「インサイド/アウトサイド」


原題 INSIDE OUTSIDE 2005年 デンマーク


インサイド
社会のワクの中 アートビジネスで認知 室内(アトリエなど)での制作と発表
アウトサイド   
はみ出し者 自己満足の放出 自由な表現 

このドキュメンタリー映画は、
世界中でグラフティストとして活動する若者達を撮った映画。 


$独断映画評+

顔をかくす者もいれば、にこやかにカメラに向かう者もいる。

「街で描いているか 警察につかまってるわ」 と笑顔でママに電話する女の子。

作品がアートとして認められ、MOMAに購入されるも、
複雑な気持ち、と話す。

街角で表現する者にとって、社会に認められる事は、
嬉しくもあり、生き方に矛盾を感じる事でもある。

「人生はアートさ!」 
と発言した若者。 いいね、これ。




落書き と切り捨てれば、何言ってんの?法律違反者達じゃん。
なんだけど、もっと 芸術家が、
安価で自由に表現できる場、生活できる仕組みがあればいいのかなー
自分の何かを爆発させられる場がたくさんあったら・・・

でも、若者って、やっぱり、
社会がどうでも反抗するもんだから、
グラフィティという落書きは消えないかな。



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「レールズ&タイズ」


スカパーの番組表で見つけて、ケビン・ベーコン主演と書いてあるのに、知らないなぁ~
と、観てみました。 未公開なんですね。

思いのほか 良かったです。

(タイトルがどうもなじめず、内容が伝わってこないけど。)

原題 RAILS & TIES 2007年 アメリカ

出演
ケヴィン・ベーコン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
マイルズ・ハイザー
マリン・ヒンクル
ユージン・バード


$独断映画評+

末期ガンに侵された妻役 マーシャ・ゲイ・ハーデンという女優さんは、若い頃から
黙ってるだけでも 人間の温かさや悲しさを感じさせてくれる。そんな女優さんでした。

「ミラーズ・クロッシング」 「この森で天使はバスを降りた」 「イントゥ・ザ・ワイルド」など、
いい映画に出ています。アカデミー助演女優賞も受賞。
地味なので、日本ではあまり注目されてないかもしれません。




主人公ケビンが、電車の運転中、線路で止まったままの車に衝突し、女性が死亡。
女性の12歳の息子は助かり、里親に預けられる。
が、その子は里親の家を飛び出し、母を殺した電車の運転士の家に向かう。

運転士と妻、被害者の息子 3人のつかの間の日々。

被害者の子供と接触することは違反なのに、離れられなくなっていく。

その過程がしつこすぎずに丁寧に描かれています。

あとでビックリ! 監督は クリント・イーストウッドの娘さんだったんです~

いい映画でしたよ。 泣く~~


藤城清冶展


ちいさい頃、家にあったカレンダーの絵に魅かれ、よくじーっと見てました。

森のこびと達が、笛を吹いてる影絵です。
どうやって書いてるんだろう、と不思議でした。

何年か前に 藤城さんの制作過程を TV番組で放送してました。
色とりどりのセロファンを使ってたんですね~

アマゾンで本やカレンダーを売ってました。

$独断映画評+


$独断映画評+

おとぎ話の世界に入り込めます。

今回、渋谷東急で開催の展覧会は、版画が4万円からあって、安いです。
自分のためなら贅沢だけど、 誰かの新築祝いとかだったら 買いたいなー
と思いました。

「緑子/MIDORIーCO」


シュヴァンクマイエルも絶賛するアニメ作家

黒坂圭太 

 監督 脚本 原画 作画 キャラクターデザイン 背景 絵コンテ 美術 編集 をこなし

3万枚の色鉛筆画を一人で描き上げた 
2010年の奇作。


$独断映画評+
$独断映画評+

うーーーん 私の感覚では 

とんでも映画「追悼のざわめき」の生理的気色悪さと、
宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のファンタジーが合体した感じ。






