他人なのにそっくりさん 20


⚫︎一回買っただけのZOZOTOWNからのセールスメールの多さに、
脅迫されてる気持ちになる




ウィルマー・バルデラマとスペイン俳優アドリア・コヤード


ウィルマー
アシュトン・カッチャー、ミラ・クニスと共演してた
「ザット'70sショー 」のお間抜け担当ね。

バルデラマ



アドリア

アドリア





ブレンダン・ハインズと、デイビット・レオン



ティム・ロスの「ライ・トゥ・ミー」で助手役ね


ライトゥー



デイビット
「ヴェラ ~信念の女警部~」ヴェラの部下役ね

ベラ



初めてこの動物を見たとき、すぐにこう思ったんだけど、、、

ダイヤモンドユカイ


ユカイ


ヤブイヌ・・・・・・・


ヤブイヌ



キラッ☆ とした目線と
ニヤリ、とした口ね。



過去記事

他人なのにそっくりさん 19






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「エリザのために」



⚫︎息子の卒業式にこっそり行って、
「俺がせっかく楽しくしてるのに邪魔しにきた」と言われた親は私です。




原題 BACALAUREAT 2016年
    ルーマニア/フランス/ベルギー

監督 クリスティアン・ムンジウ

出演
アドリアン・ティティエニ (父)
リア・バニャー(母)
マリア・ドラグシ(娘エリザ)
マリナ・マノヴィッチ(父の浮気相手)


ルーマニア/フランス/ベルギー



ルーマニアの小さな街
医者の父と図書館勤めの母、高校生の娘エリザ。
一人娘が国を離れ、英国の大学で教育を受けるために、
親子はエリザが5歳の頃から努力してきた。

ある朝父の車で学校に向かうエリザは、
手前の交差点で車を降りる。
父はそのまま、元患者で浮気相手の家に行く。
父が女のベッドにいる時に、娘が強姦未遂にあったと知らせが来る。
エリザは、腕の怪我だけで済んだものの動揺が大きい。
大学の奨学生になるための試験を控え、父の心配は頂点に。









父親が夜、運転を途中でやめて、草むらで慟哭するシーン。

全体的に、あまり感情的なシーンやセリフがない中、
このシーンが胸に響く。

娘の事件だけでなく、
思ったようにいかなかった自分の今までの人生、
不本意なのに不正をすることになってしまった痛み、
妻との関係、浮気相手との関係、
それらが一気に噴き出したんだよね。


この家庭は、ルーマニアから亡命していた夫婦が、
革命後の祖国に希望を持って帰ってきて、
荒れる一方の現状に絶望している、という背景がある。
だからこそ一人娘には、外国で教育を受けて、羽ばたいて欲しかったのよね。

愛する子供のためなら、
自分の信条なんかかなぐり捨ててなんでもする!
その気持ちは親なら誰でもわかるはず。
悪いことに手を染める父親に、こちらが心配してしまう。
たとえ浮気ジジイでも。。。。

これは犯人探しの映画じゃないし、
親子愛だけの映画じゃない。
人生は山あり谷あり、決して計画通りにいかないものだ、
切なさ苦しさがつきものだ、ということを見せてくれる映画。

娘の高校の卒業式が、せめてもの明るさに包まれていて良かった。



*監督の「4ヶ月、3週と2日」は見ましたが、「汚れなき祈り」は
原作小説(事実を小説にした)を読んだ時の辛さに耐えられず、
映画を見たら怒り狂うと思い、あえて避けてます。



「ヴァーサス ケン・ローチ映画と人生」



My best director,is Ken Loach.


原題 VERSUS: THE LIFE AND FILMS OF KEN LOACH 2016年 イギリス

監督ルイーズ・オズモンド
製作レベッカ・オブライエン
編集ジョビー・ジー

出演
ケン・ローチ
キリアン・マーフィ
ガブリエル・バーン
ポール・ラヴァーティ
レベッカ・オブライエン
アラン・パーカー

製作のレベッカは、ケン・ローチ作品を多く製作してきた人。


ヴァーサス ケン・ローチ映画と人生




2014年に引退を決意したのち、
2016年「わたしは、ダニエル・ブレイク」を作ったケン・ローチ。
なぜ?  やっぱり怒りが原動力だったのね。

引退を決めたのち、保守党が大勝利してこれは大変と思ったケン・ローチ。
国が国民をどう扱うかを描くため、再び声をあげた。

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「わたしは、ダニエル・ブレイク」の何が一番胸を打ったか、
なんでケン・ローチをますます尊敬したか、は、
<女の必需品 生理用品をきちんと描いてくれたこと>。
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このドキュメンタリー映画は、彼の映画製作への取り組み方だけでなく、
わたしが今まで知らなかった、
ケン・ローチの生い立ち、仕事の歴史、
プライベートの出来事も明かしてくれている。

子供を交通事故で亡くしていたなんて・・・・



ケン・ローチ本人の言葉がたくさん聞けて、すごくすごく貴重な映画!





