ゴーン・ガール考


▪️夫の人間ドッグの診断表一行目の文字は、「肥満」 びーです▪️


去年「ゴーン・ガール」すげえ!

と、あちこちで吹聴してきたら、その後知り合いが、「見たよ、見たよ」と、
報告してくれました。

公式サイト




男性は、「どっちが被害者だい?」みたいな感じ。
女性陣、「もっとやれ!」「爽快」「にやにやした」

そうなの、やはり、エイミーブラボー感想は女性から。

私がエイミーに「よ〜しっ!」と思うのは、
とことんひねくれてるしとことん男性不信だからだと思ってた。
私の皮を剥いたら、そこには憎悪と憤怒(対男性器)が血まみれで凝固している。

でも、若い女の子も既婚者も独身も、みーんな、

『わかるよね〜、誰にでもあるよね〜』なご感想。

「ゴーン・ガール クラブ」な感じ


合言葉は「掃除と出血」



そっか、若くても、独身でも、男性経験にも関係なしで、
女はエイミーの言っていること、考えてることが理解できてるんだな。
と感じた。嬉しい


そして、人間、年月とともに環境により、
感情も考えも関係も変わり、慣れたりあきらめたり、
相手に対する感覚も変化するもんだ。
それが結婚ね、エイミー。


ロザムンド様は、ベンアフが、「クールな女性の苦悩の話」
と言ったとインタビューで答えている。
エイミーに言わせると、クールな女性=目当ての男に合わせて自分を演出する女性。
ロザムンドもこのような考えのようですね。
クールの考え方もいろいろね。。。

男も女も善人であり悪人であるから、
この物語の、ニックにしろエイミーにしろ、デジーにしろ、善悪
どちらかとは決められない。決められないように書かれている。作られている。


とっちらかるのでまた追記しないといかんな。
とんにかく、いろいろ考えさせられる話なんだもの。





<ここだけネタバレ>*注

あたしが一番好きなシーンは、エイミーが四つん這いで雑巾掛け、
それと、血を浴びたエイミーが一瞬だけ泣きそうになり、
すぐ首を振って冷静に戻った(自分を鼓舞した)ところ。



⭐️安倍首相がご夫婦でご鑑賞と映画のFBに投稿がありました。









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「デビアスなメイドたち」


▪️シネコンばかりが建設され、嫌で嫌でしょうがない▪️



原題 DEVIOUS MAIDS 2013年 アメリカ

日本初放送だそうです。私はDlifeで見てます。

Dlife 番組案内


企画/製作総指揮が、「デスパレードな妻たち」の人


でビアス



「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」の美女
ロゼリン・サンチェスがメイド〜っ!!!?と見始めた。 

こんなメイドが家にいたら、夫の浮気確実


ろざろん


その他、メイドたちも雇い主たちも、ドラマで見知った顔ばかり。







メイドが殺されて、雇い主の心配が、
「誰がこの血を掃除するの?」

そんな金持ちとメイドのあれやこれやが楽しいドラマ。

あたしはゴシップ好きなので、こういうどろどろドラマが大好き、
もちろん、美しい人々の面白い海外ドラマに限るが。

アメリカではすでにシーズン2も放送されてる。
これから毎週楽しみ








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最近見たこの二本が、しょうに合わなかった理由を述べる

「ウォールフラワー」

70年代の高校生らしさがまるでない現代の旬の俳優達。
全員好きなのに、たぶんダメだろうと映画館に行かなかった。
テレビで見てて、鼻白らんだ。
セリフも行動も、背伸びしたなんてもんじゃなく中年並みの醒めた高校生。
デヴィッド・ボウイもロッキー・ホラー・ショーも好きなのに、
全然かみあわない俳優たち。全員好きなのに。
で、私の大嫌いな、あの頃はよかったせつなかったもの。
生理的に嫌い。



「ムード・インディゴ うたかたの日々」

主演俳優達は、他の好きな映画にいくつも出てるのになぁ。
大人ファンタジーさについていけず、ねずみが気持ち悪くてだめ。






「ジミー、野を駆ける伝説」


▪️クリミナル・マインド4-9にシェルドンをキュートと言ったお世話女が
刑事マードック3-8にサラ・ガドンが
CSI科学捜査班14-16にシェリリン・フェンが
と、一晩でみっつも楽しい発見をした!  びーです▪️





ケン・ローチは我が友、我が同志
そう接しています、あたくしは。かってにね。

その思想、姿勢 大好きです。大賛成です。



”庶民が理不尽な抑圧を受けていた時代”
ということだが、アイルランドと英国とIRAともろもろのこと、
どうしてもよくわかりません。

1930年代 実在の活動家ジミー・グラルトンと彼を中心とした人々が、
無償で教え教わり合い、歌やダンスや詩を学んだホールのことを映画にした。

こういう、歴史上の有名人じゃない、懸命に生きた普通の人を、
ケン・ローチは世界に知らせてくれる。ありがたい。


原題 JIMMY'S HALL 2014年
   イギリス/アイルランド/フランス

出演
バリー・ウォード
シモーヌ・カービー
アンドリュー・スコット
ジム・ノートン
ブライアン・F・オバーン
シェーン・カレン
ソーチャ・フォックス
アシュリン・フランシオーシ
カール・ギアリー
デニース・ガフ


マリー役アイスリング・フランシオシは、
「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」でベビーシッターだった子。
いい具合に太って、田舎のお金持ちのお嬢ちゃんに変身。別人。



じみーのをかける


アメリカ、NYから、ジミーが故郷アイルランドに帰ってきた。
ジミーは活動家だったため、アメリカに逃れ、その地から故郷を応援していた。
老いた母親の面倒をみながら、農業をして静かに暮らす。
そう決めていたジミー。
だが、ジミーたちが10年前に建てたピアーズ=コノリー・ホールは、
若者たちの間では伝説となっており、ホールでの活動を再開してくれと懇願される。

歓喜することを罪とする司祭は、和解しようとするジミーを無視。
ジミーたちを非難し、教会主導の銃撃事件までおこす。

法律違反をしたわけではない、ただ、
人々に生きる喜びを伝えたかっただけで、
ジミーは指名手配となり、ふたたび故郷を離れることに。







冒頭で、
『アイルランドは、英国からの独立運動が失敗に終わり、
その後英国が押し付けるルールへの賛成派反対派で内戦がおきた』
というようなことが書かれています。

そうだったの! と初めてわかった。

いつものように、監督の、労働者・庶民への共感のまなざしが、
そしていつものように、権力者ども・政府への怒りやバカバカしさが、
そこにもここにもたっくさんで、嬉しくて嬉しくてさぁ
もう、あたしゃ、
くそ権力側への、映画館で暴れ出しそうな怒りを超えて、
嬉しくて涙が出てたよ。嬉し泣きだよ、俺はよ。


いやぁ〜
ほとんどのセリフが、私には金言でした!

「いつも邪魔するのは 地主と聖職者ね」
「(教会は)無知と恐怖を利用して庶民を支配している」
「罪悪とは、心に愛ではなく憎悪があることだ」
「ただ生きるのではなく喜びを感じて生きたい」
「悲観主義者じゃなくて現実主義者だ」
「追放の理由が、頭の中のこととは」


などなど、
そうだそうだ! うおーーーー!いいぞ!と、
こぶし振り上げ、ケン・ローチにエールを送りたい気持ちでいっぱいに


でもって、怒りだけじゃなくて、大きな心で包んで作ってんの。
大人なの。だから わたしも大人心で見ないと、と心がけた。
(にくい相手には、頭ん中で、こいつチ◯◯くされろ!チ◯◯くされろ!
と毒づきながら)

そんでね、そんでね、も一つうれしかったこと、
ラブシーンが無い!こと。
結ばれなかったが愛し合う男女は出てきますよ。出てきますが、ヤらない。
キスでもしたら、あたし、この映画嫌いになるかんね、
と思いながら観てたんだけどね。
音楽もない静かなダンスシーンだけで、
あの二人の深くて強い愛を表現してくれました。
「瞳の奥の秘密」の、大人の愛を思い出しました。