変質狂的に描きこまれた作画が、ためらい傷だらけのリストカットマニアを思わせる。



近未来の設定だが、昭和の戦後復興期のような味。

ストーリーは、絵だけではわからなかった。

すごいんだけど、わたしには合わない絵と内容でした。


あと、女の子が主役のアニメって、なんで、明るく勝気で闘うの?
そして清楚系ファッションと髪型なの? 男の理想? キモイ

音楽は チェロやヴァイオリンやビオラが奏でる音達がよかった。






「レイチェル・カーソンの感性の森」


世界で初めて化学物質と環境汚染について書かれた本 「沈黙の春」
その著者 レイチェル・カーソンの晩年を描いた映画



原題 A Sense of Wonder 20008年 アメリカ


$独断映画評+

私は小学5年の時に、担任の先生に勧められ 読みました。
それまで、日常の当たり前だった農薬散布や殺虫剤の恐ろしさにショックを受け、
途中で投げ出してしまった本です。
そして、真実を書いているのに、なぜ、新聞が悪く書くのか理解できませんでした。
(金儲けのための政府機関や会社側からの悪口だったんですね)

$独断映画評+

この本がきっかけで、世界中に環境問題を考える人々が増え、法律や組織ができました。

しかし、化学薬品の大会社、共和党などから反発 中傷が相次ぎます。

批判のひとつに、カーソンがマスコミに出ず、意見を求められた席に欠席した事があります。

実はこの時機 カーソンは 
ガンの放射線治療で体調が悪く、外出できなかったからなんですが、
彼女は、「本のことより、病気のことが話題になるのを避けるため」 
病気を公開していませんでした。

公開していれば 批判の声も少しは減ったと思え、残念です。




カーソンを演じる女優は、幼い頃、
「農薬って体に悪いって、カーソンって人が言ってるらしいわよ」
と話す、近所のおばさんの会話でカーソンを知ったそうです。

その後 カーソンの著作を読み、彼女の人生を舞台劇にしようと決めました。
なんと、18年も この一人芝居を演じ続けているそうです。

女優の夫がまたいいですね。 環境問題の弁護士だそうです。

私生活では苦労の多かったカーソンの、たくさんの言葉の一つ一つが
すべて 心に留めなければ、と思う重さと美しさを持っています。


観て良かった





「ウンタマギルー」 連玉義留


ウンタマギルーとは
1700年代に琉球王国で活躍したとされる義賊の名前。

苦しい生活をしていた民の間で、希望として語られていたのか、
実在の人物ではないそうです。

そのギルーを主人公としているが、盗賊ではなく、普通の男の、
普通ではない話です。

1989年 日本

出演:小林薫 戸川純


沖縄が、独立派と日本復帰派に分かれていた時代。
ギルーは ある男の養女(妻として育てるための養女?)と関係を持つ。
この親娘から逃れるために、ガジュマルの精霊に超能力をもらう。

$独断映画評+

全編琉球語。

話の流れよりも、沖縄の風土の空気感、音楽、不思議な言葉たちを見て聴いて
本土とはまったく違う、どこかアジアの独特な国をみている感覚に陥る。

娼婦で占い師(霊媒師?)の戸川純
豚の化身という養女の青山知可子

二人があまりに印象深くて、主役の小林薫が霞みます。

ガジュマルの精 キジムナーは
この映画では 鎌をふるう大人の男の姿。

黒砂糖をあげれば喜ぶ。なんだかのんびりとあたたかい。

悲劇に終わるのに 悲しさというより、
夢が終わった。でも明日は続きを見られる。 そんな思いにとらわれる。

青山知可子、ものすごい色気だったけど、この映画以外の彼女には
まったく魅力を感じません。




「スルース」


原題  SLEUTH 2007年 アメリカ

ジュード・ロウ マイケル・ケイン 主演。 

元映画は 「探偵スルース」1972年 ここでの若者役はマイケル・ケイン。
ケインの役は (サー)・ローレンス・オリビエ!

☆スルース=探偵   ベストセラー小説で大ヒット舞台の映画化。

監督は シェークスピア俳優・監督のイメージが強いケネス・ブラナー。
脚本はノーベル賞作家ハロルド・ビンター。

すごい メンバーがそろいました。

$独断映画評+

元映画の ちょっとユーモラスな探偵劇も楽しいですが、
新作の スリルと危険な感情は、一瞬も目が離せない。
こっちが好き恋の矢

ロンドンのベストセラー老作家の屋敷を、ひとりの若者が訪ねます。
この美貌の若者は、作家の妻の愛人。
妻からの離婚の申し出を受けるよう、説得に来た。

老作家が出した条件は、
若者が泥棒になり、自分の持っている高価な宝石を盗み出し、海外で売れ。というもの。
自分は保険金が入り、妻と若者は豪勢に生活できるだろう と。



若者は承諾し、老作家の言う通りに動く。

しかし、ここからが驚きの展開! 口をあんぐり。ジュード・ロウの演技に目を丸くする!?