あらためて、「ケス」の原作を読もうと思った。







なんどもなんども繰り返し見たい。

***お宝映画にいたします***




「アイム・ノット・シリアルキラー」



原題 I AM NOT A SERIAL KILLER 2016年
    アイルランド/イギリス/アメリカ

監督 ビリー・オブライエン

原作は翻訳されてないみたい。
原作がこうなってるんなら仕方ないけど、
犯人がこれって。。。。 小説なら面白いと思うけど、映画ではやだな。


出演
マックス・レコーズ/クリストファー・ロイド
ローラ・フレイザー
カール・ギアリー
クリスティーナ・ボールドウィン
ティム・ラッセル
ルーシー・ロートン



I AM NOT A SERIAL KILLER



葬儀屋を営む母と暮らす高校生ジョン。
街では内臓を抜かれる殺人事件が続き、人々は怯えている。
ジョンには、死体を見るのも防腐処理を見るのも日常の事。
そのせいか、殺人事件や殺人鬼に興味があり、
教師に問題視される。
セラピストとのカウンセリングは面白くもなく、
いじめっ子にいじられ、自分はいつか人殺しになるのかも、と考える。


そんなある日、ジョンは殺人の現場を目撃する。








うーん、この子の顔、この子の顔、
なんか知ってるような知らないような・・・・・・・

えええええーーーーーーっ!

「かいじゅうたちのいるところ」のマックスだったのぉーーーー!


いやー、大きくなったもんです。
あの、マックスがねぇ、



まあ、普通に考えたら、なんでこの子通報しないの???
ってことが気にる。気になって気になって犯人の行動にビビるどころじゃない。
原作を知らないから想像するしかないが、
思春期の子供というのは、大抵が大人を信用してないし、反抗してるし、
何かあっても口にしないもんよね。
この子は特に、夢想家でかなり内向的で歪んでるしね。

で、結局この話は、
この子が殻を破る、成長する話なんじゃないだろうか、
って思った。

犯人が誰でも何者でもいいんだわ。
「僕は異常なのかもしれない(異常なことがちょっと誇らしい)
いつかとんでもないことやらかすかもしれない」
と思い込んでいる子供が、本物の犯罪者を目の当たりにして、
それと対峙して、眠っていた人間性が現れる。
それを表現するための映画と思えば、あいつの正体があれでも許しちゃう。

マックスが、エキセントリックで他の俳優にない存在感で良かった。

音楽、かっこいい


「かいじゅうたちのいるところ」過去記事




「ラプチャー 破裂」


⚫︎「医者は詐欺師だ」(「メンタリスト」パトリック・ジェーン)



原題 RUPTURE 2016年 アメリカ

監督 スティーヴン・シャインバーグ

出演
ノオミ・ラパス
ピーター・ストーメア
レスリー・マンヴィル
ケリー・ビシェ
マイケル・チクリス


なんだかなー
何もこのシーンをパッケージにしなくたって。。。

RUPTURE.jpg


さすが、あちらのセンスはいい


ラプチャー




離婚し、カンシャク持ちの息子と二人暮らしのレネー。
ある朝、息子を送った帰り道、車の調子が悪くなり停車する。
通りかかった男達が手を貸すといい、そのままレネーを拉致する。

拉致監禁の一味は複数人。
科学者らしき人物達は、レネーの体を調べる。
どうやら監禁場所は、人体実験をする施設のようだ。

目的を告げないまま、一味はレネーの怖いモノを突き止め、
恐怖の先に何かが変化すると言う。
レネーの怖いものは蜘蛛だった。








拉致 監禁 身体検査 拷問

この目的を知る期待にワクワクして見たい映画だから、
未見の方は読まないでね。



『人類はウィルス』

これが一番いいセリフなんじゃないでしょうか?

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彼女が監禁場所から逃げようともがくと、
頑張れ!頑張るんだリスベット!(リスベットじゃないけど)
と、ノオミを応援しちゃうんだよね、どうしても。  (´∀`*;)ゞ

カルト集団的な(マーターズみたいな、、ね)人体実験なのかと思いきや、
あれまそこかい、と違う方向に行っちゃった。
違う方向===異星人の地球人改造、地球征服  

でもこの映画、異星人ものにしちゃあちょっと味が違う。
奇妙な瞳や顔の歪みを見せられても、SF感は一つも感じられず、
何故だかそこはかとなく高級感ある人間ドラマを感じてしまう。
完全にノオミの存在によるものだと思う。
ノオミ無くしてこの映画は成功(成功なのか?)しなかったはず。

施設は多分、もともとでかい工場跡かなんかだと思うレトロっぽさで、
異星人とわかれば納得できる、あいつらの変な態度は、
なんというかのんびりしてる?おっとり?スピード感なし。
変なゴーグル付ける時に二人がシンクロしてるのなんか、笑っちゃいそうになって、
きんもち悪い臭いの嗅ぎ方が変態みたいで苦笑だし、
他のこういう映画と違って、あんまり地球征服宇宙人っぽくないんだよね。

ラスト、  あれー、どういうこと??  
レネーは完全には変わってないんだよね?
だから息子にメッセージ送ったんだよね?
でも、あのまままさかあいつの子を???????


