「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド 」



⚫︎「飢える噛む」という看板にギョッとし、二度見したら、
焼肉屋の看板だった。


原題 PELICULAS PARA NO DORMIR: ADIVINA QUIEN SOY
    2006年 スペイン

監督 エンリケ・ウルビス

出演
ゴヤ・トレド
ネレア・インチャウスティ
エドゥアルド・ファレロ
ホセ・マリア・ポウ
アイトール・マーゾ
ロエルキス・ブエノ



PELICULAS PARA NO DORMIR- ADIVINA QUIEN SOY



<母親>
私は独身で医者
一人娘はホラー映画好きの変わった子
空想の友達しかいないらしい
ある日娘は友達を家に呼んだ
その男は・・・・・

<娘>
ママが仕事に行ってる時は、ホラー映画を見るのが好き
親友はレザーフェイスで、家でも学校でもいつも一緒
でも彼の姿は私にしか見えない
私が持ってるヴァンパイヤ人形にそっくりの人もお友達になってくれた
新しい友達だからお家に呼んだ










『孤独でファンタジーの世界に浸っている子供が、
空想の友達と遊ぶ』

こういう映画や小説はよくある。

この作品の空想の友達は、
「悪魔のいけにえ」や「吸血鬼のノスフェラトゥ」の怪物ってのが新しいところ。

レザーフェイスが、
学校で前の席の子に手を出しそうになると、
女の子が「ダメよ!」とたしなめたりして、ちょっと微笑ましい。

このまま空想が暴走して、女の子の嫌いな奴らを、
レザーフェイスがチェーンソーでぶった切るかと思ったら、
意外な展開が待っていて現実に引き戻された。
子供の空想と大人の現実がぶつかるあの展開は好きです。

ラストがよくわかんないんだけど、
夢オチじゃないけど、あれなの?あれはあれなの???


☆母親がコンドーム出して屈む、
という一瞬の大人シーンがあんがい衝撃的




でも
この映画は好き





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「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人」



⚫︎スーパーのポップの、「コカイン」という文字にギョッとした。
「コカインスタントコーヒー」だった。


「ネスト」の女優さんご出演 
このひとが目をひん剥くと、スプラッタシーンより血しぶきより怖い


原題 PELICULAS PARA NO DORMIR: PARA ENTRAR A VIVIR
    2006年 スペイン

監督 ジャウマ・バラゲロ

出演
マカレナ・ゴメス
アドリア・コヤード
ヌリア・ゴンザレス
ロベルト・ロメロ
ルト・ディアス


悪魔の管理人 スパニッシュ・ホラー・プロジェクト




妊娠初期の妻がいる夫が、新居の候補にしたアパート。
妻は内覧に気が乗らないが、夫に付き合うことに。
夫婦を迎えた管理人は中年女性。
「あなたたちのようなカップルが理想の住居人よ」
と愛想がいい。

ところが、突然管理人は豹変し、夫を殴りつける。
何が起きたのかわからずアパートの中を逃げ回る妻は、
監禁状態にある男女を見つけてしまう。











スペインの映画って、なんでこう、画面に緊張感があるんだろう?
機械や技術だけじゃないはず。なんだ?
と考えて、結局、



顔なんだ! と決めた。

顔のなんだか知らない数学的な何かが、人の心理に緊迫感を与えるに違いない。
スペイン人の民族的な顔のバランスの何かが。


管理人のいきなりの暴行に戸惑ったけど、
話が進むごとに、この女の狂気が見えてきて、
女の人生も見えてきて、ああ、あのセリフの意味はこれだったのかと納得し、
短い時間ながらとても楽しめる映画になってました。
テレビドラマ(ムービー?)シリーズでこの巧さ、
さすがスペインホラーです。

キッチンでの妻の機転は素晴らしい!あれって本当に危ないもんね。
手がやられるところを下から撮ったのがいいですね!


好き





「コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥」後編






前編の続きです。

前編 感想記事




見終わって、「心臓を運ぶ鳥」
というサブタイトルの意味がわかりません。
「コウノトリの道」も、コウノトリのこと忘れるくらいのどうでも良さ。

原作はもっと、
コウノトリの生態や渡りの謎について書いてあるに違いない。



「コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥」後編




イスラエルでジョナサンは、
死んだ協力者の妹サラとの甘い時を過ごすが、
サラは突然消え、
ジョナサンはキブツのユダヤ人の格好をした男に麻酔薬を打たれる。
麻酔薬による幻覚で、子供時代を思い出したジョナサンは、
産まれた国コンゴへ。
家族が亡くなった火事の真相を探る。

学者と宝石を捜査する刑事は、ベルギー ブリュッセルへ。
ユダヤ人が仕切る宝石取り引き場でユダヤ人のふりをし、
宝石の行方を見つけようとする。



ぐちゃぐちゃだよー 


映像は綺麗だし、音楽の使い方もいいし、
冷酷な刑事の存在感もいいし、
ジョナサンの父親の同業者(心臓外科医)ルトガー・ハウアーの迫力もすごいが、
ハリー君愛だけじゃなく、全体的に役者に頼りすぎなんじゃない?
ストーリーが練れてないし脚本が悪いから、
肝心のストーリーがわかりづらくてしょうがない。

*シューベルトやブラームスのピアノ曲を数曲使っています。


再び言おう

この映画は、
ハリー・トレッダウェイ君の魅力を堪能するための映画です!



アクの強いオヤジどもや美人女優への関心が消えるくらいの、
ハリー君の引力!