昔美青年役だったケインの老醜・老かいぶりも凄みがあるが、
ジュード・ロウがこんなに演技派だったなんて、びっくりでした。
また、この美貌だからこそ、前作では描かなかった官能が描けたんですな。

現実離れした豪邸と照明が緊張感を高める。

おもしろいです~ 何回観てももおもしろいです~音譜





「世界でいちばん不運でしあわせな私」


フランスのヤン・サミュエルという新星監督(2004年当時)の 
可愛くて素敵な愛の映画

原題 Jeux D'enfants フランス

マリオン・コティヤール  ギョーム・カネ 主演

フランス語原題は「子供の遊び」・・・・そう、これは二人の子供が始めたゲームのお話

$独断映画評+

学校や先生に馴染めない二人の子供が、できる?できない?のゲームをする。
それは 先生に叱られ校長室に呼び出されたら成功するいたずら。

男の子の母が亡くなり、悲しみを癒そうと、父が女の子を引き取り
二人は一緒に大人になる。

大人になってもゲームは続き、お互いへの想いを素直に表すことができなくなる。
違う相手と結婚し、親になる。

ゲームを始める合図に交換する、メリーゴーランド型の空き缶。
男の結婚式で、誓いの言葉の時に 女が彼の足もとに缶をころがし、「ノン」ができるか仕掛ける。
せつない



とうとう 強く愛し合うことを認めた二人が選んだ結末が
悲しくも美しい。


男女に本物の絆は生まれない と思っている私でも、
この映画は 素直に好き。
こんな愛を経験したいと思う。  たぶん 性愛じゃないからいいんだろうな

監督は イラストレーターということで、色彩が印象深いです。
ガーリーでポップでファンタスティック

流れる愛の名曲 エディット・ピアフの「愛の賛歌」が、この映画では可愛く感じる

こういう映画をいいと思える男の子っていいな






「八日目の蝉」


永作博美と井上真央

二人共、いい女優だと感じていたので、観ようと決めてました。

これ、今年の日本の映画祭で 軒並み受賞するんじゃないの?
ってくらい良かった。

金曜に観て、今も引きずってます。

原作は当然、もっと緻密に描かれているんだろうけど、
映画でも、充分 登場人物の思いが理解できたよ。


$独断映画評+

駆け込み寺的存在の新興宗教は、宗教としてどうのこうのより、
事情のある女達を受け入れてくれる唯一の場として、ありがたいものなんだな、
と知りました。そこで育つ子は不幸だと思うけど。

私が一番きたのは、実母が、心を通わせられない娘に向かい、
つっぷして、「えりちゃんに好かれたいの!」と泣き叫ぶところ。


「愛を乞う人」では、子が親に愛を乞い
「八日目の蝉」では、親が子に愛を乞う

実母と愛人と子供と 小池栄子の役どころ、それぞれ、激しく共感しました。




愛人は誘拐犯だから悪いよ、当然。
だけど、女を適当にあしらうとどんな事になるか、世の浮気男は思い知れ!

