読んでから毎日泣いてる本



ずいぶん長く映画を見てない。。。
すんごく忙しくなっちゃって(ほぼボランティア)というか
自分から忙しいこと次々に始めちゃって、
映画見てる時間無いーーーー

移動中、寝る前に,
ちょこちょこ読もうと思ってたこの二冊、
ついつい徹夜一気読みしてしまい、
頭クラクラになった。

号泣でまぶたパンパン

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

日本でここだけの、ペットと最後まで一緒に生活できる高齢者施設での、
素晴らしすぎる動物と人との日々。

「看取り犬分福の奇跡」

著者 若山三千彦さんは、ホームの理事長・施設長ですが、
ノンフィクション作家として、「リアル・クローン」で、
第6回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞しているそうです。


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こちらのサイトで、ホームでの日常を見ることができます。
時々アップされる文福の笑顔、最高!
実際の文福の看取りの写真もありました。

さくらの里山科公式ブログ


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「あした会えるさ」

石岡駅で17年間飼い主を待った犬!!!
もう、、、この物語。。。 泣かずにはいられないよー
テレビ再現ドラマやニュースになったらしいが、私は見てなくて残念。

著者 今泉文彦さんは、石岡市善隣幼稚園の園長を務め、
現在は石岡市長さん。



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今泉さんのブログ、最近ご病気されたり、お母さまを亡くしたり
職務が多忙なためか、2015年で更新は止まっていますが、
タローの取材秘話が読めます。

今泉文彦の星くず日記



犬って、動物って。。。。。
すげえなあああああああ





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「僕のワンダフル・ジャーニー」小説



⚫︎ テレビから「キン○マに毛」と聞こえて まさか!と思ったら、
「キン○マー二犬」という犬だった。


「僕のワンダフルジャーニー」は素敵な映画でしたが、
アル中、育児放棄、家庭崩壊、など、なかなかにハードな問題を含んでいるなー、
と思いましたが、小説はあんなもんじゃなかった!


ネタバレです。

映画での母親には、それなりに同情したし、
ちゃんと和解できてるからいいんだけど、
小説は、もーーーー、一ミクロンも同情も共感もできない、
読んでて腹立って吐き気がするくらい嫌な女でした。

おまけに、映画にはなかったけど、主人公は子供の頃から重度の摂食障害で、
自殺未遂後、後遺症で重病患者になっていた。。。
イーサンもとっとと死んじゃってますし。

作者はわりと世の中を斜めに見ている人のようだから、
犬と犬飼いのための小説とはいえ、
普通にほっこり系の作品にはする気なかったんでしょう。
この人の、他のユーモア(毒ユーモア)本はとても面白いんだけど、
この小説だけはすごく後味悪かった。

映画は「僕のワンダフルライフ」の雰囲気のまま、
続編として作られていましたが、そうしてくれてよかったわ。
私は、普段は原作に忠実な映画化が好きだけど、
こりゃ 変えて正解。


ワンダフルライフの方は、小説もよかったですけどね。


トビー








「反省させると犯罪者になります」



⚫︎夫が「トイレの後は流水で20秒手を洗うこと」とメールしてきた。
悔しいので40秒洗うことにしたが、水資源への申し訳無さに悩む。
 


臨床心理学者 岡本茂樹 という方が、
問題行動をした子供や犯罪者との面談の中で、
実感したことを書いているようです。


この方の本のタイトル、このようなものもあります。

「いい子に育てると犯罪者になります」
「ほめると子どもはダメになる」





私は、「反省させると犯罪者になります」だけ読みました。


反省



ほー、そうですか

親が、そのまた親が、そのまた親が、
子が悪さをした時に「反省させる」「謝らせる」と、
子が、そのまた子が、そのまた子が、
犯罪者になる可能性高し、とな。



かなり昔にあったな、

「母原病」と言う、久徳重盛なる医者が書いた悪本が


この作者によると、
母親が全部悪いんだよな 確か


てめえら バカ言ってんじゃねえ!

個人がどんな悪さしようとも、個人の責任なんだよ

同じ親に同じように育てられたきょうだいが、
同じような思考と行動の人間になるわけねえだろ!
個人の問題なんだよ!
持って生まれた資質とその後の経験によって、人間性が出来ていくんだよ!


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人間は、なんかしでかした時、
「罪を犯したことに対する反省」よりも、
自分の家族に申し訳ない(自分本位の考え)、とか、
あの時あれが(被害者が)ああじゃなかったらこんなことは起きなかった、とか、
被害者である相手を責めることが先に立つものらしい。そりゃそうだ、
動物の本能として、困った状況になったら、
自分がその場を切り抜ける(生存本能)事を最優先させるから。

そこは作者がちゃんと書いています。そういう生き物なんだと。

その上で、その時どう感じた どう思った なぜそうしたか、
責めずに話を聞いてやってから、
本心から自然に『反省』の気持ちが生まれるのを待て。と

この理屈はわかる。

わかるがね、
どんなクソ親からでも、どんなに下手な教育を受けても、
正しい行いをする、良心を大切にする人間は育つんだよ。
親が悪いと決めつけんじゃねえよ

自分の親にされて嫌だったことは、
自分はしないようにしようと心がけて、
子供に接する親だっているんだよ

くそむかつく本だった。


こいつによると、
「凶悪犯ほど(正しく導いてやれば)反省する」らしいです。

なんかこれ、ノルウェーの、犯罪者に対する考え方を思い出した。


私の考えでは、
生まれつきの社会病質者に反省の心は生まれません








「特捜部Q 自撮りする女たち」




デンマークの作家 ユッシ エーズラ オールスンの、
「特捜部Q」シリーズは、全作読みました。
・檻の中の女
・キジ殺し
・Pからのメッセージ
・カルテ番号64
・知りすぎたマルコ
・吊された少女


