「成功はゴミ箱の中に」
▪️テレビから、「避妊具が・・・」と聞こえて驚いたら、
「イニングが」だった。野球だった。
マクドナルドをフランチャイズにした男、レイ・クロックの自伝

Raymond Albert Kroc 1902年〜1984年
イリノイ州シカゴ郊外オークパーク産まれ
子供の頃から何かしら面白いと思ったことには飛びつき、
それを成功させるために一直線に頑張り、
自分の能力を疑わない人だったようだ。
高校生の時には、楽器屋を経営してるし、
定職なくても好きな女とは絶対に結婚すると決めるし、
(離婚も再婚も。。。。。ね)
結婚のためなら就職するし、就職したらナンバーワンセールスマンになる。
マイアミの土地ブームを聞きつければすぐに引っ越し、
不景気で給料減らすと言われればすぐ辞める。
そういう気質だから、
1954年、カリフォルニア州サンバーナーディーノにある、
一軒のレストランが大人気だと聞いた時は、すぐに飛行機で飛ぶ。
一目で気に入ったMのマーク、店の様子を観察し、システムを見せてもらい、
ビジネスチャンスだと固く信じる。
マックとディック兄弟のテイクアウト専門バーガー店は、
十分に成功していたが、
その素晴らしさを田舎で埋もれさせるのはもったいない、
これはすごいビジネスになる!と興奮するクロックと、
品質を守るため大きな展開にはしたくないし、今のままで満足だという兄弟。
両者の温度差、ビジネスに対する考え方の違いなどが詳しく書かれている。
1955年4月、
イリノイ州デスプレーンズに最初のフランチャイズ店を作るまでの苦労、
チェーン展開していく上での、兄弟との契約の縛り、
いかに人材を見つけていったか、
そして大成功後のチャリティ活動や基金の設立、
興味深く読み応えのある内容でした。
この人がプロのピアノ弾きだったとは!
*巻末にソフトバンクの孫氏とユニクロの柳井氏の対談があったりして、
おいらも一山当てたいと思う人には、参考書みたいになってるんじゃない?
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クロックがマクドナルドに出会い、一大帝国を築く映画、
「ファウンダー 」今日観てきました。
あとで感想書きます。

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