夫に浮気され、子供をその相手に誘拐され、帰ってきた子に疎まれ、一番気の毒なのは、実母だ。
離婚せずに一生夫に後ろめたさを味あわせろ。地獄だけど。

 
逃亡した二人の 小豆島での数年が美しい。子役もいい。

ラストの 井上真央のセリフに泣いた汗

「阪急電車」


レトロな魅力の名画座 三軒茶屋シネマで22日までの上映

実際にある、片道15分の路線。阪急電車を舞台にした小説の映画化。

8つの駅 で 8人の主要人物。その関係者。
登場人物が多く、最初はとまどったけど、電車が進むうちに、ちゃんとうまく関係性が
わかってきます。

まずは、何と言っても 中谷美紀の、大人の女の潔さかっこよさラブラブに胸がすく。

$独断映画評+

いろんなエピソードがみんな、
誰でも少しは思い当たるようで、「あー、わかるー」と言いたくなる。

だめな彼氏に 中々別れをきりだせなかったり、電車でうるさいおばさんに我慢したり、
変わり者なのを理解してくれる相手に会えて 感動したり・・・

ちょっと可笑しい、谷村美月のエピソードが可愛くて好き♡

もちろん、愛菜ちゃんの愛らしい関西弁には目じりが下がります。




なーんか、い~い気分にさせてくれた、い~い映画でした。



「ブンミおじさんの森」


タイ初のパルムドール受賞映画

ティム・バートンが気に入ったみたいですね。ファンタジーとして。


英題  Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives
2010年 イギリス・タイ・ドイツ

好きな映画館 渋谷シネマライズで上映してて、気になってたんだけど、
日時が合わず、今回三軒茶屋で観られました。

なんでしょう・・・・ 
タイの農村部って、自然と人間と 霊魂や妖精のようなものが
何の偏見もなく、一緒に存在してるのね。
すべての在るものと、ゆうるりと 流れるままに日を過ごす。

会話が 「俺が死んだら 幽霊になって助けてあげるよ」とか、
        「死ぬといつまでも若いわねぇ」とか、
        「お腹すいたでしょ これ食べて」とか、

幽霊も、幽霊という人間みたいなんです。




$独断映画評+

ずーーーっと、 寝る前に 親にお話を聞かせてもらっているような気分で、
夢見心地の時間でした。

死への向き合い方がいいです。





醜い女王様が、水の神に身を捧げて美しくしてもらう。
ここのシーンは素敵でもあり、「結局神も、やらせりゃいいのね」の幻滅でもありました。

そんなこたぁあるわけねえだろ?! と現実的になってしまうとダメな映画ではありますが。




「サンクタム」


ジェームス・キャメロン監督総指揮 「サンクタム」
監督は違う人なのね。

前人未踏の洞くつを探検するチームが、地上の嵐による洞窟の激流で、命の危機に見舞われる。


原題 Sanctum 2011年 アメリカ

出演
リチャード・ロクスバーグ
ヨアン・グリフィズ
リース・ウェイクフィールド
アリス・パーキンソン
ダン・ワイリー
クリストファー・ベイカー
ニコール・ダウンズ

$独断映画評+
$独断映画評+

なんとなく、洞窟の奥に驚きの何かを発見!するのかと思ってましたが、

閉じ込められた洞窟からの脱出劇の映画でした。

実話にもとづいてるそうです。詳しく知りたいです。

「127時間」のような 
ハラハラドキドキと、息を飲む美しさの自然。必死に頑張る人間。

「インディージョーンズ」的冒険活劇じゃなくて、人間を描いてて、期待以上によかったです

3Dにする必要はないと思う。 洞窟内の美しさは、迫力あって良かったけどね。



これは父と息子の和解と成長の話。 

でも、水がこわい人は 溺れる感覚を共有して具合悪くなるかも。
私も少し 気持ち悪かった。



「ミス・ギャングスター」


三軒茶屋中央劇場「ミス・ギャングスター」 「ブンミおじさんの森」 (今日まで)
三軒茶屋シネマ  「阪急電車」 「八日目の蝉」 (22日まで)

はしごしてきましたー


☆まず 一本目 韓国映画 「ミス・ギャングスター」

原題 Twilight Gangsters 2010年 韓国


$独断映画評+

平均年齢65歳のばあさん達は、夢のハワイ旅行のため、
万引きした商品を街角でセリにかけ、貯金の目標額を達成しました。

銀行に、旅行会社への振込みをしに行った時、銀行強盗に合い、
お金は盗られてしまいます。

犯人を見つけるも金はすでに無し。

そこでばあさん達、自ら銀行強盗になる計画を立てます。




まぁ、やることは悪い事だけど、コメディだからしょうがないよね。

韓国の、としよりを敬う社会性が そこここに、おもしろく描かれてました。
警官が、犯人達なのに、敬語で呼びかけるところや、
としよりに免じて・・・に弱いところ。ね。

ハワイに行きたいわけも後半出てきて、少ししんみり。の場面もあります。

おもしろかったです。



「ドーバーばばぁ」

  
     イギリスからフランスへ海を渡る

ドーバー海峡遠泳横断に挑戦した 54~68歳までのばば達のドキュメンタリー

2011年 日本

$独断映画評+

経験者、未経験者合わせて6人+いざという時のヘルプ1人(唯一のじじい)が

仕事も家庭も犠牲にして、夢のドーバーに挑む。

それぞれが、親の介護や 自身の骨折や持病をかかえ、
過酷な練習に励む姿は、年齢が信じられないほど。





いざ 現地に着いてからも、悪天候で出発が延び、
体調がくずれるメンバーもあらわれる。

やっと出発の日。日が延びた分、気温も水温も冬並みに。

しかし、ばばぁたちはがんばる!