原作、読みます。






「コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥」前編



オープニング
動物をあしらった万華鏡が美しいと同時に、
込み入った話であることを暗示しているのかもしれない。

デヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」で始まりました。


原題 LE VOL DES CIGOGNES: EPISODE 1
    2013年 フランス

監督 ヤン・クーネン

出演
ハリー・トレッダウェイ
ダニー・キーオ
クレーメンス・シック
パーディタ・ウィークス
アムール・ワケド
リチャード・ルクンク


前編




コウノトリの渡りを研究する学者の家に、
アシスタントをする若者ジョナサンが向かう。

学者は遺体で見つかり、死因は心臓発作だったが、
解剖により、記録にない心臓移植を受けていたこともわかった。

ジョナサンは、学者のプロジェクトを完成させるため、
コウノトリを追って、スイスからブルガリア トルコ イスラエルへと旅をする。
行く先々で協力者が死に、銃撃に合い、ジョナサンはやがて、
宝石の密輸に巻き込まれていたことに気づく。







学者役の、ダニー・キーオという役者、
エミール・クストリッツアみたいな激しいお顔ですねー。
とても不気味でした。

ロマ嫌いの警察たち
臓器目的のロマ殺害
ボディ・サスペンション
ゴロツキのブルガリア人たち
コウノトリの足環に隠されていた宝石

不遜なものが次々出てきて、
きゃー、面白くなりそう。どうなるの?どうなるの?と
ハラハラさせておいて、急にロマンスが始まるもんだから、
なんだかもどかしい。


前・後編通じての感想としては、
あんまり整理されてない気がしたわね。

変な洗脳機械みたいなやつは、未来的なつもりかもしれないけど、
レトロっぽい。
ジョナサンがイスラエルについてからの、
ロマンチックなシーンは無駄に長い。
コウノトリと密輸の関係性を突っ込んで描くかと思いきや、
どんどんジョナサンの過去だけにスライドしてしまう。
ラストもどうにも納得できないロマンチックムード。



だけどね、

ハリー、ほんとーーーーに可愛い❤️


ふうううう・・・・・・つつ

子供みたいな無邪気さを感じさせるお顔は、
巻き込まれちゃう人物として、とても合ってる。
かばってあげたい、いい子いい子してあげたい、ご飯食べさせてあげたい、
お世話してあげたい。
(双子のルークもそうだけどね)


この映画、
ハリーの可愛さをひたすら見せたいだけの映画じゃないのか?と思った。
そうなんじゃない??ねえねえ監督〜?


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原作読まないことにはすっきりできません

「コウノトリの道」
ジャン=クリストフ・グランジェ著


「コウノトリの道」 ジャン=クリストフ・グランジェ






「マザーズデー」



やっぱりばあさんは真珠のネックレスが好き


原題 MOTHER'S DAY 1980年 カナダ

監督 チャールズ・カウフマン(同姓同名のハリウッドの脚本家とは無関係)

出演:
ベアトリス・ポンズ(マザー)
フレデリック・コフィン(長男)
マイケル・マクレアリー(次男)
ナンシー・ヘンドリクソン(女性たち)
デボラ・ルース(女性たち)
ティアナ・ピアース(女性たち)


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”みんなで助けあいましょう会”私たちは神の子。
・・・みたいな胡散臭い集会が終わり、
一人の老婆の車で送ってもらうことになったカップル。
「いい人ばかりで嬉しいわ」と喜ぶ。
寂しい山道で車はエンコ。老婆が修理し始めると、
突然現れた男二人がカップルを襲う。

元同級生の仲良し3人組。
彼女たちは、年に一度の友情旅行に出かけた。
今年は森の中でキャンプよ。きゃっきゃっ
その夜、寝袋ごと3人はさらわれる。
監禁されたのは、母親と息子二人が住む家。
「マザー、母の日のプレゼントだよー」
「本当に ナイスボーイズだねぇ」

3人の運命やいかに!!








襲われるカップルの女の方(レディ・ガガ似)が、
最初に悲鳴をあげた時、既に服に血のりが・・・
まだ誰も何もされてないんだけどね。
悲鳴の後、男が殺されるんだけどね。。。。。(笑い


1970年の学生時代の楽しい動画や、
ビバヒル、シカゴと舞台を変え、10年後の3人の生活の様子まで用意し、
それなりに人物設定も行い、頑張ってお話を作りましたが、
頑張りましたが、微笑ましいおかしなシーンの連続。

・プールパーティにいるのは、たるんだ裸体を晒したはげジジイだらけ。
キューブリックの映画哲学だかなんだかの御託で若い女を口説こうとするも、
適当にあしらわれるはげジジイ。
執事はげじじいは裸背広に海パンときた。
・キャンプの女性たちはなんでかパンツ姿なんでかネグリジェ姿。
・兄弟、全然殺しに励まず、「公園のお嬢さん」ごっこだの、
「刑事コジャック」がいいだの、
マザーはさすが、「シャーリー・テンプルちゃんごっこがいい!」だと。
・兄弟、全然殺しに励まず、
夜は子供部屋の二段ベッドでよくネンネ、
ビツグバードの目覚まし時計でお目目が覚めたら、
朝はきちんと歯磨き朝ごはん。
ブルース・リーに憧れてるらしき兄弟は毎日ママの監督のもと訓練を欠かさない。
休憩時間には取っ組み合いの兄弟げんか。エネルギー余ってます。
・女性たち、とっとと逃げりゃあいいのに謎の行動。
・女性たち、反撃はランボースタイルで。



クイニーっていう妹が襲ってくるという妄想で大騒ぎするマザー。
ただの年寄りの妄想かと思いきや、
ネタバレですが 本当にいたのね、クイニー。
でも、別に・・・ いてもそれが?って感じ。必要あるの?って感じ。
そんな怪物より、マザーと息子らが見ものなんだからね


3人の女性の中で、
病気をいいことに娘をこき使う母ちゃんを持つ子が、
心的外傷から透明おっぱいでマザーを襲うシーンは、
結構真剣に撮ってます。
うんうん、君の痛み、わかるよ。と客は共感・・・  なーんてね


爆笑しちゃったのが、二階の窓を突き破って長男がダイブしたシーン。
今思い出しても声出して笑っちゃう。(≧▽≦)


あー 面白かった



野球場で全裸腕立て伏せする男のバックに流れるのはこれ
「 I Think We're Alone Now」





*マザーの長男はティム・カリー似


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2010年に、「ソウ2,3,4」の監督がリメイク
こっちはちゃんとしたホラーになってそうだな。
いつか見ようっと。


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「リベンジャーズ・トラジディ」



⚫︎出会い系アプリをやってる友達によると、
既婚者お断りと書いていても、連絡してくるのは既婚者ばかりだそうです。



もう~~~~~~~~~

大好き大好き大好き大好き~~~~~~~~~

こういうタイプの映像 ヽ(≧∀≦)ノ

クール!
クレイジー!


