C型B型肝炎ウィルス検査


ふと行ってみたピロリ菌検査以来、自分の思い込み健康を捨てまして、
長年、ちょっとだけ気になっていた検査もしてきました。

C型は1988年までの輸血や、注射器使い回しで感染する。
私は1989年に腹切られてるんで、怪しいな、と。

B型は日常で非常に感染しやすく、分娩時に母親から感染してたり、
傷のある人に触った自分の部分に傷があると感染する。
虫歯や歯周病の人の口との接触とか、体液とか、
とにかく全ての性的行為で感染する!タトゥーもそうらしいが、
今時タトゥー屋は針使い捨てだしゴム手袋してるっての。

先進国と言われる国々では、出生直後にワクチンを投与する。
(日本はやらない)
そのくらい怖いウィルスだから、私も危険。
今後死ぬまで誰とも(夫とも)性交渉しないと固く決めているが、
若い頃は無知だったし弱かったからなー。。。。


地域の保健所に電話して、検査について聞いて申し込みした。
封書で無料検診書が来て、できる病院で血液検査する。

血い取ったら、「血液をサラサラにするお薬飲んでますか?」と訊かれた。
なんで?あたしの血いはサラサラすぎるの?

結果は二週間後ということで行ってきた。

両方感染なし。

「ワクチン打ってください」と言ったら、そんなにうつりませんよ。と医師に言われた。
ほんとー? だってテレビに出てた医者はすごくうつる、すごく怖いと言ってたよ。

自分がちゃんと意識して誰とも接触しなければいいんだけど、
男(夫)なんて外でなにしてるかわかんないし、
どこでどう感染するかわかんないじゃんよー。

他の医者に聞いて、やってもらうぞ、私は。

_______________________


しかし、平日昼間の病院というのは、98%くらいが高齢者だねー。
医療事務の若いお姉さんと高齢者の会話聞いてると、
事務員さんは高齢者のかすれたもごもご言葉が聞き取りにくく、
高齢者はマスクした事務員さんが大きな声でゆっくり説明しても、
なんども同じこと聞き返したり言い返したりして、
お互い、話してることは聞き取りにくそうで、
あ〜あ、、、、、 老化って悲しい。。。。。と思います。








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「テロ」


フェルディナント・フォン・シーラッハの新作、やっと読んだ。
やっぱり一気読みになった。

表表紙は黒 裏表紙は白
つまり有罪と無罪ね。


シーラッハてろ



シーラッハのいつもの筋書きなんですが、
犯罪の裏と表を皮肉交じりに、実際の事件や裁判や歴史を例にして、
白黒つけずに、読者にも考えさせるように書いている。

これが有罪というならあれはどうなんですか?
これはダメというなら、なぜあなたはあれを許すんですか?
と、
裁判シーンでは、事件の経過、証拠の吟味、証言などを超えた、
人間の本質論議、法律の不備や解釈の仕方などに突っ込み、
何が悪で何が善か、これが有罪か無罪か、
何もかもこの世に確かなものはない、揺るぎのない人間はいない、
と言っている。


今までの本に比べると、物語の面白さより、
犯罪と人間についての禅問答のような面が強くなり、
ちょっと疲れた読後感でした。

本作の被告人が有罪か無罪かは、
読んだ私たちが決めるように構成されています。
これ、恋人や夫婦で議論でもした日にゃ〜、ケンカになりそうだなー。

これを舞台で朗読した「裁判劇 Terror」は面白かったんでしょうか?


*シーラッハの、フランスの雑誌社<シャルリー・エブド>へのスピーチも収録


_____________________

シーラッハ、自分の感覚が、キリスト教社会と異なる禅的なものに通じると感じ、
良寛の俳句などを作品にも入れていたように、
日本に来た時には、空港で、飛行機にお辞儀する人を見てすごい!と思ったとか。

実はこういうの、私がめちゃめちゃ嫌いな日本文化なんだ。
空港で 飛行機にお辞儀してる人を悪く言うんじゃなく、
よくスポーツの部活員が、校門に向かってお辞儀(強制)とか、
髪型や服装のきまり(強制)のキツキツさとか、
スポーツ以外でもなんでもかんでも精神論で、
権力者が下のもんに押し付けるあれこれが嫌い!

だから、外国人が禅だの日本文化だのを妙に褒めるのがむずむずする。

古臭い精神論の日本、大嫌い。
集団行動、出る杭は打つ、男尊女卑、家長主義、行儀作法、躾、
子供を大人の都合のいいようにするための(家畜化 奴隷化)公立教育のやり口。
ちまちましたその他もろもろ














「人生スイッチ」


人生・・・・・
幸せの・・・・・・
優しい・・・・・・・・・・

こういった邦題がつけられた映画は、それだけで見る気が失せる。
この作品も、めちゃめちゃ面白いのに、
こんなクソの役にも立たん邦題つけられてお気の毒。


原題 RELATOS SALVAJES 2014年 アルゼンチン/スペイン

翻訳サイトだと、野生の履歴となりました。これならわかる。


監督 ダミアン・ジフロン 


出演
・おかえし
ダリオ・グランディネッティ/イサベル - マリーア・マルル/モニカ・ビリャ
・おもてなし
フリエタ・ジルベルベルグ/セサル・ボルドン/ リタ・コルテセ
・パンク
レオナルド・スバラーリャ/ワルテル・ドナード
・ヒーローになるために
リカルド・ダリン/ビクトリア・マラムド/ ルイス・マッゼオ
・愚息
オスカル・マルティネス/オスマル・ヌニェス/ ヘルマン・デ・シルバ
ディエゴ・ベラスケス/マリーア・オネット
・Happy Wedding
エリカ・リバス/アリエル - ディエゴ・ヘンティレ


野生の履歴




自分の不幸はみんな誰々のせい、とお返しを計画した男の話や、
強欲で傲慢で非情な男はこの世から消せばいいじゃん、なおばちゃんや、
よくある、ドライバーの<運転すると人が変わる>顛末や、
一寸先は闇な状況を作り出す、
理性で抑えていた野生の本能を出した人間心理を描く。








たっくさん、ノミネート&受賞しています。

ブラックユーモアが好きな人には、すごく面白いです
私のようなひねくれ者には、たまらなく愉快です (*≧∪≦)


それぞれのエピソードに対して、一言感想


「おかえし」Pasternak=気持ちはわかる

「おもてなし」The Rats=やれやれ〜!!

「パンク」Road to Hell=他人事ではない

「ヒーローになるために」Bombita=こういうことして欲しいと思う事柄は数々ある
*この邦題は全くの誤まり。彼はヒーローになりたくてやったんじゃない。

「愚息」The Deal=どこにでも転がってそうだな

「HAPPY WEDDING」Till Death Do Us Part=That's Marriage!!ですね。ひひひひ


特に気に入ったのは、「おもてなし」の料理人おばちゃん。
私のお母ちゃんになってほしいくらいの、玉のでかい根性座った女だったわ〜
ウエディングのエピは最後のエピだからか、ハッピーエンドなのが気に食わないが、
爆笑しました。花嫁役の女優さんの演技が可愛い❤︎


まあ、とにかく、
人間、有事の時には本性むき出しになる、
些細なことでも野生が目覚めると血を見ることになる、
抑えてきた野生は、きっかけさえあれば爆発する、

そういったことのオンパレードで、私にはとても小気味のいい、
ニヤニヤ笑える、最高の人間映画でした。




「海を飛ぶ夢」 原作


▪️この前朝起きたら足つって、数日間つりっぱなしだなと思ったら、
肉離れだった様子。寝てただけなのに びーです


映画を見てからずっと、
読みたいと思いながら読みそびれていました。



海を飛ぶ夢




ラモン・サンペドロ・カメラン。
ノルウェーの商船に整備工として乗り組み、世界中の港を旅したのち、
恋人の両親に会いに行く日(1968年8月23日)に、
高所から海に転落し海底に頭部を強打、第七頸椎を骨折する。

頭(脳)のみが健康で体は全部麻痺となり、その人生の苦痛から約30年、
自死の権利を主張し、スペインで初めて安楽死権利の裁判を起こす。

1998年1月、ある女性に手伝ってもらい、死ぬことができた。


ラモンが口にペンをくわえて書いた、手紙や詩などをまとめた本です。


_____________________



映画では、海に飛び込んでぶつかったように描かれていましたが、
本によると、飛び込んだのか落ちたのか、本人もよくわからないようです。
身を固める覚悟ができてない若者が、彼女の親に会うのを、
直前になってもまだためらって崖を歩いているうちに気がついたら落ちてた・・・
そんなとこ。

ここで、冷たい私は、  
ったく、彼女の親に会うと決めたのに、
(しかも処女みたいには恥じらうだかなんだか書いてある)いじいじしやがって!と怒り、
結婚なんて責任あることやめて、無料でやらせてくれる港で馴染みの娼婦んとこ行きたいな、
なんてぼーっと考えてたらしい所にかなりムカついた。


しかし、私は嫌われようとその場が気まずくなろうと、聞かれれば言うが、
普通はあんまり表立ってこんなこと言う人はいない事柄が、
怒りと絶望まじりで悟っただろう、ラモンの血を吐くような言葉で綴られているのが、
それはそれは気持ちよかった。

安楽死を批判し説教こく人々や神父に対する手紙でね。

『神は、絶対的な支配者になろうと、
恐怖で子供をしつける父親と変わりない』
 そーだそーだ そのと〜りだ

『宗教が皇帝国王国家と手を結び、共通の利益を得ようとすると、
世界規模で組織化された犯罪に結びつく』


『死を前にすると人々は自分を欺き、もっともらしく死を否定する。
そこで社会に寄生する権力者たちは、死の恐怖を利用して人々を支配する』


『医者は痛みを利用する 神父は死を利用する』


などなどすべての章に、苦しむ者に対する、
くっだらない倫理観や専門家とやらのごたくにうんざりしたラモンの、
理路整然とした意見が書かれ、私が血を煮えたぎらせて怒り忌み嫌う、
権力者の本性・本質を暴いている。


この点、ものすごく爽快。



病気で苦しむ人に「自殺は駄目だよ」という人は、
自分がその病気になるなんて絶対ノーなくせにね。
世の中、病気や怪我を抱えて明るく頑張る人ばかり応援すんじゃねえ!
死にたい人だってその何倍もいるに決まってるんだ。
死にたきゃ死なせろ!

