「神なるオオカミ」



⚫︎「125年の判決が下された」の文に、何やった極悪犯罪者だ!
と見直したら、幼児の前でオナるアメリカ人ゲスだった。
日本でもこんくらいの罰にしてもらいたいもんだ。


原題 WOLF TOTEM 2015年 中国/フランス

監督 ジャン=ジャック・アノー

出演
ウィリアム・フォン
ショーン・ドウ
バーサンジャプ


神なるオオカミ



原作の作家 姜戎は、実体験をもとに、この小説を6年かけて書いたそうです。
中国で500万部売れ、映画が公開された後、多くの国で翻訳本が出され、
売り上げを伸ばしたとのこと。


中国の文化大革命の時代、
都会の若者が農村に派遣?され、農民の知恵を学ぶという政策がとられた。

一人の都会の青年がモンゴルの草原に送られ、
遊牧民と生活を共にしていく中で、オオカミと人間の関係を知り、
一匹の子供のオオカミを育てていく。

そういう話。









文革の時代の話は大嫌いだけど、
オオカミが大好きだから、気になってた映画です。

オオカミは全部本物とのこと。
長期間訓練して撮影に入ったそうです。
とんでもない制作費がかかったはず。

人間のバカさに反吐がでるんですが、

オオカミが!素晴らしい

特に、嵐の夜の馬たちとのシーンは、
本物使ったんならどうやって撮ったの!!??と驚いてしまう。
そして、小高い丘の上の、リーダー的な?オオカミの顔のアップが、
もーーーー最高ですっ


モンゴルの大草原の美しさと
オオカミたちの美しさ・迫力、

これは大スクリーンで観るべき映画でした。

音楽も見事。


色々考えさせられる内容ですが、
それもこれも、全て人間の愚かさが根底にあるので、
見てて、「人間、滅亡するべきだな」と思ってしまいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


原作、読まないと

「神なるオオカミ」上・下


ジャン=ジャック・アノー 本




これも読みたい!同じ作者の作品

「大草原のちいさなオオカミ」


小さな





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「大豆毒」騒ぎ



⚫︎16時、夫から「暑いからもう帰る」とメール有り
フレックスタイムってやつぁ〜・・・・・・・・・・



大ショック!

栄養士の友達が教えてくれた

「大豆の毒は発酵させないと消えないから、
豆乳は毒だよ」



ガーーーーーン Σ(゚д゚|||)


あわてて「大豆 豆乳 毒」で検索してみたら、
出るわ出るわ、
大豆神話が、都市伝説どころか悪質なプロパガンダにしか思えない事実!



大豆のイソフラボンがいいよ
大豆のサポニンがいいよ
豆乳はヘルシーね❤️


そんな文句が健康番組でもてはやされ
大豆からとった成分のサプリが盛んに宣伝され
牛乳アレルギーには豆乳で対応と言われてきて

あたしは。。。あたしは。。。。

20年以上、

子供らに毒をもり続けてきたことになるんだヨーーーーーー!

謝ったよ、子供らに、
ごめんと言ったよ
もう取り返しがつかないよ

(;д;)

発酵させたものならいいかといえば、
スーパーで安価で買える味噌・醤油・(しょっぱさに敏感だからこの二つは私は食べない)
納豆(これも嫌いだけど健康にいいと思って食べてた)などは、
毒が消えるまでの時間をかけてないそうだ。


もう私は、
大豆製品=毒

と肝にめいじて、二度と奴らは買わない、食べない、食べさせない


食べ物って怖い








「帰ってきたヒトラー」



⚫︎コストコの冷凍ポンデケージョは美味しいが、
もちもちがもう、ほんとにものすごくて、
正月のお年寄りと餅くらいな命の危険を感じた。



原題 ER IST WIEDER DA 2015年 ドイツ

監督 ダーヴィト・ヴネント 

出演
オリヴァー・マスッチ(アドルフ・ヒトラー)
ファビアン・ブッシュ
クリストフ・マリア・ヘルプスト
カッチャ・リーマン
フランツィスカ・ヴルフ
ラース・ルドルフ
ミヒャエル・ケスラー
トマス・ティーマ
他、インタビューシーンは普通のドイツ市民


このポスターは日本にしては珍しく秀逸、
と思ったら、元がこのデザインなのね。
でも、元デザインのグラフィック部分をすっぽり切り取ってて、
やっぱりダメじゃん、日本。

ER IST WIEDER DA




草むらでふと目覚めたある男。
軍服にダサい刈りあげ頭、ぺてん師ちょび髭。
そう、この男はアドルフ・ヒトラー。
なぜだか突然、現代のドイツに現れた!