あと、おかあちゃんがいいんだよ〜
あのジミーのおかあちゃん、素人っぽいな?と思ってみてたけど、
わからなかった。


ケン・ローチ、ほんと、大好き

エンドクレジットでは、ジミーの遺族と、
ジミーを目の敵にしていた金持ちの遺族にサンクスしてます。
お話し聞いたのですね。



しかし、あんな陰険暴君司祭にあんなことされて、
なんでみんなそれでもミサに行くの?
なんで「あいつ嫌い、どーせひどいこと言われんだから、
おいらは教会なんて行くもんか」と ばっくれないの?
教会に通うのが生まれた時から当然なお国、土地では、
いやでも行くべき場所なの? そうなんでしょうが、
気チガイ新興宗教以外は人が何信仰しようがしまいが、
特に問題無い日本に住んでると実感としてわからない。
この点は日本はいいな



前後するが、ジミーが置いていった、
黒人女性ジャズシンガーのレコードを聴いた司祭が、
弟子に「すばらしいだろう?」と言う。すばらしいから、
人々の感情を揺り動かすと権力側に都合が悪くなるから、潰す! 
この考えかたのじつにいやらしいことよ。






**さて、ウーナ役シモーヌ・カービーは、
スーザン・サランドンレイトン・ミースターを足して2で割り、
ドリュー・バリモアを注いだ顔してます。


土ヶ端大介Boundary Building and the city


ギャラリー砂翁&トモスのすぐ近くのギャラリーユキシスで
美しい黒の美を鑑賞

TABサイト




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すべて黒いストッキングの糸を、裂いて裂いて裂いて作った作品群。
虫眼鏡持参で行きました。細部がものすごい


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小さい写真だとわかりにくいかな?

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いっちばん好きだったのはこれ。
でもお値段が、買えない・・・


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白と黒の境界線 せめぎ合い
そこに、生と死を見て胸を掴まれるのです。


★ 〜1月31日まで 日本橋



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ケン・ローチ「ジミー、野を駆ける伝説」みたの
良かった〜


公式サイト


明日書くわ。







片桐武夫 きぎ工房 木の額展


▪️電車でスーツ姿の男性二人が、
婚約指輪は給料何か月分かの値段の話していた
じっくり聞かせてもらった  びーです▪️




好きな作家さんにおハガキいただいたので行ってきた。
初めて行く画廊で、木の額と、額に合わせた作品の数々。

ギャラリー砂翁&トモス



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同じサイズで、素材の違う木の額に納められた
たくさんの作家の作品が見られました。


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好きな作品たち(敬称略)


木藤恭二郎


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竹腰桃子

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大野邦彦

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田鎮幹夫

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足立涼子

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大古瀬和美

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和田祐子

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大森澪

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片桐氏 額装中

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★ 〜1月31日まで 日本橋


「母の身終い」


▪️自然は死にかけのババアだ 救ってやらなきゃ
とシンプソンズのホーマーが言うので  びーです▪️


ひさびさに、いい映画みた。WOWOWありがと。

初めてこの映画の予告編見た時、
「やりぃ!! スイスに行けば死ねるんだ!」
と、将来に希望を見たのを覚えている。



原題 QUELQUES HEURES DE PRINTEMPS 2012年 フランス

監督ステファヌ・ブリゼ 

邦題、だめだなー、日本感覚なんだよ、昭和のな、ださいんだよ。


出演
バンサン・ランドン
エレーヌ・バンサン
エマニュエル・セニエ
オリビエ・ペリエ
リュドビック・ベルティロ



母の



刑務所を出た中年男が実家に帰る。
元の運転手の仕事は見つからず、清掃業につく。
ある日、母親が持っていた自殺幇助書類を見つけ病院に聞くと、
完治しない脳腫瘍のため、母本人が選択したことだとわかる。


納得しきれないものの、母に付き添う息子。







一時の気の迷いで服役した男が、
いい歳をして母親に世話になり、気の乗らない仕事をせざるをえなく、
出会った女に自分のことを話せずきまずくなり、母にあたる。

「とっとと死ね」「大嫌いだ」「変な服着て掃除すんな」「頭殴るぞ」


ああああ・・・・ 息子なんて産むもんじゃない


母はずっとこうして生きてきた、という佇まい。
質素な生活、時代遅れの髪型と装い。
感情を表に出さず、気難しかった夫と45年も連れ添ってきた。


母と息子というもの、大人になりゃあ、素直に交流できないもんだ。
親はおっさんになった子供の「お前が可愛かった頃」に想いを馳せ、
おっさんな息子にどう接していいかわからない。
息子は子供時代なんて話されるのも嫌だし、乳飲み子だった自分が「ママぁ」
と母を慕っていたことなんかかき消したい。


ほっとした。

なぜなら、ハリウッド映画ドラマ、に限らず、
日本の<お茶の間>という文化によると、
家族は和気あいあいと食卓を囲み、たまに喧嘩しても、
基本仲がいい。年末年始や長い休みには実家にみんなが集まる。
というのが当然で、うちだけ、わたしだけ狂ってるのか?
と、自己嫌悪に陥る日々だもの。



この映画の特徴は、
死にゆく母親を遠目に捉えて、アップにしない。  これがいい。
そして、ちゃあーんと自殺幇助の現場を描いていること。
たんたんと、優しく事務的に、爽やかに、幸せに

そうなの、幸せな死なの。嬉しい涙が出るの。



より決心が硬くなった。
あたしもこうやって死ぬべ

あああ〜 いいもん見たなぁ〜


主演 エレーヌの来日インタビューを見ましたが、
撮影は時間の経過通りに撮影され、最後のシーンが終わって、
監督の「撮影終了」の言葉で涙があふれたと。
話し方を見てると、とても真面目で誠実そうな女優さん。




この監督の作品、もっと見たい、と思ったら、なんと、素晴らしい映画
「シャンボンの背中」の監督だった!!!! 忘れてた

シャンボンの背中 過去記事


こりゃ、邦題が嫌で見なかった「原題Je Ne Suis Pas La Pour 」
「愛されるために、ここにいる」も見なきゃいかんな




*関係ないけど、邦題がひどすぎて、
絶対映画館に行かないと決めている作品は
「きっと星のせいじゃない」



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外国人も受け入れるスイスの自殺幇助団体サイト

ディグニタス


「セインツ 約束の果て」


▪️やはり、俳優が好みじゃないと映画に気が入らない  びーです▪️



どうにもパッとしない、好きになれない映画が続くWOWOW
これも、それでなくても気分暗くなる冬場に、見なきゃ良かった一本。



原題 AIN'T THEM BODIES SAINTS 2013年 アメリカ



出演
ケイシー・アフレック
ルーニー・マーラ
ベン・フォスター
ネイト・パーカー
ラミ・マレック
キース・キャラダイン



せいんつ




1970年代テキサス 銀行強盗犯カップルと警察との銃撃戦。
女が妊娠したため、男がすべての罪をかぶり投降を決意する。

女には娘が生まれ、女に恋する地元警官が母娘の面倒を見にくる。
男は長い刑期に耐えられず脱獄。
車を強奪しながら女と子供の元へ急ぐ。








叙情あふれるウエスタン調

養父が、「お前たちを引き取って育てたのに」みたいに言うと、
女が「あなたの教育でしょ」みたいに返す。

ん? カップルは他人だが同じ養父のもとで育ったのか?
それが大人になりヤるなんて、生理的にキモい。
あなたの教育というのは、この養父の子供への接し方に何かあったのか?
でも、なんだか集中できず把握できてない。



二人の絆の強さに感動すべき物語なのでしょうが、
犯罪者だからさぁ。それと、
ケイシーの声と発声の不幸そうさと、
ルーニーの無表情不機嫌顔に嫌気がさし、
こんな母親に育てられる子供はどうなの?と考えてしまい、
まったく感動できず。




好きな人はとても好きだと思う。





「スパークリング・デイズ」


▪️新宿で、カップルの会話聞いて男に怒鳴りたくなったが我慢した。
彼女「あ、ここ見たい🎵」彼氏「どうせ買わないんだから入らない」
おい!おまえ!女は買うために店に行くんじゃねえ!
綺麗なもの、可愛いものが見たいんだ 見て楽しいんだ! ったく びーです▪️



原題 TAR ですが、DVDにはTHE COLOR OF TIMEとあります。
   記憶はタールみたいにしつこくどろどろとへばりついているものだから、
   TARがいいな。 2012年 未公開