ラモン、死ねて良かったね。でも、もっと早く死ねたら良かったね。


映画「海を飛ぶ夢」









「ギャラクシー・クエスト」


▪️土曜の朝っぱら、夫が「大変だよ!」と呼ぶので行ってみたら、
昨夜のタモリ倶楽部録画の「お尻オーディション」を目えひんむいて見ていた。


原題 GALAXY QUEST 1999年 アメリカ

監督 ディーン・パリソット 

出演
ティム・アレン
シガーニー・ウィーヴァー
アラン・リックマン
トニー・シャルーブ
サム・ロックウェル
ダリル・ミッチェル

エンリコ・コラントーニ
ロビン・サックス
パトリック・ブリーン
ミッシー・パイル
ジェド・リース
ジャスティン・ロング



ぎゃらくし




1970年代に放送されていたSFドラマ「ギャラクシー・クエスト」。
放送終了20年の現在も、カルトファンがファン集会に押し寄せる。
その中で、「我々の星を守ってください」と現れた4人組。
適当にあしらう船長役俳優が、何かの番組だろうと4人に付き合うと、
彼らは本当の異星人で、「ギャラクシー・クエスト」を歴史ドキュメンタリーだと信じ、
助けを求めに地球に来ていたのだった。








スタトレは、大昔にぼんやり見てたので、詳しいことわかりません。
スポックと船長くらいしか覚えていません。

スタトレのパロディらしいけど、わからないなりに結構楽しめました。

ずいぶん前の映画なので、役者たちが若くてびっくり!
で、異星人役のへんてこな役者たちが、
今、テレビや映画でずいぶん活躍してる人たちでまたびっくり。

こいつらの話し方や動きが可笑しくて可笑しくて :.(:.´艸`:.).:


おばかパロディ映画として面白がって見てたんだけど、
途中から本格的なSF映画になっちゃって、なんだか気がそれてしまった。
ちゃーんと作ってるんだもん。お金かけてるしね。

もっとチープでドタバタであほくさい路線で行く方が好みです。


でも笑えた。







他人なのにそっくりさん15


▪️日光除けに日傘さすと腕の曲げたところに大汗かくし、
帽子かぶると額から滝の汗かくし、サングラスかけるとグラスの下から滝汗流れる
どうしようもない汗っかき  びーです



ロバート・イングランドブノワ・ポールヴールド

エルム街のフレディと・・・・


Robert Barton Englund




コメディーが似合うフランス人
しゃべるとすごく似てます。

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レディ・ガガとカナダの女優さんMelanie Leishman


ガガがメイク控えめで・・・

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Melanieのメイクが濃いと

 Melanie Leishman




ジェイソン・ベイトマンとドイツの男優Misel Maticevic


二人とも好きなの

ベントマン


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ガブリエル・マクトと・・・
がぶりえるまくと、って何回も言うのが面白い。
じゅぬゔぃえーゔゔぃじょるど とか、じゃんかるろじゃんにーに とか、ね)



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申し訳ないが、般若
般若って女性だが、ガブリエルの目の上の頑丈そうな頭骨と、
その下の寄り目がちな鋭い眼光が、いつも私の頭の中で般若と同化してしまう。

がぶりえるまくと、「SUITS/スーツ」で最高にかっこいいけど好きだけど。



般若


過去記事

他人なのにそっくりさん14









ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~


▪️マン・レイは暴力的なセックスを好む男だったと知り嫌いになった びーです



好きな作家 小川剛 の作品が見られる!と、出かけてきました。


青山のスパイラルガーデン1Fにて

ブレイク前夜 展


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好きだったものたち


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そして小川剛作品

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見る角度により変幻する作品に見とれる

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☆ 8/28まで








「イレブン・ミニッツ」


▪️渋谷で、前を歩いていた二人組み、既婚者らしき女性が、
未婚者らしき女性に「結婚相手に最適なのは無趣味無関心だよ!」と。
とてもうなづける   びーです



原題 11 MINUT 2015年 ポーランド/アイルランド

監督 イエジー・スコリモフスキ 

出演
リチャード・ドーマー(映画監督?
パウリナ・ハプコ (女優?
ヴォイチェフ・メツファルドフスキ(女優の夫
アンジェイ・ヒラ(ホットドッグ屋
ダヴィッド・オグロドニック(ヤク中バイク便
アガタ・ブゼク/ピョートル・グロヴァツキ 登山家?
ヤン・ノヴィツキ(画家
アンナ・マリア・ブチェク (医者
ウカシュ・シコラ(強盗?
イフィ・ウデ (パンキー
グラジナ・ブウェツカ=コルスカ(逆子出産



イレブン



午後5時から5時11分。
一見何の関係もないように見える登場人物たちが、
時間の経過と共に影響を与え合う。


女優は映画監督との面接へ
女優の夫は妻の面接が気になり後を追う
バイク便は人妻とセックス
出所したばかりの男はホットドッグの屋台を出す
登山家のカップルはポルノを見る
逆子が生まれそうになった女は救急搬送される







この監督、
「アンナと過ごした4日間」が大好きで、
「エッセンシャル・キリング」が大嫌いなの。

だから、吉と出るか凶と出るか、みたいな、恐る恐るの映画観賞でした。


この作品は、吉だったな

スピード感のある編集が好みだった。


ただ、『騒音でできた映画』だなー、とずっと考えてた。
途中で流れるヘビメタ?デスメタ?スラッシュメタ?の曲より、街の音の方がうるさい。
これはいい意味。下手に音楽使うより、
街の雑踏の音、飛行機やバイクの騒音、大型犬の荒い息づかい、など、
現実の生活のうるささと、これから何か起きそうな不安を煽るうるささ、
その両方が感じられる。


わからない部分があるのでどなたか教えてください。
「あれを見た?」というセリフが数回出てくるので、
まさかのSFものに行くんじゃないだろーなー?と危惧していたが、
そんな絵空事にはならず、普通に、人間の行動が人間に影響を及ぼしてる。
じゃあ、「見た」って、何?
あと、バイク便がホテルのペントハウスに上った時の、
「アンチヴァイラル」みたいな揺らぎは何?
女優はなぜ具合悪くなったの?
これらも、鳩が鏡にぶつかった時と同じく、不幸が起きる前兆の象徴シーンなの?

あと、登山家(これも検索するまで登山家だとわからなかった)は何で、
ポルノを見てたの?あそこんトコ、どうにもわからない。

薄汚くエロな印象ばかりになりそうなところ、
女優役のパウリナさんの美しさが夢のようで、
ドブ川の表面を流れる一輪の百合のようでした。
この女優で救われた。


あんな女優










気になる映画


▪️近所ですれ違った中年女性が、ザ・クランプスのTシャツを着ていた




映画館でチラシをもらってから、見たいけど見逃してきた映画二本。


「シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ」







シュガー、というより、この人たち、白い砂糖食べてるんじゃない?
私は なんでも白いもんは食わない。米も砂糖も小麦粉も。



「ポバティー・インク あなたの寄付の不都合な真実」





いつも疑問を感じてたことだから












「チャップリンからの贈りもの」


▪️包丁でざっくり指切ったことを夫に知られ機嫌悪くされるのが嫌で、
コップ半分くらいは流れただろう血を、洗い物してるふりしてごまかした。
びーです



原題 LA RANCON DE LA GLOIRE 2014年 フランス

原題の翻訳は、栄光の身代金と出ました。

監督 グザヴィエ・ボーヴォワ 

出演
ブノワ・ポールヴールド
ロシュディ・ゼム
ナディーン・ラバキー
セリ・グマシュ

ピーター・コヨーテ
キアラ・マストロヤンニ
ドロレス・チャップリン
ユージン・チャップリン


チャップリンからの贈りもの



チャップリンの遺体誘拐事件の実話を膨らませ、
ヒューマン・コメディに仕上げた作品。

1977年
移民の親友同志オスマンとエディ。
出所したばかりのエディを、オスマンは家に住まわせる。
オスマンの妻は入院中だが、金欠で費用を払えない。
一人娘は大学に行きたいというが、
そんな金はないから諦めろというしかない。

そんな中エディは、アカ狩りでアメリカを追放されスイスに住んでいた、
喜劇王チャップリンが亡くなったと言うニュースを知る。

チャップリンは移民でホームレスの男を描いた。
俺たちと同じだ、俺たちの友達だ!