たまたまテレビ番組を撮影していて、
ヒトラーの姿に気づいた落ちこぼれディレクター、
(同居の母親が映像を見ていて気づいた)
こいつは使える!と、
「ヒトラーとの旅 ドイツ国民の意識調査」をおっぱじめる。
(母親の車を借りて母親のカードを借りて)

ディレクターはもちろん、
ヒトラーのモノマネ芸人をスカウトしたと思い込み、
国民もテレビ局の上層部も視聴者も、彼をそっくりさんだと思っている。

ヒトラーが国民から聞く政治批判や移民への不満は、
現代のドイツでも、大戦時と同じ。
「国民を正しく導かねば」
ヒトラーは自分の信念に確固たる自信を持つ。










終始一貫、ヒトラーは、
ヒトラー自身として現代ドイツで意見を述べる。
芸人の振りなど一切しない。
しかし、その意見が、今のドイツの状況にはまってしまうのが恐ろしい。

実際のニュース映像や、俳優がヒトラーを演じた映画もチラチラ挟み、
何と言っても、生のドイツ人の意見が聞けて、
人心はいかに洗脳煽動されやすいか確認できて、
想像以上に良くできていた。
教育番組で放送してもいいんじゃないか、くらいに優れた内容だった。

街頭インタビューは、ボディーガードつきで撮影したそうです。
ネオナチの政党にも実際に行って撮影したそうです。
ひゃあ〜・・・・・


ヒトラーものは見たくない、
私と同じそんな人たちにも恐れず見て欲しいと思う。


これは、原作を読むべきだな!読む!


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原作は「帰ってきたヒトラー」Er ist wieder da上下巻
ティムール・ヴェルメシュ著

元々のカバーデザインがウマいんだね。


原作 ヒトラー





「スプリング 春へ」



⚫︎クビになった夢を見て、夢の中でそれをとても喜んでいたので、
ああ、やっぱりと思った朝。




原題 Bahar 1985年 イラン

監督 アボルファズル・ジャリリ 

出演
メヒディ・アサディ
ヘダヤトラ・ナビド



春へ




イラン・イラク戦争
イラク軍が両親と暮らしていた街を占領したため、
森に逃げてきた少年ハメド。
森番の老人シナはハメドの面倒を見、森での暮らしを教える。
しかしハメドは、両親と故郷が恋しく、なかなか森に馴染めない。

「春がくれば全てよくなる」
「もうすぐ春だよ、春になれば大丈夫」

厳しい森での生活に、春がくればもっと楽しくなると話して聞かせるシナだが、
ハメドの気が晴れることはない。


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監督は、常に悲惨な環境にいる子供たちを描いているらしく、
実際に少年院にいた子供や、難民の子供を起用するそうです。
全作見たいわ。

イランイラク戦争は、空から爆弾がビュンビュン落ちてくる映像の記憶しかない。
あの空の下には、個人個人の人生があり、
戦争の影響が家族にどんな事態をもたらしたか、
報道で知った記憶はない。
1985年当時なんて、ネットもなかったし、(あった?)
新聞も読んでなかったから、何がなんだか全然わからなかった。

戦争で一番犠牲になるのが、子供であることは間違いない。
昔も今も。


音声に、ちょっと違和感あって、
セリフが別撮り?と思えるような何か変な気がして気になった。


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疲れてツタヤに寄る気力も無いから、
初めてツタヤの宅配ってのをやりだしたら、
見たい映画を見られるのは便利なんだけど、
動画配信?ってのがどうにも苦手で一回も見ないから、
店舗に行って借りる方が金額はお得と知った。


ケトン体騒ぎ



今年もやっぱりカナダ一人旅がしたい‼️

しか~~~~~し
か、かねが、金が厳しい〜。。。。。 のよね
なので

実は先月から、少しでも多く金を手に入れたいと、
今までの怠け者自由業的な仕事の仕方をやめ、
きっちり毎日時給稼ぎに出ることにしたんだが、
勤め始めて思い出した!