ジェームズ・フランコが教えるNY大学の大学院映画製作クラス。
監督志望の12人の学生たちによる、『記憶』をテーマ?にした作品。



出演
ミラ・クニス
ジェシカ・チャステイン
ジェームズ・フランコ
ザック・ブラフ
ブルース・キャンベル
ヘンリー・ホッパー



からーおぶたいむ


詩人と、その妻、息子
幸せな家庭 

夫は過去に想いを馳せ
気分にムラがある気難しい人
妻は理解しているが時々苦しい


これだけ







この一節が最初に出てきます。

美しい記憶よ
そなたは尊く信用できない
どんな神殿を建てよと言うのか
長い年月を経ても突然よみがえり
いきいきとした姿で現在の私たちと交差する




ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ?
この実在の詩人を描いた映画だとはまるでわかりませんでした。
冒頭で詩を読むおじさんが、ウイリアムズという設定なのか?
そんで、ジェームズ・フランコやフランコの過去は、
ウイリアムズでありウイリアムズの過去だったらしい。

美しいBGM的映像だったもんだから、どうにも退屈になり、
まったくそこに気づかなかった。

たしかに、若い!若者が撮った映画という感じがする。
若いというのは、甘酸っぱいってこと。
この甘酸っぱさは、大人の映像作家も好むテーマのようだが、
私は好きになれないのだ。
切ない初恋とか、親への愛と哀と憎とが混ざった記憶とか、
淡い性の体験とか、全然共感できないから。というか、過去、嫌いだから。

ひじょ〜に苦手分野の映画でございますが、
登場人物のあまりにも自然な、まるで写真をつなぎ合わせたような存在、
粗めの画面は素敵です。


ミラとジェシカが出てなかったら見ないタイプの映画

音楽も好みじゃなかった。









「パレット・オブ・ラブ」


▪️ジェイミー・ドーナン主演だ!とだけ記憶して
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの内容知らずにいたもんだから、
予告見てびびってリストから外した。 びーです▪️




ロマンチックな邦題がちぐはぐ


原題 THE NECESSARY DEATH OF CHARLIE COUNTRYMAN
2013年 ルーマニア/アメリカ 未公開


出演
シャイア・ラブーフ
エヴァン・レイチェル・ウッド
マッツ・ミケルセン
ティル・シュヴァイガー
ルパート・グリント 
ヴィンセント・ドノフリオ
メリッサ・レオ


ぱれとpぶらぶ


母親の生命維持装置を父親がはずし、死にたちあった息子が、
シカゴからプカレストに旅する途中、飛行機の隣の座席の男が急死、
娘にと託された帽子を持って到着。娘に一目惚れ。
だがこの娘はいろいろわけありだった。








音楽、シャイアの表情は、恋のミラクルみたいな狙いになってるけど、
麻薬や死人との会話や色調や裏街道の雰囲気は、
B 級アクション映画みたいでどっちつかず。

エヴァン・レイチェル・ウッドのゴスメイクが、
マンソンの影ひきずってる感じで気が散る。

マッツは完全に悪役です。



「貝殻は世界で、中の真珠が君と僕」


なーんて 恋に狂った男の殺し文句も心に響かず。


*それにしても、かあちゃん死んだからって、
「これからの長い人生どうやって生きればいいのか教えてよ」
って、どんな息子だよ









「2010年」


▪️美男美女は歳とるとぼやけて不美人になるが、
ブ男ブ女は歳とるとぼやけて普通になる  とスターを見ててお勉強
びーです▪️




おそれおおくも「2001年」の続編映画
ザ・シネマで放送してたから、
以前見てるけど、なにも覚えていなかったので再鑑賞。

原題 2010 1984年 アメリカ

監督はピーター・ハイアムズ 
原作も2010年があるので合わせていつか読んでみたい。

出演
ロイ・シャイダー
ジョン・リスゴー
ヘレン・ミレン
ボブ・バラバン
ケア・デュリア
マドリン・スミス
メアリー・ジョー・デシャネル

うわ〜 デシャネル姉妹の母親が出てたんだ〜
姉ちゃんがパパ似 妹がママ似なんだね



2010年



2001年に宇宙船ディスカバリー号のコンピューターHALが故障。
乗組員を殺し船長のデイヴは行方不明に。

デイヴの上司だったフロイドは、HALを調べるための
アメリカとロシア(ソ連?)合同調査で、木星に向かう。








宇宙に存在する生命の、発生の経緯?のお話しなのかな?つまり。
宇宙はみんなで平和に共有しようね、でも木星だけはだめだよ。
っていうのね、なにかが。


この話しはとても好きなのだが、
私はどうもロイ・シャイダーがダメらしく、
この人が出てる映画全部の印象が悪い。
すごく蛇的ないやらしさを感じてしまうのだ。

あとジョン・リスゴーの顔が怖いから、それも・・・・


「ゼロ・グラビティ」「インターステラー」で
あまりにもすごい宇宙の映像を見ちゃった後では、
この時代では最先端だろうあれやこれやがおもちゃに見えて興ざめ。




ヘレン・ミレンの若い時の顔、初めて見た!


これが一番の感想でおそまつでした。










他人なのにそっくりさん6


▪️たまたまつけたWOWOWで「NINE」ファーギーの場面
カッ!とオレの血がたぎり、つくづくデブ専を自覚  びーです▪️



チャーリー・シーンの子を産んだ元ボンドガールと
現在大人気バイセクシャルトップモデルと
ANTMcycle14のレイナが激似 

太眉きりり派手顔ね


デニス・リチャーズ

デニスリチャーズ



カーラ・デルヴィーニュ

かーらデル


レイナ

れいなもでる



ジェシカおばさんとトビー・ジョーンズ
垂れ目ブルドッツク頬ちょいしゃくれってとこ



らんぶべるー


とびーまくがいやー







ついでに、口、あごまわりが動くとそっくりなのが、
アルバート・フィニーと故リチャード・アッテンボロー








「メトロ42」


▪️公共の乗り物に乗る時、「ビッグバン・セオリー」シェルドンのように、
バスズボンや電車ズボンが欲しいくらいな潔癖症  びーです▪️


電車パニックが続きます。

原題 METRO 2012年 ロシア

監督アントン・メゲルディチェフの映画はこれが初めて


出演
セルゲイ・プスケパリス
アナトリー・ビェリー
スヴェトラーナ・コドチェンコワ
アンフィサ・ヴィスティンガウゼン
アレクセイ・バルドゥコフ
カテリーナ・シュピツァ
ヤロスラフ・ザルニン



metoro 42



老朽化したモスクワの地下鉄網
作業員が地下鉄壁の小さな亀裂、地下水漏れに気づくが、
鉄道会社側は気に留めない。
地下鉄はいつものように通常運転。
しかし、壁の亀裂は徐々に広がり、一気に濁流が42号車両を襲う。






知らない俳優たちなのがいい。
現実みが増し、災害が災害らしい。よりリアル。

車両から自力で脱出した人々が救出され、
めでたしめでたし、かと思ったら、このままでは
地下壕にモスクワ川の水が流れ込み、街が半分水没してしまう!
と、あらたなパニック。

この二部構成が長く感じてしまった私は、
気力が弱ってるせいかもしれない。本来ここからが面白いはず。



好きな映像ではありました。

「裏切りのサーカス」「ウルヴァリン」
スヴェトラーナ様、おきれい










「パニック・トレイン」


▪️つまんない映画でも、美女さえ出てればそれで良し  びーです▪️


500ポンド(約10万円)で予告動画を作り、出資を公募したところ、
制作費が約250万ドル集まったという映画。



原題 LAST PASSENGER 2013年 イギリス 未公開


出演
ダグレイ・スコット
カーラ・トイントン・・・お美しや〜
デヴィッド・スコフィールド
イド・ゴールドバーグ
リンゼイ・ダンカ




パニックトレイン



ロンドン発の深夜列車、乗客はまばら
医者のルイスとその息子は芝居を観た帰り
車内で出会った優しいおねえさんと仲良しに

途中、線路に人が倒れているのを見たルイスは、
車掌を探すがが見つからない
降車駅で止まらない列車に危険を感じ、インターホンで運転手に話すが切られる

切られたブレーキ 止まらない列車 発見された車掌の遺体

いったいなぜ、誰が??







