「ルイの九番目の命」






サラ・ガドンが出てるってので、映画が公開されたら見ようと思っている。
その前に原作を読んだ。


「THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX」

著者リズ・ジェンセン

ルイの


ムムム そうか、

読んでて、もしかしたらそうなんじゃないかなー?と
想像してた通りの事ではありました。


内容は、産まれてから何回も事故や病気で死にかけた9歳児ルイが、
崖から落ちて昏睡状態になる。
現場にいたはずの父親は行方不明になり、母親の証言はあやふや。
ルイの担当医は、家族のこれまでの歴史をルイの母親から聞かされる。
ブラブラブラ〜


小説の、儚げで傷ついてて、男がつい助けたくなる女性としては、
サラ・ガドンは適役ですね。透き通るような肌、ミステリアスな美貌。


ヘビーな内容を、9歳のルイ本人の語りを入れて読ませているので、
小説「ルーム」に似た感覚はあります。

私は小説はあまり好きになれなかった。
9歳の男の子がやたらと大人のセックスの事を喋るからだと思う。
この部分も「ルーム」と同じ嫌悪感。
「ルーム」では自分のちん○のことを話してたけどね。

映画はよりサスペンス色が濃くなってる様子。

ルイの9番目の人生 映画公式サイト







スポンサーサイト

「FBIマインド・ハンター セックス殺人捜査の現場から」



クリミナルマインドやメンタリストやエレメンタリーや、
その他たくさんのクライムドラマには、
犯人の心理と行動を分析するプロファイリングという手法が、
形は違えど出てきます。

この本は、プロファイリングというものを、
FBIの捜査に確立させた本人が書いた本です。




著者 ジョン・ダグラス

本



1970年にFBI捜査官になってからのジョンが、
いかにしてプロファイリングを極めるようになったかを中心に、
FBIの訓練の過酷さ実務の過酷さや、
アメリカ全国の警察組織との関係や、
何より、性殺人者達の頭の中をのぞいて理解した事柄が書かれています。

印象的だったのは、ジョンが書いているように、
FBIが違法ギャンブル捜査で何100人も一斉逮捕した時、
一人のギャンブル中毒者が言ったこと。
「そういうふうにできているから」の一言。

なぜこんなことする?なぜ〇〇をやめない?

と、普通の人は考えるが、本人にとってその犯罪(行為)は、
こういうふうにできている(絶対やめられない)」んだってね。

だから、「羊達の沈黙」でジョンがアドバイスを求められら時、
性善説や犯罪者の更生を信じてる俳優に、性殺人者がした殺人の、
写真を見せテープを聴かせた。
その後、この俳優は死刑に反対しなくなった。


「精神科医を騙すのはわけない。」と言い放ち、
実際 仮釈放のための精神鑑定で、まんまと医者を騙し、
外に出てすぐ殺しまくるやつらがいくらでもいる。
著者が精神科医に、そいつが何をしたか知ってるかと聞いたら、
大勢を鑑定するからいちいち資料は見ない、みたいな答えで呆れてた。
なんつー恐ろしいことやらかしてんだ、精神科医!


そういうふうにできている殺人者は、絶対に更生しないと私も強く信じます。
性欲殺人だと、治しようが無いです。
もともとそう思ってたけど、この本を読んでますます確信した。

日本人の元受刑者が書いた本にも、
「全然反省なんかする気ないし、悪いこととも思ってないから、
どんどん死刑にすべきだ」ってあった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この二冊も以前に読みましたが、
異常殺人の中で最悪なのが性欲殺人だから、
「セックス殺人の捜査」の方がより反吐が出るものでした。


ホン


hん








「野良犬トビーの愛すべき転生」



あら〜、、、そうだったのかぁ
こっちの方がいいなぁ
・・・・・・・・・・・

と思いました。ラストはね。


同時期に公開されて、邦題がこんがらかっちゃう、動物が出てくる映画
「ボブという名の猫」+「僕のワンダフルライフ」
=「ボブのニャンダフルライフ」
 by御成座

がはははははは (*^^*)


もとい。
「僕のワンダフルライフ」の原作本を読み終えました。

またこれがね、本屋さんに原作が並んで置かれたりしてるんだわ。
ふふふ   ボブのニャンダフル・・・・・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