あたしゃ、普通の職場に行くと、必ずやヘマが続き、
クビになるか喧嘩してバックレるかしてきたんだった。
案の定、毎日毎日ダメ出しされている。
「右向きに置く」という「右向き」って、私の感覚だと左向きだったり、
「早く」、の速さが人より遅かったり、
あらゆる場面で、自分は脳みそ腐ってる!何をやっても下手!の自己嫌悪に陥るという、
職場というところでのあの感じを思い出した。
絶対に自信を持ってやれないんだ。仕事ってやつが。

一から十まで、自分の考えとやり方で一人でやる仕事なら、
すごく自信を持ってやれるし楽しめるんだけど、
決まった手順やルールがあると、途端に頭に入れられなくなる。抜け落ちる。

そんなこんなで、
元から家計のことで暗くなって食事がおかしくなってたところに、
ほぼ1日一食しか食べられなくなってた日々。
おまけになぜか仕事面接に行った当日から、
急に激烈な背中痛&腰痛になり、じっとしてても寝てても痛い。
痛すぎて寝返り打てない。痛みでほとんど眠れない。
でも意地でバイトには行ってた。
痛すぎて頭にきて、医者嫌いでもさすがに整形外科に行った。
ちょっとした不具合はあったが、激痛の原因ではないらしく、
内科でも検査をと言われ、簡単な検査をしたところ、

「ローカーボダイエットされてますか?」

と聞かれました。

なんのこと?と思ったら、
ケトン体反応があります」って。

なんすかケトン体って?初めて聞いたよー

医者は
「もっと炭水化物を食べてください。
糖質をとってください」
 と

えええーーーーーっ!!(。Д゚; 三 ;゚Д゚)


コレステロールだのなんだので、痩せろっていつも言われてきたのに、

炭水化物取れって、

あんたマジ? いいの?本当にいいの?



なんでも体が飢餓状態、要するに栄養失調だってさ。
それにしちゃあ、体重、全然変わってないぞ なんで?

精神的にうまくいってないと、食べることに支障が出る、
食べ物に興味なくなってくるから、
食べることが思いのほか大変で、ハッとした。
久しぶりに拒食がぶり返してたのかもと・・・

あー、気付いてよかった

でも
どうしても主食っぽいものを食べる気にはなれず、
これも炭水化物だからと芋を食べだしたら、
てきめん、手と目の周りがすごくむくむんだけど???
いいの?


それより、
肝心の腰痛の原因をもっと調べるのを忘れてた。
ケトン体ショックで

あと、2週間前くらいから
まぶたとくちびるがピクピクケイレンするようになったわ。


てな三月です。

すげえ長く感じるわ、今月
もう、六月頃になってていいんじゃないの?って感じ



今の私はこういう状態

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「ブラック・バタフライ」



⚫︎「このギャラ、スニーカーの頭金にしようと思うんだ」と言ってる若者がいて、
へっ?スニーカーって、ローンで買うほどのものになったの?いつの間に?
と心底驚いた。



原題 BLACK BUTTERFLY 2017年 アメリカ/スペイン

監督したブライアン・グッドマンは、
ドラマでよくゲスト出演してたおじさんですねー。
この映画でもトラックの運転手で出ています。

出演
アントニオ・バンデラス
ジョナサン・リス・マイヤーズ
パイパー・ペラーボ



ブラックバタフライ




山郷の一軒家で一人で暮らすスランプ中の作家ポール。
妻にも逃げられ酒浸りで金も尽きた。家を売りたいが、片付ける気もない。

ある日、前を走るトラックにクラクションを鳴らし悪態をつきながら追い越し、
ダイナーまで不動産屋に会いに行く。
そこへトラック運転手がやってきて険悪な雰囲気に。
運転手を撃退してくれた旅の途中の若者を、ポールは家に呼んだ。

若者は、食事を作り家の修理をし、
ポールが小説家だと知ると、小説のアイディアを出す。
そのうちに若者は、ポールに権力をかざすようになる。









うわーーー どんでん返し?