「デスパレードな妻たち」のイアン(この顔嫌い)主演


<ちょい、ネタバレ>

暴走列車にはハラハラするが、
こんなことしでかす人間の過去や心理に興味がある私には、
それがまるでわからないままなのがすっきりしない。

こんなにきれいな人がただ優しいだけの子供好きのはずがない!
と疑ったが、
陰険じじいがルイスの邪魔するのはもしかして、
と疑ったが、
わけありそうなおばあちゃんが実は・・・
と疑ったが、


「こんなすげえ事件は新聞にのるぞ!新聞にのったことある?」
と、自分のことを話し出す乗客の部分が、
ここだけしみじみしてちょっと違和感。


すぐ忘れるだろう一本







「ヴィンセント」


▪️ビッグ・アイズの絵が、
ゴスロリ少女が好む妄想少女絵に見えてしかたがない  びーです▪️



「ビッグ・アイズ」公開前にティム祭りなWOWOW


原題 VINCENT 1982年 アメリカ




ティム・バートンがディズニー・スタジオ勤務中、初めて監督した
短編ストップモーションアニメ。


ナレーションはビンセント・プライス



7歳のヴィンセント
愛読書はエドガー・アラン・ポーの小説

妄想は、
・母親を蝋人形にしてみたいなぁ
・僕は監禁され朽ち果てる運命なんだぁ









一目でティム・バートンとわかる作風
好みのもの入れ込んだ内容
不幸(と思ってる)な子供

どこからどこまでティム・バートン

ストーリーはあってないような
やまなし おちなし いみなし これこそ「やおい」



犬の名前がアバクロンビーってのが笑えた。
あの アバクロだよね?




「ミスティック・アイズ」


▪️カンバー”ビッチ”(カンバーバッチのファンの女性)の名称は
もう終わったのだろうか?  びーです▪️


邦題、 わけわかんない  カンバーバッチのお目々がこれだってか?
みんなの目線が謎に満ちている感じだというのか?


原題 WRECKERS 2011年 イギリス

原題は、壊す人、の意味があるそうです。


出演
クレア・フォイ
ベネディクト・カンバーバッチ
ショーン・エヴァンス
ピーター・マクドナルド
シネイド・マシューズ
ジューン・ワトソン


繊細で利発な「新米刑事モース 」が、この映画では薄汚く不穏。


みすてぃっく


時の流れは最初と最後がつながり、中は過程です。

冒頭の、赤ん坊と夫婦の姿が美しく、
「ツリー・オブ・ライフ」のブラピと赤ん坊を思い出した。

夫婦が夫の田舎に越してくる。夫の弟は帰還兵。
弟は夫婦に近づき、一見仲良さげに兄弟は連れ立つ。

ところが兄弟の言い分は食い違い、妻は夫への不信が募り、
兄弟の友人夫婦のあけすけさにもとまどう。

早く子供が欲しいと願う夫婦だが、
夫はインポテンツに。







不思議な味わいの映画でした。

柔らかな陽光の田舎の風景は美しいが、田舎特有の
狭い中での濃密な人間関係が息苦しさを醸し出し、胸がつかえる不愉快さ。
妻の自然体の素直なふるまいと、他者のいわくありげな言動が対照的で、
いったいこの話はどこに行くの?と不安になる。

真実と嘘 過去と未来 スリラーと人間ドラマ の微妙な割合。
すごく気になるタッチ この監督のほかの作品も観たくなる。


ラスト近く、夫が、赤ん坊をタカイタカイするところ、
「ポーの一族」で、ポーの村の本当の姿を知ったエドガーが逃げて、
寝ているメリーベルを森に連れて行った男が、
「エドガー出ておいで
出てこないと メリーベルをお空に放り投げるよ」

の、あのシーンを思い出してしまった。



あと、
英国英語を音楽のように聴く



「スパイ・レジェンド」


▪️マイリー・サイラスが心配でしょうがない  びーです▪️



原題 THE NOVEMBER MAN 2014 アメリカ


*原作はビルグレンジャー「ノヴェンバー・マン」

その男が通ったあとに、生きてる者無し!ってわけ。

ノヴェンダーマン



監督はロジャー・ドナルドソン
「バンク・ジョブ」「世界最速のインディアン」「リクルート」
古くは「追いつめられて」「カクテル」など、面白い映画をたくさん撮ってきた人。


出演
ピアース・ブロスナン
ルーク・ブレイシー
オルガ・キュリレンコ
イライザ・テイラー
カテリーナ・スコーソン
Amila Terzimehicがいい!
(ボスニア・ヘルツェゴビナの新体操?のチャンピオンだそうです)


老美男 若美男 華やか美女 クール美女

❤️目の保養目の保養



レジェンド


初老の男と若い男が師弟となり、危険な仕事をする場面から始まる。
この仕事は苦い結果に終わり、数年後。


ピーターは、CIAを引退し、カフェを営んでいた。
ある日、エージェント仲間が訪れ、ロシア大統領選に絡んだ秘密で、
同僚たちが次々に殺されたと告る。ピーターは次に狙われているという
恋人でもあったナタリーを救うため、モスクワへ。







きちんと巧みに作られた、骨太娯楽作品。
スパイものとして、予想してたよりちゃんと面白かった。

オルガのおかっぱが見たくて+ピアーズのファンだから鑑賞したけど、
映画そのものにも満足しました。

銃撃につぐ銃撃です
人、バンバン死にます
車、ぐわしゃんぐわしゃん壊れます。もったいなぁ〜い

スパイの頭の回転の速さと体力に感心し、
かの国のどろどろな陰謀にぞっとし、
でもでも、ハンサム君たちが活躍でにやにやし、
いい気分




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アミラ?様ご出演映画

「Top je bio vreo」 予告動画

観たい










「ミッドナイトチェイス」


▪️年末に乱れた番組編成の後遺症で
見逃してる海外ドラマの続きなどあるに違いなくくちおしい びーです▪️


原題 TAPED 2012年 オランダ

出演
バリー・アトスマ
スーザン・フィッサー
カルロス・ガルシア・エステベス
ダリオ・レヴィ
ロース・ディックマン


Taped.jpg





オランダから、夫婦の思い出の地アルゼンチンに旅行に来たヨハンとサラ。
オランダに残る娘に見せようと、旅の動画を撮る二人は、
偶然、警官による殺人現場を録画してしまう。
それに気づいた警官が二人を追う。








旅行の目的が、”夫婦関係の修復”のようですが、
この設定よくあるし、好きじゃない。
そんなこと抜きにして、言葉が通じない国で暴力警官に追われるという、
この夫婦の心情に同調して、スリル満点。

好みからいえば、
不条理にも なんくせつけられ逮捕され、ろくな裁判もなく監獄行き、
お先真っ暗、になったほうがいいな。そのほうが面白い。





「1984」と「1984~不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来~」


▪️ケイト・ハドソンのスッピンは、富永愛に似ていると気づいた  びーです▪️





1984年製作のジョン・ハート主演
おとろしいいおとろしいおとろしい近未来小説の映画化
「1984」

日本ではVHSしか無い?

ざっと内容を

『1984年、英国?はビッグ・ブラザーというリーダーのもと、
徹底した情報操作、全体主義の管理社会になっている。
警察が目を光らせ、恋愛という個人の自由さえ制限。
主人公の男が、社会に疑念をいだくようになるが・・・』



ジョン・ハート1984


映画の感想は、遠い昔に見たので細かくは覚えていませんし、
リチャード・バートンが出てたなんてことさえ記憶になかった。
ひたすらジョン・ハートの顔、個性のない顔、
管理された顔、逆らった顔、洗脳された顔が恐ろしく、
このワンシーンが怖すぎて人生真っ暗な気分になった。

<指は何本だ? 二本です、いや三本かも・・あなたの望む本数です>
みたいなところ。

映画が成功してたかどうか知らないけど、
個人的には、トラウマ映画として極上の一本。





この映画の原作小説と、現代の社会、未来について、
「1984」の監督マイケル・ラドフォードがナビゲーターになり、
検証考察した、WOWOWオリジナルドキュメンタリー番組を見ました。

「1984~不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来~」


🌟イギリス人ジョージ・オーウェル(1903-1950)の、
1948年の近未来小説「1984」


1984.jpg



いつの時代もこの世はがんじがらめの監視社会だと思っているが、
現在のロンドンの街頭監視カメラの数の多さに驚き、
監督が20年前に撮られた写真が即座に出たことに背筋が凍り、
なんておかみは恐ろしい、と思い知ったしだい。

人間、どこに逃げてもおかみから自由にはなれない、
「自由になりたければ死ね」(名画「子供の情景」から)

なのですね。。。。


ぞぞぞぞ〜っ




ウィキリークスのジェイコブ・アッペルバウムも出てた。
(ウィキリークス、大の味方です、あたしは)

*押井守が、早口すぎて何言ってるかわかんなかった。




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映画予告編






ゴーン・ガール読書感想完全ネタバレ


▪️昔、原稿送った出版社からの音沙汰ないまま、そこ潰れたことあり
びーです▪️



「ゴーン・ガール」

映画が面白かったので、本を読みました。

すみません、全て書きますので、映画でびっくりしたい方、
読まないでね。ごめんちゃい。


著ギリアン・フリン

ギリアン


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妻も夫も、誰でも一度はいや、二度三度は、
いやいや、10回、20回、うーん、80回、いやぁ 500回?