監督&ヘルプのじじぃが、とーってもひかえめで大人しくていいんだわ。
若い時に 単独でドーバー横断を成し遂げたつわものとは思えんほど。

たくましかったなー ばばぁたち。 

元気もらったわ。




「ライド・ライズ・ロウアー」

 
元 トーキング・ヘッズ のデヴィッド・バーンのライヴ映画

(魑魅魍魎な好物雑誌「TH」ではありますせん。)


原題 RIDE,RISE,ROAR 2010年 アメリカ


$独断映画評+

グラムロック・ニューウェイブ・ポジパンなんてジャンルがありました。
懐かしき洋楽のビッグバン時代ですな。

今じゃ、どれ聴いてもおんなじ お歌が上手なポップスか、金と性と暴力のラップばっか。


1974年~ の活動というから、あの頃の私は、曲がいいなと思っても、
顔で デヴィッド・ボウイジャパンデュランデュランパナッシュなどに目がいってたので、
とんと記憶にございませんでした。メンバーの顔。

いいおじちゃんになってたのね。ブライアン・イーノも。というより おじいちゃん。



イーノ 今昔   


$独断映画評+
$独断映画評+


バーン 今昔

$独断映画評+
$独断映画評+

洋楽って、意味わかんないから 純粋に音で好きになってたけど、
今回、初めて バーンが作る曲の歌詞が解り、数倍好きになりました。

《哲学的》

「ジョイ・ディヴィジョン」「ゴーゴル・ボルデロ」もそうだけど、私、こういう歌詞が好みみたい。
愛だの恋だの友達だの親だのトイレだのと、いい人ぶったくっだらない歌詞は大嫌い。

で、 ダンスですが、
これがまたいい!! なにがいいかと考えた。

私は マドンナを筆頭とした、完成された超絶テク集団ダンスのライヴが気持ち悪い。
みんな、そうなっちゃってるけど、外人のも日本人のも。
でも、なぜかわからなかった。

これを観てわかった。

「ライド・・・」のダンスは、音楽に合わせた本能的な体の動きを構築して出来ている。
振付師のフリを完璧にいい子で踊るんじゃなく、体の声に耳を澄ませて動いている。
人間の息吹を感じる。大人、なんだな。
そして、踊らされてるんじゃなく、自由に舞っている。(フリツケはあっても)

キーワードは 自由 だな。

ステージにあがって、一緒に踊っても 誰も怒らない、楽しんでくれる。
そんな気にさせてくれるパフォーマンスでした。

よかった~~ 何回も観たくなったよ、すでに。



リュウ・チョウジュン作品展


渋谷東急での 美術展

今週は 中国の大家 リュウ・チョウジュン展です。

http://www.kcinc.net/liu/original.htm ← 開けない・・・どうやればいいのー?

とてもきれいな風景画。 実はあまり興味のない絵なんです。風景画は。

でも、この画家の風景画は、日本画に使う岩絵の具を使い、和紙に描く。
その上に水晶を細かく砕いて キラキラの膜を重ねる。

という 独特の手法が気になり観に行きました。

テーマは 「歴史と浪漫、香り立つ色彩のハーモニー」
世界遺産の風景を描いた作品群でした。

シルクのリトグラフもありました。

美しい色のグラデーションと 霧に煙ったような柔らかさ。 水晶の微細な輝き。


多摩美で学び 在日20年だそうです。

たくさん、売れてました。20万円台の作品が。 人気なのね。





「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」


これは、映画のくくりに入らないなー
アートだなー やっぱり

不思議な人形アニメで有名な 双子の映像作家 ブラザースクエイの長編作品

製作は「未来世紀ブラジル」の テリー・ギリアム!


