奥野ビル



銀座一丁目の古いビルにギャラリーがいっぱいある、
と知って見学に行きました。
元はアパートだった?みたい。


あたし実は、レトロという言葉が大嫌いなへそ曲がりなの。
今と未来にしか興味無いし、過去が嫌いな身としては、
昭和とかって、
・男尊女卑 軍国主義 頑固オヤジ 酒とタバコだらけ 意識が低い
保守的 詰め込み教育 おいしいご飯が無い(和食大嫌いだから)
としか思ってない。

だから、あえてレトロとは言いません、このビルに関しては。
古いけれど迷路みたいで面白いビル。と表現いたします。


まわりは清潔感のある白っぽいビルの多い中、この外観。

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エレベーター、着いたはずなのにドアが開かない、
はっ!と気づいて手でドアを開けた。

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外側のドアは昔風だが、中のドアは、危険の注意を引く色に塗ってある。
今まで、自分で開けるエレベーターに乗ったこと無いと思うな
なんか、怖かった

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廊下や部屋はこんな感じ

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地下一階から5階まであって、小さな部屋いっぱい。
当時はバス無しトイレ炊事場共同?くらいな作り、
せっま〜い天井ひっく〜い部屋が、回廊を囲む。
軽くおばけ屋敷気分。あたし、子供の時来たら泣くなこりゃと思いました。


何かの事務所や本当に営業してるのか?な美容室もありますが、
ギャラリーになってる部屋が多いようです。


この展示、明日からだった、観たかった。


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「ニューオーリンズ・トライアル」


▪️「べル&セバスチャン」予約したけど、もう泣いてる びーです▪️



原題 RUNAWAY JURY 2003年 アメリカ

監督 ゲイリー・フレダー

主要出演者
ジョン・キューザック
ジーン・ハックマン
ダスティン・ホフマン
レイチェル・ワイズ

他にもTVドラマでよく見る顔ばかり
ディラン・マクダーモット/ジョアンナ・ゴーイング
ブルース・マッギル/ジェレミー・ピヴェン/ブルース・デイヴィソン 
クリフ・カーティス/ジェニファー・ビールス/ラスティ・シュウィマー
ルイス・ガスマン/セリア・ウェストン/ネストール・セラノなど


らんうえい


ベストセラー作家ジョン・グリシャムの「陪審評決」が原作。
原作ではタバコ会社が訴訟の相手だそうです。

陪審評決



ニューオーリンズのあるオフィスでおきた銃乱射事件。

ニコラスは裁判の陪審員候補の通知を受け取る。
質疑応答で、大事なゲームの大会があるから降りたいと答えたニコラスは、
陪審員に決定してしまう。

銃乱射事件の遺族が銃製造会社を起訴した裁判で、
陪審員たちを調査し判決を操ろうとする陪審コンサルタント会社と、
原告・被告の弁護士と、ニコラスと恋人との攻防が始まる。








陪審コンサルタントという商売の悪どさに唖然。

アメリカでは実際に、陪審員候補者の調査をする会社があるそうで、
何をどう調べられてるかわかったもんじゃない。



主人公カップルが何者で、なぜなんの目的でこれをしたかは、
かなり後半になってからわかる。
わからないうちの、頭に『?』を抱えながらの鑑賞は、スリリングだが長いので、
ちょっと息抜きしたくなった。

原作者ジョン・グリシャムが言っているが、
「サスペンスに満ちているが興行成績が残念」なのは、
満ち満ちているサスペンスへの観客の集中力は、二時間以上の尺ではもたないよ、
ということなんだと思う。設定場所が法廷とその周りだけだからさ。
すんごく長い時間に感じたもの。 

でも、それなりに面白かったです。


*法廷が舞台の映画を見るにつけ、裁判なんて、
正義がどうのというよりも、弁護士と検察と判事の政治的経済的おもわくでどうにでもなる、
単なるショーに思えてくる。事実そうなんじゃない?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


よくドラマで
ちょっとかわいそうな役で出てくるこの女優の顔が好き


ジョアナ・ゴーイング


ごーいんぐ






「ランニングマン」


■犯罪ドラマの再放送見ると、
コメディ俳優としてしか知らない人が犯人役で出てるのに出くわす。
顔見ただけで笑いそうになりちょっと困る。 びーです■




原題 THE JOGGER  2013年 アメリカ 未公開
字幕に、Jogger=やな奴、って出てた。

監督 ジェフ・ロビンソン

出演
デレク・フィリップス
ジェイソン・ワイルズ
キャメロン・リチャードソン
ダリル・コックス
ナタリー・ディッキンソン
ザック・ルイス

主要俳優は映画よりもTVで活躍の人たち。



日本のDVDのこの宣伝文句は嘘です。
マッチョ系アクション映画みたいに書いてますが、むしろ悲しい心理ドラマです。

ランニングまん



本家のパッケージのほうがずっと正しい。

じょがー


一人の男がジョギングに出かける。暗くなった頃、不審な車が止まり、
フードをかぶりナイフを持った何者かが車から降りると、男を追いかけ出す。

男を罵倒しあざ笑いながら、しつように追いかける謎の人物は誰なのか?
逃げる男と男の人生が交互に描かれ、犯人を探るようにストーリーは進む。

男の名はポール。
真面目で感情をあまり表に出さない。妻や嫌味な同僚にも不平不満を言わず、
気の進まないご近所付き合いにも耐え、良き家庭人として生きてきた。

それがなぜ、今危険な状況に置かれているのか?







ジェイソン・ワイルズが、実にいけすかない嫌な野郎を好演。
っていうか、この人の顔はこういう人格の顔してる。どうも好きになれない顔。

主演ポール役デレク・フィリップスが、
もっさりしてるけど本当はハンサム、「CSI科学捜査班」ニック系の顔。

ポールを狙ってる奴は誰だろと、ハラハラして見てましたが、
なるほどそうだったのか!と、あとになって合点がいった細かいシーン。

・犬がご飯食べずにうろうろしてるのはなぜ?
・ランニング始めたのは朝みたいなのに、なんでもう夜?
・追いかけられてなんで「誰だ?」とか「なぜ?」とか聞かないんだ?
・フード男のはずなのになんで警官が倒れてる?
・フード男の車のはずがいつの間にパトカー?
・隣家になぜフード男がいる? などなど


最後に流れる曲がかっこよかった。

面白かった。





「ランナーランナー」


▪️0120からのセールス電話しかかかってこいない家庭用電話の存在意味無いな
解約したい びーです■




原題 RUNNER RUNNER 2013年 アメリカ
*ポーカー用語のようです。ランナーランナー

監督ブラッド・ファーマン

出演
ジャスティン・ティンバーレイク
ベン・アフレック
ジェマ・アータートン
アンソニー・マッキー
マイケル・エスパー



らんなー



プリンストン大学の学生リッチーは、元はウォール街の金融会社で働いていた。
リーマンショック後 職を無くし、大学の学費かせぎに、
学生たちをオンラインギャンブルサイトに誘っていた。
それが大学にバレ、ギャンブルから手をひくか退学になるか選べと言われる。

一発勝負で卒業までの学費6万ドルを稼ごうと、
オンラインポーカーに全財産をつぎ込んだリッチーは、
サイトの不正行為に気づき、金の返却を求めコスタリカに飛ぶ。

コスタリカで、ギャンブル事業で成功しているサイトオーナーは、
リッチーの頭のよさをかい、サイトで働くよう勧誘する。
大金の報酬を約束して。







ジェマ、好きだから喜んだ

まあ、ちょいとごつい感じになってたけど。。。


前半の、コスタリカに行った主人公がギャンブル稼業に精を出すまでは、
テンポもいいしスリリングで引き込まれた。
ボスから逃れようと決めてからが、ちょっと私にはよく飲み込めなかった。
でも全体的には面白かった。

ベンアフのこんな役、珍しい?徹底悪な権力男の役。


怖い怖いギャンブル怖い













ちの展


下北沢にて
人体や静物を、円形のモチーフを使い抽象的に表現する画家
chinoちの個展鑑賞。

ギャラリーHANA


私は、裸婦像が嫌いで静物画に興味ないの。
でも、この人が描くこれらは好き。生々しくなくて知的で好き。

アメリカの大学に行ったんだね、すごいなぁ


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☆ 〜9/30まで






「刑務所図書館の人々」


「刑務所」「図書館」の組み合わせに、
いいようのない好奇心を掻き立てられ、タイトルで手に取った一冊。

ーハーバードを出て司書になった男の日記ーと書いてある。

マサチューセッツ州ボストンの新聞で死亡記事を書いていた著者が、
求人広告で目にとめた刑務所内の図書館司書に応募し合格。
公務員として、受刑者に本をすすめ文章教室を開き、
刑務所というもの、受刑者の人生、詩や本について深く洞察したノンフィクション。


著者アヴィ・スタンバーグ

刑務所図書館



本の感想の前に、
著者が正統派ユダヤ教家庭、コミュニティ、学校で生れ育った背景による、
知らなかった驚きの『ユダヤ教の戒律や風習や精神』についてメモってみる。
これがまあ、あたしの逆鱗に触れるもんばっかりなんだよなー


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・タルムードっていうやつに<劣った者>とされているのは、
 子供 奴隷 同性愛者 精神異常者 女性・

・タルムードってやつに体罰のやりかたが事細かに書いてり、
 鞭一つでも、何十例も具体的に指導してある・

・ユダヤ教以外の大学はユダヤ教徒にとって底的に不適切とされる・

・正統派ユダヤ教のコミュニティでは、法律家、実業家、医者になる見込みが無ければ
(つまり大学院に進むか銀行に職を得るか)異教徒(悪魔)を崇拝するより重大な罪・

・正統派ユダヤ教徒の結婚パーティは集団ヒステリーと紙一重
 極端に聖書風の歌詞の音楽が流れると、踊りの輪は押し押され汗だくの狂舞になり、
 ボコボコにされボコボコになる『男性ホルモン過多の回転木馬』・
(数千年にわたって抱いてきた迫害への恐怖を、
 究極的に解消する感情の噴出、と著者)

・ユダヤ教の預言者っていう人たちはほとんどが犯罪と親密だった・
(イザヤは公然猥褻罪に相当する行為が大好き/エリシャはハゲをからかわれ人を後した 
 モーセ、エリヤも人殺し/ホセアは娼婦好き/他)