ケレン味と毒と官能が、ケン・ラッセルの「サロメ」を思い出させる
だけどケン・ラッセルと違っていやらしさは無く、
品もあったりして、突き抜けててカッコいい!

原題 REVENGERS TRAGEDY 2002年 イギリス

監督 アレックス・コックス 
音楽 チャンバワンバChumbawamba

出演
クリストファー・エクルストン(復讐者ヴィンディチ)
アンドリュー・スコフィールド(ヴィンディチ兄)
カーラ・ヘンリー(ヴィンディチ妹)
マージ・クラーク(ヴィンディチ母)
ジーン・バトラー(毒殺されたヴィンディチの妻)
デレク・ジャコビ(デューク公爵)
ダイアナ・クイック(デューク後妻)
エディ・イザード(デューク長男)
マーク・ウォーレン(デューク次男)
フレイザー・エアーズ(デュークの息子?)
ジャスティン・サリンジャー(デュークの息子?)
アンソニー・ブース(判事?)
ソフィー・ダール(判事?妻)
ショーン・メイソン(曲芸師?)
ステファン・グラハム(警官)



リベンジャーズ・トラジディ






荒れたリヴァプールの街
金と権力で黒も白にする公爵デュークは、好色ジジイ。
街中に監視カメラを仕掛け、人々を意のままに操ろうとする。
デュークに目をつけられた妻を、結婚の宴で毒殺されたヴィンディチは、
復讐の機会を狙っている。

デュークの長男がヴィンディチの妹を欲しがるのをチャンスとし、
父息子もろとも殺してやろうと計画を立てる。

一方、デュークの息子の一人が判事の若い妻を強姦し、
デュークの後妻は、先妻の息子と不倫する。









17世紀の劇作家で詩人のトーマス・ミドルトン作「復讐者の悲劇」が原作。
舞台を近未来のリヴァプールに変えて、
ロックでドラマチックでかっこいい退廃劇にしてくれた。
どろっどろのシェイクスピアみたいな愛憎劇だけどね。


さっすが英国、
舞台劇のお芝居が板についてるなー

「華麗なるペテン師たち」のダニーが、おばかさんの次男役

時々入るカメラ目線のセリフも、
愚息らのヘアメイクもファッツションも、
カール・ラガーフェルドみたいな、デューク爺さんのメイクと衣装も、
ヴィンディチの母ちゃんの怪メイクも、
何もかも好みだわ!!!

ワクワクしながら観ました。お宝映画に入ります。

ラストも洒落てる






*それにしても、年寄りがきつめのメイクすると、
なんともグロテスクなカリスマ性が出ることよ。
悪魔とか妖怪とか鬼とかって、年寄りが派手なメイクしたのを、
人々が見間違えたんじゃないか?と思っちゃうよ。

メイクはM・A・Cでした。発色いいもんね☆

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Chumbawamba
ヒット曲「Tubthumping」









「スナッフ/SNUFF」



原題 SNUFF 1976年 アルゼンチン/アメリカ

監督 ロベルタ・フィンドレイ マイケル・フィンドレイ

出演
Margarita Amuchástegui
Tina Austin
Ana Carro
Brian Cary
Liliana Fernández Blanco
Michael Findlay
Roberta Findlay
Alfredo Iglesias
Enrique Larratelli
Mirtha Massa
Aldo Mayo
Clao Villanueva

もともと、フィンドレイ夫妻が、予算の関係で
アルゼンチンで撮った映画がお蔵入りになって、
それを5年後見つけたポルノとか作ってる男が、
「こいつをモノホン殺人ビデオとして売り出そうぜ!」
と、製作者になーんも言わずに勝手にラストシーン付け加え、
本当のスナッフビデオらしくするために、役者や製作者のクレジットは出さず、
詐欺広告でヒットさせたっつーしろものらしい。



本編より数倍いいな、この写真


SNUFF.jpg



なんかよくわからん、
マンソンファミリーみたく若いヒッピーをだまくらかして、
セックスの奴隷と殺し屋に仕立てる心算の男がいました。
なんだかいちゃつきなんだか悶え、なんだか・・・なんだか・・・殺し、

ああ、これで終わり?

と思ったら、監督が女優に
「はい、カット、良かったよー」
「どう?ここで一発?」
「えー、ここで?」
「大丈夫、みんな帰るさ」
「あん。。。」
「やだ、撮影してるわよ」
「まあ、いいじゃないか、いいじゃないか」
「なにすんの、やめてよやめてよ」
「いいからいいから」
 ぎゃああああああああああ!!!

終わり









こういう、希少なZ級
時間の無駄かもしれない映画を見ると、
どうしてもいとおしい気持ちが湧いてくるのを抑えられませんわ。

 なんなの この気持ち?
弱いもん好きだから? バカな子ほど可愛いから?自分もダメ社会人だから?


決して万人には勧められませんが、
ふふふ こんなもの見ちゃった、という嬉しさを、
胸にしまっておくのは勿体なくて、誰かに話してあげたくなるの。


出てくる女の子たちがみんな綺麗なので、
70年代のバサバサ付けまつ毛とベタ塗りアイシャドーを落として、
素顔を見て見たいなー、と思いました。

やっすい洋ものAVみたいな、

ヂュンヂュンヂュヂュン ヂュンヂュヂュ ヂュヂュン♫
デンデンデデン デンデデン デデン♫
ギュワワギュワワギュウィギュゥイギュワワン♪

てな調子のギター音が、いちゃつくシーンも会話のシーンも殺しのシーンも、
なーんの区別もなく続いておりまして、安っぽさをより引き立てています。

役者?たちの演技は、いくらなんでも、というレベルでございます。


うーんとぉ、
裸出るしぃ、ベッドでおさわりするしぃ、ちょいとレズるしぃ、
エロ映画のつもりで作ったのかしらん?