原題 THE PIANO TUNER OF EARTHQUAKES 
2005年  イギリス ドイツ フランス


$独断映画評+

$独断映画評+


こういう映画は 渋谷イメージフォーラムでしかやりません。うん。
TV放送もないだろうなぁ WOWOW でも スカパー でも

サイコパス的科学者が、美しい歌姫をさらって、その声を自分が作った機械に取り込ませる。

というような内容ですが、

ストーリーを追うなんてことは 途中からできなくなりました。

夢をみているんだ。これは白日夢なんだ。
と思うことにして、クエイの世界に身をまかせてました。

音楽 というより 「音」達。 がまた、どこか違う世界に導きます。



歌姫が ほんと~に美しいドキドキ

今 思い返しても、やっぱり 何が何だかわからなかった印象。
ただ、好きなだけ。 

好きな人、退屈で寝る人 に分かれるでしょうね。


「恋するマンハッタン」

 
大好きなアマンダ・バインズちゃん♡

このドラマでファンになったんです。

「WHAT I LIKE ABOUT YOU」

$独断映画評+
$独断映画評+

アマンダが16歳の時からのドラマで、高校生役です。
2004年に始まりシーズン4まで放送。その後もなんども再放送されてます。

でも、学校のシーンはまったく無く、

お姉ちゃんや友達やバイト先のエピソードで出来ています。

$独断映画評+

父親の 日本転勤で、歳の離れたお姉ちゃんのアパートで二人暮らしをする事になったホリー。
何事もきちんと計画的に、の姉と違い、思いつきで行動し、失敗してもどこ吹く風のホリー。






お姉ちゃんは、初代「ビバヒル」ケリー役のジェニー・ガース。お懐かしや。

コメディドラマって、吹き替えが好き。その昔の「アイ・ラヴ・ルーシー」から。ね。

楽しいドラマです。これも、友達へのプレゼントDVDとして買いました。

アマンダは、去年、ツイッターで引退宣言をした後、すぐ撤回しました。良かった。

「ヘア・スプレー」は、おでぶの主人公があまりに強烈で、完全にわき役だったけど、
「ロイヤル・セブンティーン」は、彼女の魅力全開です。


はち切れそうなほっぺたと よく動くクチビルが可愛い~音譜
顔の幼さとアンバランスな長身で かっこいいスタイル! 

$独断映画評+ ヘアースプレー

$独断映画評+ロイヤルセヴンティーン






「ライフ いのちをつなぐ物語」


ナショナルジオグラフィックチャンネルを大画面で見た。
そんな感じ。

英国国営放送BBCチャンネルが製作 なるほど

どうやって撮ったのーーーぉ?!

の 驚きの瞬間がいっぱいです。



原題 One Life 2011年 イギリス

$独断映画評+

動物達の息遣いまで鮮明に入ってる。

膨大な時間とたくさんの人と 高性能な機材で出来たドキュメンタリー。




だけど、日本語で いのちはどうのこうのと書かれた文章は 余計。
映像をみて それを感じるもの。  それが 人間の想像力だから。

ナレーション 父と娘がやってるっていうのは、私は生理的にダメでした。

ただただ 動物達をたくさん見られたのが良かった。

「ゴーストライター」


SEX AND THE CITY のサマンサ姐さん音譜が出てるというので観ました。


原題 The Ghost Writer 2010年 フランス イギリス ドイツ



他人に成り代わり、執筆する人 ゴーストライター。

ユアンが、 陰謀渦巻く政治の世界であやつられる
ゴーストライターの役です。

ちゅてきなおじちゃまキスマーク ピアーズ様はイギリス首相の役。

サマンサ姐さん(キム・キャトラル)は 首相の秘書。




そして、いかがわしいスキャンダルにまみれた名監督 ロマン・ポランスキーの作品です。

この監督、 名前もなんだかいやらしく、顔つきも うす暗~い一面を背負ってそう。 です。

好き そこが好き


「フランティック」と「赤い航路」が好き。
「戦場のピアニスト」は嫌い。
「ローズマリーの赤ちゃん」で老人が嫌いになった。


「ゴーストライター」 は

やっぱ、政治も経済も戦争も、一部のやつらの脚本で作られてるんだ。

と 再確認した。

少し長い気もしたが、ラストの 紙が風に飛ばされる所、
「これが世界の現実だ」 と思い知りました。 このシーンいいです。

$独断映画評+


     政治サスペンス。として、良い出来なんでしょう。

ポランスキーっぽさはあまり感じなかったなー

ミューズがいないからかしら?若い女がいないせいかしら?

全然もやもやドキドキはなかった。(ストーリーはドキドキあるけど)

なんか、どこかに 

変態じみたいやらしさ
(エッチではない)がないと、

ポランスキーの映画観る楽しみ半減だなー 

あくまで個人的には、ね。



祝!! ベニスに死す ニュープリント再上映!!!