とばかりにエディは、オスマンを誘って、
チャップリンの墓を掘り起こし棺桶を盗み出し、遺族に身代金要求の電話をかける。









チャップリンの娘と息子が出演し、家やお墓も本物を提供の、
チャップリン家全面協力。



あああ・・・・・ キアラちゃん、キアラ様、
そして、大好きな映画「キャラメル」の監督さんナディーン

この二人の女優が出ていたことが何よりの喜び


遺体を盗んで身代金を要求って、本来は、
遺族の心を踏みにじる憎むべき犯罪行為ですが、
監督はこの事件を、貧しい男たちの浅はかで間抜けな過ちとして描いてます。

こちらに、監督インタビューがあります。

ぴあ映画生活


確かに
娘の存在もあって、とても微笑ましくちょっと哀しみもある、いい映画になっていますね。

犯人の一人に道化師の才能がある設定にしたところ、
涙を笑いを誘いました。

チャップリンの作品が挿入され、音楽も使われ、
監督の、チャップリンへのたくさんのオマージュが感じられます。


実際はロリコン男だったとはいえ、浮浪者チャーリーを生み出し、
社会的に弱い者を主人公にして、批判を笑いに包んで、
娯楽にしてくれたチャップリンはアーティストとしてすごいと思う。
私が一番好きなのは、「殺人狂時代」ですが。


ラストのあのシーン!!「ライム・ライト」のあの名曲が流れ、
やっぱりなんて素晴らしい曲なんだろうと感動。


チャップリン家は告訴をせず、妻は犯人からの謝罪の手紙に許しの返事を出したそうです。


しかし、、、、、
ピーター・コヨーテはチャップリンの妻の秘書役。
私の感覚なんだけど、ピーター・コヨーテが出てると、
どうしても猥雑なセックスの匂いを感じてしまうのです・・・







「アラスカの獣医さん」


▪️去年のアメリカ旅行時、不正アクセスされていたと、
今頃カード会社から連絡きた休日    びーです


アニマルプラネットで毎週楽しみにしている番組です。
日本での放送は今月で終わりなのかな?

原題 Dr. Dee: Alaska Vet

アニマルプラネット 番組サイト

Dr. Dee: Alaska Vet公式サイト



ボディビルダーだった 獣医さんディーは、
獣医を目指していたお兄さんが兵役で亡くなり、
兄の夢を継いで獣医になった。

「忙しくしてるのが大好きなの。この仕事が天職よ。」

と、ちっちゃなペットから大型の家畜まで、エネルギッシュに駆け回り、
診察、治療をこなす。
この病院の名物は、いろんな模様のカラフルな包帯
「さ〜、これでよくなるわよー。可愛くしましょうねー」と、
紫やピンクのヒョウ柄の包帯を、巻き巻きしちゃう。


遠方の地域には1日掛かりで車で出張し、
僻地にいる動物たちのために、自ら飛行機の操縦もして出掛けます。







都会の動物病院じゃとてもありえない仕事が、
次々やってくるアラスカの病院。
アラスカという場所を見るのも面白く、ディー先生の笑顔の奮闘が楽しい

私が聞いたことのあるペットのトリマーさんや獣医さんの、
「うさぎの性別はわかりにくいんですよー」
「大きくならないとはっきりしないんですよー」を、
ディー先生は、こうさぎのうちにちゃんと見分けてました


再放送と、新シーズン放送望む








「ヴィジット 消された過去」


▪️夫が、レシピを参考にして作った料理が全部好みだったブロガーさん、
「この人と結婚すればよかった」と、三回言われた休日。



原題 ESTRANGED 2015年 イギリス 未公開

原題の意味、翻訳サイトだと、「疎遠にされる」と出る。内容知るとなかなか。


監督 アダム・レヴィンズ 

出演
エイミー・マンソン
サイモン・クォーターマン

ジェームズ・ランス
ノラ=ジェーン・ヌーン
クレイグ・コンウェイ
アイリーン・ニコラス
ジェームズ・コスモ


疎遠にされる



ブラジルの道路をバイク二人乗りで走るカップル。
猛スピードのままにトンネルに入り、事故を起こす。

男カラムは軽症だったが、
女ジャニュアリーは事故前の記憶を失くし、車椅子の移動。
ジャニュアリーの実家だというイギリスの家族の家に訪れた二人は、
厳格でよそよそしい雰囲気の家族に迎えられる。

家族のはずの両親と兄妹への違和感が消えず、
恋人カラムは何も告げずにいなくなり、
ジャニュアリーは家族の謎を解こうとする。








中盤まで、面白いー!と思ったんだが、
もうひとひねり欲しいが物足りず、
主演女優がも少しエキセントリックな容貌だとよかったな、と残念で、
マニア心には、まだまだ惜しいと思った一本。

「籠の中の乙女」みたいに、
キ印の家族のサイコサスペンスかと期待したんだけど、
そこまで突き抜けてない復讐劇だった。


結構ハラハラさせてくれたし、後半はおぞましかったんだけど、
いい大人の兄と妹が、ああも父親に隷属するのが解せなかった。
財産の為とか洗脳されてとかの、はっきりした理由を見せて欲しかった。
執事もね。

もっと救いのない結末にしてもらいたかったなー。











「サイの季節」


原題 FASLE KARGADAN HA 2012年 イラク/トルコ

監督 バフマン・ゴバディ 

出演
カネル・シンドルク(詩人若い頃)
ベヘルーズ・ヴォスギー(詩人 釈放後)
モニカ・ベルッチ(詩人 妻)
ユルマズ・アルドアン(運転手 若い頃と老人)


サイの季節



無実の罪で詩人とその妻が監禁される。
30年後、詩人は妻を探す。
妻は他国で子供と暮らしていた。

クルド系イラン人、サデッグ・キャマンガールの体験の実話だそうです。
ご本人は処刑されているようです。

*イランにいる人たちの民族や宗派?の複雑さは、とても整理できません。






とにかく!映像が素晴らしい!ど、ど、ど級に美しい!

黒が漆黒!黒とセピアがかった風景の色のコントラストは、
キリコの絵を思い出す。


映像でもセリフでもあまり説明しない、詩的叙情的映画なので、
自分なりに解釈したことを時間経過で整理してみる。
ネタバレになりますが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

舞台はイラン。 時代はイラン・イスラム革命時。
結婚して2年の、詩人サヘルとその妻ミナ。
ミナに迫るもフラれた運転手の、逆恨みによるデタラメ密告で、
夫婦は監禁され拷問を受け、裁判なしの判決が下る。
夫30年 妻6年の刑。
一度だけ許された頭巾をかぶったままの夫婦面会で、
運転手が途中で強引に夫と入れ替わり、
ミナを強姦する。

ミナは強姦でできた双子の女児を産む。
その後出所。娘たちとトルコに移り住む。

監獄の中で老人となったサヘルは、出所するとミナを探す。
自分の前にもミナを探していた男がいることを知る。


運転手はミナに付きまとい続けている。
生活費やパスポートを与える代わりに体を要求している。
双子には自分が父親だとは言ってない。

ミナの娘たちは、トルコを出て、ヨーロッパに移住したい。
金を稼ぐため売春をしている。
大雨の日、客のところへ行く途中、娘たちは運転するサヘルに出会い、
車に乗せてもらう。三人は互いを知らないまま親しくなり、
親切なサヘルに気を許した娘は、サヘルと寝る。
「パパは詩人だったけど死んだの。ママは彫り師よ」と娘の一人が言う。

サヘルはミナに刺青を入れてもらいそのまま別れる。
運転手を見つけたサヘルは彼を車に乗せ、
殺すため、自死するために、そのまま水に入る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サヘルは、寝た相手を自分の娘と思ったわけじゃないと思う。
ミナの子供とやってしまったショックはある。
ミナが、自分は死んだと娘に言い聞かせていたと知り、
政府や運転手にそう騙されていたのかと知った。そして、
娘たちは運転手の種だとはわかっていると思うの。
ミナは、強姦された子供じゃなくて、父親は夫だと思い込みたい、
娘にはそう話したかったのね。


イラン人の社会意識、宗教意識、よく知らないけど、
夫以外の男と(たとえ強姦でも)通じた女とは元には戻らない。んじゃないか?
(イスラムの人たちって、家族を殺したりするよね、名誉殺人とかってさ)
強姦でも、夫以外の男とやった女は、夫とは会えないんじゃないか?