監督夫婦はその後別れて、おふたりとも若くしてお亡くなりに。。。
なんだろう、人間の運命って













「ショック・トリートメント」




この世界に埋もれたい!と渇望してしまう映画
ロッキー・ホラー・ショー
THE ROCKY HORROR PICTURE SHOW

の後日談となっているらしい珍品映画。



原題 Shock Treatment 1981年 アメリカ/イギリス 未公開


監督のジム・シャーマンはじめ、音楽・制作総指揮・出演者数人、
ロッキーホラーショーのメンバー。

出演
ジェシカ・ハーパー(スーザン・サランドンに代わりジャネット)
クリフ・デ・ヤング (バリー・ボストウィックに代わりブレッド)
バリー・ハンフリーズ
チャールズ・グレイ
リチャード・オブライエン
パトリシア・クイン
ネル・キャンベル



ショック・トリートメント




デントンの町で結婚生活を送るジャネットとブレッド。
この町は、食品会社ファーリーがスポンサーとなるTV局が中心となり、
デントンがどんなに健全で楽しくて素敵な、アメリカの理想郷かと謳っていた。

ジャネットたちはテレビ局のスタジオで収録を見ていたが、
結婚生活がうまくいってないならと、局がブレッドを精神病院に入院させ、
ジャネットをテレビスターに仕立ててしまう。










どうしても納得できないことは、ジャネット役女優のこと。
他の作品で見ても、この女優にスター性や魅力を感じたことは一度もない。
ダサめのどこにでもいる顔、しかも声がおばさんくさい。

新ブレッド役クリフ・デ・ヤング、好きな顔なんです。
地味な役が多い印象だけど、若い頃こんな役やってたなんて、驚き。
ちなみに一人二役やってます。


精神病院も医者のコスチュームも、
テレビ局の控え室も、ジャネットの家も、
みーーんな カラフルで可愛くてポップ。
素敵な悪趣味加減。好き

曲もそれなりに良かったけど、軽めの曲が多かった。

ロッキーホラーショーでもそうだけど、
私はジャネットたちにはあまり興味ないもんで、
この映画にあまりいれ込めません。でも、
毒のあるデントン賛歌アメリカ賛歌の歌詞や、
お洒落な医者コスプレなんかはお気に入り。

何はともあれ、可愛いなー、こういうのって。



「ロッキーホラーショー」で、大好きな二人

パトリシア

patorisia.jpg



ネル

neru.jpg


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ロッキー・ホラー・ショーで一番好きな曲

「Super Hero's」






ロッキー・ホラー・ショー 40周インタビュー動画





ロッキーホラーショー

この映画をこれほど愛しく想うのは、たぶん、
はみ出し者、マイノリティ、が感じる、自分はどこか周りと違ってるという、
幼い頃からの疎外感とコンプレックスを、それでいいんだ、そこがいいんだ、
と分からせてくれて、自分に自信を持たせてくれたから?
群れで生きる人類として、群れの多数派になれない悲しさを、
昇華させてくれてるからだと思う。

ただイかれててお洒落でイカした映画っていうだけじゃなくて、
悲しみがあるのよね。 そこが、一部の人々の気持ちを掴んだんだ。

LOVE


ロッキー・ホラー


昔、アメリカのロッキーホラーショーファンクラブに入ってました。
会報きても全然読めなかったけど。









ナジフ・ムジッチさん死亡



ナジフ・ムジッチ


ボスニアのスバトバチ村に定住していたロマの男性。
映画「鉄くず拾いの物語」Epizoda u životu berača željezaで、
本人に起きたことを本人が演じ、
ベルリン映画祭主演男優賞を受賞。

しかし・・・・・・・その後も極貧の生活が続き、48歳で病死。

生活に困窮し、「銀熊賞」のトロフィーを4000ユーロ(約53万円)で売り、
ベルリンに行き、ベルリン映画祭の主催者らに、実情を訴えようとするも、
ドイツに難民申請をしていた当時の罰金を支払えと言われ、
ボスニアに帰らざるをえなかった。。。。。。。。。



ボスニアの憲法は、ロマ民族は”その他”。
人として認められないクズ扱い?

映画に出て賞をとっても”その他”は”その他”のまま

あ〜あ。。。。 生きてるのが嫌んなる



「鉄くず拾いの物語」公式サイト




Epizoda u životu berača željeza




鉄くず拾いの物語 過去記事




「ヒッチハイク・キラー」






原題 ROAD GAMES 2015年 イギリス/フランス 未公開

監督 アブナー・パストール 

出演者は、みんな何かで見た顔
アンドリュー・シンプソン(イギリス人ヒッチハイカー)
ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム(フランス人ヒッチハイカー)
フレデリック・ピエロ
バーバラ・クランプトン


このポスターでは内容を誤解するのでは?


アンドリュー・シンプソン ジャック



”ヒッチハイカーは乗せるな”の看板のある、フランスの田舎道。
イギリス人の若者がヒッチハイクをしている。
やはりヒッチハイクをしていたフランス人女性と知り合い、
なんとなく一緒に旅することに。

やっと二人を乗せてくれた初老の地元の男性は、しきりに家に寄れと言う。
親切にも食事と部屋を提供する男性だが、話題が、
近隣で連続している殺人事件になると、妻の態度が一変する。

朝、若者が目覚めると、旅の相棒は消えていた。








最初に 死体引きずりシーンがあり、
次に男性ヒッチハイカーが(荷物もなしに)映るので、

”ヒッチハイカーが、乗せてくれた人を殺しまくる映画か?”

と、一瞬思いましたが、それじゃ普通すぎるもんね。
そんで、次に出て来たなんとなく過去に問題ありそうな女の子が犯人か?
と、一瞬思ったところで、押し付けがましい親切心見せつけるオヤジが怪しいと感じ、
巨乳中年妻の態度を見て、ますますオヤジを怪しんだのに、
途中で余計なイカレじじいが登場。

えーーー どうなってんの?

でも、
真相はなかなかに良かったです。


映像にきちんと高級感と緊張感があるので、
ストーリーはチープなヒッチハイカーホラーものですが、
ヨーロッパの人間ドラマの雰囲気が感じられる。
あの夫婦のルックスの力も大きいと思う。

不満が一つ。
イカレじじいは、出さなくていいんじゃない?