考えたことがあるよね?あるはず

『夫(妻)、死んでくれないかなぁ』


(思い出した、なんでか、「殺さないでね」って言われたことある、夫に)

これを本作では、ストレートに殺しで叶えるんじゃなく、
社会的に制裁を加える形で行うというのが妻の策略。


ぼんやりとじゃなく、こんな仕打ちを私にしたんだから「死」に値する。
とまで考える場合もあるという話し。

私が感じるエイミーへの気持ち
あんた、ヒーローだよ!

なにがヒーローかというと、
一度こうと決めたらなにがなんでもやり抜くど根性
綿密な計画の立て方、準備のおこたりなさ
ここが肝心→ちゃんと、死ぬ覚悟ができていたこと。
そして、結果的に保身のためとはいえ、この結婚を続けていく執念信念に敬服。


エイミーといえば「ハートランド物語」の大好きなエイミーちゃん、
「ビッグバン・セオリー」奇人エイミー・ファラファウラーだったけど、
本作のエイミーで、新タイプエイミーが誕生したわね。

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すごく深くて複雑なので、いずれまとめるかもしれないが、
思いつくままとりあえず書く。


まず、エイミーの行いと、それによる結果を流れにする。

「や〜いや〜い、ざまあみろ!お前はこれで罪人になるんだぞぉい」
 の、罠かけの成功
 → 「ちっ、思ったより順調に進まないなぁ〜」の捜査と世論
 →「くそっ!気を抜いた忘れてた、この世はバカと悪人ばかりだった」の強盗騒ぎ
 →予想外の金欠状況により、過去の男を利用するはめに
 →夫の「愛してるよ反省してるよ償うよ」にほだされる単純エイミーは、
  真綿でくるめるキモい支配男からも逃る。
 →「帰ったわ、あなたのインタビューを見て」
  「もう一度愛する努力をするのよ」
  「あなたが努力すれば、私たち、完璧な家族になれるわ」

こういったこと通してエイミーが本当に成し遂げたのは、

『甘ちゃんで優柔不断で気まぐれで妻の金に頼る若造を、
忍耐強く用心深い大人の男にした』
  こと。


ある意味、子育て(30代だけど)物語と言える。




随所に出てくる、エイミーの疑問で侮蔑で怒りの事柄が、
ひじょーーーーーに納得、同感。

<女が男に好かれるためにするもろもろの演技>の部分ね。

映画で、「女は男の好み合わせて装い、体重を制限する」との独白と一緒に、
男から離れたエイミーが、本来の自分に戻り、
肌の手入れもせず、日に焼けるに任せ、楽なスウェットばかり買い、
チョコバーをバリ食いし、太っていくあたりで描かれているが、
本にはもっと細かく書かれている。

「いい女」と、男がいう場合の本当の意味
イコール<フェラ大好き・・・女はフリ
    <安ビールでオーケー・・・女はフリ  
    <H大好き3Pもアナルもオーケー・・・女はフリ
    <いいのよあなたの好きなようにして・・・女はフリ
    <スポーツ観戦に喜んで付き合う・・・女はフリ

などなど、要するに都合のいい女=いい女

エイミーは考える。『彼、いい男よね』と女がいうような、
*女の好みに合わせて行動を変える男たちが増えること*な日は来ない。
それどころか、男に合わせる女が溢れてしまった。女たちはそれで満足なのだろうか?

都合のいい女のふりして、男を操り生き抜いてきたエイミーですけれどね。




生まれ育った愛するNYから、事前に相談もなしに
田舎に引っ越しさせられた、エイミーの憎しみはものすごーーーーくわかる。
映画でも「 NYが全世界よ」と言っていた。
あたしには、ここだけで、夫は重罪
(しかも、この夫、妻の財産を借りての引っ越しだかんね)

私も数年前、ソウルタウンと思っている吉祥寺から、結婚で引っ越しになり、
最初のころほぼ毎日泣いていたよ。「魂置いていかなきゃいけないかしら?」よね。


エイミーの、親への憎悪も理解できる。
表には出さないところが、偉いんだかずるいんだか。ずるいかな?
この親、なんか気持ち悪いんだよね。人柄というものが見えてこない。
「いい人」仮面を被り、それに疑問をもったことがないようにも思える。
または、非常に感性が鈍いのかも。


小説の夫のだめだめさは、今思えば、
ベンアフのなんだかはっきりしない演技で正解だったようです。
つうことは名演技??


世間の皆様がやっていることの極端な形がこの小説なのです。
私の知人の実話を申すと、

「離婚なんかしない、家計やりくりして生命保険払ってるのに、
離婚したら、再婚した女が死亡保険金受け取るから」

(なるほど、そういう考え方もあるんだ!)

「夫をどれだけ嫌いか、
いつか娘に読ませるために日記に書いている」

(あなたが思っているパパとのギャップを知らせてあげます、ってわけね)

「夫には手紙を書くの、口きかなくてすむから」
ぎゃははは

「同じ場所に出かける時でも、夫と同じ車には乗らない、
一緒に死にたくないから」



すべてご本人がおっしゃってたわ。それでも家庭を維持するの。ほほほ
夫も同じレベルで自分を殺してるのかなー



エイミーも言うもんね

「それが結婚よ!」


そ〜っとそ〜っと 魂、殺しあうのが結婚


あと、あれだな、『人は、相手が望むように演技する』
という、社会の中で生きるために必要なこと、について考えさせられた。


この小説に一番感心したのが、
妻と夫に起こる出来事と心情を、二つに分けた構成にしてあること。
これは、私には、なんべんでも言ってること
*男と女は絶対にわかりあえない*

を表現しているように思えるから。

このタイプの小説は好きで、「コレクター」も囚われた女性の細かい心理が、
彼女側から書かれてて良かったし、他にもいくつかある。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こーんな、夫には絶対読ませたくない小説を書いた女性は、
夫への謝辞をのべています。


なんだ、仲良しなのか。残念
それとも・・・・・・・?


フリン


★追記

そうそう、
エイミーがテレビ見てて、CMが掃除の洗剤とタンポンばかりなもんで、
「掃除と出血掃除と出血 女がするのは掃除と出血だけか」と思う。

掃除や料理など、家事についてのCMは、まさに、女はこれやってろ!
これうまくやれるのが女、仕事に邁進なんて女のできそこない、
が社会の本音だと思う私。
しかし、出血についてはもっともっともっと
陽の目にさらさなければいけないとイラつく。
何十年も出血しながら生きてる女は女というだけで男の百万倍価値がある。
そこをもっとドラマ、小説、映画、アート、で表に出せ!
と思っている。


★また追記

エイミーの母親が数回流産、死産した。
死んだ子たちは全員に「ホープ」と名付けた。
ホープたちの命日に偲びたがる母親の邪魔をするエイミー。
わかる、私以外の子のことを考えるなんて許せない!っすよ。
だからきょうだいは敵同士なのよ。

母親の子宮をだめにして生き延びたエイミー
「私一人!一人!」の文章に、身が震える喜び、悦楽を覚えた。

このような生まれ方をしたら、誰だって自分は特別な存在だと思うさ。


あたしもそうとういやな性格の人間だな




















抱72回ゴールデングローブ賞授賞式


▪️映画祭、ノミネートには会員にDVDを配る必要あり、
その金が無い映画は候補にできない。。。なーんだ  びーです▪️


急に忙しくなったので、半年くらいは朝から晩まで作業に没頭のはず。
「ビッグバン・セオリー」で、ペニーがオンラインゲームにはまり、
寝食どころか顔も洗わず日時の感覚もなくなり、
どんどん汚くなっていく、あの調子で今日も顔洗うより先に手作業。