**著者が思春期に傾倒していたラビは、その後児童虐待で服役したそうだ。

⚫︎ユダヤ教の中でもハシド派というやつに、
ギャングが妙に感心するのはなぜか?と考えた著者の推論

我々(ハシド派)対彼ら(ハシド派以外の人間)>の図式が徹底していて、
自分たちのコミュニティを迫害する部外者から押し付けられる法体制はいっさい無視し、
コミュニテイを守るためなら手段を選ばない。

イコール、ギャングたちの,地元とギャング仲間を守る意識であり、
しかも彼らは、ギャングが理想とすることを、堂々と実践しているから。

さらに、ギャングの掟、『密告者には容赦しない』は、
ユダヤ教が唱えるお祈りの一部である。『密告者に希望なきことを・・・』


げろげろ〜


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あと、女性受刑者の文章講座で、
毎回テーマに選ぶ本の作者についての、女たちの感想が面白い。
(ある受刑者が、本を読む前に作者の顔が知りたい、と言ってから、
この習慣が始まった)

実に的を得たこと言うのよね。たぶん、インテリぶったり上流階級ぶったりしない、
説教臭いこと言わない、不器用だろうが器用だろうが本音で生きてる、
そんな印象を受ける写真(作家)なら、「読んでもいいよ」となるんだと思う。

フラナリー・オコナー Flannery O'Connor
どこか壊れた感じするし美人すぎなくて信用できる

フラナリー



トニ・モリスン Toni Morrison
このおばさんの本なら読んでもいいよ

とに



ガルシア・ロルカ Federico García Lorca
この男はヤバイ 読むほうに一票

ろるか


ガルシア・マルケス Gabriel José de la Concordia García Márquez
この男は嘘つき(私もこの人の文章どうしてもダメで、この感想に胸がすいた)

まるけす


ウォルト・ホイットマン Walter Whitman
もちろん読む!

ほいっとまん


アーサー・フェリグ Arthur Fellig
この男は口のうまいゲス野郎

ウィジー


シルヴィア・プラスという、
ボストン生まれの作家の記述ががすごく気になったので読むことにした。
どうしても、精神疾患の人と自殺した人の生涯は、
詳しく知りたくてたまらなくなるのだ。


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感想というか、とりあえず記録しておきたいことを書いておく。


全体的に、刑務所やユダヤ教や刑務官に対する揶揄(ヤユ)の精神が、
救いようもなく皮肉屋な私には楽しかった。


随所に出てくる作家や本のことも興味深かったし、
ベン・アフレックが数年前に監督した、「ザ・タウン」を観た時に驚いた、
ボストンという町について、少しは理解できた。

「ザ・タウン」を観るまでのボストンのイメージは、
有名大学のある、知的経済的に豊かな人々がいる場所。だった。
だけど映画の舞台は、ボストンなのにチャールズタウンという所は、
確執がらみの犯罪だらけの危ない町だった。この本でも、
図書館によく来ていた受刑者が、出所後チャールズタウンで殺されている。
サウスエンド地区という所(サウジー)が出てきて、
再開発が進んでこぎれいに変化してても、ケンブリッジ近辺の人はあまり行かないそうだ。
公園には、昼は裕福な家庭の赤ん坊をナニーがお高いベビーカーで散歩させ、
夕方には親子連れが家路を急ぎ、夜はヤクと性風俗関係のやからがたむろす、そうだ。
アイルランド系のボストン人とそうでないボストン人の違いなどもいろいろあるらしい。

ボストンについてこんなページ見っけ

外務省海外安全HP

ボストン域ウィンスロップ湾にあるディア島という島の歴史と刑務所廃墟にも、
非常にそそられる記述があり、詳しく調べてみるつもり。


刑務所もののノンフィクションにどうにも興味が抑えられない私は、
著者の観察眼による、見張るほうと見張られるほうそれぞれの詳しい描写が、
とても面白かった。


私の好奇心に応えてくれる、所内の描写の数々をメモってとく

・スカイライディング
 低層階に男、高層階に女の房がある刑務所なので、中庭での自由時間に、
 男たちが女たちに向けて、身振り手振りで意思を伝える手話のようなもの。

・カイト
 図書館の本の間に挟んで受刑者同士がやり取りする手紙(もちろん禁止事項)。

・刑務所内の保護拘置ユニットとは、児童性愛者/精神異常者/同性愛者/密告者。


・女性受刑者を強姦しハラませた刑務官や図書館の講座を邪魔する刑務官、
男性受刑者と密会する女性刑務官、など、刑務官の違法行為の数々。

・人気のあった映画が「ロミオ&ジュリエット」(ディカプー主演)
「オセロ」(ローレンス・フィッシュバーン主演)「ルーツ」「カラー・パープル」

・教材として不適切と、意地悪刑務官に報告書書かれたのが、
「アリ・G」(サシャ・バロン・コーエン作)


その他、所内だけで通じるたくさんのスラングも興味深かった。


4年付き合っている恋人との結婚に決心がつかない著者に
(結婚はすばらしい制度institutionanだが、だれが施設 institutionなんかに住みたがる?)
ヤク中で子供と会えない女性受刑者が言う。
「自分にとって大事なものを何もかも失うってどんな感じかかあたしにはわかる。
だから、それは大事なことよ。」

著者の解釈
『死を意識していた彼女(受刑者)は、
命がいつどう奪われるかは自分では決められない。だから、
自分で決められること(結婚)は決めなさいと言ってたんだ』

結婚については、男相手の性サービスをしていた受刑者たち
(著者によると、結婚という戦場の塹壕で働いている女)の考え方が面白い。
私にはこちらのほうが好み。
・結婚しない男は弱虫である
・浮気ができない男は弱虫である(注:妻に知らせてはならない)
・結婚と浮気をごっちゃにする男は弱虫である


さらに、・妻とのデートナイトをするようになったら迷走してる
つまり、本物のデートというのは、妻以外の誰かとすることで、
妻と、結婚の維持のためにするデートはデートとは呼べない。
で、またこういう男らというのは、平気で、自分が寝てる女性にむかって、
「金曜日は妻とのデートナイトだから会えない」と言う。
受刑者「バカにすんなってぇの!」激しく同感


犯罪者に傾く気持ちはよくないが、
《受刑者たちは、実年齢に関係なく驚くほど子供並みの情緒年齢》
と言う精神分析医と著者が、実際に見た受刑者たちの姿には、
どうしても悲しみと同情を感じてしまった。

ゆびしゃぶり 赤ん坊人形遊び 鬼ごっこ 丸文字
ささいなことで泣いたりわめいたり。。。。


原因として分析医が言うには、
『生まれてからずっと、
肉体的感情的性的に暴力を受けてきた受刑者がほとんどだから』

特に、ヤクから逃れられない女が、自分が収監されてる刑務所の男性房に、
2歳の時に教会に置き去りにした息子が入っているのを偶然発見し、
男性受刑者が中庭に出る時間にじっと窓越しに見つめ、
一度は名乗る決心をしたのに、とうとう名乗れず死んでしまう話には、
親子関係の辛さに共感し、泣いた。

悲しい

夫の浮気を責めたら夫蒸発し、貧乏どん底になった妻が、
ストレスから息子を殴るようになり、殴られ続けた息子はやがて受刑者となった。
この息子が刑務所で自叙伝を書き始め、著者に前書きを書いてもらった時の反応にまた泣いた。

「ありがとう。これ、おふくろに見せるよ」




著者は、二年間の刑務所勤めのストレスから、
背中に原因不明の激痛を感じるようになり退職するが、
刑期を終えた元受刑者とダンキンドーナツで再会し、会話をかわす。
前職であるピンプ(娼婦のヒモ)とホウ(娼婦)に復職した受刑者たちと。
「この世では、すべてに答えが出せなくてもかまわないんだ。」
とピンプに諭され、ギャング式に抱き合って別れる。



著者は、受刑者を一人の人間としてみる人で、
その罪がなんであれ、話して感じ本の感想を聞いて感じる個人と、
規定すれすれに人間関係を結んでしまっている。
それがいいのか悪いのか、本人さえ心が揺れている。
だからこそ書けた本である。

すごく面白かった



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、本は、とてもとても大切な存在だと思っていて、
そこに詰まっている感情や知識やたくさんの人生を読むことは、
人間に多大な良い影響を与えると信じている。
森林伐採には胸が痛むが、できるだけ木を大事にしながら、
紙の本を作り続けて欲しい。
PCやモバイルの光った平らな四角で、読んだそばから次々に消えてしまうのが
私には苦手。文章が読めればいいではないかとは思えない。
本は何か特別なものだから。



意地悪刑務官が報告書を書いた時、著者の名前をわざと書かずに、
「背が低い金髪がかった図書館員」と書いたため、
怒った著者がポストイットに名前を書いて反撃するエピソードに敬意を表して、
(黄色を探したのにどうしても見つからず、ピンクに名前を書いた)
気に入ったページにピンクのポストイット貼った。



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「キラー・スナイパー」


またもやテキサス映画です。

原題 KILLER JOE 2011年 アメリカ 

池袋の新文芸坐で「俺、マシュー・マコノヒー」と題する
オールナイトイベントでのみ上映されたようです。
ムービープラスで同じ特集放送してます。

監督 ウィリアム・フリードキン 舞台劇の映画化

出演
俺、マシュー・マコノヒー
エミール・ハーシュ
ジュノー・テンプル
ジーナ・ガーション
トーマス・ヘイデン・チャーチ


太るとジャック・ブラックに似てしまうけど、
小汚い風貌の役が似合いすぎるけど、頭悪そうな役が多いけど、
エミール・ハーシュくん贔屓です。

美人じゃないけど、精神的問題ある役や頭弱そうな役が似合うけど、
ジュノー・テンプル贔屓です。



キラースナイパー


けちな売人が母ちゃんに売りもん横取りされて、
金払わないと親分に殺されっから、母ちゃん殺して保険金で賠償すっぺと、
父ちゃんに相談する。殺し屋雇う。雇う金無いから保険金で後払いとお願いする。
この殺し屋、アルバイトに殺しをやってる警察官。