なんも言えねえ

永遠の ビョルンドキドキラブラブキスマーク

美は滅びない

陶酔のロードショー

と書いてありました。 チラシとサイトに

$独断映画評+
$独断映画評+

$独断映画評+


そうでしょうそうでしょう そう書くでしょう

人生変えたこの一本! 自分を知ったこの一本! 

美しい人に 何の見返りも求めず、すべてを全身全霊でつくしたい!

アッシェンバッハの老醜も 今や身にせまり、
美しい人に失礼のないよう、少しでも若作りをし、おしゃれをする。

わかる! わかるぞ!アッシェンバッハ

これほどの 美 に出会えたなら、私も 死んでもいいです。

ビョルン観た後、ふと鏡を見て

「生きててすみません!」 と この身の醜さに 悶絶します。

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びょるん、 小さいころ、パパが出てったり、ママが自殺したり、
大人になってから、娘が死んだり、

可哀そうだ。 可哀そうで泣ける

「ハングオーバー」


「消えた花婿と史上最悪の二日酔い」 の方です。

もんのすごくおもしろかったのよ~合格
予告見ただけでは、酔っ払って朝起きたら、トラと赤ちゃんがいる?
そんなメチャクチャありえないだろ? と覚めてたんだけど、
映画観たら、ちゃ~んとつじつまが合ってて、納得できて、良く練られたb脚本!と感心しました。


原題 The Hangover 2009年 アメリカ


出演
ブラッドレイ・クーパー
エド・ヘルムズ
ザック・ガリフィアナキス



男三人の仲良しさんたち。
その中の一人が結婚するため、独身最後をベガスで楽しもう!
と、はきりって出発しました。

さんざん飲んで騒いで、次の日目覚めると、理解できない状態に!

二人が記憶をたどりつつ、消えた花婿を探しに奔走します。

三人の持ち味が生きてて、トラブルの対処の仕方の違いや反応の違いもおもしろい。





キュートなストリッパー役のヘザー・グラハムが可愛い音譜

マイク・タイソンも本人として出てます。

真面目な妻子持ち役の俳優は、ちょっと ヒュー・グランドに似てたわラブラブ

本当、おもしろいのよ~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

続編 「史上最悪の二日酔い 国境を超える」は、まだ観てません。

またまた中国人マフィアが出てきて、裸体さらしてるんですってね。

この俳優が、「僕のちいさいおチン〇〇が全世界にばれる・・・」と落ち込んでたら、
妻が、「世界中の男に優越感を持たせてあげたのよ」となぐさめてくれたとか。



観なきゃなぁ~

変面  『變臉』


中国の 伝承芸もの映画。こういう内容の映画大好き。

アメリカでも大ヒットしたとか。

「へんめん」 英題「The King of Masks」
1996年 中国 〜この櫂に手をそえて 
というサブタイトルがついてます。

$独断映画評+




時代はいつか知りませんが、子供を売買している時代。
(今も、かも。 でも一応映画では違法になってる。)

変面という 顔にかぶった布の面を、一瞬で変える芸の名人 ワン。
子供がいず、後継ぎを育てるため、一人の男の子ゴウワー(クーワー?)を買う。

ところが、この子は実は女の子。

男尊女卑の世界で、女の子は望まれず、誰も買ってくれない。
そこで、ゴウワーは、男の子のふりをして、買われるよう自分で仕向けました。








ある日、ケガをしたワンが、ゴウワーに、「おしっこをかけてくれ!早く!」と言い
困ったゴウワーが、「私は女の子なの!」と告白してしまいます。

芸は男にしか教えない、と、拒否され、ゴウワーは、小さな男の子を探してきます。


とにかく、ゴウワーの キリッ!とした目がいい!!
ワンを思う気持ちのいじらしさがいい!