だから、刺青入れてる時ミナも、
それが夫の背中だとわかっていても、何も言わない。
老人になった夫婦が抱擁するシーンは、
心の中での抱擁だと思う。

運転手とミナのセックスシーンで、今もミナが頭布をかぶっているのは、
運転手が自分に何をしたかを忘れさせないためだね。
あの時あんたが卑怯なことをしたから私はこうなった、
あんたにやらせる時は絶対にあの時と同じ状態でやる。その決意だね。

そんなに嫌なら逃げればいいじゃん、は、この国の女にはありえないことなんだろう。
家族以外の男と話しただけで家族に殺されたり、教育受ける女は殺されたり、
そんな宗教のそんな国でしょ?スンニ派、シーア派、国王派とか、
何が何やら理解できないが、だいたい、そんな国でしょ?





娘の刺青もサヘルの刺青も、詩人が書いた言葉に思える。
それぞれにあった言葉が彫ってある。

『他人の手で汚された血は自分の手で浄化する』
『境界に生きる者だけが、祖国を作る』


たくさんの詩が出てくるので、何回かじっくり見返してみたいものです。
タイトルになった、サイが岩塩を噛む詩も出てきます。



すごい映画でした。







「彼は秘密の女ともだち」


あー、楽しかった、いい映画だった。

原題 UNE NOUVELLE AMIE 2014年 フランス

さすが!のフランソワ・オゾン監督作

出演
ロマン・デュリス
アナイス・ドゥムースティエ
ラファエル・ペルソナーズ
イジルド・ル・ベスコ

クレール7歳 Anna Monedière
ローラ7歳 Mayline Dubois

Marline Duboisがすげえ美少女なんで、
大人になったローラがちょっと、、、、なのよね。



UNE NOUVELLE AMIE



男性の手で、ウエディングドレスを着せられていく女性は故人。

クレールとローラは7歳の時に互いに一目惚れし、親友になる。
大人になり、二人とも結婚し、ローラは娘を産むが亡くなってしまう。

悲しみにくれるクレールは、夫に急かされ、ローラの夫と娘を訪ねる。
そこにいたのは、ローラのドレスを着てウィッグをかぶった、
女装したローラの夫ダヴィッドだった。

「ローラは知ってた。家の中だけで女装してた」というダヴィッド。
最初jは彼を変態だと言ったクレールだったが、
女としてショッピングに出かけたいというダヴィッドに付き合ったり、
女装を手伝ったり、一緒にローラの別荘に出かけたりするうちに、
ヴィルジニアと名付けたダヴィッドとの間に、不思議な絆ができていく。







ものすごーーーーーく幸せな気持ちになった

私が常々思っていた、願っていた、
<結婚するなら同性愛者か女装家のオスがいいなー>
を実現してくれたんですものぉ− (* ´ ▽ ` *)

*なぜオスにこだわるかというと、日本の法律じゃ、メスとは結婚できないでしょ?
できんの?で、子供は欲しかったから、精子ある生き物じゃないとね。
精子ある生き物とは精神的な愛は無理だから、脳がメス寄りだと仲良くできる。
あと ほんとは夫婦別姓にしたいけど、それやると子供できたら婚外児になり、
なんか、めんどくさい。などなど
法律がめんどくさいから異性愛者と生きた方が便利。



コメディなのかもしれないけど、笑いの要素よりも、
男に生まれてきたけど女の装いをしてこそ本当の自分な人と、
今まで性的マイノリティのことは関係ないと思っていたけど、
新たな自分を発見する人の、心の動きを、
愛おしい思いで見つめる真面目な映画でしたわ。
女装が出てくると笑いに結びつけるものが多いけど、
すごく失礼なことだから、こういう映画でよかったー。

ロマン・デュリスの身のこなしが、とても優雅な女性で自然でした。
ロマン演じるヴィルジニアに比べたら、繊細なハンサムのラファエルでさえ、
ガサツなオスに見えましたわ。ラファエル、好きだけどね。

私が女を愛してるため、ドキドキときめいたシーンは、
クラブで魅力的な女性が、踊りながらクレールに近づくシーンでしたっ (//∇//)

ローラの葬式でクレールがスピーチする「同時に一目惚れしました」の言葉には、
子供の時にはわからなかった、今も気づいていないクレール自身を表すため、
わざと使ったセリフですよね。
クレールの欲望の見せ方もいい。この複雑さは、
性の境界が曖昧な人にはものすごく共感できると思う。


ラスト、ため息でるほどの幸福感 
こういう家庭で育つ子はいいなー。羨ましいなー。



主演アナイス インタビュー動画





男の格好か女の格好かなんてどーでもいいのさ、
個人の心が望む姿で生きればいいさ。
それを奇異に感じるように大部分の人間の脳ができているのは、
群れを作る動物として、役割や階級や法律や力関係や交尾相手の区別や、
いろいろ社会的なことが混乱するからでしょ?
性的に異性愛であっても、男がスカートはいても何もおかしなことじゃないし、
女がスキンヘッドにしようがブリーフはこうがどうでもいいし、
今日は男、明日は女、のスタイルだって好きにしたらいいし、
ほんと、世の中が男と女の分類になってる方がよっぽど不自然。
自然界には、性が入れ替わったり、自己繁殖したり、同性交尾もわんさかあるようだから、
人間も個人で好きにさせろよ。

こういう話題は燃えるなーーーー 





クラブで流れ、クレールが病室で歌った曲
「Une femme avec toi」








「ハイ・ライズ」


▪️「サテリコン」と全部カタカナに変換したかったのに、
「さて離婚」が最初に出てしまった



最近見て、ものすごく変で面白かった
「サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~」の監督
ベン・ウィートリー の新作だというので、楽しみにしてたのよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何すかこれ?

人間なんて、みんなクソという表現ですか?

フェリーニの「サテリコン」よりグロ!

原作がこの通りなのか知らないから読まないとわかんないけど。
文章で読めば違う印象なのかもしれないけど。


原題 HIGH-RISE 2016年 イギリス

出演
トム・ヒドルストン (検死医
ジェレミー・アイアンズ (建築家
キーリー・ホーズ (建築家の妻
ルーク・エヴァンス (ジャーナリスト?
エリザベス・モス (ジャーナリストの妻 臨月妊婦
ジェームズ・ピュアフォイ (なんか、金持ち
シエナ・ミラー (シングルマザー



ハイライズ



下層階には子供の居る平民、上層階には金持ちが住む、
高層マンションで起きる無秩序

それだけの話です。










英国階級社会の縮図という宣伝の仕方ですよね。

これさ、SF小説が下敷きなんでしょ?
だから、近未来が舞台の面白怖い作品かと期待してのに、
まるで逆でした。クッソ古いんだよ、何もかも。
原作は1975年だそうだから、その当時にしては近未来なのかもしれないけど、
2016年に公開する映画で近未来がこれはないだろ〜。

男も女も、
70年代やら50年代やらごっちゃになったヘアメイクとファッション。
テレビやテープレコーダーはめちゃ古い型で、これも何十年代やら。
女優はメイク濃すぎて元の顔じゃない状態。
シエナ・ミラーだけは70年代ロックスターの彼女っぽいそれなりのアレだけど。

男も女もどこでもタバコ吸いまくり吸い殻捨てまくり子供の前でも妊婦でも。

*ここ数年の洋画・洋ドラマでの喫煙シーンの多さに、私は強く疑っている。

『タバコ会社が根回しして、
若者層に「タバコってかっこいいいじゃんん」と間違った憧れを抱かせ、
売り上げを伸ばすため、エンタメに裏工作している』


絶対そうだ

上映前に、注意書きが欲しいよ
喫煙シーン・麻薬摂取シーンがありますと。




男も女もセックスしまくり誰とでも人前でも。
男も女も殴り殴られ、殺し、殺され。誰も止めない誰も何とも思わない。

犬は殴られ殺され喰われ、
馬も喰われる。


たかが停電しただけで、ひ弱な近未来人はボロボロになる、知性も理性も
(元から理性なさそうな住人ばかりだが)すっ飛ぶんだわ。

誰一人好感持てる人物はいず、すべての出来事にむかっ腹が立ち、
最後の方で諦めて、これは笑うしかないとさじを投げた。


途中で何度も映画館を出ようと思いましたが、数曲のカッコいい音楽に惹かれ、
クレジットでミュージシャンを確かめようと我慢して見た。
しかし、、、ああ。。。クレジットのアルファベットを追うには英語力なさすぎた。

CANっていうバンドの曲もあるらしいが、タイトルが読めないまま。

ポーティスヘッドPortishead「 SOS」 これは公式サイトに書いてあった。




クローネンバーグの後継者と言われている監督らしいですが、
クローネンバーグみたいな性的にネチャネチャした感じはないよ。
セックスシーンもねっとりしてなくて、どこかばかばかしく空々しい。


金返せ映画に入れてやる (*`皿´*)ノ







「アクトレス」


原題 SILS MARIA 2014年 フランス/ドイツ/スイス

監督 オリヴィエ・アサイヤス 

出演
ジュリエット・ビノシュ (中年女優)
クリステン・スチュワート (女優秘書)
クロエ・グレース・モレッツ (新人女優)

アンゲラ・ヴィンクラー




アクトレスuリエット



劇作家が受賞した賞を代理で受け取るため、チューリッヒに向かう女優と秘書は、
電車の中で作家の死を知る。
20年前、彼の作品「マローヤのヘビ」でスターになった女優は、
彼の妻に会い、死を悼む。

若い演出家に、「マローヤのヘビ」リメイク舞台出演依頼を受ける女優。
若い女に翻弄される中年女の役であることに戸惑うが、出演を決める。
役に合わせて外見を変え、秘書とシルス・マリアの山荘で役作りに没頭していくうちに、
役柄の関係と秘書との関係が重なっていく。








これは、中年期の葛藤に苦しむ女優の映画と言うよりは、
原題のとおり、シルス・マリアと言う土地と、
そこに現れる気象現象「マローヤのヘビ」の映画じゃないか?