原題 「 Dog's Purpose」
著者 W.ブルース キャメロン


野良犬トビー



なんども生まれ変わる犬のトビーが、
一番愛し愛された少年イーサンと再び出会うまでを描いたのが映画でした。

だけど、トビーがいつも一生懸命考える、「犬の目的」、
なぜこうも何度も生まれ変わるのか?
という疑問は、映画ではそれほど重要視してなかったのね。
本では、トビーは常に、「僕の 私の犬生は、なんの目的があるんだろう?」
と考えている。
生まれた環境や飼い主が変わっても、その都度、
「なぜ?目的は何?」と自問している。

転生した時によって、トビーが会得した「犬生の目的」は違うが、
最終的に知った『Dog's Purpose』に涙、、、、、、、


あー、こうやって繋がってるんだー

トビーの犬生と人間の人生を重ねてしまう。
私もトビーみたいに、「あー、このために私は生まれてきたんだな」と確信して
心の平安を得たい。

楽しいだけじゃない、素敵な本でした。




著者はこの本を書くにあたり、
犬の行動や心理、ドッグレスキューについて学んだそうです。
最優秀ユーモアコラムニストに選ばれた人らしく、
たくさんの関係者にユーモアいっぱいの謝辞を述べています。



「理想の花嫁と結婚する方法」




世間が良しとするもので、私が何か気持悪くて苦手だったもの、
その存在の嫌さが大人になって良く分かったのは、
根本に、すけべと権力乱用が見えたから。
金のある中年男が、若くて貧乏な女を見下した上で、
自分好みに変えてプライドを満足させる。
それが、なぜかロマンチックな映画の代表みたいにもてはやされてるのが
非常にムカつき気持ち悪い。


*いいおっさんが、娘くらいの歳の女を、
「下品な田舎者だが、俺の研究で洗練させてみせる」
イコール「バカも、俺にかかればまともになる。俺はすごいんだぞ」
ついでにヤる対象にする。

つまり、「マイ・フェア・レディ」ね。

*射精したさに売春婦買って、
買ってみたものの、素材がいいからこりゃ俺好みの女に変身させられるな、
と、金に物言わせて結局ヤる対象にする。

つまり「プリティ・ウーマン」ね。


この二本の映画に代表される、いまも変わらぬ男尊女卑思考が、
この本を読んでますますよく理解できました。

______________________

「How to create the Perfect Wife」
ウェンディ・ムーア著

18世紀のイギリス
親の財産で食っていける自己中で女にモテない男トマス・ディは、
ルソーの「エミール」に感化されて書いた、子供を主人公にした本や、
アメリカの奴隷について書いた本で有名になり、
歴史的には大層な人物のように扱われている。
ところが実は、大人の女は自分に意見したり逆らったりするし、
服や娯楽にうつつを抜かすから、子供を自分の思うように教育して、
成人したらヤる女にしようと、孤児院の女の子を二人詐欺して引き取り、
虐待としか言いようのない生活をさせた事実を、
ジャーナリストである著者が突き止めて書いた本。



この本を読んでますますよく英書いできました。



事実を詳細に調べて、
その事実を事細かに記載している本なのだけれど、
あまりにひどい無知で意識の低い当時のいわゆる知識人たち、
上流階級っつー人たちの行動に、かなーりムカついただろう作者は、
所々に一言書いている。

女は夫に絶対服従し、家事だけに励むべしと力説しつつ、
奴隷や子供への社会の考え方への批判をするトマス・ディには、
「女子に感情があるとは思っていなかったらしい」とか、
子供をムチや詰め込み教育で育てず、自然に自由に育てるべしと
考え、「エミール」を書いて有名になったルソーには、
「もちろん、男子のことだけで、女子は入ってない」と。

そして、孤児院に嘘ついて女の子二人を引き取ったディの行動を、
「誘拐」ときっちり書いている。


私も怒りに頭おかしくなりながら読んだわ。


つくづく、
学校教育(義務教育)って、嘘ばっかり!