売人の妹はちょいとオツムが弱いエロっ子。
妹にむらむらした殺し屋は、妹担保に仕事を請け負う。
当然、ヤる。しかも住み着く。保険金入るまで住み着くと言う。

売人、さすがに妹に悪いと思い、殺しはやめるというが、
妹は、殺し屋にメロメロ。








うわぁ〜 う・うわぁ〜・・・・・・ 

こ、これ笑っていいんだよね?いいの?
と、とまどいながらも笑ってしまったシーンが数々。

検索したら、
クライムサスペンス映画かと思いきや、ゴシックコメディと紹介されてる。
ゴシック?コメディ??そうなの?
コメディといってもブラックです。
ブラックといっても普通のブラックほど気持ちよくありません。
ならどこが?と考えると、
非常に貧乏で無教養で倫理観や道徳観が抜けてるやつらが、
短絡的な思いつきで保険金詐欺をしようとするが失敗する、その一部始終。
なにからなにまでアホすぎて笑うしかない、感じ。

私が最初に爆笑しちまったのが、普段は大嫌いなロリコン野郎の性欲シーン。
くっそ真面目な顔して、(心は、燃え上がる性欲でぼーぼー)
若い子にバックから入れようとしてるマコノヒー!
たぶん片手そえてんだろうなー、位置、確認してんだろうなー、の真剣な浅黒い顔。
本当なら早送りしたい反吐が出るシーンなんだけど、
おっさんが若い子に欲情した時の顔のバカバカしさときたらよ!
そこに、空虚とも言えるおかしみを感じたのよ。

他にも、
娘を生贄にするってえのに、父ちゃん、なに要求されてるか気づかない、
息子ボコボコにされたのにビール進める義母、
息子血だらけなのに、やった中に10ドル借りてるやつがいたか気にする父ちゃん、
義母のコレクションは、ちん◯写真だったり、
父&息子が母殺しの相談するのがストリップ見ながらで、目線泳いだり、
死体燃やすのはBBQレストランの駐車場だったり

保険金の話もちかけた男の意図に、やっと気づいたボンクラ息子のバカさには、
バカすぎて可愛くてしょうがない気持ちに。なんせエミール君だけにさぁ。

ほんでやたらと、これも私の嫌いな裸が出てくるんだけど、
嫌悪感感じなかったすっとぼけた可笑しみ。不思議〜
義母、ノーパンで義理息子の前に出るわ
マコノヒー、全裸で銃かまえるわ  苦笑続きよ。


白日夢みたいな目まいみたいな感覚はデビッド・リンチを思わせ、
ちょっと「ロスト・リバー」の悪夢な貧乏不幸さも思い出させる。
エロと流血と暴力だらけなのに気色悪さはあまり無い。
(一箇所だけ、チキンスティック◯ェラだけは我慢できずに早送った)


こんな変な作品ですが、一部の人にはおすすめしたい映画だわ。
一部とは、リンチ好き? ひねくれ物? ミニシアター好きとか。

まあ、なんせ、俺、マシュー・マコノヒーですからね。
狂気まじりのマコノヒー節を見たい人には必見ですわ。



ラストは、こんなことになるんじゃなかろうかとは思ったけど、
それならなぜ、にいちゃんに「荷物まとめろ、立て」と言われた妹は立ち上がったのだろう?







「コールド・バレット凍てついた七月」


▪️フーターズに行っても虚しさ覚えて帰ってきたくらいな落ちかた



原題 COLD IN JULY 2014年 アメリカ/フランス 未公開

監督 ジム・ミックル

出演
マイケル・C・ホール
サム・シェパード
ヴィネッサ・ショウ
ニック・ダミチ
ワイアット・ラッセル
ドン・ジョンソン



アクの抜けた「デクスター ~警察官は殺人鬼」マイケル、
男として生々しかったデクスターより、こっちのほうが私は好き。



こーるど


原作「凍てついた七月」ジョー・R・ランズデール

この装丁、好きじゃないけど、
この絵みたいな軽めの文章なんだろうか?

いてついた




1989年東テキサス  深夜、家の物音に気付いた夫婦
夫は銃を手にそっと見てまわる。
リビングに見知らぬ男を見つけ、つい撃ってしまう夫。

警察は、どうせ悪党だし父親も仮釈放中だから気にするな。
と、正当防衛で処理できるように手続きをする。

埋葬の日、夫は墓地に行き遠くから様子を見る。
そこへ、「あいつの父親だ」と名乗る男が現れる。
男に怯えた夫は、警察に保護を申し出る。








ひと昔前のテキサスの、東ってところが、この話に現実にを与えているんだろうね。

テキサスといえば、「テルマ&ルイーズ」や「ビッグバン・セオリー」により、
私には、もっとも保守的でもっとも生きにくく、反抗心を刺激する、
行きたくない州になっています。
東テキサスは、油田で有名らしい。

・全米で最も死刑執行数が多い州
・自宅や職場への侵入者を銃で撃っても正当防衛とする州法有り(2007年から)
・ピックアップトラック率高し

など、『昔かたぎ男』率高すぎて、これだけでも嫌。

あ、でも、テキサス大学のヴァイオリン科の教授ブライアン・ルイスがいたな。


最初からスリル満点でワクワクした。
普通の家庭人が、強盗とはいえ人を殺してしまった痛みが感じられたし、
警察の動きに不安を募らせる主人公の気持ちも伝わってきた。

残念なのは、ドン・ジョンソンのキャスティングだと思う。
どうもこの人、どこかに真剣味のない軽〜い感じがあって、(嫌いじゃないよ)
重い事件を扱っているのに、その重さを堪能できなくなっちゃう。
原作での人物像はこうなのかもしれないが、映像上は、
も少し男くさい、テキサスくさい俳優のほうがよかった気がする。私には。



しかし、性的変態が金を出すから行われる、
残虐性行為の数々とその画像・動画配信などは、無くなる日が来ないのでしょうね、
性欲というものがある限り。
ニコラス・ケイジ主演「8mm」の衝撃が忘れられない。


あとあじ悪〜い・・・・・





「APP:アプリ」


▪️電車の中の母と幼稚園児の会話
ママ「あっ!◯◯ちゃん その指どうしたの?!」
幼稚園児「?」
ママ「指がすごく大胆なことになってて、 あ、いいの、。。。」

大胆なことになってた指ってどんな形だろう?(中指たってた?それとも?)
見たくてしょうがなかったけど我慢した。




原題 APP 2013年 オランダ 未公開

監督 ボビー・ブールマンス

出演
ハンナ・フークストラ
イジス・カボレット
ロベルト・デ・ホーフ
マタイス・ファン・デ・サンデ・バッカイゼン
マーク・ファン・エーウェン
ライザ・シップス
ユルン・スピッツエンベルハー
アレックス・ヘンドリクス


上映前の注意として、《スマホの電源はONにして音声はOFFにしてください》と出る



APP.jpg



携帯の発信を押したまま、車から降りた女性が踏切に立ち撥ねられる。


授業中も携帯を鳴らす大学生のアンナは、弟が事故で入院中。
親友ソフィーとパーティに行った次の朝、目覚めると、
見知らぬアプリ「イリス」が、ダウンロードの許可を求めてきた。
深く考えずに許可したアンナに、助けを求める知らない女性からの電話が入る。

イリスは勝手に動画を撮り、ばらまき、大学教授の自殺も引き起こす。
それに気づいたアンナは、イリスを削除しようとするが、どうしても削除できない。
携帯を変えるが、ますます暴走するイリス。








PCが意思をもち、人間に危害を加える話は好きです。


最初の女性の自殺シーンにはかなりびっくりしたので、期待して鑑賞。
イリスがいろいろやらかす場面もスリリングで面白い。
(何が起きても携帯を解約しないところが、携帯に依存している現代人らしい)

でも、動画を見て犯人を知ったアンナが、急に
凄腕捜査員なみに頭が切れて、格闘が強くなるところがなんか冷める。


そんなこんながあったのに、結局携帯持ってるアンナたち・・・・

あ〜あ

ラストは予想から外れず。


主要女優二人が美人なので楽しかった。


イジス、大好きなけつアゴ
ビョークっぽいエキセンヨリックな魅力と、
ステファニア・サンドレッリっぽい挑発美貌。好き


イジス





携帯やPSやSNSやGPSなどの機能が犯罪に使われたり、
その機能が暴走する映画が多く造られるのは、
みんな便利に活用してても、どこかに危機感もってるからなんでしょうね。


あーーー こわ


Shuma Akiyama The Exhibition



渋谷の ギャラリーBunkamuraで
「~Drifting ・ 漂流~」と題された、
自然の素材を使った美しい作品を観てきました。

ギャラリーBunkamura


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☆ 〜9/24まで




こちらでは常設展を開催しているようです。

SHUMA STUDIO








第67回エミー賞授賞式生放送


今朝 7時台から12時半までAXNで放送してました。
同時通訳の聞きづらさに苦心しながらの鑑賞。

アカデミー賞もグラミー賞も、
政治や業界の思惑やビジネスなんかがからんでからんで、
視聴者としてたいして意味ないとは思ってる。


あちらはそうとう暑いらしく、スターたちに氷や小さい扇風機が配られてた。
なんでも、今年のテーマが「ミッドナイトブルー」だとかで、
男性のタキシードは濃淡いろいろのブルー系がちらほら。
女性のトレンドは、カットワークで肌を見せるのと、メタルのアクセントみたい。
黒(濃紺?)ドレスのストラップや袖のところなんかに、
金・銀のあしらいがあるものが多かった。
プレゼンターのレディ・ガガも、黒ドレスに金髪ボブのウイッグで、
ちょっと見だれだかわかんなかった。


