいいような政治を行うよう、
議会のロビーで、政治家にいいよるやつら。
ようは知らんが、大企業が、自分とこの商売にまずい法案が通らないよう、
議員にあれこれ言うんだな、寄付する話でもするんだべ。汚い話でもするんだべ。

この、喫煙と副流煙でいかに人が病気になるか、
もう、煙草=悪が常識となったアメリカで、
たっしゃな口車で、煙草の売り上げ伸ばすPR努力をする男が、
小学校で、家庭で、TVで、
「個人の自由」という言葉をうまいこと使い、人をケムに巻いていく。





よくも、こんな役やったわね、アーロン。

視点は、反喫煙だから、実際に煙草を吸うシーンは、
昔の映画の中だけです。あたしの大嫌いな「鷹派」ジョン・ウェインとか、
マリーネ・ディートリッヒの時代のね。
「子供の前で吸わないで」と言われるニックでさえ、
煙草の箱を手にするシーンしかありません。

とは言っても、「子供の前で吸う男なんて、離婚当然!」
と怒る私でしたが。

秘密クラブのように定期的に集まる3人
自称『死の商人』の面子が笑っちゃう。

煙草業界&銃業界&アルコール業界

一年間でどんだけ人死ぬか、数字を競争してたりする

アルコール?たかが5万だろ?うちなんか42万だぜ!

毒ジョーク満載(でもジョークとしては描いてない)


ニックのペテンは、新聞記者に暴露されちゃうんだけど、
それでも元気な『死の商人』たち。
メンバー増えて、六人になる(これも笑えるメンバー)

原子力業界&マクドナルド(たぶん)

もう一つがわからなかった、塔みたいな絵が書いてあったんだけど、
なんだろ?


大人のジョーク、大人の映画

子供への影響の部分はもっとキツく描いてほしかったけど、
毒好きな私好みの映画でした。





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