なにやらえらいことした人だと書かれている、テストに出る大昔の遺物らは、
裏の姿は大体が、覗き魔のど変態だったり、差別主義者だったり、
性交依存症だったり、あちこちで子供産ませてたり、 クソだらけ。

奴らの裏を暴いてくれる著者に感謝。
これからもどんどん、大人たちが嘘付いてきた
偉人とやらの名誉を貶めてもらいたい。



何はともあれ
大変な力作でございます。









「ミステリ原稿」



◾️夕べ、調子悪いからお風呂入らず顔洗わず寝たら、
朝、お肌がしっとりもちもち〜。洗顔しない方がいいのか!?



そろそろ公開される映画
「ノクターナル・アニマルズ」の原作を読みました。
映画のタイトルは、別れた夫が妻に送りつけた自作小説のタイトルです。
トム・フォードが監督だから、「シングル・マン」好きだから、
観たいと思ったんだけど、
小説読んだら、観る気なくなったという・・・・・



小説の原題は「Tony and Susan」元夫婦の名前です。

著者オースティン・ライト



「シングル・マン」




とっても気色悪い


第一、妻に浮気されて離婚する羽目になった元夫が、
いつまでもいつまでも妻にクリスマスカードを送るとか、
小説読んでくれとか、うっとおしいんだよ!しつこいんだよ!
生理的に無理!

でも我慢して読んだ。
この先、元夫の小説の中で、恐ろしい秘密などが明かされるのではないか?
と期待してな。

なんだよーーー!!!!!

ただの心理的にモヤモヤさせて、女って、男って、夫婦って、結婚って、
わからないものよね、人にはいろんな面があるわよね、
で終わらせようってのかい???

妻も元夫も今夫も今夫の元妻も、夫婦の子供たちも子供らの友達も、
ぜーんぜん好きになれない、いいとこ見つからない。
「ノクターナル・アニマルズ」という小説内小説の主人公トニーも、
いけ好かない性格でむかつく。

気持ち悪い陰険な読後感。大嫌い、この本。



「ノクターナル・アニマルズ」予告編






「解剖医ジョン・ハンターの数奇な人生」



ドキュメンタリー大好き。奇人変人の人生もの、特に好き。
で、ロンドンにある世にも珍しい
「ハンテリアン博物館」にいつかは行ってみたいので、
(残念ながら、2020年まで改築中)
この本を読みました。


著者 ウェンディ・ムーア
原題 The Knife Man

*この目次がいいでしょ〜🖤

御者の膝/死人の腕/墓泥棒の手/妊婦の子宮/教授の睾丸
トカゲの尻尾/煙突掃除夫の歯/乙女の青痣/外科医のペニス
カンガルーの頭蓋骨/電気魚の発電器官/司祭の首/巨人の骨
詩人の足/猿の頭蓋骨/解剖学者の心臓

ひっひっひっ


解剖医ジョン・ハンターの数奇な人生



「ドリトル先生」と「ジキル&ハイド」のモデルとなった人物、
ジョン・ハンター。
18世紀の、無知で野蛮極まりない医療行為が横行していたロンドンで、
徹底的に解剖と観察を続け、標本と記録を残し、
人体や生命の仕組みの解明に、死ぬまで邁進した男。

Wik


クローネンバーグ監督が、ドラマ「ナイフマン(Knifeman)」製作
って話題が2012年にあったそうだけど、実現したのかなー?
ティム・ロスがハンター役だったはず。

2014年には著者自ら脚本に参加したTVムービーはあったようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンターの仕事ぶりには敬服するが、
動物で実験するあたりはねぇ、
いくらそのおかげで知識や技術が進歩したとはいえ、
自分もその恩恵を受けているとはいえ、
複雑・・・・・・・・・


写真もたくさんあり、
読み応えのあるすごい本でした。

しっかし著者、
膨大な量の調査をしたに違いない!尊敬!