黒ドレスはそれなりにみんな美しいから、それ以外で私が好きなドレスがこれら


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今年はコメディ部門「Veep」が圧勝の年でした。


こちらにたくさん、写真と動画がUPされてます。

テレビジョン・アカデミー インスタ





「絶叫のオペラ座へようこそ」


▪️ピンクの顔の井の頭線の電車を指差して、全身ピンクの3歳くらいの女の子が、
「雨の日も頑張る女の子」と、おとうさんに言っていた。嬉しくなった



この、むちゃ邦題はなかなかいいと思う。

原題 STAGE FRIGHT 2014年 カナダ
*舞台恐怖症という原題、昔の映画でこのタイトルのあったね。

監督 ジェローム・サブルは、一貫してホラーミュージカルを作ってきたようです。

ジェローム・サブル/イーライ・バタリオンのお二人が作詞作曲をしています。


出演
アリー・マクドナルド
ダグラス・スミス・・・クリスティン・スチュワート激似
ミニー・ドライヴァー
ミート・ローフ・アディ




主演のアリーちゃんが、磁器人形みたいに完璧に可愛い
ジェニファー・ローレンスの「ボディ・ハント」に出てたのねん



絶叫




「オペラ座のたたり」というミュージカルの舞台を終えた女優が、
楽屋で何者かに惨殺された。

それから数年後 
ミュージカルキャンプに集まった子供たちは、普段は
「変人」「ホモ」といじめられてる子供たち。
「ここなら自分自身でいられる♪」と歌い踊り歓喜する。
キャンプ場の調理係は男女のきょうだい。
実は、昔殺された舞台女優の子供たちだった。

母と同じ演目で母と同じ役をやりたいと、娘は演出家に自分を売り込む。
歌の実力で役をもらったが、体を要求した演出家が初日直前に死亡。
波乱の幕開けとなる。









「じ〜ぃざすくらぁ〜ぃ す〜ぱすた〜ぁ♪」のメロディも使われ、
バケツに入れた真っ赤なペンキは「キャリー」のアレ。

演目を「歌舞伎」風にやるぞ!と演出家が言ったら、
「ブッカケ?」と聞き返す子供がいて笑った。
うどん屋のぶっかけなの?それともエロのぶっかけなの?
と一瞬考えた私はクソ汚れてる。

歌舞伎ったって、帽子はベトナムみたいだし、建物はどう見ても中国だし、
ごっちゃだね。アジアの風俗は西欧では区別つかないでしょうね。

サマーキャンプはディズニーTVムービーによくありそうな設定なのに、
ワザとらしくない。
マスクの殺人者が出るシーンはカルトなスプラッタホラーの味。
殺し方も工夫があって素敵にかっこいい。
(あの丸いのこぎりみたいなやつ、欲しい)
オーケストラが奏でるのはおなじみのクラッシック音楽。
このシーンのマエストロ笑える。

ぜ〜ったい無理!かみ合わない! はずの要素をからませてるのに、
なぜだかすんなりまとまって違和感なし。すごい!

カブキマスクの犯人は、途中から、あの人じゃないか?と思った人だったが、
理由までは想像できてなかったので、事情は面白かった。


ミュージカルアレルギーでも楽しめるよ。




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これらのクラッシック名曲とヘビメタとミュージカル音楽が融合
はははは




祝!WOWOW放送!「ゴーン・ガール」


今、見終わった

燃えた 燃えたよ、エイミー!

「ザッツ・マリッジ!!」


もうね、このセリフに思わず爆笑しちゃったよ ほんとに
ぎゃははははははは

映画館で初めて見た時は驚き呆れ納得したセリフだったが、
顛末を知った上で、原作を読んで、家でリラックスして聞いたザッツマリッジは、
快挙!といった爽快感。喜び。

いや〜 わたしの、わたしの女友達たちの、したいけどできないこと、
よくぞやってくれました!

エイミーが自分でいう通り!


あんた戦士!本物の英雄!



ニックはあれでけっこう喜んでるのよね、うん、
数年後にはこの事件さえ忘れるくらいに落ち着いてるはず。


最高のの映画

最高の結婚の映画


すばらしすぎる!

やっぱ、「アリスのままで」のジュリアン・ムーアより、
ロザムンド様にすべての女優賞をやるべきだった


尊敬いたします ロザムンド様


そして、 セントルイスよ!ハンニバルよ!
(ハンニバルは小説でニックの過去部分で出てくる)
いつか再びこの映画の舞台を訪れますよ、あたしは


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ペットそっくりぬいぐるみ


うさぎたちが死んでから時間がたっても、
どーにも落ち込みから抜け出せないので、このようなサイト発見して、
真剣に注文を考えています。見ながら泣いてんだけどね


アトリエクチュール


ミセスYUMI


AICO BEAR



ここが最高だと思うんだけど、アメリカなの。


CUDDLE CLONES


上のアメリカの会社と提携してる会社。

PECOshop





前に書いたけど、最初のうさぎは、姿がなくなるのが嫌だ、と、
剥製にしてもらいました。七万円だった。


でも、剥製師さんから見たら、
「この写真が一番可愛いんです」「このポーズが可愛いんです」といくら言ったところで、
しょせん、動物としてのうさぎ。
骨格皮膚内蔵など、解剖学的な目線で作品を作り上げていくのがお仕事。
飼い主の愛で曇った目で見たうさぎ、頭の中で出来上がったイメージのうさぎとは、
まったく別の作品ができあがるのです。 当たり前だけど一般的なうさぎなんです。

それでも うちにいるというだけで、かなり気持ちはおさまってる。

今年死んだ二羽のうさぎは焼いてしまったので、
どこ探してもいないのね。あのまるまるっこいふわふわが。

市販のうさぎのぬいぐるみ、似てないけど一個だけ買った。
似てないけど、一番柔らかいのを選んで。
うさぎ、夢みたいに柔かいからね。
それを干し草の中に置いて、生きてたうさぎの匂いに近い匂いにしてる。


どこで作ってもらうかじっくり吟味して、近いうちに注文するつもりです。

二羽分だからお金大変だしね。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


久しぶりに会う人に
「元気だった?」と聞かれ、
「ペットロスと子供ロス(行方知らず)で真っ暗闇」ってな感じで答えたら、

「人間には興味ないから子供はどうでもいい」

と返事された・・・・・・


すみませんでした、個人的な返事しちゃって。 






「徹底捜索!行方不明者」



人間のダークな部分に異常に惹かれるものですから、
犯罪の番組は同じものでも何回も録画予約して見てしまう。

ディスカバリーチャンネルのこの犯罪・事件シリーズ、再放送のたびに何回見てることか。

ディスカバリーチャンネルWEB


しかーーーーし!

今回ばかりは、心底ぞぞぞぞ−ーーっとなっちゃって、
見終わってもしばらくは黒い箱の中で固まってる気分になってしまった。

それは、『モハベ砂漠の怪』

カリフォルニア、ユタ、ネバダ、アリゾナ州にまたがるモハベ砂漠は、
私たちがイメージするところの、
・カリフォルニアの、
<カリフォルニアの青い空>や<小麦色カリフォルニアガール>や、
・ラスベガスの
<眠らない街 夢の街><バチュラー・パーティ ベガス!>なんかと全然違う別世界。

事件の当事者いわく
「共食いの世界、みんな自分を守るためならなんだってやる」
「ジャンキーの成れの果てが行き着く先」
「前科者も大勢いる」
「消したいやつがいるならここは最適」
「ヤクや酒の問題を抱えてる身内が姿を消しても、たいていは誰も探さない」
「強い太陽光と夜の凍結の繰り返しで、指紋もDNDも壊れる」

・・・・・・・ひ、、、、ひぃーーーーーっ  ヽ(;゚;Д;゚;; )/


そんで、来年行く気満々で予定に入れてた
映画「バグダット・カフェ」のあのカフェ、
あのカフェのウエイトレスさんが、、、ひいいいいいいいっ

たぶん、今も砂漠の中の穴に。。。。。 今も見つからずに。。。。。


Mojave Desert






バグダット・カフェのオーナーさんが、
「綺麗な子だったのよ。 でも次の日顔にあざを作ってきて」
「何があったか言わなかったけど、動揺してたわ」

そうなの、このカフェの道路挟んだ向こうのじゃりの向こうには砂漠が。
その砂漠の奥の、3千だか3万だかあるらしい、金だか銀だかの堀った廃坑には、
だれーーーも探してないだれーーーも知らない死体がいっぱいある、、らしいいいいいい?


行かない、行かないよ、!と夫に言いました。

行かないと決めた、私は!  バグダット・カフェには。



都会の事件も恐ろしいが、 ほぼ人のいない、廃屋の多い、
死体もでない こんなところで死ぬのは嫌だす。あたしは。





ルート66 グランド・サークル


アメリカっ!

クラシックカーで、東側から西側までを9日間で走るというレース、

「グレートアメリカンレース」の放送が始まりました。

旅チャンネルWEB

1983年から開催されてて、毎年コースを変えるみたいです。
2015年はセントルイスからサンタモニカまでのルート66がコースでした
期間は6/20〜28、
<地図を見ながら、決まった区間を決まったスピードで、
指定時間にいかに正確に走れるかを競う>というレース。
速きゃいいってもんじゃないのね。
なんかポイントがあるらしく、高得点だとステッカーもらえるの。

クラッシックカーって、いつくらいからクラッシックなのか知らないけど、
1980年代の日本車も出てました。
やっぱ、ルックスだけで言うなら、日本車よりも外車のほうがかっこいいな!
やっぱ、人間と同じ、凹凸がいっぱいあるし、色も可愛いし。

全然、車のことわかんないけど、アメ車改造や廃車発掘の番組ばかり毎日見て、
そのルックスを楽しんでる。








出場者は年配の夫婦が多い感じ。楽しく愛車を走らせてる。






レースの様子だけじゃなく、中継地点の街の、名物ダイナーやモーテル、
街の生活なども入り、旅行気分で幸せに。

4回に分けての放送が楽しみ




* こちらに 2016年の募集インフォメーションが
 (日本チームは参加枠6台)
  ↓
NASC WEB




「プロミスト・ランド」


▪️秋風を感じると寂しくて寂しくて涙出そうになる  びーです▪️




原題 PROMISED LAND 2012年 アメリカ

監督 ガス・ヴァン・サント 
脚本 マット・デイモン/ジョン・クラシンスキー

出演
マット・デイモン
ジョン・クラシンスキー
フランシス・マクドーマンド
ローズマリー・デウィット
ハル・ホルブルック


pueomisuto


スティーブはエネルギー会社の社員。
会社が力を入れているのが、シェールガスの採掘。
ガスが埋蔵してるのは、農地の多い田舎。
農家で育ったスティーブは、苦しい暮らしの農民を助けるつもりで、
土地の買収契約を取り付ける仕事をしている。