待てよ、混乱してきたぞ?
うむむむむ


へっ?まさかの・・・・・そのオチ???・・・・


意外な展開でしたが、
いまいち面白いと思えなかったのは、
バンデラスが役にハマってないように見えるから。

ジョナサンの狂気の役の方がはるかに良くて、
バンデラスにあんまり凄みや暗さや陰湿さを見て取れなくてね。


ジョナサン、いいです


最近、疲れてっから、あんまり書く気力がないわ







「だれのものでもないチェレ」




原題 ARVACSKA(孤児) 1976年 ハンガリー

監督 ラースロー・ラノーディ

出演
ジュジャ・ツィノコッツィ
シャンドル・ホルヴァート
アンナ・ナジ
マリアン・モール

ひゃ〜!ここにも「悪童日記」のばあちゃんが!
ピロシュカ・モルナール
若い頃は普通。。。。。




cyere.jpg




1930年代初めのハンガリー
孤児院から農家に引き取られた女の子チェレは、
服も靴も与えられず、ろくに食事も与えられず、
折檻されながら牛の世話や家事をする毎日。

とうとう農家を逃げ出しても、
再びもらわれていった家で、労働を強いられ暴力をふるわれる。
この家には秘密があり、それをチェレに知られたと思う主は、
チェレを毒殺しようとする。







ミクロシュ・ホルティ政権下と言っても、
ハンガリーの歴史全然知らないので、どんな状況だったのか、
検索してもあまりはっきりとは理解できませんが、
孤児院が地獄で、養子をとるのは、
政府から金が出る&働き手を得るためだけで、
子供の人権なんてもんは、誰も考えつかないような時代だったことは確かね。
このくらい前の時代なら、今は先進国と言われる国々でも、
世界中でこんなもんだったとは思うけど。

いやー、びっくりしたけど、
かなり長い時間、丸裸なんだね、チェレ。
7歳とはいえ、今じゃ絶対作れないね、こりゃ。

なんで丸裸なのかは、
「お前はうちの子じゃないから服は贅沢。」
誰もそれをおかしいと思わない社会だったからってことで、
いやはや、なんだろ、人間って

チェレみたいに、ろくに服も着ず、
近所のオヤジに強姦された子供がどれほどいたことだろう。
強姦されたって、本人はそれが何かわかってないし、
おっかない養父母になんか言うわけないし。

すげえな大人って


ラスト、私には悲劇じゃないです。
このように、死んだ方がマシな子供がたんといるのが現実なんだから。


監督は、
「どんな人間でも人を侮辱してはならない」という抗議として、
この作品を作ったそうです。
どんだけ抗議してもこういうことは無くならないのが世の中だけどね。


5000人だか7000人だかの女の子の中から選ばれた
チェレ役ジュジャちゃん、現在51歳。
途切れることなく女優業を続けていますね。

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原作は短編小説。
ある少女の実体験に基づく小説だそうです。

これらの本を見つけました。

ハンガリーの著名な作家
モーリッツ・シグモンドMóricz Zsigmond。
この二冊の中には原作の「Árvácskaみなし児」は入っていませんでしたが、
シグモンドの他の作品2作は入ってます。
どちらも、貧しい家族の愛情あふれる日常がテーマの短編。
とても良かったです。

モーリッツ

トランシルヴァニア



「かえるくんとマックス」




オランダの好きな映画「ネコのミヌース」Minoes
のスタッフが作ったというので見てみた。



原題 KIKKERDRIL 2009年 オランダ

監督 シモーネ・ファン・デュッセルドープ

出演
ニーノ・デン・ブレイヴ (マックス)
ホイットニー・フランカー (イェッサ)
タイス・フックネ
ユール・フライダッハ

「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」のヒロイン、
ジョルジナ・フェルバーンが出てる!