でも映画は、少なくとも1日一本は見る、書く。所存

恒例の映画祭授賞式レポはいつものようには事細かに書けないので、
印象に残ったことだけ覚書として書いておきます。

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LAビバリーヒルズの
ビバリーヒルトンから、AXNで夕べ生中継でした。

最初から ティナ・フェイ、エイミー・ポーラーがかます!
北朝鮮のソニーピクチャーへの脅迫のジョークから始まり、
ジョージ・クルーニーが何十人の女性と付き合ったうんぬん。
この、北朝鮮問題は、「私はラブ・リーガル」のアジア系女優が、
あの国の軍人に扮してメリルに絡むおふざけがあったりして、
徹底的におちょくってます。

フランスの新聞社銃撃事件に関しての意思表示も多く、
ヘレン・ミレンがペンのブローチを付け、表現の自由を表現したり、
ジョージ・クルーニーや他にも数人がスピーチでふれたり。


・マシュー・マコノヒーはヒゲ姿。。。
なんだかシモの毛みたいなチリチリ中途半端でキモい。

・ジェームズ・スペイダーは、一瞬、
知らん顔のプロデューサーか監督かと思うくらいの地味ハゲぶりで、
もうスターの面影みじんも無し。

・ケイト・ハドソンのドレスは、またまた往年のハリウッドスターの貫禄。
誰にも文句言わせないわよ、あたしはサラブレットよ!のど迫力。

・ぷ。ぷ。プリンスが。。。。
なんの覇気もなく杖ついてますます縮んでみえる〜
なんか、病気のおじいちゃんみたいだよーーーーーー

・パトリシア・アークエットが、スピーチでメガネかけて、
あ〜パトリシアも老眼鏡世代になったんだなーと感慨深い。
シングルマザー時代のベビーシッターにも感謝を述べていた。

・ロザムンドお姉様、激しく露出ドレス。

・ルピタ・ニョンゴ、メガネとアフロヘアで誰だかわかんない姿

・しかし、ジョージ・クルーニーの妻は、
そのへんの女優より高級感あふれる超美人よのぉ
「こんなに相性の合う女性は初めてです」って、これ今までの女に対してどうなの?




受賞者たちの写真がここに載ってます。

ザ・ウォールストリート・ジャーナル

同じくドレスもこのサイトのここに

ザ・ウォールストリート・ジャーナル



>お歳をめしてもジェーン・フォンダのドレスはすげえ
>私にとってのワーストドレスは、メリッサ・マッカーシーとクリスティン・ウィグ
 そしてキーラ・ナイトレイ


*ところで、受賞のスピーチは45秒と決まっているそうです。



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マギー&ジェイク・ギレンホールのきょうだいが、
二人一緒にインタビューに答えてて、
ジェイクが姉の演技を憧れて見ていたことを話し、微笑ましかった。




「ザ・イースト」


▪️今日は休みだと知った衝撃  びーです▪️



ずっと見たかった作品 WOWOWさんありがとさん

理由は、環境テロということをしてい人々を知りたいから。
私は精神はそちらよりの人間だから。


原題 THE EAST 2013年


主演ブリット・マーリングが製作と脚本を兼ねる
美しく悲しい映画「アナザー・プラネット」でも出演と脚本でした。


他出演者
アレキサンダー・スカルスガルド
エレン・ペイジ
パトリシア・クラークソン
トビー・ケベル
シャイロー・フェルナンデス
オルディス・ホッジ
ジェイソン・リッター
ジュリア・オーモンド


ザ・イースト



優しい恋人と暮らすサラの仕事は、
環境保護組織を調査する民間企業の潜入調査員。顧客は大企業。
つまり、金儲けのために悪どいことやってる企業を守るお仕事。

「ザ・イースト」と名乗る環境テロ集団を特定し、
テロを未然に防ぐために、サラはホームレスのような生活を装う。
警察に追われ助けられたグループが、目指す「ザ・イースト」だと気付き、
上司に報告。潜入を続ける。

このグループが狙うのは、
激しい副作用を知りながら、販売し続けている製薬会社
工場から毒性の汚水を川に流している会社

目には目を それ以上でもそれ以下でもない復讐。
企業のトップに、自分たちがしていることを知らしめる。

徐々にグループに同調してしまうサラに、上司は言う。
「同情しても、素性がバレればあなたを殺すのよ」






あやまった法律のせいで捨てられる食べ物を、
信念を持ってゴミ箱から拾って食べる人々は、金持ちでもいるそうだ。
これはほんとうによくわかる。
作って30分たったら捨てるとか、残っても持ち帰るの禁止とか、
ファストフード店やレストランやコンビニでもやっている、
食べ物に対する非常に失礼なこと。ホームレスが拾った食べないように、
わざと汚ないものを混ぜて捨てたりするひどさ。

暴力は反対だけど、そうでもしないと世界がわかってくれない事実。
いや、一瞬はわかってもすぐに忘れられる虚しさ。

これが正義と呼べるのか単なる犯罪なのかは、
映画の中で明確にしていない。実際、明確じゃないものね。
大企業は法の網目をかいくぐり、大金ばらまいて正義側に居座り、
裁かれることもない世の中。
市民が、痛めつけられてる人々のために違法行為をすれば捕まる世の中。


男女の情の部分(グループの)は余計だったと思うけど、
サラに芽生えていく、任務への疑問、上司への不信感、
消費社会への違う目線などは共感が持てる脚本。



*私が思うこういう集団の嫌なところ
なんか、スピリチュアル系?なことするところ
結局リーダーと手下な感じになっていくところ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういう調査会社が実際あると初めて知った。
アフリカの人たちに薬を無料で配って、
人体実験した製薬会社があったと知った。



怖いなー 人間って


















「ポーキーズ」


▪️サミットで買った上着をイトーヨーカドーで失くす
という、庶民なできごと  びーです▪️


Hな映画だそうだから見ない
と決めて見てこなかったシリーズですが、サマンサ(キム・キャトラル)が出てると知り
イマジカBSで録画予約しておきました。他は早送りでいいやと。


原題 PORKY'S 1981年 アメリカ/カナダ

出演者たち、その後はあんまり見ない人々
ダン・モナハン/マーク・ヘリアー/ワイアット・ナイト
カーキー・ハンター/ナンシー・パーソンズ/スーザン・クラーク/キム・キャトラル




ポーキーズ



50年代のフロリダの高校生ってことで、
妙に老けたティーンばっかですわ。おじさんっぽいヘアと服装ね。

あまりにアホらしい内容だから、時間を無駄に過ごす感ハンパない。
キムがどこでどんな役やってるのかの確認作業で終わった。






キム、「ラッシー」というニックネームのチアリーダー
なんでラッシーか、
もんのすごーーーーーーーく吠えるのね、最中
吠えまくるのね、最中

ただそれだけの出演ね。過呼吸になりそうな演技のみね。
撮影中に笑っちゃうんじゃないか、これ?
と思ったわよ。
若い頃からこんなキャラ求められてたんだね、サマンサ


見なくても良かった一本
















「殺意は薔薇の香り」


▪️暗くて悲しい音楽が好きだけど、
演歌が好きと勘違いしないでって何回言ってもわかってくれない  びーです▪️



一見、美しく悲しく妖しいサスペンスな邦題だけど、ネタバレじゃん、これ


原題 AVANT L'HIVER 2013年 フランス 未公開


出演
ダニエル・オートゥイユ
クリスティン・スコット・トーマス
レイラ・ベクティ
リシャール・ベリ
ヴィッキー・クリープス



あばんと


「子供の頃 あなたに手術してもらったの 優しかったわ
人は優しくされると忘れないものよ」

なーーーんて若い影のある娘っこに上目遣いで言われた外科医は、
この娘のことが頭から離れなくなる。







簡単に言えば、<中年の危機>物語
(エロシーン無いのは嬉しかった)

真実を知らされても、一度はまってしまった男の心は『本物の愛』信心
可哀想よりも哀れなり

それとあらためてのお勉強
男には 口数少なく謎めいて見せ、突き放す部分もおまけしとくとハイ、キャッチ!

クリスティン・スコット・トーマスは、さすがの貫禄存在感

人の心を描いてなかなかに優れた映画だと思います。


*それよりっ!