会社にペンシルヴェニア州での土地買収を命ぜられ、
同僚スーと出向いたスティーブに、
一人の環境保護活動家が立ち向かってきた。

ガスの採掘時の化学物質で動物が死ぬ、と。



*シェールガスとは、地下深くの岩の層に含まれている天然ガス。
高水圧で人工的に割れ目をつくり、ガスを採取する。







会社の上司に、農家の苦しみを語るスティーブ。
食べ物を栽培するという大事な職業なのに、
国の農業政策や巨大企業の陰謀で、食べていけなくなる農民のこと、
いろんなドキュメンタリーで見たから、辛かった。


記憶に残ったセリフ

農民を味方につけるためにスティーブがスーに言った言葉
「金の味を覚えさせろ」

小学校の教師アリスに、スティーブが「菜園を教えてるの?」と聞いた時の、
「命の育て方を教えてるの」



個人的には、会社の汚さをもっと暴いてもらえると気持ちがいいのだが、
この映画は、企業の陰謀や環境汚染に焦点をおくのではなく、
スティーブという人間の、意識の変化を描いた映画だから、これでいいのね。

スーに関しては、一人息子のために金を稼ぐことが第一だから、
臭いものにフタをして働くところに共感。しかたがない。


色恋物語が嫌いなもので、
アリスとのエピソードはあまり好きじゃないし、
意識が変わったスティーブのその後が、女ありきなのはチェッ!って感じかな。






「フーターズのビキニガール大集合!」一挙放送



昨日は極楽の日曜日でした

HOOTERS GIRL4時間特集ーーーー

FOXスポーツ&エンタメチャンネルで、
チェーン展開のレストラン HOOTERSで働くHooters Girlたちの、
すんばらしいお姿をたくさん見せてくださいました。
4時間ぶっ続けで!!


⚫︎時間割⚫︎

1時限目「フーターズ スノーエンジェル」2010
原題 Hooters Snow Angels  2010年 アメリカ

コロラド州アスペンに、HOOTERSのスノーエンジェルが集まった!
(選ばれて嬉しいわってみんな言ってるから、
実行委員会かなんかとSNS投票で決めるのかな?
私はミスフーターズの時は投票してます)


司会はRAECHEL HOLTGRAVE
2009年度ミスフーターズね






EMMA  英国ノッテンガム ノッテンガム店
・外交的な性格で挑戦するのが大好きなの

CARRA 22 FL州サラソタ サラソタ店
・HOOTERSのチキンウィング早食い競争で優勝したの

BRIANNA FL州パームビーチ ボカラトン店
・こここではお姫様みたいに扱ってもらえて最高よ!

JESSICA 25 OH州トレド トレド店
・オハイオには何のの楽しみもないの、寒い時期はバージン諸島(店)に行くわ

BRITTNEY(黒髪)21  PA州フィラデルフィア コンコルド店
・男の子とメールするより携帯ゲームでゾンビを他のすほうが楽しいの

LARA 27 CA州サンディエゴ ミッションバレー店
・フーターズのおかげで普通ではできない体験ができて楽しいわ

BROOK TX州グレイプバイン グレイプバイン 店
・あだなはピーナッツ 理由もわからないし嫌いなの

BRITANNY(金髪) NC州コンコルド コンコルド店
・訛りがあるって笑われてるの 雪よりビーチが好きよ

LAUREN 19 TX州グレイブバイン グレイブバイン店
・フーターズで働いてると楽しいことばかり

WENDY  SC州ロックヒル ロックヒル店
・寒くてもビキニのほうが準備が楽ね

LEANGELA OH州 コロンバス コロンバス店
・私を一言で表すなら”記憶に残る女”かな

NICOLE FL州クリアウォーター クリアウォーター店
・オリンピック以来男子フィギュアに夢中なの


私はララとエマと、偶然にもブリタニー二人がどちらも好み❤️
ていうか、みんなきれいすぎて困っちゃう。

賞金付きのスノーモービルやスキー、スノボのレース、雪合戦を楽しんで、
メインイベントはチャリティを兼ねた雪山でのビキニファッションショー


ふう〜っ


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2 時限目「フーターズ スノーエンジェル」2011
2011年のアスペンは、以前書きました


スノーエンジェル過去記事


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3時限目「ミスフーターズ世界大会」
毎年開催されるミスフーターズ世界大会の 2012年度
Miss Hooters International

2015年度は日本のガールがホームタウンコスチュームコンテスト受賞したから、
放送に期待します。FOXさん。

マイアミ
ジャッキーグリーソン劇場に、世界中から100人のフーターズガールが集まった。
司会は2008年度の、ミスフーターズのサラ・フーツ&知らん男


ひ・ひ・ひゃくにん・・・・・・
ひゃくにんのゴージャスビキニ美女、、、


おいらもう、はなぢぶーしそうだったよ 心臓口から飛び出そうだったよ
興奮しすぎ嬉しすぎて わき汗だらだらだったよ




ちなみに、初代のミスはリーン・オースティン



私が気に入った子はメモっといた。
ミズーリ州のガールたち、セントルイスのソフィアちゃん、
コロンビア店のショーニーちゃん、スプリングフィールドのレイチェルちゃん、
みんなすごく好みだったわ。3年前だから、みんなもういないと思うけどね。
10人のファイナリストの中では、
最初から好きだった、ハイラン店のアシュレーちゃん。可愛かったなあ

って、メモったからどうだって話で、こんなこと豆に書いてる自分もどうかと思うが。

べーーっくらこくくらいに美人のアマンダ
文句なしの優勝






ファイナリストたちのプレショー動画
みんな、コンテスト本番よりリラックスした表情で可愛い。
ニッキー・ミナージュの曲がお似合いです🎵





2015年動画





2015 日本での代表決定動画






HOOTERSは、レストランでフレンドリーな接客してくれるだけじゃなく、
障害のある子供の施設で子供たちと遊んだり、帰還兵を空港に出迎えに行ったり、
ボランティア活動もさかんにしてるのよね。
日本だと、スポーツイベントなんかでチアやってるのしかみたことないけど、
いろいろ活動してるのかな? 

ガールたち、ありがとう

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4時限目「フーターズ ドリームガール」2012
Hooters Dream Girl

カリブ海の島アルバに、ビキニガールが集まった!
HOOTERSのマガジン主催の視聴者の投票によるコンテスト

ガールたち  
ビーチバレー大会したり撮影会したりウエイトレスの技術を競ったり

はぁ〜っ・・・・・


MICHELLE SACCO GA州アトランタ  一番好き〜〜い

嬉しいことにミシェルが優勝いたしましぁ〜 
投票結果は、地元に帰ってから知らされるので、
アトランタ店で仕事中に発表されました。






そしてマガジンの表紙になったのね。



ここまで書いてきて、自分にあきれておりますが、
HOOTERS GIRLへの愛はこれからも未来永劫続くでありましょう。




「刺さった男」


ふひゃひゃひゃひゃ 朝からいいもん見た



原題 LA CHISPA DE LA VIDA 2012年 スペイン

監督 アレックス・デ・ラ・イグレシア

原題は、生命の火の粉というような意味らしいが、
この場合邦題のほうがいい気がする。

出演者たちは、監督の作品でおなじみの顔がたくさん。
監督いわく「僕が使うのは信頼している役者のみ」

ホセ・モタ
サルマ・ハエック
ブランカ・ポルティージョ
ファン・ルイス・ガリアルド
フェルナンド・テヘロ
マヌエル・タリャフェ
サンティアゴ・セグーラ
アントニオ・ガリード
カロリーナ・バング







ささっつた


失業中の初老のロベルトは、面接に落ち続け旧友を頼るも拒否され、
最悪の気分を晴らそうと、幸せだった頃の思い出の街カルタへナに行く。
しかし、新婚旅行で訪れたホテルは取り壊され、
ローマ円形劇場遺跡の上に博物館が建てられていた。

遺跡を彷徨ううちにロベルトは高所から転落、
発掘作業用の鉄骨が後頭部に刺さってしまう。

『失業中の男が自殺未遂』と報道され、ロベルトは失業者のシンボルに。

マスコミは ネタに大喜び。
博物館館長は 遺跡を損傷しないことが第一。
博物館警備員は 携帯の写真をマスコミに売る。
政治家は 博物館が話題になり観光客が押し寄せることに期待。
広告業界のエージェントは 高値でこの悲劇を取引できるスポンサーと交渉。
飲料会社は テレビに映るように商品を置く。
職をくれなかった旧友は 世間体のためあわててポストを空ける。

と、大騒ぎになる。


当のご本人は「やった!これをネタに金が入る!やっと家族の役にたてる!」


深刻にロベルトの命を心配するのは妻子だけ。








ロベルトとぼんくら警備員が、
「映画になったら僕の役は誰がいいかなー ブラッド・ピットかジョージ・クルーニー」
「クルーニーは老けすぎだろ」な〜んて、刺さったまんまで会話してます。



とても好みの映画。

<人の不幸は蜜の味>な視聴者心理と、<人の不幸はビジネスチャンス>な作り手側。
これ、現実。 これ、常識。

「チリの鉱山夫たちは生還したから忘れられた。
死んだら伝説になる。200万(ユーロ?)だ!」なんてね、
真面目に見てしまったら不謹慎なんだけど、
終始ニヤニヤ笑える素敵なユーモアセンス。
こういう笑いが大好きな不謹慎な私です。

物足りなかったのは、家族の愛が本物ってとこ。
ここまでいじってくれたなら、妻も子も黒い胸算用をしてる設定が見たかったよ。
そこが、好みの映画であるけれど、好きな映画にはならない理由。
それに、せっかく夫が、命がけで妻子に金残してやろうとしたのに、
台無しにするなんてさぁ。あたしが夫なら妻を怒るよ!
犯罪犯すわけじゃなし、倫理や良心より子供の教育費を優先せんか!ってね。

娘バルバラ役Nerea Camacho 息子ロレンツォ役Eduardo Casanova
ともに美しく、とにかくスペイン系イタリア系の若い男女の美しさには、
ため息が出ます、一時停止して眺めます。




イグレシアの作品、ホラーコメディー系に比べると、
このタイプの作品ならもっと見たいな。
「みんなのしあわせ」って作品なんかも、
これに近いブラックドタバタコメディっぽいな。