<マローヤにかかる霧のような雲を、人生に照らし合わせる>
のが大人の解釈なのでしょうか。

私は、女優たちの映画とみられているこの映画が、
男のエゴの映画に見えてしまった。

なんていうのかなー、まず、
「マローヤのヘビ」という芝居を書いた男がこの作品に執着し続けた様子と、
新進気鋭の舞台演出家が、自分の解釈を、年齢に悩む女優の女心も理解できずに、
やんわりとスマートにだが押しつける様子ね。この二つ、すごく圧迫感。
歳をとることに絶望しているがそれを見せないように取り繕ってる女には、
誰が何をどう、いいように言っても、奥深くの苦悩は拭えないもんだ。
その苦しみから逃れるには、誰に何言われるより、自分が諦めるほかない。

常に冷静で思ったことをズバズバ言う、頭の良さを感じさせた秘書が、
マローヤのヘビを見に行った時に消えますが、
あれは、この作品の中でどう解釈すればいいのでしょう?
それまでずっと、リアルな描写を保ってきたのに、
幻想的な湖と霧に重要な意味合いを持たせ、
主人公の心理状態でも表しているのでしょうか?
(秘書との決別)

私は、せっかくの現実味溢れるお話なのに、なんだよこれ?
と気に入らなかった。
どうせなら、妊娠しちゃった秘書が山登りで流産したとか、
谷に落ちて死んだとか、ちゃんとした理由を見せて欲しかった。
曖昧描写でも大好きな映画はいくつかあるけど、これは納得いかなかった。

しかし秘書、女優の秘書のくせに、他の女優を「一番好き」とか、
他の女優の芝居を褒めるとか、私が女優だったら、そっこ〜クビにする!


★女優が授賞式に着たシャネルの黒いドレスの、
胸のところのフィッティングがぶかぶかですごくみっともなくて、
いいの?あれ、と気になって仕方なかった。


*劇作家が心酔していたという、
マローヤのヘビと呼ばれる、マローヤ峠にかかる雲の、
古いフイルムが流れます。

*劇作家の妻の顔が見たことあると思ったら、
「ブリキの太鼓」の魚食うママで、怖さを思い出した。


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シルス・マリアは、
車の入場制限がある、山と湖と谷の景勝地で、
トーマス・マンやヘッセやコクトーなんかが愛したところだそうです。

スイス政府観光局 シルス






「スピーシーズ 種の起源」


かなり前にテレビ放送で見ただけで、記憶に残っているのは、
主演女優の完璧マネキン美貌だけだった。
再鑑賞で驚いた(゚д゚)

しょっぱなから出てくる美少女が、
あれ?ミシェル・ウィリアムズに似てるけどミシェルより美人じゃない?
と思って後で検索したら、ご本人の子役時代だったのねー。

おまけにべン・キングスレーには髪の毛少しあるし、
アルフレッド・モリナはまだ今ほど曲者顔じゃないし、
「CSI科学捜査班」キャサリンが出てるーーー!

いやー、古い映画の再鑑賞は、面白い発見があるなー。



原題 SPECIES 1995年 アメリカ

監督 ロジャー・ドナルドソン 

出演
ナターシャ・ヘンストリッジ
ベン・キングズレー
マイケル・マドセン
アルフレッド・モリナ
フォレスト・ウィテカー
マージ・ヘルゲンバーガー
ミシェル・ウィリアムズ



種の起源





ユタ州ダグウェイの研究所

地球外文明探査グループが1974年に送信した電子メッセージの返事が
1993年に来た。解読すると、人類の発展に役立つかもしれないDNA組み替え情報がある。
その知識で研究者たちが生み出した、外見は人間のメスの生命体は、
驚きのスピードで成長し、危機感を抱いた科学者により、
毒ガスで殺害されることに。

驚異の力で研究室を逃げ出した生命体は、次々と人間を殺し、
本能に突き動かされ、繁殖相手を探す。

科学者が集めた追跡グループを尻目に、
生命体はLAで男を探し続ける。








ナターシャ、これが映画デビュー作なんですねー。
骨格の鋭い、冷たい美貌が、この役にぴったり!

この、目を見張る美しい顔がそこにあるだけで、
特別演技なんかしなくても畏怖の気持ちを起こさせる。
美人すぎると実に怖いもんだ。


LAに到着するまでは、緊張感のあるいい展開だったんだけど、
地球人が数人集められてからのうだうだがどうにも気がぬける。
だって、各分野のプロたちが知恵を絞って追跡してるにしちゃあ、
霊能力者(まじかよ!)は全然能力活かせないし、
科学者ともしかして殺し屋?は仕事そっちのけで発情するし、
クラブでくつろぎながらつまんない会話こいてるし、
異生物野離しにしたら、とんでもないことになるってのに、
危機感持ってるように見えないんだよね。

ナターシャとミシェル以外大して見るもん無い、感じ。
あ、でも、子を成す相手はまさかのあいつだったのがよかった。
これは予想外でやられた。

小さい男の子の顔つき、ちょっと異様でいいね。
ああいうのが、ギーガー異星人よりずっと怖いよ。

そう、異星人のデザインはギーガーなのです。
「エイリアン」はもちろん、ギーガーのデザインはアートとして大好きだけど、
異質な生命体のビジュアルは、私はどっちかというと、
最初の方の、むじゃむじゃデロデロしたサナギっぽいやつみたいな方が好み。


ロサンゼルス〜サンタモニカあたりが映るので喜んだ。
ハリウッド大通りを物珍しげに歩く生命体が、観光客の気持ちとダブった。

「グッドラック・チャーリー」のダブニーさんが出ててニヤリとした。
(パトリシア・ベルチャー)


あと3作見なきゃ




「悪魔のいけにえ」


スピーシーズ全作見る前に、これが録画されてたんで先に見た。

去年、公開40周年だったそうだ。
私、恥ずかしながら、ちゃんと見るのは初めてでした。
子供の頃テレビでちょこっと見たことしかないと思う。

今は無き、大好きだった映画館、シアターN渋谷で、
2007年3月17日から4週間、レイトショーされていたとな!


原題 THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE 1974年 アメリカ

監督 トビー・フーパー

出演
マリリン・バーンズ
アレン・ダンジガー
ポール・A・パーテイン
ウィリアム・ヴェイル
テリー・マクミン
エドウィン・ニール
ジム・シードウ
ガンナー・ハンセン
ジョン・デュガン

ジョン・ラロケット(ナレーション)


悪魔のいけにえ




1973年8月18日 
テキサスへの帰省ドライブを楽しんでいた、5人の若者に起きた悲劇。

ニュースキャスターの声。
「テキサスで墓泥棒が続出。遺体は墓石に置かれ、一部は持ち去られている。
「油田では爆発事故、サンフランシスコでコレラ感染。
「スポーツ中継の中止に怒った若者が自殺。
「インディアナ州で男性の他殺死体が発見され性器が切り取られていた。

陽気な若者たちのワゴンが田舎の道を走る。
風体の怪しげなヒッチハイカーを乗せると、
その男は、笑いながらナイフで自分の手を切ったうえ、
若者の一人の腕を、いきなり切りつける。

男を車から降ろした一行はガソリンを入れようとするが、
田舎のガスステーションには在庫がない。
仕方なく近くの家にガソリンを分けてもらおうと家を訪ねると、
マスクをかぶった大男が襲ってきた。







墓掘の音 腐敗した指、顔 泥まみれの靴

すごくいい! すごくかっこいい!

何?この映画、こんなにかっこいい映画だったの??

と、冒頭の数分で完全に惚れた w(゚o゚)w


(墓場の腐乱死体のあのポーズだけは笑っちゃったけど・・・・)


すごすぎる!
怖さも凄いが、これ、芸術作品じゃないか!