カエル君





マックスは、喉の手術をするお兄ちゃんに、
「カエルの卵を食べないと、もう2度と話せなくなる」と言われ、
危ないからと禁止されてる川に行き、卵を取ろうとする。

転んで、卵を入れるビンを割ってしまったマックスは、
看護師になりたい女の子イェッサに出会い、
彼女が持っている入れ物をくれるように頼むが、
遊んでくれたらねと言われ、渋々おままごとに付き合うことに。
看護師としてカエルの卵に興味を持ったイェッサは、
マックスの卵取りに一緒に行くことにした。
友達の誓いをたてる二人だが、マックスがついた嘘のせいで、
イェッサはカンカン!









ヨーロッパの子供の映画って、なんていいんだろう!
訓練された職業子役の感じは絶対ないんだよね。
たとえベテラン子役でも。
そんで、子供が子供の考えをすること、子供なりの行動をすることが、
対大人じゃないのね。大人の目を意識した内容になってない。
悲劇でも喜劇でも。

私はハリウッド映画の子供の描きかたが嫌い。

随所で出てくる歌が可愛く楽しく、
子供たちの動きが可愛く楽しく、
とってもいい映画でした。

スプリンクラー?の中ではしゃぐシーンも素晴らしかったが、
マックスとおばあちゃんの、パンケーキの歌のシーンが大好き〜


あ〜 面白かった +゚。*(*´∀`*)*。゚+




**主演のニーノ君は、順調に俳優として成長しているようで、
大きくなったお顔は、ちょっと、コリン・ファレルに似ているよ〜





「クリビアにおまかせ!」



⚫︎セルフィーをiPhoneXで撮ろうって看板、意味がわからない。
あんなにシミシワくっきり写りたいと思う高齢女性いる?



原題 JA ZUSTER, NEE ZUSTER 2002年 オランダ

監督 ピーター・クラマー

出演
ルース・ルカ(クリビア)
パウル・R・コーイ(大家)
チツケ・ライディンハ
パウル・ドゥ・レウ
ワルデマル・トーレンストラ
エド・ブレンナー
レナート・ヴァンダー
ベップ・コスタ


1967年〜のテレビドラマを映画化した作品。

クリビア



看護師のクリビアは、
サクラ草通りでクリビア・ホームという療養所を営んでいる。
大家のボーデフォルは、この療養所が気に入らず、
みんなを追い出して高級老人ホームを開きたい。

ある時、ホームの発明家、博士さんが作った、
『悪人を善人にする薬』を大家の猫に飲ませてみると、
猫はネズミをとらなくなった!
大家は、クリビアたちが猫に薬を盛ったと裁判所に訴える。










この療養所に住むのは、どうやら体の病人じゃなくて、
ちょいとした変わり者たち(軽度の精神疾患?)のようです。



とっても可愛い映画でした


21世紀の映画だけど、
ドラマ放送時の60年代への懐かしさを喚起するためだと思う、
レトロってやつの色調にしている。
原色でさえ、パステルカラーのように柔らかく温かみがある。
イェットが着るワンピースのカラーブロックなんか、
当時の流行なのかもしれないけど、すごく新鮮。
看護師クリビアは、看護師というより、
問題解決能力に優れた、頼れるリーダーって感じ。
裁判の様子も大家の悪人ぶりも微笑ましい。

クレジットの最後まで映画の続きがあって、それも楽しかった。

幸せな気持ちになれました。


猫、美猫です  去勢してなかったけど。



クリビア役女優さんの娘さんは映画監督ニーナ・ガンツ。
新千歳空港国際アニメーション映画祭で上映された
「Edmond」




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映画のオリジナル
TVドラマ「Ja Zuster Nee Zuster」







「コウノトリの道」原作



大好きな双子の英国俳優の片割れ
ハリー・トレッダウェイ君主演の映画は、
ハリーがとっても素敵なだけで、ストーリーに穴が空きすぎで、
全然、心臓を運ぶ鳥じゃなかったので、
原作を読んでみました。


ジャン=クリストフ グランジェ著


あなたの人生の物語



なんだよ〜!!
原作はめちゃめちゃ面白いじゃないかー




映画でわからなかった点がようやくわかりました。

*学者の心臓移植はどこで?いつ?どうやって?
*最後に出てきた医者が、なんでああまでしてあの子を生かしてた?
(というか、この医者、、違うって!全然違うって!)
*主人公の過去の真相は??
*学者の過去は?
*宝石密輸の黒幕は?
*あの刑事の狙いとブリュッセルでの結末は?