「FOUND ファウンド」



⚫︎12分300円の守銭奴ナビパークが、早くも10分300円になっていた衝撃



原題 FOUND 2012年 カナダ

監督スコット・シャーマーは、
おっかない系の作品を作り続けている人のようです。

出演
ギャヴィン・ブラウン (弟)
イーサン・フィルベック (兄)
フィリス・マンロー (母)
ルーイー・ローレス (父)
アレックス・コギン (弟の友達)
シェーン・ビーズリー (ビデオの主役)




この写真から期待する中身とはちょっと違います。
いい意味で。
第一、兄ちゃん、こんなに筋肉ついてないしね。

「FOUND ファウンド




兄さんは人の首を切り取ってバッグに入れている。
その秘密を知ってるのは僕だけ。
僕はホラー映画が好きで、友達のデヴィッドとダークな漫画を描いている。
兄さんの部屋にもホラービデオがいっぱいある。
僕は学校ではいじめられている。
兄さんはママともパパとも喧嘩してる。
僕がいじめられてる話を兄さんにしたら、やり返せ!と励ましてくれた。
生首の秘密を僕が知っても、「お前には何もしない」と言う。










殺しの理由に人種差別思想があるんで、
単純なホラー好きには気持ちのいいもんじゃないわね。


後半までは、
これは内気でいじめられっ子の男の子が、強さの象徴としてホラーを好み、
サイコパスではあるが自分には優しい兄に励まされ、その兄も超えて成長していく物語。
だと思って、なかなかいい気分で見ていたのよ。

そんだけど、 劇中劇のあの性欲虐待殺人が出てきてから、
やっぱ狂ったホラー映画かなー?と思い直し、
いよいよの大惨劇からは、もう、何が何だか。。。。。。
すごいことになっちゃうんだが、主役の子の魅力で、
何か爽やかに感じちゃったりしてな。

はははははは :(´◦ω◦`):  はぁ〜ぁぁっ・・・・・・・

あそこまでやっちゃうのが評価されて色々受賞してんのかな?
途中までで終わらせるって手もあると思う。
あの子が自分が書いたホラー漫画を燃やすあたりで。でも、
そんな甘い青春ストーリーにしてはいけなかったんだね。
原作があるんだから、ラストはああなってるんでしょうねきっと。

原作読みたいけど、翻訳本は出てないみたいね。
著者が脚本も書いてます。

著者トッド・リグニイAmazonサイト



目ん玉ほじくりシーンが見事!



主演のギャヴィン君のスター性が映画を一段上げたよね。

ギャヴィン君について語る監督。
こんな頭おかしい映画の監督は爽やか好青年の雰囲気







ギャヴィン君出演 2014年 「The Impersonators」
こりゃ面白そうだなー





カナダの映画TV産業は、アメリカ依頼の仕事がかなりの割合を占めるそうです。



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主人公が入り込むレイルロードミュージアムが気になったので調べたら、
インディアナ州スミスヴィルという街にある本物の博物館でした!

骨のガンで、足が不自由な獣医師ベイカーさんが、
古い駅を改造し、博物館にしたようです。
なんと、改築中にノコギリで指を切り落とし、「おいら、これをミイラにする!」
と決め、屋根を新しくする費用を作ろうと、
瓶詰めにしてeBayに出品したら断られたと!
博物館に来たお客さんに買ってもらうのを待ってるそうですよん♬

Haunted Train at Bakers Junction

WEBサイト
住所:7898 S Fairfax Rd, Bloomington, IN 47401 USA

入場料は寄付?な感じ??

ここのサイトに詳しいこと書いてあります。

Roadsideamerica.com


映画の中で、主人公たちを怒鳴りつける声だけありましたが、
あれ、もしかしてベイカーさんご本人?クレジット確かめなかった。







誰か行ってきてぇ〜!!!


あと、主人公が母親とホラーDVDを借りにいく店もあった。

Video To Go
住所:557 E Temperance St, Ellettsville, Indiana 47429




すげえな、インディアナ州




「アンジェラ」



⚫︎マルセイバターサンドは、味は好きだが干しぶどうが大嫌いなので、
おいし〜い♡ と 気持ち悪いよ〜 が交互にきて、気持ちの整理がつかない。



リュック・ベッソン監督のやつ

原題 ANGEL-A 2005年 フランス

出演
ジャメル・ドゥブーズ (アンドレ)
リー・ラスムッセン  (アンジェラ)



アンジェラ


男 

のための映画ですね。


チビで借金まみれでチンケな詐欺やらかしてる男に、
180cm金髪美女が、マイクロミニドレスのお股広げて、
「なんでも言われたことをするわ」
「あなたのしたいようにするわ」

「じゃあ キスしろ」

グエッ、  もうこのシーン見ただけで削除しようと思いました。


男の借金返すために男のいいなりに他の男とヤる

ああそうでしょうとも、そういう女が欲しいんだろうよ、男はよ、

気持ち悪いんだよ!


守護天使とやらが売春するなんつー話、おめえの頭ん中だけにしとけ!ベッソン



冷静に考えて
天使役がミスキャストな気がする。
「私には過去がないのぉーーーーー 」なんて叫んで泣いても、
あの外見のスーパーモデルに共感や同情がわくもんですかいね。
ちーともかわいそうに見えませんよ。

タバコ吸いまくって
天使だから健康被害関係ない ってあたりは笑えたが。



リー、「ファム・ファタール」では大好きだが、この映画では嫌い。
ジャメル、「アメリ」では大好きだが、この映画では嫌い。







追記 2018 5月

その後、リック・ベッソンが薬物混ぜた飲み物→強姦とのことで、
やはり、こういう男な映画を作る奴はそうだったんだなー、と
今後この人が関わる映画は見ないと決めた。




「MAY メイ」



⚫︎アーモンド飲料って、
インスタントラーメンをそのままかじった時の味じゃない?