どうしよう、すごく好きになったから、どう書いていいかわかんないよー。

・殺人鬼の家の飾り物がめちゃめちゃアートで好き。
・とくに金属のドアの向こうの赤い壁と飾りがすごく好き。
・レザーフェイスの動きの素早さが、狂気を想像させて好き。
・レザーフェイスマスクの作りが、もうぉぉぉぉ好き。付けまつ毛有り
・イかれヒッチハイカーのルックスが好き。
・グランパの特殊メイクが吐き気がするほど気持ち悪くて好き。
・まっ昼間のいきなりのぶっ殺しを引きで見せたのが好き。
・暗闇のぶっ殺しのよくうつってなさの怖さが好き。
・トラックに轢かれてバラバラになり加減が好き。
・音の使い方が好き。
・全体的にカメラワークが好き。
・とくに、サリーが捕まって椅子に縛られたシーンを、
部屋の端っこから撮ったカメラワークが好き。

ああ、もう、
好きなんダァァァァァァ



最悪におぞましかったのは、
グランパ指ちゅうちゅうシーン。


こんな気持ち悪いシーンを考えた監督、やるなぁ〜

しかし、ううっ、、、B型肝炎ウィルス感染しちやうよー
こんなことやったらーーーー と恐ろしかった

グランパに殺させるシーンは笑えたが笑っていいんだよね。



*レザー・フェイス役の俳優が、のちにこれに出てたのです。

レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー過去記事



断言する!

『ホラーの金字塔』は嘘じゃない!


いっぺん見てみて〜


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

すっばらしい叫びっぷりを見せてくれたサリー役マリリン・バーンズ、
2014年に65歳で亡くなってた。実際、テキサス出身だったのですね。
遺作は「In a Madman's World 」 
マリリンが 亡くなった時の投稿には、
the scream-queenと書いてありました。






「JUKAI 樹海」


▪️アンガーマネジメントってやつのテストによると、
私は完璧主義で自分にも他人にも厳しすぎて怒る。らしい。
自分ではそう思ってなかったから意外。



これ、公開時は、原題の「ザ・フォレスト」だったと思ったんだけどなー。
いつからJUKAIになったんだろ?


原題 THE FOREST 2016年 アメリカ

監督 ジェイソン・ザダ

出演
ナタリー・ドーマー
テイラー・キニー
オーエン・マッケン
小澤征悦


The Forest



アメリカ人のサラは、
日本で教師をしている双子の妹が、行方不明になったとの知らせを受ける。
妹ジェスは、幼い頃に見た両親の事故死のトラウマに苦しみ、
自殺した詩人への憧れもあり、過去に数回自殺未遂をしていた。

日本に飛んだサラは、ジェスが消えた自殺の名所だという青木ヶ原に向かう。
現地で出会ったオーストラリアの記者とともにガイドを雇い、
ジェスを探しに樹海に入る。







当時、映画館で予告編見てたけど、
あの日本人ガイド役が小澤家の人間だったのは記憶になかった。
名前を見ればすぐわかるんだけどね。

見たことない役者で、がっちりした顔の日本人だなー、としか思ってなかったわ。


主役のナタリーは、
双子の妹とのキャラの違いをとてもよく演じ分けてたと思うけど、
不安や恐怖の演技をあまりしてない?監督の意図なのか?
暗闇やゴーストや幻覚に対して、怖さを感じてるようには見えなかった。
それでいいのかな?この人物としては。

ラストのアレ、無くていいんじゃないのー? 


せっかく西洋人の女優男優が出てるのに、ロケ地が日本だからか、
どことなく古臭い昭和おばけ邦画の匂いがして嫌だった。

童謡「通りゃんせ」の怖さって、外国人にもわかるのかな?




さー、次は、「スピーシーズ」シリーズ一挙放送の録画を見ないと。







「ラストサマー ラストサマー2」


▪️馴染みの野良猫を見るたび、ジャクソン・ギャラクシーの
「大丈夫だよ」「愛してるよ」のジェスチャーをしてみる。




洋画専門チャンネル ザ・シネマは、夏休みホラー特集です。


ジェニファーラブヒューイットな彼女が若い時の映画、二本放送。



「ラストサマー 」

原題 I KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER 1997年 アメリカ

原題は、「おめえ、去年の夏に何したか、俺は知ってんぞ」の脅迫手紙の文面です。

監督 ジム・ギレスピー 

出演
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
サラ・ミシェル・ゲラー
ライアン・フィリップ
フレディ・プリンゼ・Jr
ミューズ・ワトソン
ブリジット・ウィルソン
ジョニー・ガレッキ
アン・ヘッシュ



ラストサマー1



ノースカロライナ州サウスポート 7月4日独立記念日のミスコン。
優勝者ヘレンとその彼氏と友達カップルで、海辺にドライブ。
途中、男をひいてしまう。通報したら身の破滅、と、
4人は男を海に捨てる。

1年後、4人のうちの一人、ジュリーに、
「 I KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER」と書かれた、
差出人不明の手紙が届く。

直後に、漁師のいでたちをした殺人鬼が四人を狙う。








あれあれ?あれれ、
盛り盛りアイメイクにキラキラリップグロスじゃない彼女、
実に地味・・・・ 普通・・・

もう一人のメイン女優、
サラ・ミシェル・ゲラーが派手めの完璧美人なもので、
余計に霞んで見える・・・・・
サラ・ミシェル・ゲラー、なんと4歳でスカウトされたという、
人目を引く美貌ですからね。


フィッシャーマンが誰かを突き止めようとするんですが、
なんの関係もない漁師君が最初に殺されるし、
自殺したらしいある男の姉が意味なく怪しげに登場し、
怪しいだけで終わるし、
車のトランクの漁師の死体&魚があまりにも早く消えてるし、
細かい所のわからなさは、こういうホラー映画では当たり前かぁ  って感じ。


「確かめもせず死んだと決めつけるな」

って名セリフ?が生まれました。




可愛いライアン・フィリップ君が出てるだけで儲けた気分
「ザ・ビッグバン・セオリー」のレナードの若い頃って初めて見たかも?


_____________________


「ラストサマー2」

原題 I STILL KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER 1998年 アメリカ

原題は前作の最後の脅迫文ですね。

監督 ダニー・キャノン 

出演
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
フレディ・プリンゼ・Jr
ブランディ
メキー・ファイファー
マシュー・セトル
ミューズ・ワトソン
ビル・コッブス
ジェフリー・コムズ
ジェニファー・エスポジート
ジョン・ホークス

三人、前作と同じ設定で同じ役者が出てる。



ラストサマー2




フィッシャーマンが海に消えて1年後。
未だに恐怖心が消えないジュリーを、ルームメイトがバハマ旅行へ誘う。
彼女がラジオ番組のクイズに答えて獲得した旅行だった。

嵐が近づくバハマだが、なんとかバカンスを楽しもうとするジュリー。
だがまたもや人が殺され、死んだと思ったフィッシャーマンが姿を現わす。








「確かめもせず死んだと決めつけるな」なのよ、ね。


なんで、バハマまでわざわざ・・ しかもあの格好で・・・・

真面目に考えるとばかばかしいが、
<フィッシャーマンは自分を殺そうとした4人に復讐する人物>
って設定はどうでもいいことにして、ただの殺人キャラとして見ればいいのか?
と、心を入れ替えた矢先、ベンソン君がネタバレを!

ベンソン  ベン ソン

ああ・・・・・  まさかのダジャレ?

笑い出してしまったけど、笑っていいのかな?これ



殺された人間たちの特殊メイクくらいは楽しんだけど、
時間の無駄感が否めない二作目でした。


ジェニファーはメイクが濃くなり、やっと私の認識する、
ジェニファーラブヒューイットな女優に近づいてました。

小柄だけど、案外胸とお尻は立派なのね。











「捜査官エヴァ 孤独の森」


イマジカBSで10話やっと見終わり。

原題 JORDSKOTT 2015 
    スウェーデン/フィンランド/イギリス/ノルウェー

原題の方が、森というか地球というか、自然界のモンスターのことを表現していますね。

監督 ヘンリク・ビョルン

出演
モア・ガンメル
ヨーラン・ラグナスタム
リチャード・フォルスグレン
リア・ボイセン
ペーター・アンデション
アン・ペトレン
ヨハネス・ブロスト
Vanja Blomkvist



孤独の森



捜査官エヴァは、企業経営者だった父親の、
死後の相続手続きや会社の後処理を進めていた。
ある日森の道で、意識が朦朧とした少女を保護したエヴァは、
少女を、7年前に行方不明になっていた娘ヨセフィーンだと確信する。

新たな少年失踪事件、エヴァの父親の仕事仲間の陰謀、
知的障害の私生児、警察と権力者の癒着、

様々な疑念を盛り込み、連続子供失踪事件の謎,を描く。
(イヤイヤ、謎は明かされません、ネタバレしますが)








内容は置いといて、どベックリしたのよ、どよろこびしたのよ。

だって、あんた、 これ、(*゚Q゚*)

ちょっとお〜〜〜〜  
いやぁぁぁぁぁぁ〜ん

こっ、このこ、まさか、あの子〜〜ぉ ♪♪♪

そう、2012年に目ん玉ひんむいて可愛さに見とれたスウェーデン人、
YHIOくんだったんだよーーーーー!!