「Comme un p'tit coquelicot」

という挿入歌がすごく好みで、クレジットで確かめた。
歌詞も書き写した。
Jacqueline Dulacジャクリーヌ・デュラックというポップス歌手の歌で、
映画ではレイラ・ベクテの、重い暗いかすれた声がすごくいい。






あたしはこういう、不幸だけど激しい感情のある歌が好きなんだ

歌詞、書いておく


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

勿忘草や薔薇なら何か意味がある花だけど
ヒナゲシが好きなんて それだけなんて馬鹿げてる

 かもしれない でも聞いて この話をすれば君にもわかるさ

 初めて君を見た時 彼女は肌も露わに眠ってた
 夏の日差しの中 小麦畑の真ん中で
 白いブラウスの下では 心臓が脈打ってた
 優しい太陽の下で 一輪の花が息づいてた 小さなヒナゲシのように


不思議だね 君の目が輝いてる 美しい娘を思い出しながら
ヒナゲシの説明にしては ちょっと目が輝きすぎじゃないか

 かもしれない でも聞いて 
 彼女を腕に抱いた時 彼女は僕に美しい微笑みをくれた
 そしてそのあと何も言わずに 夏の日差しの中僕らはただ愛し合った
 僕は彼女の胸に唇を強く押し付けた
 するとそこに 花のようなあとが付いた 小さなヒナゲシのように


それならただの恋物語 そんなたわいない話でむせび泣くなんて無理なこと
ヒナゲシへの愛着も湧かない

 最後まで聞けばきっとわかる
 別の男が彼女に横恋慕した
 次の日僕が彼女を見ると 彼女は肌も露わに眠ってた
 夏の日差しの中 小麦畑の真ん中で
 でも白いブラウスの上 ちょうど心臓の所に三つの血のシミが 
 まるで花のようだった
 小さなヒナゲシのような 本当に小さな・・・
 小さなヒナゲシのような 本当に小さな・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


すごく素敵 映像が目に浮かぶ なんて悲しいなんてはかない(涙)



映画よりこの歌に感動して心ひかれて
忘れられない一本になるかも


えええーーーっ!ジャクリーンって、
『ドナドナ』の人なのぉーーーーーー!?




おばさまになってからののジャクリーヌ




「ダメージ」


▪️そういえば、昔おすぎさんが、
ジュリエット・ピノシュ大嫌いって言ってたな  びーです▪️



昔見た時の、あまりにひどい話っぷりが忘れられず、
もともと生理的にだめだった作品
(汚れた血・存在の耐えられない軽さ・ポンヌフの恋人)
でばかり見ていたジュリエット・ピノシュは、
完全に嫌いファイルに入ってしまった。


BS?CS?で放送してたから再鑑賞してみた。
ルイ・マル監督だったのね!


原題 FATALE 1992 イギリス/フランス

出演
ジェレミー・アイアンズ
ジュリエット・ビノシュ
ミランダ・リチャードソン
ルパート・グレイヴス
イアン・バネン
レスリー・キャロン
ピーター・ストーメア


ロマンス映画



政治家の父は、新聞社(雑誌社?)編集者の息子の彼女に一目でイカレる。
彼女は、それが当然のように恋人の父親を誘う。
言葉もなくヤってヤってヤリまくる中年男と若い女。

息子たちの結婚が決まり、一度は別れようと決意する父だが、
「あなたに会いたいから結婚するのよ」にますます夢中になる中年男。

秘密の関係は、やがて悲劇を引き起こす。










記憶では息子が落ちたところで終わっていたが、
ちゃんと、その後の顛末が描かれていて、それがよかった。


ルパート君は、まだこの頃は純粋に可愛い


あまりに野獣臭くアクロバット的な、
食らいつき吸い付き合うごとくな執拗な交尾シーンがすごい。
醜い・・・・・・・・・

あと、あたしには、ジュリエット、全然セクシーに感じなくて、
男が狂う何かがわからなくて、なんだかな。



*ここからネタバレ*

妻の『なぜ自殺しないの?』

これは名セリフだと思う。息子の恋人とちちくりあい、
あげく ヤリ現場を息子に見られ死なせる。

こんなことした夫が、なぜ自殺する気にならないのか?
恥じて恥じて、悶絶して死ぬのがまともな神経だろう。

ま、こんなことできるやつだからこそ、
のうのうと生き続けられるんだけどね。


性欲で人生を破壊する、よくいる男のお話でした。
タブーを犯すのが、男を虜にするのが無性に好きな、
よくいる女のお話でした。



ヘドが出る

でも映画としてとても面白い





Whole Art Catalog


▪️アート作品は「変なサイレント感」があるのが好き  びーです▪️



吉祥寺のギャラリー フェイス トゥ フェイス
今年初めの展示はこちら


TABイベント展示会案内


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いつもながら私好みの作品多し


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大好きな井上治さんの作品も

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好きなものたち (作家名敬称略)


宮ヶ丁渡 

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尾崎風歩

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Mieke Robroeks

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Ausma Šmite

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 名前確認するの忘れちゃった・・・

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木藤恭二郎

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Rafael Rodríguez García

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石塚桜子

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以前個展を拝見した高島進さんが在廊してました。

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「柔らかい殻」


▪️「サボテン・ブラザース」に下ぶくれの変なおっさん出てると思ったら、
若き日のロッシ(クリミナル・マインド)だった!   びーです▪️



”少年期は悪夢のよう 何もかもが恐ろしい 
ある日目覚めたらすべてが変わる、肌はしわしわ 髪も 視力も 
でも大丈夫 愛されていれば若さを保てる”



少年が吸血鬼と信じきっている隣家の中年女性が、
少年に向かうこのワンシーンのセリフすべてが
人生と子供時代を言いあわらす。


「妖精たちの森」THE NIGHTCOMERS 1971年
を思い出す、子供の脳が作り出す、現実と虚構の区別が曖昧な恐ろしさ。


原題 THE REFLECTING SKIN 1990年 イギリス

特殊な作風のフィリップ・リドリー初監督作

出演
リンジー・ダンカン
ヴィゴ・モーテンセン
ジェレミー・クーパー
シーラ・ムーア
ダンカン・フレイザー



ネタバレ気味に書きます



柔らかい殻



黄金に輝く草が風にたなびき、子供たちが走り回る。

冒頭の牧歌的描写が、こんなにもおぞましく恐ろしい物語になっていくとは、
まったく予想もしてなかった・・・・・


子供らがカエルを捕まえ、尻に息を吹き込みパンパンにして道に置き、
標的の『あいつ』と呼ぶ未亡人が近寄ると、パチンコで破裂させる。
あいつは、中年で一人暮らしいつも黒い服陰気な顔、
で、子供には魔女的存在。

8歳のセスは、
ガソリンスタンド屋の父を、兄を溺愛する母がこき下ろす家庭にいる。
兄は軍人で戦地にいる様子。
セスの遊び仲間が殺され父に嫌疑がおよび、父親の性癖を母が責める。
父は耐えきれずに焼身自殺。母はますますおかしくなる。
やっと帰った兄は弟のことより女。弟は兄を守る為、ある行動にでる。









ずっとセス目線
大人たちの言動は、セスの受け止め方で解釈される。


ネットも携帯もカラオケもモールもない時代と場所
大人は糧を得るための細々した仕事とうっぷんばらしの噂
子供は空想といたずらと大人の噂の湾曲理解


未亡人が、小箱に入れた夫の髪や香油を見て泣く。
大人ならかわいそうと思う場面でも、子供にしたら、
不気味なおばあさんがよだれたらして泣くなんざホラー。
死んだ人の物持ってるなんて、殺した記念品にしか思えない。


大人が深く考えずに言った何気ない一言が、
子供にはとてつもない影響を与え、頭がそれに占められる

性的欲求 家族への愛情と憎しみ 見知らぬ人への好奇心と恐れ
子供は大人を恐れ 大人は子供を恐れ侮蔑し 敬意など存在しない

子供時代・・・・ あのむごい、苦しみに殺されそうだった長い年月

今の苦しみはすべてあの暗黒時代に根ざす
監督もそうだったのかなぁー  すごい映画だと思った。

ラストのセスの叫びは、やっと現実に目覚めた恐怖と後悔の叫びでしょう。

<私の想像>
軍に入り、原爆投下後の日本にいた兄は放射能汚染で病んでいる
子を殺すのは、まるで異界の凶鬼のように突然現れる男たち
あの天使は堕胎した赤ん坊が蝋化したもの
(母親は未亡人かセスの母)
未亡人の夫はゲイを隠して結婚 仮面生活に耐えられず自殺





学校教育は、科学的に、
子供の脳の仕組みと、日常の出来事から受ける働きを、
事細かくわかりやすく教えてやれ!
そして、悩む必要はないんだよ、と安心させてやれ!
大人の義務として。



監督、この映画のように、ぼんやりとした悪夢を思わせる絵を描く画家。




「ワイルドシングス」


▪️酒飲まないと楽しくなれない、と女友達が言い、非常に驚いたが、
WOWOW映画のナビゲーター女性が「酔って見るとより集中できる」
と言い、ますます驚いた  びーです▪️
  

<80年代青春映画スター>=歳とったらB級映画悪役専門

似たようなタイプの二人の俳優が共演なのが肝ね。


原題 WILD THINGS 1998年 アメリカ

監督は見るも胸糞悪い、救いのない「ヘンリー」のジョン・マクノートン


出演
ケヴィン・ベーコン
マット・ディロン
ネーヴ・キャンベル
テレサ・ラッセル
デニース・リチャーズ
ロバート・ワグナー
ビル・マーレイ
キャリー・スノッドグレス
ダフネ・ルービン=ヴェガ
ジェフ・ペリー

ヒットして、監督・キャストは違うが4まで作られた?