原題 MAY 2002年 アメリカ

監督 ラッキー・マッキー 
素晴らしい名前ですね


出演
アンジェラ・ベティス
ジェレミー・シスト
アンナ・ファリス
ニコール・ヒルズ



MAY メイ」



小さい頃、片目が悪く眼帯していて友達ができなかったメイは、
母親から一体の人形をもらい、その人形だけが友達だった。

大人になり、目は治っても、変わり者のメイに興味を示すのは、
職場のレズビアンと、ホラーマニアの男だけ。
レズビアンは浮気性、ホラーマニアはキモいメイから距離をおく。

施設で子供の相手をするが、人形を持って行ったら壊された。

誰も私を見てくれない。
それなら自分で理想の友達を作ればいい。










可愛いアンナ・ファリスちゃんがレズビアン役

ホラー映画かと思ったら、
ベトベトした描写が気持ち悪くてうすらエロい、
中途半端オタクフェティシズム映画でした。


<突っ込みたい>

・変人女子って、ああいう服は着ませんよ。
めちゃださいか、ゴス系ロリ系に行く、そういうのはわかるが、
あんなヘンテコすぎるつぎ当て服を手作りしてまで着る女はいません。

・挙動不審女はキモいだけでしょ。そそる?男ってそうなの?
(あー、ヤれそうならどんな女でもいいのか)

・猫の手術シーンの猫肌がすごく違うよ。

・相手の男の反応が嘘くさくて、いくら作り物でも冷めるし、大根役者に見える。
(この俳優、他の作品ではいいのになー)


全然楽しくないすっきりしない。
変にメイをかばった、男目線映画でした。好きじゃない。
処女イカれ女ものとして、スペインホラー「ネスト」の足元にも及ばない。


主演女優は同じ年にTVの「キャリー」でキャリー役やったそうだが、
どう見ても30歳なのに、高校生の役は無理すぎるだろうよ。
この手の神経質そうでちょいと怖い顔って、
「ネバーエンディング・ストーリー」のなんとかの君系統だね。
すごく苦手




「トッド・ソロンズの子犬物語」



⚫︎うさぎをネズミ科だと思ってる人がいることにすごく驚いた日




原題 WIENER-DOG 2015年 アメリカ

なんでわざわざ監督の名前をタイトル(邦題)につけるの?なんで?
この監督の作品がみんなこういう感じだから?一定のファンがいるから?
私は他の作品を見てないからわからない。


出演
キートン・ナイジェル・クック/トレイシー・レッツ/ジュリー・デルピー
グレタ・ガーウィグ/キーラン・カルキン/コナー・ロング/ブリジット・ブラウン
ダニー・デヴィート
エレン・バースティン



トッド・ソロンズの子犬物語







人間不信で人間嫌いの人が、
『そんなことないよぉ〜 へへへっ』(´∀`*;)ゞ  と、とぼけながら作ったらこうなった、
みたいな映画。


もちろん、私のようなひねくれ者が、気に入らないわけがない。

<可愛い子犬が、いくつかの家庭で飼い主と絆を結びながら、
小さな冒険を続ける。>

そんなありがちな、いい人ぶった物語じゃぁありませんのよ。



*最高のセリフの数々

「なぜ躾けるって言うの?」
Why do people say house broken? だったかな
「犬が持つ意思を打ち砕くからだ」
You have to break dog the will. だったかな

「人間に従うように」
「意思とは個性だ」

これは大人が子供を躾けるという、
ムシズが走る大嫌いな言葉を、とてもよく説明してる。
自分の都合よく動く子供にするために、子供の個性を潰すのが大人だからね。


野良犬に孕まされためす犬のくだりは、
「レイプよ」
「(野良犬は)レイプしてレイプしてレイプしたから撃ち殺された」
「(メス犬は)性感染症になり死んだ」

そうだそうだ、レイプ犯は撃ち殺されて当たり前。
レイプされると妊娠だけでなく性感染症が恐怖。







どこか、「バス男」を思い出すうすらボンクラムードもあり。



非常に面白かった。


ラスト、うまいじゃん。



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ずーっと流れた曲
「Clair de Lune 」







「スリー・ビルボード」



⚫︎「疲れた耳には笑いがうめきに聞こえる」
(映画 ディーン君がいた瞬間 より)


原題 THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
    2017年 イギリス/アメリカ

監督脚本 マーティン・マクドナー 

フランシス・マクドーマンド
ウディ・ハレルソン/サム・ロックウェル/ジェリコ・イヴァネク
ジョン・ホークス
ピーター・ディンクレイジ
ルーカス・ヘッジズ
ダレル・ブリット=ギブソン
クラーク・ピータース
サンディ・マーティン
ブレンダン・セクストン三世

そして、ケイレヴ・ランドリー・ジョーンズ




THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI






ミズーリ州エビング
滅多に人が通らない田舎道の脇に立つ、古い3つの広告看板
(スリー・ビルボード・アウトサイド)

7ヶ月前に娘を強姦殺害された母親は、
捜査を進めない警察署長に向けるメッセージのため、
ビルボードを一年間借りることを思いつく。
19歳の女と浮気して家を出た、暴力夫が置いていった車を売り、
一ヶ月分のレンタル料を払って出した広告の文字は、
事件を忘れたい街の人々と、差別主義者だらけの警察官たちの逆鱗に触れる。

母親は、脅しや嫌がらせに屈することなく立ち向かう。








いやーーーーーーー!!良かった!

ものすごくいい作品だった! 拍手


サム・ロックウェルにも、ケイレヴにも、
フランシス・マクドーマンドにも、演技賞をあげたい!
アーロンも良かったのだけれど、あまり署長らしさが見られず、
ということは、アーロンの持ち味はこの役では生かされないということなのか?
個人的に、アーロンは、白い制服が似合わないというか、
もっと薄汚い方が似合うというかハマる。
サム・ロックウェルの母親役の女優の化け物感もすげえ

ケイレヴ、珍しくイカレポンチの役じゃないけど、
やっぱりちょいと斜めに構えた人物で、それでも素晴らしくいい!
オレンジジュースのシーンなんか、可愛くて可愛くて



ミズーリ州の田舎というもの、「ウィンターズ・ボーン」でも感じたけど、
いわゆるホワイト・トラッシュが暴力的な生活をしていて、
人種差別も根強い。
そんな背景の中、エビング・ポリス・デパートメントはほとんど機能せず、
暴力警官が市民を殴りつける。


言えないんだけど、言えないんだけど、裏と表があるんです。
母親と娘の関係にも、警察署長にも、ばか警官にも。


私が「いぇーい!いいぞいいぞ」と拳を突き上げたくなったのは、
説教しにきやがった神父に母親が言ったこと。

「同じ服着てアジトがある、ギャングと同じね。
あなたが2Fでくつろいでる時、下で仲間が少年を犯している。
あなたは見て見ぬ振り。あなたも同罪では?」


きゃっほー!ザマアミロ (*・`ω´・)

最後の、母親とバカ警官のやりとりもいいです。
大人だなー


エンドロールで音楽を確かめたかったんだけど、読みきれなかったわ。

西部劇調の音楽が、母親の荒っぽい行動を応援するっていうか、
西部劇は嫌いだけど、なんかかっこいい。


大人の深いヒューマンドラマです。何やらユーモアもあります。

観て!