ご出演されてるのよーーーー

2015年のドラマだから、19歳?20歳に成ってる?
やっぱ きれええええ
相手役の女の子も可愛いが、 YOHIO、やっぱ きれええええええ(*゚ロ゚)





知らなかった、もうずいぶん日本に住んでて、いろいろ活躍してるのねぇ






はアーー ええもん、見た




***あ、ドラマは、
人間のドロドロ犯罪心理を暴いてくれる 面白そうなドラマだと勘違い。
なんのこっちゃ、な怪物物語でした。がっくり
あと、娘可愛さに、他の少女を交換に差し出すって、
人として、警察官としてダメだろ!と、気に入らない。



魔女的役のVanja Blomkvistが、
「セラフィーヌの庭」のヨランド・モローを思わせ、
エヴァ役モアが、ケイト・ブランシェットを思わせる面持ちでした。

「THE BRIDGE/ブリッジ」サーガのママ役、
「ミレニアム」三部作 リスベットのくそったれ後見人役 も出てます。




YOHIOのこと 過去記事




童話と原画展


▪️下北沢にユザワヤできるのはかなり嬉しいけど、
新宿からユザワヤがなくなるのはかなり残念。




下北沢駅からだいぶ離れてるけど、分かりやすい道だったから、
童話と原画の展示があると知り初めて入ってみた。

アイヤーシャーレって、全然読めなかった。

CafeEierschale


日本児童文芸家協会ってのも知らなかった。
これかなー?

一般社団法人 日本児童文芸家協会

一般社団法人って何?てか、法人って何?くらいな社会人。


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絵画も彫刻も、
無機質で硬質で、できるだけ人間味がない生々しくない、
研ぎ澄まされた抽象画が好きだけど、
児童文学や絵本は別物。

素直に、可愛い絵♡ と思えます。


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胸踊ったのが、これ!

「大どろぼうホッツェンプロッツ」
に出てきたプラムケーキが!



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気持ちは食べたいんだけど、果物苦手だから見送った。

ホッツェンプロッツ
この名前を口にするのがなんだか楽しかったっけ。
大昔に読んだから内容は忘れてるけど、面白かったことだけは覚えてる。













「13ゴースト」


▪️マクドナルドのバンズとパテが大嫌いな私と
マクドナルドのバーガーがいかにうまいか熱く語る夫は、
数度、このことで本気喧嘩しそうになってきた、昨日も・・・・



原題 THIR13EN GHOSTS 2001年 アメリカ

監督 スティーヴ・ベック 

出演
トニー・シャルーブ
エンベス・デイヴィッツ
マシュー・リラード
シャノン・エリザベス
F・マーレイ・エイブラハム
ラー・ディッガ
JR・ボーン
アレック・ロバーツ


13ゴースト



山積みの廃車置場
ゴーストをおびき寄せ、ガラス張りのキューブに封じ込める親玉と隊員。

火事で妻を亡くし、子供二人と家政婦とで狭い家に住むアーサーは、
叔父の遺産が手に入り、残された屋敷へ引っ越すことに。
電気工事作業員を装い、叔父が雇った霊能力者が屋敷に入り込むが、
叔父が隠した金を盗むのが目的だった。

屋敷を見て回るうちに、ここには何かがいる、と感じた一家に、
ゴーストたちが襲いかかる。

実は亡き叔父は、屋敷にゴーストを集めて魔術を駆使し、
超能力を手に入れようと企んでいたのだった。








いまや、「名探偵モンク」にしか見えないこの俳優を、
違う役名で違うストーリーで見ろというのは、私にはもう、無理だった。

何かの映画やドラマで、
あまりにもイメージが定着しすぎて別の作品が見られないって、
俳優によるのかな?作品によるのかな?ある人は大丈夫である人はダメって。
「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」ハリソン・フォードは、
他の映画でも全然変な気はしなかったし、
サイモン・ベイカー様は「メンタリスト」の後で見た「マージン・コール」に、
メンタリスはちらつかなかった。


また、ひじょーに私向けでないことに、主な男優たちが、
モンクを始めとして揃いも揃って嫌いな顔(顔ね、顔だけね)だらけなんで、
*JR・ボーン、マシュー・リラード、F・マーレイ・エイブラハム
見ててどうにも憂鬱になっていくのよー。どんどん

私多分、映画の出来ががどうのより、
顔が嫌いな人の出てる映画は、面白いと思えないんだと思う。
しょうがないよね


1960年のもと映画は見てないけど、コメディ入ってる?
くらいに、怖くなかった。ホラーと言うより、お化けアトラクションの感じ。


最初から、現代版ゴーストバスターズかぁ 
完全にコメディなら楽しめるけど、幽霊退治って、バカバカしくて・・・  
と思っちゃったのね。
第一、金欠の一家が住み込みの子守り雇ってるって、あり得る?



好きな部分は、ゴーストたちのビュジュアルと、
廃車置場の映像と、屋敷の建築美。







「アパートメント1303号」


ミーシャ・バートン出てると知らずに録画しておいて、
思わぬ喜び❤︎

原題 APARTMENT 1303 3D 2012年 アメリカ/カナダ 未公開

監督 ミシェル・タヴェルナ 

日本のホラー映画「1303号室」のリメイクだそうです。

出演
ミーシャ・バートン
レベッカ・デモーネイ
ジュリアンヌ・ミシェル
コリー・セヴィエール
ジョン・ディール
キャスリーン・マッキー
マディソン・マカリア





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落ちぶれたミュージシャンでアル中の母親から逃げるため、
一人暮らしを始めた次女。

引っ越し初日から「あの部屋は自殺者が出た」と聞かされ、
管理人には変態嫌がらせを受け、何者かがいる気配がある。
さらに、朝、目覚めると顔や体にアザがあり、
何が起きたのか記憶はない。

そして 謎の転落死

妹の死を不審に思う姉は、アパートに移り住み、
何があったのか探ろうとする。









ミーシャ・バートンへの思い入れで、
ミーシャがお芝居してる姿が見られれば大体オーケー。なわたくしです。

アパート、女優3人の衣裳、女の子、
映像は割と美的なんで、綺麗だなー、と思いながら見た。
ホラー映画としてより見るより、アートを見る感じね。


これは、原作を読んでないので想像なんですが、
心霊現象の恐怖を描きたかったんじゃなくて、
母娘の確執と恨みつらみがもたらす騒動>
の、悲しく怖い心理劇。なんでしょうか?

そう考えると、好きなテイストの映画になります。



________________


原作は大石圭「1303室」


大石圭 












TSUMURA HITOMI "LANDSCAPE"


▪️ああ・・・ 今日はことのほか、うさぎのいい匂いの幻臭がするので幸せ



下北沢HANAでアート観賞

GALLERY HANA



「いろ」「カタチ」「光」がテーマだそうです。


ベニヤ板にアクリル絵具で描かれた作品


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私には、
どことなく子供の頃の漠然とした恐怖心を思い起こさせる。
そこがいい。






こちらは切り絵のコラージュ作品

絵本の挿絵みたい〜 

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☆ 〜8/11まで





「死霊高校」


▪️暑さ対策か、体全体がモヒカン刈りになってるポメラニアンを見た。
  頭部はあのまま


原題 THE GALLOWS 2015年 アメリカ

監督 クリス・ロフィング/トラヴィス・クラフ

出演
リース・ミシュラー
ファイファー・ブラウン
ライアン・シューズ
キャシディ・ギルフォード
トラヴィス・クラフ



死霊高校




1993年 10月29日 高校の演劇部「絞首台」の舞台本番。
ビデオに映る 絞首刑のシーン。
2013年 10月28日 高校の演劇部リハーサルとキャストたちの撮影。
(ネブラスカ州の警察のビデオ証拠として)

20年前に舞台セットの不具合で、絞首台で事故死した部員がいることは、
学校では語り草になっている。
同じ演目を同じ日に演じようと提案した主役の女子生徒。
アメフト部だけれど請われて相手役になった男子生徒。

動画を撮る生徒は、リハーサルだけじゃなく、舞台セットの裏側も撮り始める。
その時から、ドアが壊れて開かなくなったり、生徒が謎の怪我をしたり、
突然テレビに、1993年の事故のニュース映像が流れたりする。

実は、
20年前に死んだ生徒チャーリーと、2013年のメンバーには、関係があった。








こういう、手持ちカメラ、ブレ付きの映画を、
POV方式映画というのですね。いっぱいありますね。

基本、好きなんだけど、酔うのよ、気持ち悪くなるの。
だから、前半の、高校生達のちょっとアホな部分は早送りしてしまった。


最初の、二つの時代の舞台のシーンと、
主要人物らが閉じ込められてからの謎解きのシーンからは面白かった。

・・・・・真ん中はほとんど、どうでもよかったということに?

首吊りとか傷とかより、凍りついた表情の母と娘の態度の方が怖かった。

死霊=チャーリーですね。 チャーリーがあれこれ暗躍したとして、
いかにもおばけって姿は見せないところが好き。



この邦題って、日本の昭和の安っちいビデオ作品みたいだなあー






「スキャナー・ダークリー」 原作



2006年のキアヌ・リーヴス主演映画
「スキャナー・ダークリー」

好きだったんで、原作を読んでみました。


うん、これは、普通の実写映画で完成させるよりも、
あの独特のアニメにした方がいい!