詳しくは知らないけど 実際に不幸な生い立ちで、雑技団にいた子だそうです。

ワンを助けるために、必死になるゴウワーに号泣です。

ワン役の 朱旭 という老俳優は、中国の人間国宝だそうで、
「心の湯」 「乳泉村の子」 「胡同模様」 など、いい映画に出ています。

日本では NHKドラマ「大地の子」に出てたそうです。


大・大 お勧めですアップ





「ウェンディとルーシー」


ミシェル・ウィリアムズ主演 犬と若い女性の旅物語

    * 日本未公開だそうです。DVDあるのかな?
       私は スカパーで見ました。

とはいえ、彼女の出る映画ですから、ドラマチックに感動的に、といった
動物との映画じゃありません。

原題 Wendy and Lucy アメリカ



$独断映画評+
$独断映画評+



2008年の映画だから そう前じゃないのに、
ミシェルの子供っぽさ少年っぽさは まるで10年前?って感じるくらい。



仕事を求め、アラスカへ向けて、犬のルーシーと車での旅をするウェンディ。

途中で車が故障。お金も底をつく。
スーパーの入り口にルーシーを繋いで 一晩帰れずにいると、
ルーシーは消えていた。

どこか心もとないウェンディとルーシーの姿は、
ホームレスかと思ってしまうくらい。

なんだか、よかった。   

静かに始まり 静かに終わり、

ウェンディの成長とルーシーの幸せを思わずにいられませんでした。





「アフター・ウェディング」


原題 Efter brylluppet  2006年 デンマーク

デンマークの名優 二人の共演

マッツ・ミケルセンロルフ・ラッセゴード





インドで孤児院を経営するヤコブは、
寄付を申し出た会社の重役と会うため、コペンハーゲンに行く。

だが重役は、話を進めず、娘の結婚式に出席するようにと言う。

他人の娘の結婚式で再開したのは、昔の恋人。

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実はこの会社重役は、ある秘密をかかえていて、

ヤコブを呼んた 本当の理由は 後半から解る。
感動・・・・・・・・・ です。

重役(ロルフ)の重厚な存在感がすばらしく、胸を打つ。
彼の映画では 「太陽の誘い(いざない)」 もいい。

ヤコブ役(マッツ)は、
ダニエル・クレイグの新007で、強烈な印象を残した悪役で注目された。

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「幸せな孤独」という優れた映画に出ています。

監督スサンネ・ビアは、 「アフター・ウエディング」 「幸せな孤独」 「ある愛の風景」
そして、現在公開中の「未来を生きる君たちへ」
 と

観るものの記憶に残る 秀作ばかりを撮った人。

友達へのプレゼントにも DVDを買いたくなる映画たちなんです。

未来を生きる君たちへ予告


「キャピタリズム」


反骨精神をユーモアてくるんで映画を作る監督 マイケル・ムーア


大好きな監督です。
主に、アメリカ社会の問題を執筆し、映画を作っています。

「ボーリング・フォー・コロンバイン」 が有名。

原題  CAPITALISM: A LOVE STORY 2009年 アメリカ


キャピタリズム=資本主義

アメリカの憲法には、この国は民主主義だと明記してある。
だが、現状は、95%の貧困層と 1%の富裕層でできている。

安売りの大型スーパーは、低賃金でパートを雇い、
大企業は、 社員に無断で生命保険をかけ、その死で儲ける。
銀行の金儲けのため、低所得者に金を貸し、家を買わせ、結局取り上げる。

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ロスチャイルドだか ロックフェラーだか知らないけど

世界の財閥グループが甘い汁を吸える仕組みになっている。

これが民主主義か? 資本主義じゃないのか?


ムーアは 
銀行がつぶれないように、納税者の金が使われたと知り、
銀行に行って、責任者を 「市民逮捕する!」 と言います。

銀行のまわりに、犯罪現場に使う黄色いテープを貼り、
「ここは犯罪現場です。みなさん、危険ですから近寄らないで!」 と言います。

あの大きな体とフレンドリーな態度で
大企業の警備員に 「入れてよ~」 「ぼく 何回もきてるんだよ~」
と交渉しては追い払われる。

映画を観ている私たちに向かって、

「もう、ぼく一人では無理です。 みなさんも力を貸してください」 と言います。

なぜか 涙が出てきました。


もう一本、アメリカの医療保険問題を扱った映画

「シッコ」 もよかった。

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「the FUTURE is WILD フューチャー・イズ・ワイルド」


2003年 イギリスで製作され、
2004年にNHKで放送され、本も出版されました。

人類滅亡後500万年~2億年までの
地球と生物の変貌を、科学的な考察から映像化した番組。

目を見張ってTVにかじりつきました。

奇妙なものが大好きな者にとって、ものすごい魅力の生き物たち。

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地質学者のドゥーガル・ディクソンの著書
「アフターマン」も読みました。

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ディクソンが中心となり、世界中の学者へのインタビューから、
CGによる驚異の世界が完成しました。



すんごく おもしろいんだよ~~

DVD欲しい! いつか買うわ。