何はともあれ、リスベット万歳!
(リスベットじゃなけど)


「サバービコン」



原題 SUBURBICON 2017年 アメリカ

監督ジョージ・クルーニー
脚本コーエン兄弟 ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロヴ 

出演
マット・デイモン/ジュリアン・ムーア
ノア・ジュープ
ゲイリー・バサラバ
オスカー・アイザック
グレン・フレシュラー
アレックス・ハッセル


1950年代の実際の事件をモデルにしたブラックコメディ

サバービコン



1950年代 中産階級ファミリー層向けの住宅が並ぶ街サバービコン

なのに!お隣に黒人一家が越してきた
町内会は大騒ぎ
奴らが出て行くように毎日嫌がらせしよう

幸せな白人家庭 ロッジ家には強盗が入る
一家全員クロロホルムを嗅がされ、気付いた時には病院に
交通事故で半身不随になっていた妻は、クロロホルムの影響で死亡
妻の双子の妹が、子供の世話役として越してくる








オープニングの、街を紹介するCMの作り方がいいですねー。
もう、これだけで私にはかなりのブラックユーモア。


ニヤニヤしながら見ました。

特にツボだったのは、
50年代の妻への固定観念である、パイを焼くのがうまいのが良き妻、
みたいな象徴としての『生地伸ばし棒?』の使い方。
悲しいかな、良き妻(女)が毒殺目論んだら、薬を砕くにはやっぱ台所用品使う。
でもそこに毒笑いがある。

血まみれのおっさんが必死で子供用自転車こいでたり、
子供にプレイを見られたり、
そこここに歪んだ笑いを噛みしめるシーンがたくさんある。


父と息子の会話にも、ずーーーっと笑いを堪えてた。
だって、あの空々しさ、あの嘘臭さは、世界中の家庭で行われてる、
日常の、大人が子供につく嘘八百なんだもん。
親が「お前のため」と言って吐く言葉の数々は、
ああやって画面で見せられると、なんて見え透いててくだらなくて恥ずかしいんだろう。
ってわかるよね。でも、家で同じようなことやってる、ほとんどの親は。


個人の家庭の問題っていうか、個人の犯罪と、
いっけん平和で幸せな街の、人種差別による暴力の嵐の二つを、
同時進行で描いたのが良かったと思う。
関係ないようで、関係大有り。だって、
時代による人々の意識の愚かさ恐ろしさと、
犯罪は誰の人生にも潜むという恐ろしさは、
二つとも、いつの時代も誰にでも当てはまるることだもん。

要するに、物事は表面だけじゃわからないってことよね。



すんごく好みの風刺コメディ映画だったー!!



★当時の街並み、小道具大道具、再現した美術スタッフさんご苦労さん



ジョージ・クルーニー監督 インタビュー動画








公式サイトのプロダクション・ノートが面白い。

サバービコン公式サイト



追記 2018 5/26
昨日見た、ハリウッドの性犯罪権力犯罪のドキュメンタリーで、
マッド・ディモンが、共演者にワインスティーンの被害に合ったと打ち明けられても、
「そういうことはするなと言ったのに」と言っただけで、何も行動を起こさなかったと知り、
もう、マット・ディモンが関わる映画は見ないと決めた。






「サマー・ヴェンデッタ」



⚫︎そーいえば、別れの会をやるとして、棺桶を焼き場に送る車を見送る時は、
「Driver's High」をかけるべし、と昔の遺書に書いたことを思い出した。





原題 BODOM 2016年 フィンランド

監督 タネリ・ムストネン 

出演
ネリー・ハースト=ジー/ミモサ・ヴィッラモ
ミカエル・ガブリエル
サンテリ・ヘリンヘイモ・マンティラ



『1960年にフィンランドで実際に起きた「ボドム湖殺人事件」(未解決)。
その謎を解こうとする若者達が湖畔にキャンプに行き、
悪夢の夜が始まる。』

というストーリー

2016年フィンランド映画祭での上映時には、
「ボドム」というシンプルで恐ろしい響きのタイトルがそのまま使われてたのに、
やっすい夏休みホットパンツ(死語)ホラーみたいな邦題にしやがって。(怒)


日本


サマー・ヴェンデッタ



フィンランド

ボドム


この美的センスの違い!
商業主義の日本と、個性と芸術性を重視するヨーロッパの差。



とても美しい映像が続きます。

特に、後半の、車が湖に入っていくシーンの、
色彩と湖面のさざ波の広がりの美しさには息を飲む。
ずっと記憶にとどめておきたい一枚の美術。

傷や体の動きが、暗闇の中でずるっと動く一瞬の捉え方も美しい。

人物の周りの空気、森の木々の周りの空気、など、
物質が空気をまとって存在する佇まいが、画面から心に浸食してくる。

美しい

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女子二人の雰囲気が最初から私にはピンときたので、
ああ、やっぱりとは思ったが、そこで終わらなかった。
そこが、ボドム湖事件の不気味さを思い出させ、
ただの<夏の若者達がキャンプしてギャーーーーッ>な映画で終わらないところ。
第一、色気女子や性欲爆発男子も出てこないからね。


全体の印象は好きだわ、けっこう。

あの大男が何故にイーダをああしたかは疑問が残ったけど。