__________________________

ロベルトが車でかけるカセットテープ!の曲は、
AC/DC「地獄のハイウェイ」ときた。










「スガラムルデイの魔女」


▪️誰かロバート・レッドフォードのウソ髪と整形目は変だよ、
といってあげてほしい  びーです▪️





すべての女性に贈る。。。って。
こんなもん贈られても、、、、、、




原題 LAS BRUJAS DE ZUGARRAMURDI 2013年 スペイン

監督 アレックス・デ・ラ・イグレシア

きゃあ〜ん❤️
「その愛を走れ」「空の上3メートル」のハンサム君、
マリオ・カサス君が出てた〜


これだけで、許す。

あとは、
カルメン・マウラ、ウーゴ・シルバはよく見かける顔ですね。
監督の妻カロリーナ・バングが美しい。



魔城



スペインの繁華街、着ぐるみや人間銅像の大道芸人が立つ大通り。
全身銀色のキリストが、背負った十字架からライフルを取り出し
宝石店に強盗に入る。10歳の息子に協力させて。

キリスト強盗(パパ)
「しかたねえだろ、火曜と週末しか会えないんだ。
元女房から親権取るためには金がいるんだ。
息子よお前のためだ、パパと一緒にいたいだろ?」

息子は息子で、それはそれは楽しんでパパを手伝う。


実は、外にいたGIジョー ミッキーミニー スポンジボブらも、仲間だった。

GIジョーの彼女が、逃亡用の車を乗って行ってしまったので、
GIジョーとキリストと息子はタクシージャックして逃げる。
GIジョー「警察から逃げるならならメキシコだ」
キリスト「アメリカじゃねえんだ!パリに行くんだ」
息子「ディズニーランドに住めるね」
タクシー運ちゃん「遅くなるって電話しないとかあちゃんに殺される」

女は怖い、の共通事項で意気投合する強盗団と運ちゃんは、
仲良く逃亡することにした。
パリに逃れるには、国境の村スガラムルディを通らなければならない。

「魔女怖い!!!」恐れる男たち


*本当に、魔女がたくさんいるとのことの、
バスク地方スガラムルデイで撮影したそうです。






さすが、このいかれ加減は、「気狂いピエロの決闘」の監督。。。。。
「どつかれてアンダルシア」は、私、ダメだったなぁ〜

本作も、ピエロも、
基本のところは好みなんですが、毒々しさが、なんというか、
スタイリッシュでクールな毒じゃじゃなくて、泥臭い、生臭い。
ファッションに例えると、
黒エナメルのスリムパンツの毒が私好みなら、
この人のスタイルはシミのついた肌色のでかいブリーフ。

冒頭の強盗騒ぎと逃亡が始まった直後は面白かったが、
いざスガラムルデイに着いてからの大騒動には、胸焼け気味。


出てくる男という男は、彼女や妻が怖い。妻の怖さ告白で、仲間意識強まる。
そうなの?スペイン  そうなの?夫たち


監督は、
「女性は愛する対象と同時に恐れる存在。恐れがなければ、尊重も無くなってしまい、
女性の意味が無くなってしまう」と言ってる。
そうなの?恐れがなければ女を尊重しないの?男?
優しさや愛情や思いやりだけの人間は、尊重じゃなく見下すの?
恐怖で人心をあやつる政治家と一緒じゃん、それなら。

「女性とはとても魔女的な要素を持っていて、男性がいかにまぬけなのか」
がわかる映画だとも。これもどうなんだろ?
男がまぬけだと思ったことないけど、男は自分をこのように感じるのか?
対女だとそうなのか?まぬけというより、
魔女が言ったセリフが、男を表してうまいこと言い当ててると思う。

「家、妻子、犬、すべてを手に入れ幸せになる。
が、幸せが息苦しくなってきっと戻る」

戻るっていうのは、映画では危険な魔女の村なんだけど、
男の本能として、<安穏な生活をしていると、冒険やスリルが欲しくなる>
ってことだよね。



監督はこの映画くを”女性賛歌”だと言ってるが、なんか、納得いかない。


一般的に苦笑しながら言われているような、『かあちゃん怖い』『鬼嫁』
の夫婦を見たことがないんだよね、私は。


ジェットコースターホラーコメディというカテゴリーだそうです。
私の感想を一言で言い表すなら、悪食


ラストの曲がかっこいい!

「Zugarramurdin Akelarrea'」フェルミン・ムグルサ
やはり、バスク地方のミュージシャン。






***それにしても、
自分とこのキャラクター権利にめちゃめちゃうるさい、ディズニーさん、
それはそれはひどい、ひどすぎて私でも腹がたったミッキーミニーの作り物、
気づいたら文句つけるんじゃないでしょうか。そこが心配で心配で。
「スター・ウォーズ」もいつの間にかディズニー資本になっちゃったから、
ディズニーの秘密主義のあまりの締め付けに辟易な心境を語ってました。
役者がね。

____________________________


映画オープニングに、古い魔女裁判の挿絵に混じり、
有名な女性たちの肖像画や写真が映し出されます。
覚えてるだけでもこれだけ。
影響力のある、監督の思う<ある意味魔女的>な女性達ね。

グレタ・ガルボ マレーネ・ディートリッヒ セダ・バラ ベティ・デイビス
フィリーダ・カーロ サッチャー マリー・アントワネット


極め付けの土偶は、クライマックスでも、大活躍。



ヴィーナス










同監督の「刺さった男」も録画してあるので、後で見ます。




「アレックスと私」


原題 Alex&Me 著者アイリーン・M・ペパーバーグ

鳥類の研究者ペパーバーグさんが、30年間ともにすごした、
アレックというヨウムについて、2007年に彼が死んだ後に書いた本です。
なので、最初の数ページ泣きながら読んで、辛くなって
しばらく読み進めるのをやめていました。

やっと最近全部読み終わり、アレックスと著者が成し遂げたことの素晴らしさに感動し、
忘れないようにここに書くことにしました。

アレックスの名前の由来は、
Avian Language Experiment(鳥類言語実験)の頭文字からだそうです。



あれっくすと


著者は、子供の頃から鳥を飼い続けてきた人。
数学や科学が好きで、大学で専門に勉強しているうちに、
自分がやりたいことは動物学だと気付き、
小さい頃から友達として付き合ってきた鳥の研究に専念することになる。
特に、鳥の言葉の能力、知性、感情を知りたいと、
知能の高さで知られるヨウムを選び、
試行錯誤しながら独自に開発した実験方法で研究を始めた。


アレックスの訓練の詳しいことは、
「アレックス・スタディ」という本に詳しく書いてあるそうですが、
論文ということで、私には理解できないだろうから読みません。


「アレックスと私」には、著者の子供時代のトラウマや鳥との絆、
研究するうえでの大学とのやりとりの苦労、研究費の苦労、
鳥の知能など馬鹿馬鹿しいとする、当時の専門誌や学者たちとの意識の食い違い、
私生活の苦悩などが書かれています。


本にもあるように、
『人間だけが特出した頭脳を持ち、世界に君臨できる』
という学者たちの考えは、動物と接する人ならだれでも体験としてわかる、
その知能、感情を真っ向から否定する。



アレックスが、自分の意思で言葉遊びを楽しんだり、無視したり、
他のヨウムが答えを間違うと叱ったり、人間を意のままに操ったりするのを読んで、
鳥の賢さをあらためて実感した。なんと、足し算までするのだ。
足し算するように聞かれたわけじゃなくて、他のヨウムの訓練を覗き見て、
さっき見たのはブロック2つ、今出したのはブロック2つ、
だから4つ、というように、自分が見た数を自分の頭で足して「ふぉー」と言う。



テレビや雑誌でアレックスが知られるようになると、
学問の世界でも鳥類への見直しが始まったようです。




アレックスの訃報を伝えるイギリスのガーディアン紙の記事は
<平均的なアメリカの大統領よりも賢いことで
知られていたヨウムが31歳で早世>

だったそうです。 ひゃははは


アレックスとペパーバーグさんの最後の会話が、
「ILOVE YOU」「アイ・アブ・ユー」「アシタ、クル?」「明日、来るよ」
だったことが良かったなぁ、と思いました。
よく、事件で家族を亡くした人が、「愛してる」って言えないうちに死んでしまった、
などというのを見るとね。


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映画になったの? 予告動画





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アレックスが、「夢のカリフォルニア」でノリノリに踊るエピソードがあったので、
以前から、音楽に合わせて踊る鳥たちに興味があった私は納得。


踊る鳥たちの動画をいくつか

















みんな、ちゃ〜んと、曲調に合わせたダンスするんだよねぇ〜




「1971」



懲罰大陸USAは擬似ドキュメンタリー作品だが、
懲罰公園以外は、ほぼ真実だったんだ!


と恐ろしくなったドキュメンタリー番組です。


「1971」2014年 アメリカ

NHK BS1で放送になりました。


ベトナム戦争時代の1971年、
ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外の、
メディアという町にあるFBIの事務所から、
国民を違法に監視するFBI活動の書類を盗み出し、新聞社に送った若者たちが、
40年の時を経て名乗り出、真相を語った番組。

*なぜ今か、というと、
 中心人物ビルの体調が悪化し、彼の功績を社会に知らせなければ、
 と決断したから。


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ベトナム戦争反対運動をしていた若者たち、
「非暴力の抵抗運動」をしていた若者たちは、
いくらデモをやろうと、座り込みをしようと、
逮捕されたり、大学の寮に発砲され学生が殺されたりで、
「もう、言葉だけでは何をやってもダメだ」と、
「非暴力の破壊活動」を決意する。

<徴兵委員会の事務所から書類を盗み出し破棄する>
という運動をするグループのメンバーが、
〜8人の若者がNYのFBI事務所に押し入り逮捕される〜
という事件でひらめいたビルの提案で、メディア計画を実行に移す。

『FBIを捜査する市民委員会』として


体制に刃向かうものに、権力側がどういう仕打ちをしてくるかを、
乗っていたバスに放火され身をもって知ったというメンバーの一人は、
「権力を笠に着て、その力を乱用しようとするものには、
逃げずに立ち向かわなくてはならない」
「理不尽な暴力を見過ごさず、立ち向かわなければならない」
と、ビルの計画に参加した。


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盗み出した書類に書いてあったのは、

・大学の手紙は全部開封しろ
・すべての郵便受けの裏にFBIがいると思わせろ
・黒人学生を監視するため大学に潜入し、反米的な団体を監視する
・オレゴン州のボーイスカウトは、
 ソ連圏のボーイスカウトと合流したからスパイを送り込む