あ、ご注意。
犯人探しのサスペンス映画ではありません。人間を描いた、ドラマ映画です。




英語で映画化・・・・・



⚫︎友達に、私がどんなに不幸なのか指摘されたので、
紛争地で毎日レイプされてる女の子たちに比べたらすごく幸せと答えた。



ジェシカ・チャスティン主演だから、気になっていた実話。
実話を資料やインタビューを元に小説のような書き方で仕上げたノンフィクション。


「ユダヤ人を救った動物園――ヤンとアントニーナの物語」

ダイアン・アッカーマン著



ユダヤ人を救った動物園



1939年 ポーランド ワルシャワ 
ワルシャワ動物園を営んでいたジャビンスキ夫妻は、
ユダヤ人を園にかくまい、脱出させた。

夫も妻も、多数の著書があり、日記も残っているおかげで、
事実の記載だけでなく、彼らの心情も細かく描写されている。

美しく装飾的で、ファンタジーの世界のような文体は、
動物園の日々や妻アントニーナの人となりを輝かせ、
好きな人ならうっとりするような文章になっています。
動物たちに対するアントニーナの愛情だけでなく、著者の愛情も感じられます。

私は、ドライで完結な文章が好きなので、
ちょっとめんどくさかったけどね。

こんな本が原作なら、きっと素敵な映画になってるんだろうなー、
と思いました。

ダイアンの夫が脳卒中で失語症になり、回復するまでの、
5年間の記録、
「愛のための100の名前」が面白そうだ。



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邦題が鼻につくけど

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ジェニファー・ローレンスがスパイ役だというので読んだ。

「レッド・スパロー」

ジェイソン・マシューズ著



著者ご本人が元CIA





なんじゃこりゃ!!
スパイ小説というより、まるでポルノ小説!

まさかジェニファーが、こんなエロシーンはやらないだろうね???
やらないよね?? ね????


著者ご本人が元CIAエージェントだというから、
ああいうエロ仕掛け専門スパイの訓練も、本当にあるのかもしれないけど、
気持ち悪すぎてほとんどすっ飛ばしながら読んだ。
主人公のドミニクの人物描写も浅いというか、
男目線だなー、薄いなー、と物足りなかったし、面白いと思えなかった。

一点だけ興味深いのは、ドミニクが共感覚の持ち主という点。
でもこれも、とってつけたようで、あざとさしか感じない。

映画は、「ハンガー・ゲーム」の監督だから、
違った切り口になってるんだろうけど、
ジェニファーには合わないと思う。
ヘアメイクを見ると、ロシア人っぽくなってるけどね。

私は、「ユダヤ人を。。。」もそうだけど、
その国の俳優が役をやってないとしらけるんで、
その国の言語でないとしらけまくるんで、
両方とも見ないのだ。






「犯罪心理分析官インゲル・ヴィーク」2回目


⚫︎「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」シーズン2の犯人が、
ビッグバンセオリーのシェルドンと同じTシャツを着ていたの。



「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」
メリンダ・キナマンちゃんが主役のクライムドラマ

以前見たんだけど集中できてなかったんで、再放送を見てみました。

まああ、、、、「ミレニアム」シリーズでリスベットの弁護士になってくれた、
アニカ・ハリンが検死官役で出てたのねー。

原題 Modus スウェーデン 2015年〜2017年



アンネ掘ると





原作小説を書いたのはアンネ・ホルト。
スウェーデンの弁護士で小説家。
やはり作家である女性のパートナーがいる。
翻訳されている本がたくさんあります。
ご自身がドラマの製作総指揮をしています。



ストーリー

スウェーデン国家警察の元プロファイラーで
FBIでも働いていたインゲル・ヴィークが、
現場を退き大学での研究だけに専念するようになったのは、
事件の捜査に夢中になるあまり、娘たちを忘れてしまった経験からだった。

しかし、妹の結婚式に訪れた先で、間接的に事件に巻き込まれ、
再び捜査官と組むことに。











とんでもないキリスト教の狂った集団の犯罪だったわけです。

北欧の国々は、
同性愛が違和感なく社会に溶け込んでいると思い込んでいたものだから、
憎悪する人たちもいるんだなー、と悲しむ。
そこに宗教がつけ込むと、赤子の手をひねるごとく相手を好きなように動かせる。
怖い怖い


ドラマの作りとしては、
長女の自閉症スペクトラムに全く触れないのが不自然で、
母親も周りの人も、そのような言葉は出さないどころか、
あの子は少し難しいの、って感じで特別扱いしてない。
そこが、うーん、説明しなくていいの?と思っちゃった。
視聴者はみんな理解できるからいいのかな?言葉で説明しなくても。

キリスト教のあいつらの部分をもっと丁寧に挿入してくれないと、
悪を裁くドラマに見えない。
主人公の家庭の事情や子供の事情、心理描写の分量が多くて、
クライムサスペンスにしては物足りなかった。

あと、見知らぬ男が娘に声かけてるのに通報しないってなんで?
わからなかった。


出演者たちの魅力には惹きつけられたので良いけれど,
犯人グループについてと実行犯の過去と心理を、
原作読んで深く確かめたい。翻訳されてないのかな?