映画は、どーしよーもなく原作を変えて、殺して、
めちゃめちゃにしてたんですねー。 ダメじゃん(怒)


肝心の心臓の謎をちーっとも見せてくれてなかった。
こんなに衝撃の真実の面白さだったのに!



ハリー君は何も悪くない
ハリー君は素材として素晴らしい
ハリー君を見るためだけに見ても良い





ルーク&ハリー デビュー作
「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」

映画も曲も大好き!!!









「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」



久しぶりにちゃんとバイトを始めたら、疲れて外出する気になれない。
当分映画館には行けないかも・・・・



原題 CONTRATIEMPO 2016年 スペイン

監督 オリオル・パウロ


出演
マリオ・カサス
アナ・ワヘネル
ホセ・コロナド
バルバラ・レニー
フランセスク・オレーリャ
パコ・トウス


この、ポスターの文句は、あてにしないでください。
これは、密室殺人事件の謎解きよりも、
そこまでの経緯を楽しむ映画です。



「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明





若き実業家のアドリアンがホテルの中で目を覚ますと、
一緒だった愛人は殺され、その周りに大金がばらまかれていた。

実は3ヶ月前、アドリアンは、
不倫デートの最中に、交通事故を起こしていた。
相手は死亡し、アドリアンは車ごと湖に埋めてしまったのだ。
愛人とは別々に帰るが、愛人のほうは、
その後車に乗せてくれた男が、事故の相手の父親と知る。

行方不明になった息子を探す両親は、
やがてアドリアンと愛人を疑うようになる。

ホテルが密室だったため、愛人を殺した罪で起訴されたアドリアン。
裁判まであと数時間という時、弁護士が訪ねてくる。
アドリアンから事件のいきさつを聞く弁護士は、
無罪を勝ち取るために、別の容疑者を糾弾する作戦を持ちかける。











マリオくんは、どんどん悪役専門俳優みたいになってきたわねー
7年前まではあんなに可愛かったのに。。。。。。


なかなかに緊張した 面白かった

愛人が、助けてくれた相手が、自分たちが殺した男の親と知る過程も、
親たちが、息子に何があったか感づき、アドリアンたちを追い詰める過程も、
弁護士が出てきてからの回想部分も、
重苦しく緊迫していて、とても好み。


しかし、男というものは、金をつかむとどーしても浮気するもんよの〜

これは現実的でよろしい。








続きを読む

「リザとキツネと恋する死者たち」



しちめんどくせえっつ〜の!
こーいう類の邦題がよー

こういうタイトルの映画は
ハナっからわざと見てやんないのがわたくしですから。

ご覧になった方の記事を読んで、見てみようかな、と決心したの。

ハンガリー映画といえば、
「ニーチェの馬」「タクシデルミア」
「サウルの息子」「シークレット・オブ・モンスター」
忘れられない変で素晴らしい作品の数々。
そして、変なエミール・ クストリッツァ監督
4月に公開になる「心と体と」も注目
*昔見た「だれのものでもないチェレ」、また見てみようと思います。


原題 LIZA, A ROKATUNDER 2014年 ハンガリー

監督 ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ

出演
モーニカ・バルシャイ
デヴィッド・サクライ
ゾルターン・シュミエド
ガーボル・レヴィツキ
サボルチ・ベデ・ファゼカシュ
ピロシュカ・モルナール
(「悪童日記のおばあちゃんじゃないかっ!!!)




LIZA, A ROKATUNDER




 1970年代 ハンガリー、ブダペスト
看護師として、住み込みで元日本大使未亡人のお世話をするリザ。
家族なし友達なし男なし。愛読書は日本の三文恋愛小説。
友達と言えるのは幽霊の日本人歌手トミー谷。
小説の主人公は、30歳の誕生日に恋をするので、
リザも30歳の誕生日に、2時間だけ休みをもらい、
小説にあるようなバーガー店で出会いを待つ。
しかしリザに恋してくれる男はいなかった。
そこでリザは、コスモポリタン誌で恋愛成功の秘訣を学び、
流行の服を身にまとい、美しく変身。
リザに言いよる男達に嫉妬するトミー谷。
トミーは、男達を死者にする死神だったのだ。