ワイルドシングス


フロリダ州ブルーベイ
高校の進路指導カウンセラーサムは、
色仕掛けしてくる生徒ケリーから、レイプされたと訴えられる。
ケリーといがみ合うスージーも、過去に同じ目にあったと証言。
しかし裁判で無罪が確定し、サムを疑う刑事レイは、単身尾行を始める。
事件には驚きの裏事情ががあった。








高校生、こんな?いくらなんでも・・こんなのいるの?
アメリカならいるのか。。。。成長早いもんなー


どんでん返しのどんでん返しのどんでん返し。

残り時間数分でまたこれ!と、
それはそれは驚かされた。面白かった。

ケヴィン・ベーコンとマット・ディロンのこの共演は、ナイス!




なにが怖いって、私には
テレサ・ラッセルの顔が一番怖い



携帯電話?家電子機?がばかでかくて苦笑







「サロゲート」


▪️玄関ドアが閉まる音がするまで(家人が全員出かけるまで)、
何時間でも目覚めても起きないのだが、
今日は5時間という新記録を打ち立てた   びーです▪️



以前見てますが、
あらためてロザムンドお姉様の存在を確かめようと再鑑賞。



原題 SURROGATES 2009年 アメリカ コミックが原作

監督ジョナサン・モストウ、ジェニファー・ローレンスの
「ボディ・ハント」の原案者!!とな

出演
ブルース・ウィリス
ラダ・ミッチェル
ロザムンド・パイク
ボリス・コジョー
ジェームズ・フランシス・ギンティ
ヴィング・レイムス
ジェームズ・クロムウェル



サロゲート



近未来
人間は自宅からの操作のみで、仕事も恋愛も娯楽も何もかも
身代わりロボット『サロゲート』にやらせている。
自分そっくりに注文する人、より若くより美しく注文する人、様々。
人間(オペレーター)は危険な外部社会にさらされずに生きることができるわけ。

ある日、破壊されたサロゲートが見つかり、オペレーターも殺害されていた。
世の中を混乱させないよう、極秘でFBIが捜査し始める。







最初にサロゲートが壊れてるあたり、なんかぼんやりとしててよくわかんない。
容疑者が浮上する、なんだかわかんない。頭悪くてすいません。
飲み込みにくい脚本・編集になってる気がした。
まあ、未来のことだし、よくわかんないくらいでも別にいいけど。

そんなことより、
西欧人さまの顔立ちというのは、ちょいとメイクを工夫すれば、ちょいとPCで肌質変えれば、
怪物にもロボットにもお人形にもなれるのだなーーーー
骨格の立体っぷり、瞳の豊かな色彩、西欧人のブサイクでも日本人ならそのままで超ハンサム。
ああ、、なんて素敵な遺伝子。いいなあああああ


ロザムンド様は、クラッシックな髪型と装いに、
張り付いたような表情で、サロゲートになりきっていました。

「ずっと一緒よ」のセリフ、「ゴーン・ガール」ののちに聞くと、
ぞっとする響きになりました。 


全体のカラーが、合成着色料キャンディみたいでおしゃれ
未来を表現するにはいい感じ。








「奇人たちの晩餐会」


▪️あっ!年賀状の返事出さなくても「寒中見舞い」という手があった。
これなら幸せ度にあんま関係ないかも気持ち的に  びーです▪️



以前見てたけど、書いてなかったから。
アメリカでリメイクしたほうは、全然面白いとは思えなかった。
でも、同じ監督。フランシス・ヴェベール(Mr.レディMr.マダム)

原題 LE DINER DE CONS 1998年 フランス


出演
ジャック・ヴィルレ
ティエリー・レルミット
カトリーヌ・フロ
ダニエル・プレヴォスト
フランシス・ユステール
アレクサンドラ・ヴァンダヌート




奇人




マッチ棒で工作するのが趣味の税務官ピニョンは、
電車で向かい合わせに座った男に、晩餐会に招待される。
自分の作品が写真集になるんだ!と喜び勇んで出かけたピニョン。
出版社経営者ブロシャンの家に行くと、ギックリ腰で晩餐会には行けないと言われる。
それでもピニョンは、なんやかやとプロシャンに関わることになり、
やることすべてがますます混乱を招き、とんでもない夜になっていく。








<ばかを集めて笑い者にして飯を食う>
という発想はじつに腹立たしいが、
ピニョンがあんまり愛らしく可笑しいので、純粋に楽しんじゃう。
大笑いできます。

それにしても、この時代の税務官は、友達の頼みとは言え、
個人情報を教えちゃうんだね。



*晩餐会主催の金持ち役ティエリー・レルミットは、
「赤ちゃんの逆襲」でも巻き込まれ型コメディの主役。
この映画もとっても面白かった。

赤ちゃんの逆襲 過去記事









「アイアン・ソルジャー」


▪️家庭問題でおはらいしてもらうという、
非科学的でむかつくことにすがる夢をみた  びーです▪️





この邦題では、マッチョドンパチ男臭戦争アクション映画としか思えない。
ひどすぎる。内容見てつけてるんだろうか?


原題 FORT BLISSは、主人公が勤務するフォートブリス陸軍基地のこと
   2014年 アメリカ 未公開

監督クローディア・マイヤーズ、女性ならではの軍人の描き方で嬉しい。

出演
ミシェル・モナハン
ロン・リヴィングストン
マノロ・カルドナ
ベンガ・アキナベ
エマニュエル・シュリーキー
フレディ・ロドリゲス
パブロ・シュレイバー
ダッシュ・ミホク
オークス・フェグリー


ふーとブルース



アフガニスタンでの15ヶ月の勤務から戻ったマギー。
元夫と恋人が暮らす家に、息子を迎えに行くが、
息子はマギーをママと思えない。

無理やり息子を連れ帰ったマギーは、
親子の絆を取り戻そうとするが、息子は拒絶する。

一方部隊では、軍曹が事故死しマギーが昇格したため、
2年間の赴任命令が出る。

息子と国どちらかを選ぶ必要に迫られ、苦悩するマギー。








「軍人が天職だから」と明言するシングルマザーは、
「男は仕事ばかりでも何も言われず、女だと母親失格と言われる」
 と憤る。

でも、天職より子供を優先するのが母親だと思うので、
個人的にはこの女性の肩はもたない。
元夫がしょぼい収入だからといって、子供を傷つけるいいわけにならない。

だからといって、若い女とできちゃった婚しようとする、
元夫の味方もしないが。


この映画にあることは、
大勢いるだろう家庭を犠牲にして”国”のために働く人々の現実なんでしょう。
現実をそのままに、無駄な装飾も臭いお涙頂戴も無しで、
誠実に映画にしたのでしょう。そこには好感が持てます。



しかし、、、、、、、
子供が自分になつかないなんて、なんという悲劇

国って、バカだね
親と離れていじける子供が問題を抱えた大人になって、
国にとって利益をもたらさない国民になったら損だ、
という想像力もないんだね。
(国目線で言ってます)


幼子がいる軍人にはそれなりの配慮をする知恵もないのが軍。
それより 人殺せと奨励し、
人殺しに金払うのが軍、国  としか私には思えません。


ミシェル・モナハンに拍手