など

とくに重要だったのが、のちに発覚した
「コインテルプロ」と記載されている書類。
司法省が情報開示を拒んだため、判事の命令を取り付けて開示された。
コインテルプロは、フーバーFBI長官が共産党の勢いを弱めるために始め、
やがて個人や組織がターゲットになった計画のプログラム。
この書類に書かれていたことは、

・大学の教授に『新左翼を糾弾せよ』と匿名で手紙を出せ
・「お前がやり残したことは一つ、お前は用済みだ(自殺しろって意味ね)」
 のキング牧師への手紙

など

1971年のメディア事件は、その後の
ウォーターゲート事件でFBIを調査しやすくし、
FBIの情報活動を規制するガイドラインが作られた。
これも、メディアを計画したビルのおかげということ。


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親の驚くべき過去を知った子供たちは、
「なぜ子供がいるのにそんな危険なことができたのか?」と聞く。

親は言う。
「なぜ子供たちを危険にさらすようなことをしたのか?という人たちに対して、
もしみんながことなかれ主義に徹したら、
アメリカの政府を国民から奪おうとする連中が野放しになってしまう。
そうなれば、結局国民は危険にさらされるから と答える」







「懲罰大陸★USA」


レディースディでも女性率超低くて いたたまれない気持ちの鑑賞


原題 PUNISHMENT PARK 1971年 アメリカ

監督 ピーター・ワトキンズ 

監督の意図はこうだったそうです。⇩
・人々に問題意識や関心を持ってもらい、ポジティヴで活発な議論を促すこと

でも、活発な議論どころか、アメリカでは徹底的に糾弾され葬られたようですね。


出演者はほぼ無名
パトリック・ボランド
ケント・フォアマン
カーメン・アルジェンツィアノ
ルーク・ジョンソン
キャサリン・クイットナー
スコット・ターナー


USA.jpg




ニクソン大統領は、ベトナム反戦運動とともに、
政府に刃向かう思想が広がることへの危機感に、新しい法を発令。
証拠も令状も無しで、お上が危険分子と思った人物をばんばん逮捕できるため、
収容施設はパンク状態。
そこで、カリフォルニア州の砂漠地帯を”懲罰公園”(パニッシュメント・パーク)とし、
刑務所に行くか公園に行くかを、容疑者本人(若者ばかり)に決めさせることにした。
この公園で行われていることは外にもれない(皆殺しだから)ので、
実態を知らない若者たちは全員、長期に刑務所に入れられるよりはと、
公園行きを希望する。

この公園、警官と兵士の訓練場という名目だが、実質 政治犯と思想犯の処刑場。

公園に連行された若者たちは、
<3日のうちに、100㎞くらい先に立ててあるアメリカ国旗のところに、
徒歩で行ければ放免。反抗したりルートをそれたら拘束するぞ。
警官に暴力ふるったら容赦しないぞ。>

と、砂漠に解き放たれる。








逮捕された思想犯たちの裁判と、懲罰公園の様子を、
テレビクルーが撮影する。という形で映画は作られています。

時々カメラマンが、
裁く側のおっさんおばはんや、公園の警察官や、公園の若者たちにインタビューします。
中立よりの立場だったカメラマンが、途中から、政府のあまりの蛮行に憤り、
「暴いてやる!全部放送してやる!ヨーロッパでも放送してやる!」と叫びだします。


この作品の構成が上手いのは、
裁判にかけられてる若者たちの行く末がどうなるか、
徐々にわかってくるようになっているところです。
観ているほうは、公園に行ったらこんなことになるってわかってるから、
本人たちが知らずに公園行きを望むシーンに、
ぞぞぞぞーーーっと恐ろしさが湧き上がります。
役者たちもとんでもなくリアルな表情リアルな言葉、
これは名演技と言えるのではないでしょうか。

若者たち、懲罰委員会 
双方のセリフ、とてもよく練られていると感じました。
実際、あの時代、いろんな場面でこのような争論があったはずだし、
(今もそうだけど)良心的兵役拒否とか言論の自由とか人権とか民主主義とか、
どれだけ年月がたとうが、人間はいつも争ってる。
人間というか、世の中を牛耳る権力側と庶民側の争論。

私自身のさめた心で言えば、権力側に勝てる日はこない。
あいつらのずるさと賢さと資本力は、庶民の正論を簡単に踏みにじれる。
ですがね。。。



それにしても、
いやあ〜、怖い・・・・・です


擬似とは思えないリアルさに、だんだん、
ほんとにこんなことあったんじゃないかと思えてくる。
ある程度はあったんだろ
人種犯罪とか、アカ狩りとか、日系人収容所とか、
お上がよしとしないものは排除するっていう、映画と同じ考えからだもんね。


今はネット監視がとんでもないことになってるようだけど、
懲罰公園と違って、日々の生活で害を自覚できないだけで、
公園よりおっとろしいことになってんじゃないか?アメリカ


クレジットで出る、出演役者がその後犯罪を犯したという文章、
本当なのかな?調べてみる。



*監督の前作「TheWarGame」も疑似ドキュメンタリー作品なのに、
アカデミー賞・長編ドキュメンタリー賞を受賞。そのわけは、
<英国本土にソ連の核ミサイルが落とされた>という設定だからじゃないの?
と勘ぐる私。アメリカを愚弄する内容は許せんが、
ソ連を悪者にしたもんなら認めちゃう、ってね?



新宿シネマカリテでは、最近じゃあ一押しの怖い映画
「ババドック~暗闇の魔物~」が、
10/3〜 500円で上映になるのです。素晴らしい



他人なのにそっくりさん10


▪️あまりにも人と会話してない数週間、H&Mで人にぶつかっても、
「すみません」の声が出なかった。頭でしか言えてなかった。 びーです▪️


ベッド・ミドラーメアリー・ケイ・プレイス



べっつとみどらー




めありーけいぷれいす



「BONES」デヴィッド・ボレアナズ
「ザ・ユニット 米軍 極秘部隊」マックス・マーティーニ


ぼあれす


まてぃーに




ビル・マーレイデヴィッド・ボアズという
リバタリアニズム系シンクタンクの代表者
少し似てると思うの。

*リバタリアニズム系
(個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する、自由主義上の政治思想)
だそうです。



ビル

まーれい



著書についてのデヴィッドのインタビュー動画
話してる時の顔全体のゆるさと口元の曲線がビル似






最近のマリリン・マンソンが、
どうしても、この人たちに見えてきた。

ニコラス・ケイジ+ジェフリー・ラッシュ

にこらす

らっしゅ



これを足して二で割ると、中年になったマンソン





わたくし、マンソンのビジュアルとパフォーマンスは大好きでありますし、
ライヴにも行きましたが、ね。




他人なのにそっくりさん9







「パレードへようこそ」


これはやはり、パレードではいけませんね、
あくまでも、『(ゲイ)プライド』という言葉が肝でしょう。
Wikに書いてあるのはこういうこと。↓
<1 人々の性的指向や性自認に誇りを持つ必要性
 2 多様性特別なものであるという考え
 3 性的指向や性自認は生まれつきのもので意図的に変えられるものではないもの
という3つの考えと結びつきがある>

もちろん、炭鉱夫たちのプライド(誇り、自尊心、自負心)の意味も含めて


原題 PRIDE 2014年 イギリス

監督 マシュー・ウォーチャス


出演
ベン・シュネッツァー
ジョージ・マッケイ
ビル・ナイ
イメルダ・スタウントン
ドミニク・ウェスト
パディ・コンシダイン
アンドリュー・スコット
フェイ・マーセイ
フレディ・フォックス
ジョセフ・ギルガン


パレード



私の好きな実話物映画


1984年 ロンドン
英国で力を持つ炭鉱夫の労働組合にサッチャーが挑み、
赤字解消のため労働者を路頭に迷わせた政策の時代。

小さなLGBTグループのリーダー格マークは、
テレビで炭鉱夫たちの苦境を知り、警察や政府に痛めつけられているのはゲイも同じ、
彼らを支援しようと奮起し、募金活動を始める。

グループ名はLGSM(炭鉱夫支援レズ&ゲイの会)

ところが いざ支援を申し出ると、ゲイと聞いただけで電話を切られてばかり。
ウェールズ地方の小さな炭鉱の村だけが受け入れてくれた。
(Lをロンドンだと思い違いして)

女は台所男は炭鉱 の、保守的な村の人々は、最初はメンバーを奇異に思い、
反発する者も少なからずいたが、彼らが本気で闘っていることを感じ、
絆ができていく。


☆80年代の名曲がたくさん聴けます






もう〜〜〜っつ

リーダー的存在ベン・シュネッツァーがきらっきらにスターなんだよ〜

ちょっと、丸顔のチャニング・テイタムみたいなのぉ〜

立ち居振る舞い 髪型 ジーンズの履き方 ブーツの履き方 
すべてがモデルのポージングみたいに決まってる。カリスマ性ありあり
スマイズ(目で微笑む)もブーティ(腰の決めかた)もトゥーチ(腰の決めかた)もできてる

この子の顔がいっぱい見たくて、字幕読めなかったわ。


サッチャーさん、炭鉱夫には『ふぁっ◯◯!さっちゃー』なのよね。
それは、イギリスのいろんな映画で見てきたわ。


「ゲイのみんな、ストレートのみんな、どちらかまだ決められないみなさん」
の呼びかけが好き。決められない人ってとってもたくさんいると思うのよ、私は。
別に決めなくてもいいしね

「なぜ炭鉱夫の支援を?」と聞かれたマークが、
あれこれ政治的なことを言わずに
「炭鉱夫が掘る石炭で(電気)ゲイが一晩中踊れる」って答えたユーモアに拍手。

もう一人の主役である、自分が何者かまだわからないジョーが、
なんとなくメンバーの一員となり、独り立ちする姿も爽やかで嬉しい。


HIVの影はさしますが、明るく楽しく嬉しい映画でした。
ベン・シュネッツァーの今後の活躍に期待します。


*なんと、この時代は、
ゲイが公衆の面前でキスをするだけで7年間刑務所行きになったそうです。
そんなばっかやろうな時代を考えると、マークたちって、
本当に命がけな活動をしていたと言えるのですねぇ

でも1980年代でもそんなこと。。。 英国ってどんだけ保守???