日本の九尾の狐伝説を、
このようなおかしなラブストーリーに。。。

でも、私はこの伝説?知らなかった。

あちこちに日本のそれも古い日本のあれこれが出てくる。
あちこちにおかしなシーンがちりばめられている。

リザを殺人犯と考え、見張り役だった警察官が、
細々と家の修理したりして、なんか可愛い。
全体の色彩が、なんか可愛い。

本当の相手を見つけられてよかったねー、リザ。



*昭和歌謡歌手役デビッド・サクライさんは、両親はデンマークと日本。
コペンハーゲン出身で、日本で演劇を学んだらしい。
トミー谷の扮装より、普通のお姿の方が数倍いい。






ーーーーーーーーーーーーーーーーー

本国でのポスターはこれ

LIZA, A ROKATUNDER2




「好きにならずにいられない」



あたくしは、


ブサイクで、けなげなものが好き

なのでこの映画、ものすごーーーーーく気に入ってるのです。


原題 FUSI 2015年 アイスランド/デンマーク

監督 ダーグル・カウリ 

出演
グンナル・ヨンソン(フーシ)
リムル・クリスチャンスドウティル(シェヴン)



こんな、おたく童貞コメディみたいなポスター、嫌だ。
この映画に合わない。フーシに失礼だよ。(怒)


好きにならずにいられない



フーシ43歳 独身実家住まい 空港の荷物係
趣味は第二次世界大戦のジオラマ作り
無口で無愛想で巨体でハゲ
職場ではいじめられている

フーシの誕生日
母の彼氏が、女っけのないフーシのためにダンス教室に申し込む
少しだけ親しくなった女性は精神的に不安定
フーシは彼女をほおって置けない









ほとんどの時間、涙が流れっぱなしだった。

誰かのために一生懸命になれるって、なんて美しいことなんだろう。


邦題のダメなのは、
まるでモテないデブはげ男が、ちょっと優しくしてくれた女にその気になって、
どんどん突っ走るような、誤解されるタイトルにしてるから。
この映画は、シンプルに主人公の名前にした原題が正しい。
だって恋愛映画なんかじゃないもん。
これは、彼が人生に目覚める過程の映画。
新しい一歩を踏み出す映画。
あの女性は、彼が人生を切り開くためのきっかけだったんだ。

これからのフーシが変わっていく様子が目に見えるようなラストシーン。


すごく、いい映画でした。




こちらに、フーシ役グンナルと 監督のインタビュー記事が載ってます。

「好きにならずにいられない」公式サイト









「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット」



⚫︎「お母さんからの誕生日メールで泣いて化粧取れたから直してた」
友達の、それが遅刻の理由



原題 PELICULAS PARA NO DORMIR: REGRESO A MOIRA 2006年 スペイン

監督 マテオ・ヒル

出演
ホルディ・ダウデール
フアン・ホセ・バイェスタ
ナタリア・ミヤン
ホセ・アンヘル・エヒド
ダビド・アルナイス
ビクトリア・モラ



エルタロット




差出人不明のタロットカードが届き、トマスは故郷の村に帰る。
思春期のある日々を思い返しながら。

トマスが十代の頃、村に越してきた一人の女性は、
教会に行かず、家族もいないため、
「夜になると男が通ってくる」
「洗礼もしていないに違いない」
と、村人の噂のまとになった。

トマスたち男の子は、好奇心からその女モイラの家を覗きに行っていた。
怪我をしたトマスをモイラが手当てしたことから、
二人は肉体関係を持つようになる。
「夜は来ないで」というモイラに、男がいるかもしれないと嫉妬するトマスは、
ある夜こっそり彼女の家へ確かめに行く。









敬虔なカトリック教徒ってぇ奴らには、
いい女が一人暮らししてると、それだけで
『ふしだらな女』となる。
『ふしだらな女』=『魔女』となる


ふん!

独身のいい女は自分らの家庭を壊すかもしれない恐怖の存在だから、
妻、母親 の立場からは敵でしかない。
村の男らの性欲を、魔女に刺激されちゃかなわない、
敬虔なカトリック教徒の女はなんでもやっちゃうよー。
って話ね。おまいらの方が魔女だっつーの。

モイラが本当に、トマスを永遠の恋人と思っていたのかは、
よくわかんなかった。恋人たちのタロットカードを使いたかったから、
そのように見せてるのかも?
単にモイラの魔力?を現したかった?