作者は、
「あまりにも多くの人間がドラッグのせいで死ぬのを見て、
ドラッグの危険性を訴えたかった」
「ドラックの仲間の記憶を残すためにこの小説を書いた」

と言っていた。ドラッグのせいで、って、ドラッグを使うお前らが悪いんだろ?
と、私は思うがね。

使う人間が大勢いるから闇の組織が金を手にするんだからさ。
なんで、自分を死なせたり精神病にしたりして、
マフィアだかカルテルだかヤクザだかを儲けさせなきゃならんのよ。
ばかばかしすぎる。



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作者はフィリップ・キンドレド・ディック。
「ブレードランナー」 「トータル・リコール」 「マイノリティ・リポート」など書いた人。

54歳まで生きられたのが奇跡なくらいな、薬物中毒者だった人生。


私は、気になる小説は、その内容を書くことになった、
作者の人生の方が気になるのです。

双子の妹が40日後に死んだことに、かなり影響受けてたようです。
そりゃそうだ、妹の隣には自分の墓も用意されていて、
生き残るとは思われてなかったようですもの。

もともと薬中だったが、いつもと違うところから仕入れたアンフェタミンで
すい臓炎と腎臓衰弱になり、元の体には戻れなくなった。
ヤク中の溜まり場に住み、大量の覚せい剤を使い、
そこでは18か月で11人の仲間が精神病院行きになった。
何度もの結婚と離婚で子供が3人産まれたが、
常に薬物の影響下にあった受精で、子供ら、大丈夫なんだろうか・・・・


フィリップは、
「仲間とたむろして馬鹿話に興じ、永遠に楽しみたいと思ったその罰が、
あまりにも重すぎる」って言うのさ。
楽しみたいって・・・・ 麻薬やって楽しみたいだけなのにって???


不治の精神障害や不治の脳障害や不治の血管障害になるのが罰で、重すぎるって?

重い軽いの問題じゃないじゃん、自分で自分をそうしただけじゃん、
と、なんかむかつく。



薬物やりながら芸術活動して、それが傑作になってる絵画も音楽も小説も詩も、
ものすごくいっぱいあるそうだ。

そんなもんで作ったものは、どんなに優れた作品でも大嫌いです。







「コンフェッション ある振付師の過ち」


▪️ダニエル・スティール「輝ける日々」のニックからママへの手紙を、
私への息子からの手紙だと妄想して慰めを得る日々




原題 MATCH 2014年 アメリカ 未公開

原題は、味も素っ気もない、DNAの親子鑑定のマッチのことでした。


監督スティーヴン・ベルバー 

出演
パトリック・スチュワート
カーラ・グギーノ
マシュー・リラード


コンフェッション~ある振付師の過ち



NYでバレエ講師をしている老人のもとに、
バレエの歴史を論文に書きたいという夫婦が訪ねてくる。

バレエよりも、私生活を聞きたがる夫婦を不審に感じる講師に、
夫の方が、「俺はあんたの息子だ」と告白する。

父親不在で育ったことが心の痛手となり、夫婦の関係も悪化していたため、
妻が夫に父親を探すよう促したのだった。








ブロードウェイで上演された戯曲の映画化だそうで、
きっと芝居では、もっとバレエ部分があるんだろうなー、と想像します。



真っ先に言う!

こういう、
若い頃はいろんな女とヤりまくった話をするジジイが大嫌い!
加えて必ず、人生のウンチクを垂れるのがこの輩。
またこのジジイは、なんちゅうか、舞台人っぽいっちゅうか、
オーバーに芝居がかってウダウダと語るんだよね。あー〜〜きもっ

気持ち悪くて、全然感動ドラマになんて思えなかった。
口を開けばセックスの話ばかりなんだよ、こいつ。


大麻も出たよ、大麻も  最悪。


映画やドラマでの喫煙と麻薬シーンは禁止してほしいよ。まったく。
見てるだけで息が苦しくなる。



パトリック・スチュワートは、私にはどうしてもスタトレのイメージが強すぎて、
バレエダンサーにはどうしても見えず、この人がバレエ用語を喋れば喋るほど、
なんだか嘘くさく見えて、なんかダメだったわ。
もし実際に踊りをやっていた人ならすみません、ですけど。


ま、肩透かしな結果になる筋書きですが、
変な感動ものに持ってかないところは好きです。

しかし、後先考えずにノリでやった結果の子供とか感染症とか、
セックスは非常に怖いものであります。お化けより怖いな。しみじみ







「キャノンレース」



原題 BORNING 2014年 ノルウェー

監督 ハルヴァルド・ブレイン 
おおっ!撮影は、「トロール・ハンター」の人だぁーーーー

出演
アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
スヴェーン・ノルディン
オットー・イェスパーセン
ヤニ・スカヴラン
ヘンリク・メスタド
トロンド・ハルボ



キャノン・レース




スピード違反120回、離婚2回の中年男ロイは車狂。
地元のレースでは絶対に負けたくない。

ある日ライバルから、あるレースでの勝負を持ちかけられる。
父親に似て車好きな、元妻と暮らす娘ニーナは、
ロイとレースに出ることを希望する。








首都オスロからノルウェー最北端のノールカップ岬まで、
スカンジナビア半島を2200km、公道を突っ走るカーレースが見ものの映画。
(実際に許可を得て公道で撮影したそうです)

でも私は、
娘ニーナのパパより堂々としたおっさんぶりにはまってしまった。

車に詳しいとかなんとかじゃなく、単純に顔が、表情が、体つきが、仕草が、
14歳の女の子なのに、おっさぁーーーーん

(#^.^#)

でっぷりとした二重首なんか、あまりに立派すぎて、一時停止してしまいました。
首の肉見るために。


いいわ、この子。


ハリウッド映画なら、男だらけのカーレース映画の女主人公は、
たとえ14歳でも、おしゃれに敏感でヘアメイクもばっちりの可愛い子ちゃんにしたでしょうね。

ノルウェー、いいね。


男たちはというと、
後ろ頭を平手で叩いたら、「ぽおおおおーーーーん」
と 乾いたいい音がしそうな、なんとも苦笑を誘う面々。

何も特別なコメディシーンじゃなくても、何でか私、
笑いの用意が出来上がってしまう。


ノルウェー、いいね。



車やレースに心動かされる女ではないので、
そこんとこでは意識が薄らいだけど、映画が面白いってのは変わらない。


結構好き 











「アデライン、100年目の恋」


原題 THE AGE OF ADELINE 2015年 アメリカ

監督 リー・トランド・クリーガー 

出演
ブレイク・ライヴリー
ミキール・ハースマン
キャシー・ベイカー
ハリソン・フォード
エレン・バースティン
アマンダ・クルー
リンダ・ボイド


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偽の身分証を手に入れた女が、サンフランシスコの資料館で働く。

女は、過去に、結婚して娘を産んだ数年後夫を亡くし、
29歳の時の自動車事故と落雷が原因で、
老化が止まってしまった、アデラインという女だった。

アデラインは高校生になった娘にだけ秘密を明かし、
身を隠して身分を偽り生きる道を選んだ。

2015年、107歳になったアデラインは一人の男と出会い、
真実をを明かす覚悟を決める。







サンフランシスコだし、プレイクが素敵だし、
半分くらいまで、すごーく好きだなー、これ、
と思いながらうっとり見てたのよ。

しかしね、(ネタバレ)
ヤった男の父親が過去のヤった男って・・・ どうなのよ
気持ち悪いよーーーーーーーー
わかった段階で別れろよ!ジェニー!
ヤった女が自分の息子とヤるって、どうなのよ!
吐き気するヨーーーーーー
わかったら別れさせろよ!父ちゃん!


生理的に無理な設定に寒気がする思いでした

あとよ、二回目のデートに自分の部屋に女を呼ぶって男、どうなの?
スケベ目当てに決まってんじゃんか。ジェニー、107歳にもなってそんな簡単に応じる?
この設定は納得いかない。

と最初に悪口言っとく。


で、いい部分。

主演にブレイクをキャスティングしたのが成功。

この人の顔、「ゴシップ・ガール」でも「旅するジーンズ」シリーズでも、
老けすぎて(スンマセン)、高校生には見えなかった。
この大人っぽいっていうかクラッシックっていうか、老け顔が、
素晴らしく活かされてるの、この映画では。

時代考証したヘアメイクが上手いのはもちろんだが、
プレイクの表情と物腰の、昔々の女性らしいご婦人ぶりが自然だし、
外見は変わらないのに年月だけ何十年も過ごしてきた女性らしい、
精神性、達観視、悲観視、が、感じられて、
もしかして、ブレイクって演技派なの?と勘違い、
いや、見直してしまった。

資料館で昔のフィルムを見るシーンで、
機械を操作する手元をアップにしたのが好き。
主人公にとって昔のニュースを見ることに大きな意味が有るということを、
あのアップのスムーズな流れで、謎めいて見せてくれたと思う。


全体的には、大人のファンタジー映画として、
夢のように美しい作品だとは思います。


_____________________



ハリソン・フォードの若い頃の役をやった俳優、
Anthony Ingruberは、声も表情もハリソンっぽい。
若い頃のハリソンよりずっとハンサムだし。





キャシー・ベイカーの若い頃の役やった
Cate Richardson。肉厚で立体的なお人形顔が好き


Cate Richardson