この著者のもう一冊の奇人変人ドキュメンタリー

「理想の花嫁と結婚する方法
児童文学作家トマス・デイの奇妙な実験」

(理想の花嫁というだけでなく、花嫁という言葉にむかっ腹がたつ)

今、手元にあるので読むのが楽しみ。でもこれも分厚いので時間がかかりそう

18世紀のイギリス
奴隷制度廃止論者で、児童文学の先駆者とされる人物が、
理想の妻(女個人の人格も思考も無視し、絶対服従し、働きまくる女)を作るため、
孤児院から子供二人引き取り・・・・  というクソったれ、おめえちん○腐れろ!
な男の実話だから、胃が痛くなり血圧が上がる危険がある。

私は どんなに偉人とされる人でも、必ず、
忌々しいちん○事情があるはずだと信じて疑わないので、
誰のどんなスキャンダルがあってもあんまり驚かない。
が、こいつは欲望というより、女は家事と出産のみすべきで、
知識教養は自分が頭いいことの自慢話をする時に理解できる範囲に教えとく、
ってな意識からの女育てなので、より下劣。





「ガラスの城の子供たち」



▪️睡眠不足が続きすぎどうしていいのやら


高学歴、幸せな家庭を築き、キャリアを築き、
何も知らない他人からみたら、普通の家庭で育っただろう普通の人。
しかし、頭おかしいホームレス両親(自分から望んで)を持ち、
サバイバルとしか言いようのない子供時代を過ごしてきた女性の半生記。

とうぜん実話



著ジャネット ウォールズ

「ガラスの城の子供たち



これが本当に現代のアメリカにあることなんだろうか?
と、驚き呆れまくる。


私は、この男女の基本的な育児方針には大賛成です。

規律だのルールだのは一切押し付けない
少々の病気や怪我は自己免疫システムに任せる
年齢に関係なく家事をさせる
子供への話しかたは人間として対等にする
周りの意見に左右されないとらわれない
教師、聖職者(この言葉は大嫌い)にも間違いは間違いと言うべし
物に振り回されない
テレビや電話に毒されない生活を送らせる

女(母親と呼びたくない、こいつは)は、
頭が良く芸術家としての素質があり、独創的な人物。 
男(父親とは呼びたくない、こいつは)は、
頭が良く学問の素質があり、独創的な人物。

持って生まれた才能の活かし方や処世術を知らない事は悪いことじゃない。
人生がうまくいかず不平不満をつのらせ、
酒に逃げたり娼婦を買ったり子供の金を盗んだり、
子供の前で暴力沙汰を繰り返すのが悪い。

かなり驚き、怒ったのは、
なんと多くの大人が子供を色欲の犠牲にすることか。ってこと。
それもこの人の周りに現れた変態どもは、
伯父や祖母や母親の相手(ジャネットの友人のケース)ときたもんだ。
それなのに、抵抗して刺したら少年院行き、
親に言いつけたら、かばうどころか寂しい人なんだから我慢しろと言われ、
父親に至っては、娘を博打の相手にいじらせて金をむしり取る。



こんなメチャメチャな親のもとに育っても、
愛されている確信さえあれば、子供はまっすぐ育つものなんですかね?
その子の性格にもよるでしょうけど、私だったら独立したら縁を切るね。


この子供達が特別すごい幸運の持ち主で、
強靭な精神力と体力だったとしか思えないわ。
車から投げ出されたり、ゴミ漁って腹の足しにしてたり
何度も大怪我や大火傷したり。



死んでるか犯罪者になるか親を恨んでトンズラするかしてないのが不思議。
つーか、殺せばよかったのに、と本気で思う。
未成年の時に奴らを殺せばいいんだよ。
ちゃんと親への幻想が消えたんだからさ。


こーんな実話なのに、やっぱ家族っていいよね、みたいな終わり方で嫌だ。
そこをみんなは褒めるわけだけど、あいつらを罰しないと気が済まんね、あたしゃ



映画化されると知り、
ジェニファー・ローレンスが主人公役だったから本を読んだんだけど、
「パッセンジャー」の撮影とか、次の作品の脚本を書くとかで、
ブリー・ラーソンに変わったから映画は観ない。
私はブリー・ラーソンが好きじゃないみたい。
顔全体から受ける印象がどうも好きになれないのと、
演技の表情が私には心に響かないんだよね。なぜか。

あのイカれ母親役はナオミ・ワッツには合わないし、
きっと感動ものにしてるだろうから、嫌いな映画になるはず。


それに
これだけの複雑壮絶なグローイングアップ物語を、
2時間にまとめられたくない気もする。