欧米の映画・ドラマを見てるといつも思うんだけど、
母親ってもっと子供にくっついてる、目を離さない離したくないもんだと思うのに、
随分長時間(仕事の時間以外に)子供と離れるんだよなー。
用があって離れるにしても、預け先のことをきっちり描いてくれないと、
こちとら心配でしょうがないよ。ママが男とヤって外泊したりして、
へっ??? 子供は?と気になってしょうがない。


シーズン2も日本で放送になるといいな。










「150ミリグラム ある女医の告発」



⚫︎ラジオ英会話のおじさんが、英文が流れるたびに必ず
「皆さん」と一言付け加えるのがなぜなのか気になって気になって、
勉強に身が入らない。



原題 LA FILLE DE BREST 2016年 フランス 未公開

監督 エマニュエル・ベルコ

出演
シセ・バベット・クヌッセン
ブノワ・マジメル
シャルロット・ラメル
イザベル・ドゥ・エルトフ
ララ・ノイマン
フィリップ・ウシャン
パトリック・リガルデ
ギュスタフ・ケルヴィン


シセ



フランスの、大きな製薬企業セルヴィエ社の薬害事件の映画化。
メディアトールという薬は、糖尿病の治療薬兼「やせ薬」として、
1976年~2009年販売され、500~2000人を死亡させた。

大学病院の医師イレーネは、
患者が心臓弁膜症を発症し死亡したことに疑問を抱き、
患者が服用していたヤセ藥を調べる。
すると、その薬メディアトールの服用者で、死んだ人々が大勢いると気付き、
2007年、メディアトールの副作用の危険性を製薬会社に指摘した。
しかし会社は、その報告を無視したため、
イレーヌは2010年に「メディアトール150 mg : 何人死んだ?」という本を出版する。









医師として、患者に納得いかない症状が現れたり亡くなったりした時、
とことん追求して患者を楽にしようと頑張る。
そんな当たり前のことをしたイレーヌが、まれな医者に思えちゃう。
私はいい医者に当たったことがないからね。

闘ってる時もそうだけど、
権力側から圧力かけられてもマスコミに持ち上げられても、
一貫して自分の主義「全ては患者のため」からずれない。
そんなイレーヌの潔さ誠実さに感動しながらみました。


*好きなシーン

・本が出版されマスコミに取り上げられ、頑張ってきたことが報われと知った時、
車の中でイレーヌが泣く。あの顔、素晴らしい!

・母親がテレビで自分の行いを話す姿を見る子供達の顔。
母を誇りに思うあの顔。



2015年の「アスファルト」で、
とても面白かった俳優ギュスタフ・ケルヴィンが真面目な役だった。
この人、熊みたいで可愛くて好き。


イレーヌ役Sidse Babett Knudsen
この人が演じたからこその爽快感。

デンマーク語、フランス語、英語完璧。
大好き、この女優さん
絶対正義の顔してる。絶対に信頼できる顔してる。
シセっていう名前も素敵


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ご本人  イレーヌ医師








「デトロイト」



⚫︎バスの中、中高年男性グループが、
ハズキルーペの話で盛り上がっていた。


原題 DETROIT 2017年 アメリカ

監督 キャスリン・ビグロー 

出演
ジョン・ボイエガ
ウィル・ポールター/ベン・オトゥール/ジャック・レイナー
ジョン・クラシンスキー/クリス・コイ
オースティン・エベール
ハンナ・マリー/ケイトリン・デヴァー
アルジー・スミス/ジェイソン・ミッチェル/ジェイコブ・ラティモア
ネイサン・デイヴィス・Jr/ペイトン・アレックス・スミス
マルコム・デヴィッド・ケリー/アンソニー・マッキー



DETROIT.jpg





1967年7月デトロイト。
酒の販売許可無しで営業しているバーに、警察が取り締まりに入る。
そこは黒人客が集まるバーだったため、地域の黒人たちが反発をし、
瞬く間に暴動に発展する。破壊と略奪、銃撃は激化し、デトロイトは戦場のようになる。

そんな中、モーテルに宿泊していた黒人若者達の一人が、
レース用の銃をふざけて発砲する。
その音を聞いた警察は狙撃されたと思い込み、
モーテルは警察と軍隊に包囲される。

興奮した警察官による狙撃犯探しはエスカレートし、
拷問が始まる。









1967年という時代のせいで、
仕事中の警官から工場の作業員から一般市民から、
全員が全員、どこでもタバコ吸いまくってる野蛮さ無知さに嫌気がさして、
タバコが見えるとすぐ目をつぶったので、辛い映画鑑賞だった。

これだから昔が設定の映画は見たくない。


暴動の背景には、
白人警察による黒人達への差別行為への長年の恨みと怒りがあるそうだから、
暴動を起こした黒人達の行動には少しは味方したい。
しかし、警察や軍に刃向かうだけならいいけど、
暴動って、普通の家屋や店を破壊したり、略奪に進むから
大嫌いだ。集団心理の恐ろしさだ。


暴動の様子は当時のニュース映像などを使い、
芝居の部分も、ドキュメンタリータッチになっている。
私には最初、この二つがうまく溶け合ってないように思えて、
劇場のシーンあたりから帰ろうかと思っちゃった。
モーテルの若者達がじゃれてるシーンも長かったしね。

前知識を入れずに監督の名前だけで見たので、最初は、
暴動の様子とその顛末を全体的に描く映画かと思ってて、
途中からモーテル事件を描く映画だったのか、と気づき、
二つの映画を見た感覚。(悪い意味で)



モーテルに警察が突入してからは集中できました。
これは事実の映画なので、裁判とその後の顛末も見せてくれてます。
モーテルでのシーンは、実際にあそこにいて警官に拷問された女の子が、
アドバイザーとして参加して作り上げたそうです。

警察は怖い、悪い警察は本当に怖いです。



「リトル・ランボーズ」のウィル君があんな役でちょっと悲しかった。

☆なんとなく、整理しきれてない印象で終わった残念さ


これを見てしみじみ思ったこと

子供のおもちゃとして、
銃(水鉄砲も含む)を作り販売する大人って頭おかしいな。


子供がおもちゃの銃で遊んでて、
本物と間違えられて警官に撃ち殺されても、親は文句言えない。

警官も銃が怖いんだから。



当時のモータウンというもの、当時のデトロイトの文化、
“ザ・ドラマティックス”というグループ、
何も知りませんでした。
あんな経験をしたら、もうラヴソングなんて歌えなくなる
ヴォーカリストの気持ちはわかるよね。