そういえば、アメリカズ・ネクスト・トップ・モデルで、
つい最近、今 現代なのに、英国からきた候補者が、
「彼女、ネイティブ・アメリカンの血が混じってるんだって!
英国じゃ絶対出世できないわ!」
みたいなこと言ってて、
英国の階級差別を思い知ったしだいです。

何かの番組でも、英国のどこか地方の人が、
「ここじゃあ、サッカー選手になれないなら農民しかない」
など言ってました。英国。。。。 うーーーーーーん




しかしね、ヨドバシだがビッグカメラだかの功罪・・・・・
あの、超有名な「リパブリック讃歌」
🎵「ぐろ〜り ぐろり あれる〜や🎵」が流れた時、
あれ、なんだっけ?あっ!わかった!と最初に思い出したのがあのCMの歌詞だもの・・・



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炭鉱夫の妻が書いたという詩に、メロディをつけたこんな曲があります。


ビリー・ブラッグ「Which Side Are You On?」














「レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺 」


▪️「ホワイトアウト」のケイト・ベッキンセイルの顔がどうみても整形後で、
気になって気になって 映画、頭に入らなかった。 びーです▪️


原題 VIY 2014年 ロシア/ウクライナ/チェコ 
   京都で期間限定で公開されてます。

監督オレッグ・ステプチェンコ

あの、ゴーゴリの、短編小説が原作

VXIXI.jpg



英国俳優ジェイソン・フレミング/チャールズ・ダンス主演



妖怪村



18世紀のロンドン
地図製作者ジョナサンは、金持ちの娘といちゃついて、
娘の父親におん出された。
ジョナサンは測量の旅先から、
伝書鳩に鏡文字で書いたラブレターを付けて娘に届ける。

東欧の小さな村にはは魔物が潜んでおり、ジョナサンは魔物退治を頼まれる。








いつもながらの、めんどくせえ邦題サブタイトルに辟易するが、
この映画に関しては合ってる。
原作の、どんより暗い闇の中の恐ろしさなんかどっかにうっちゃって、
ひたすら『ハリウッドファンタジー超大作』を目指した作品ですものね。
つーか、ハリウッドから技術者大勢呼び寄せて作ったらしい。


美術作品として、全体的にとても美しいです。
なかでも、若い女がろうそくを灯した小舟を川に流し拾った男を夫にする、
という風習のシーンの、幻想的な美しさにはうっとりしました。

私の好みで良かったのは、
上半身だけの怪物・蜘蛛の巣だらけの棺桶・スチームパンクな馬車など。


特に燃えたのは、まぶたがでろり〜んと垂れ下がった怪物
キタ! かなりキタね! あいつ欲しい。
「パンズラビリンス」の白いあいつに似て、私の加虐衝動をかき乱すやつです。


ファンタジーはもともと苦手なので、ダークな美しさを楽しみました。



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同じ原作での1967年映画化作品
「妖婆・死棺の呪い」

監督アレクサンドル・プトゥシコ 

日本では1985年に公開されてた。



ようば










「心の旅」


TED2で、テーブルに文句つけてたテッドが、
<「心の旅」みたいだ、あのハリソン・フォードは良かった。>
みたいなこと言ってて、そういえばいい映画だった気がするなと、
ザ・シネマで放送してのを再鑑賞。


原題 REGARDING HENRY 1991年 アメリカ

監督 マイク・ニコルズ 

出演
ハリソン・フォード
アネット・ベニング
ビル・ナン
ミッキー・アレン
ドナルド・モファット
ナンシー・マーチャンド
レベッカ・ミラー
ジェームズ・レブホーン

クセ者顔ジョン・レグイザモがちょい役


心の旅


ニューヨークで活躍する弁護士ヘンリーは、
正義の追求よりも裁判での勝利と自身の名声を重んじる男。

ある夜、タバコを買いに行った店で銃撃され、体も記憶も不自由に。
リハビリで多少回復するが、以前の生活と自分に違和感を覚える。
人が変わったヘンリーに、妻と娘は喜ぶが、弁護士仲間はよく思わない。










強盗のシーンがどうにも唐突すぎる感じはしたが、
テッドの言うように、ハリソン・フォードがいい。
傲慢男の演技、言葉もおぼつかない子どものようになった、善良な男の演技、
どちらもきっちりこなし、一人の人間の人格の変化を巧くみせてくれた。

アネットはいつも名演技なのでね。
アネット、顎と上唇の真ん中が可愛いなぁ。


テッドが言ってた「亀の甲羅みたいなテーブル」も出てきました。








「バッド・エデュケーション」


▪️ガエル・ガルシア・ベルナルの名前は、
 何回確かめても覚えられない   びーです▪️


原題 LA MALA EDUCACION 2004年 スペイン

ペドロ・アルモドバル監督の半自伝的とされる映画だそうです。
非常にねっとりとした性的な内容が入るこの人の映画は、
好きなものと嫌いなものとに激しく分かれます。



出演
ガエル・ガルシア・ベルナル
フェレ・マルティネス
ハビエル・カマラ
ルイス・オマール
ダニエル・ヒメネス・カチョ

子役
ナチョ・ペレス
ラウル・ガルシア・フォルネイロ


エヂュケーション



1980年
映画監督のエンリケの家に、元同級生イグナシオが訪ねてくる。
二人は昔、両思いだったが、イグナシオに執着する神父に引き離されていた。

イグナシオは俳優になっており、自分が書いた小説の映画化と出演を望んでいた。
その小説には、イグナシオの体験である、
教会付属の男子寄宿学校での、神父による子どもへの性犯罪が書かれていた。


エンリケは映画化をすすめるうちに、イグナシオの弟の存在を知り、
その後の神父の現状も知る。




この予告編動画の最初に監督の言葉があるが、
これを”愛”と呼ぶところでわかる、監督を好きななれない何か。
同性愛異性愛に関係なく、私の生理的な性的な嫌悪感が湧く何かがあるな。







監督の言う”愛”は、何をさすんだろう?と考えてしまった。

神父の児童性愛が、本物の愛だよとでもいうのか?
二人の男の子の関係、成人した男たちの関係が愛だと?
愛と性を一緒にしないでくれ!と言いたい。
(あ、それとも、一般的には一緒なのか?)
子ども時代でさえ、愛というより性欲じゃんかよ、これ。

セックスなしの愛はあり得ないあたりが、監督と私の考える愛の違いなんだよな
きもっ!!!


とは言っても、映画としては優秀なできなわけ。

エンリケとイグナシオとフアン
神父とイグナシオとフアン   

混ざりに混ざります。

途中から、これは劇中劇だったか、とわかる部分もありますが、
ややこしい相関図でも、思考力が弱ってる私にもすんなり理解できるし
ストーリーにも引きこ込まれます。

だけどどうしても気持ち悪くてたまらない鑑賞感。うっ・・・
くう〜 後味悪すぎて、うまいアイスでも食べないと気持ちが沈む。


ガエル・ガルシア・ベルナルが「キサス・キサス・キサス🎵」と歌う時の、
あのアイメイクはすばらしいですね



*一瞬、サンローランのモンドリアンドレスが通りを歩いていて、
 ほうほう、1965年以降ね、とニヤリとした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

二人が映画館で見る映画は「その女」とタイトル字幕がでましたが、
見つけられなかった。
サラ・モンティールという、50年代に、
スペイン・メキシコ・ハリウッド、他国で活躍したトップ女優&歌手のようです。

もんてぃーる





「CRISIS 完全犯罪のシナリオ」


すでにシーズン1で打ち切られている、ジリアン・アンダーソンのドラマ、
FOXスポーツ&エンタメ放送で見ています。


原題 CRISIS 2014年 アメリカ

出演
ジリアン・アンダーソン
ダーモット・マローニー
レイチェル・テイラー
ランス・グロス
ジェームズ・ラファティ
マックス・マーティーニ
マイケル・ビーチ
スティーヴィー・リン・ジョーンズ
ハルストン・セイジ
マックス・シュナイダー
ジョシュア・エレンバーグ





クライシス




大統領、大企業のCEO, 政界の有力者、中国の外交官など、
VIPの子供たちが通うバラード高校のスクールバスが、
警官を装う男たちやシークレットサービスにカージャックされ、
子供たちは豪邸に閉じ込められる。

わけありの保護者の秘密や驚きの犯人が一話めで明かされ、
その後の展開が気になるクライムサスペンス。








「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」の時に比べて、
ローズカラーのリップやほんのりチークで、柔らかい雰囲気のジリアン。
でもやっぱり仕事バリバリの女の役ですね。

わりと好きな顔だったダーモット・マローニーが、
老けたうえに変な髪型で、ちょっと悲しい・・・

FBI役レイチェル・テイラーがかっこい♪♪



犯人の目的を早く知りたいったら







「ローマ環状線 めぐりゆく人生たち」


日本人受けサブタイトルめ!いらつく!


原題 SACRO GRA 2013年 イタリア/フランス

監督ジャンフランコ・ロージが、
イタロ・カルヴィーノ著「見えない都市」に触発され、
ローマの環状高速道路GRAの周りで生きる人々を、
一人、カメラを抱え撮影したドキュメンタリー作品。


みえないとし



環状線



すべて普通の人々
カメラがそばにあることなど感じさせない自然さ。
いつもの夫婦の会話 いつもの父娘の会話。

ヤシの木に巣食う害虫を駆除する男が、
仕事をしながら話す言葉の音楽的詩的さ。

街娼の「金持ちばかりいい思いする世の中」の辛さ。

老いた母親が不自由な指先で息子の仕事着のボタンをとめる。
「ママに身支度を手伝ってもらえるなんて」
「なんて綺麗な肌なんだ、女王様みたいだ」
の禿げ上がった息子の言葉に泣きそうになる。
日本でいうマザコンとはまた違う、ママンが一番、なイタリア文化が羨ましい。


街娼たちへのいとしさがこみあげる。
どうか無事人生をまっとうできますように、
と願わずにいられない。







それにしてもつくづく実感する。
このように、一般の方々を映像にして絵になる、ドラマがあるのは、
顔と体の立体さなんだよなぁー
ひらべったい外見の民族じゃあ、こうはいかないんだよなぁー