あんまり彼女の心境が伝わらなくてね。
本物の魔女?だという設定なんですかね。



トマスが昔見た男が誰かわかったことなんかより、


ここはネタバレ
(田舎の村での前時代で厳格なカトリック。
避妊の知識は浅く、そもそも男に避妊に協力する意思はなく、
特にカトリックは避妊も中絶も禁止!だろうから、
親兄弟親戚から手篭めにされた女や、
好きな男に「大丈夫」と言いくるめられ、断って嫌われたら嫌だから、
渋々応じた女が、ガンガン妊娠し、
闇で堕ろせる所を必死で頼る。
夜はだめな理由、それがあの胎児たちで分かった時、辛かった。)


誰にも言えずに衛生状態の悪い民家で、泣く泣く股を広げて、
子供を殺すはめになる女たちへの想いが強くて、
とてもとても悲しい映画でした。

しかし、「ざまあみろ」の最後のセリフは、私も言いたかったからよかった。
トマスは呪われるべきチキン野郎だからね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たまに映画やドラマで出てくるタロットカードですが、
よく見かけるのは、ウエイト版だけど、
ここでは珍しくも、1JJ スイスタロットカードでした。

アマゾンでも楽天でも売ってたわ。


1JJ タロットカード






「ノー・マンズ・ランド」



⚫︎「彼氏のメール待ってたら寝ちゃって」
友達の、それが遅刻の理由



原題 NO MAN'S LAND 2001年
フランス/イタリア/ベルギー/イギリス/スロヴェニア

監督 ダニス・タノヴィッチ 

出演
ブランコ・ジュリッチ
レネ・ビトラヤツ
フイリプ・ショヴァゴヴイツチ
カトリン・カートリッジ
サイモン・キャロウ
ジョルジュ・シアティディス
サシャ・クレメール
セルジュ=アンリ・ヴァルック
ムスタファ・ナダレヴィッチ



ノーマンず



1993年 ボスニア紛争の戦地
霧で迷ったボスニアの兵士たちは、セルビア軍と撃ち合いになり、
生き残ったチキは無人地帯(中間地帯)になっている塹壕に隠れる。

そこへ、セルビア兵士がボスニア兵士の死体を運び込み、
罠として死体の下に地雷を仕掛ける。
チキはセルビア兵を撃つ。
そのうちにボスニア兵死体は息を吹き返すが、
地雷のために体を動かせない。
殺したと思っていたセルビア兵も生きていた。

やがて軍の無線を聞きつけたマスコミが塹壕に押し寄せ、
地雷解除の部隊が送られるが・・・










第一印象は、
とても2001年に作られたとは思えない古臭さ。
大昔の戦争映画のような映像。(色彩、カメラワーク)
これが、1900年代を描いているから、という理由で、
意図した映像ならわかるけど、どうなんだろう??

他の戦争映画と違うのは、
戦争ものというと、戦車が突き進み戦闘機がビュンビュン飛び、
爆発と銃撃の阿鼻叫喚の映画がありがちだけど、
実は戦争の現場は非常に地味で日常だという部分を描いていること。
地味で日常の中に、戦争という愚行のおかしみと残酷が見えるんだけどね。

兵士が軍服の下にローリング・ストーンズのシャツ着てたり、
タバコ吸いながらくっちゃべりながら道に迷ったり、
敵とお互いの悪口言い合ったり、
かゆいところに手が届かなかったり、
うんこ我慢できなかったり。

マスコミは、美味しいネタなら飛びつくけど、
「塹壕?何も(死体も血も)ない」なら行く意味なし。
国連軍は、物資は運ぶけどお前らの喧嘩には口出ししませんよ、主義。

あのラスト、いいですね。
あんなもんでしょう、戦争って。




チキが叫ぶ

「俺たちの悲劇はそんなに儲かるか?!」


これは反戦映画
戦争の残酷さというより、クソバカさへの怒りがこみ上げる。