アミール・ナデリ監督トークショー


西島秀俊主演「CUT」/ 「駈ける少年」の監督、

「駈ける少年」Facebook

アミール・ナデリ

横浜の映画館での、監督のトークショーに行ってきました。

ブリリアショートショートシアター

いやあ〜 熱かった!! 熱烈だった!

監督のお話を、覚えているかぎり、書いてみます。

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・映画監督になったいきさつ

「駈ける少年」アミール同様、ストリートで生きていた監督、
 9歳から、映画館で掃除や水運びの仕事をし、映画を愛し、
 たくさんの映画を観、映画製作の知り合いができ、
 徐々に製作のアシスタントをするようになった。
 しかし、<フィルムメーカーになるのは、産まれた時から決まっていた>
 と感じている。

・日本のクリエイターへのアドバイス

 何度も言っていたのは、「オリジナリティ」
 が大事ということ。
 自分だけの、言いたいこと伝えたいことを、
 「死んでもいい」くらいの覚悟で作れ。と。

・観客へのアドバイス

 これは、製作者へのアドバイスでも言っていましたが、
 とにかく、テレビを観るな!みんな同じの、ラブロマンスを観るな!
 新作だけどもみんな同じな映画を観るな!
 簡単に手に入る方法でアートに接するな!(ネット、レンタルなど)
 脳で考え、脳を活性化して、本物のアートに(映画・音楽・絵画・本)
 触れろ!

何度も何度も、「イナフ!」「イナフ!」と、言っていました。
テレビやボーイミーツガール映画について。

そして、表現するうえで大切なのは、
「イヤー ハングリー/アイ ハングリー/ハート ハングリー」

つまり、どうしてもこれをしたい!と、
心と身体が渇望する物を表現するんだ!!と。


ナデリ監督は、日本映画をすごく評価していて、
「私はイラン人より日本人になりつつある」みたいなことも。
日本映画で、映画を学び、日本を愛してるという監督、
今の若い映画ファンに、
「なんでハリウッド映画ばかり観るんだ。日本には、
黒澤さん小津さん成瀬さん溝口さんの作品があるじゃないか!」
「日本は、素晴らしい古い映画の宝庫なんだから、それを観て勉強してくれ!」

もうね、通訳さんに、じゃないの。あたしたち観客にむかって、
身振り手振りで、目ん玉ひんむいて、それはそれは語ってくれんの。

チープでファーストフードな映画を作るな!観るな!ってね。

イランといえば、アッバス・キアロスタミが有名ですが、
ナデリ監督は、50本も一緒に仕事したんですって。
今でも、アッパス監督の作品は、いつも1番初めに観せてもらうそうです。

私の大好きなマフマルバフの名前も出ました。

私が今日、会場に行ったのは、映画のブロガーさんの記事で、
「駈ける少年」を知り、監督に興味をもったから。感謝

こみたんの映写会

監督にサイン、もらいました。


IMG_3001_convert_20130616190726.jpg


☆ ショートフィルムは、
アジア インターナショナル部門 優秀賞 / 東京都知事賞
「It was my city / 私の街」の上映がありました。

ナデリ監督がこの作品を評価したのは、
政治的な内容だが、人々の人生として描いている、
この先を想像したくなるラストがいい、
女性監督であるということが重要、など。

「全部見せてしまう作り方より、観客を信じて、
 観客の想像力が働く結末がいい」と。


映画愛たっぷりのトークショーでした。行ってよかった


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「駈ける少年」は、東京では終わってしまいましたが、
1番近い所では、神奈川県で一日、チャリティ上映があります。

そして、NHKアナウンサー吉成ナヒード、
ナデリ監督のトークショーがあるそうです。
監督は、スケジュールの変更があるかもしれない。とのこと。


かける


9月7日(土)10:30 /13:30 上映
       12:10/15:00 トークショー

駈ける少年公式HP

横浜あーすぷらざHP
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コメント

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Re: No title

こみたんさん
ありがとうございました!この映画を教えてくれて。

そう、監督がいろんな国に飛び出すことができたのも、
家族がいなかったからだ。と言っていました。
日本映画では、
アクションは黒澤さん
女性の描きかたは成瀬さん
が素晴らしいと。

激しく「表現者」でした! 感銘!

No title

a熱いですね。ナデリ監督!!!
アミールみたいな生い立ちだったんですね

全身全霊で映画愛を語ってらっしゃったんですね



私古い日本の映画をみます