全部、悲惨・残酷・凄惨などの言葉がよく似合う、
私好みの事件が出てきますが、特捜部のメンバーの描写はユーモラスなので、
二面を楽しむという作品になってます。



映画化されたのは、
檻の中の女/キジ殺し/Pからのメッセージ

全部見ました。
それぞれ面白かったです。特に、「Pからのメッセージ」は、
好きな俳優ポール・スヴェーレ・ハーゲンが出てて、
ものすご歪んだ役で、すごく良かった。



特捜部Q 自撮りする女たち


「自撮りする女たち」は、身内の事情が多かったです。
特捜部を率いるカールの助手、ローセの過去が明かされるんですが、
こちとら事件の真相を早く知りたいもんだから、ローセの部分がまどろっこしくて、
危うくすっ飛ばしそうになりましたよ。ローセの過去・・・
でもね、私にはそこまで悲惨に思えませんでした。
だって言葉の暴力だけなんだ。命の危険を感じるような体罰はない。
もちろん、言葉の暴力が精神を崩壊させる威力があるのはわかるけど、
これまでの作品の、事件の背景が物凄くおとろしいのに比べて、
ローセ。。。。 これは、作者のローセへの愛情がそうさせた気がする。

あと、今までの作品は、事件関係者に必ず一人は、
かわいそうな人物が出てきて、そこに感情が揺さぶられたんだけど、
この作品では、私が味方したくなるような人は、一人もいませんでした。

他の作品と同じく、
読み始めたら、徹夜してでも読み終えたくなる本なのは変わりませんけどね。


このシリーズで一番好きなのは、うーん
「カルテ番号64」かなー








「オン・ザ・ミルキー・ロード」原作「蛇に抱かれて」





エミール・クストリッツァ監督の
「 オン・ザ・ミルキー・ロード」の原作を読みました。
著者は監督です。

オン・ザ・ミルキー・ロード公式サイト

ユーゴスラヴィアを舞台にした短編小説集
「夫婦の中のよそもの 」の中の一編、
「蛇に抱かれて」が原作です。



夫婦の中のよそもの


海外文学は、翻訳者によって面白さが左右される。
この本の翻訳家、田中未来という方の、
クストリッツァらしさをちゃんと表現した日本語がいい。
どんな悲劇でも、なぜか
温かみのあるユーモアに包まれたおとぎ話に変えてしまうような、
クストリッツァ世界の不思議な感覚、
大人子供さっていうの?が充分感じられる翻訳になってます。


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オン・ザ・ミルキー・ロード(蛇に抱かれて)に関して

登場人物に多少の変更はあるけど、
映画の魅力そのままの小説でした。
私がなぜか涙流してしまったラストシーンは、
小説では少し違いました。
こちらの方が苦行っぽい。

冒頭に『コスタ、永遠の少年』と書かれてます。
少年(子供)の感性と観察眼を失わない、クストリッツァのことだなー、
と強く思いました。




「カムデン・ガールズ」



⚫︎CNNニュースで、「ロンドンのラブホテル前で。。。」と聞こえて、
げ!そんなもんがロンドンにできた??と驚いたら、
NOBUホテルだった。




カムデン!!! タイトルで飛びついた本

「カムデン・ガールズ」 Camden girls


ロンドン、カムデンタウンに生きる若い女の子たちの日々を、
大量の生き生きした会話で、突き抜けた明るさで描いた小説。


著者ジェーン オーウェン

カムデン・ガールズ




実在するロンドンのパブやクラブやストリートや施設、
いろんな問題が起きても、とにかく今を楽しもう精神、
女の子、女の子、女の子、女の子ってなんて素敵って高揚感。

私自身はこの小説のような生活は嫌いだけど、
(酒とタバコと薬だらけだし、セーフ・セックスじゃないし)
つるんでバカやってるばかりに見える女の子たちも、
世の中で起きてる問題に疑問を感じたり憂鬱になったりもする。

女同士の会話が、まるで私とその友達、みたいで嬉しい。
共感しまくり。毒笑が止まらない。

*「結局、子供をメチャメチャにするのは親だからね」
*「男と一緒には暮らせない、以上」
*「男が一生懸命こっちの話聞くのは初めの頃だけ」
*「男は『イエス、バット(うん、だけどね)症候群』いつだって、
君が間違って僕が正しいのを恩着せがましく噛み砕いて説明してあげる、って病気。

しっかし、麻薬の描写が多すぎる!

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作者ジェーンの言葉

「小説はとかく女を不幸な生き物として描きたがる。
基本的に女って人生を楽しんでるのに」
で、

がぜんこの女性に興味が湧いたので、検索しまくりました。


だいたいこんなとこみたい。
・イギリスのカントリーサイドで育つ。
・寄宿学校で素行が悪く退学。
・ロンドンのカムデンで25年過ごす。
・10代、20代は音楽と映画業界で生きた。
・イタリアで乗馬講師をしたが、イタリア人の考えは、
「女は早く結婚すべき」だったため、おん出る。
・「パーティの権利を守る党」を作った。
・その後沿岸部のブライトンに住む。
・事故に合った?
・うさぎアレルギーがある。
・カムデン・ガールズは映画になる?なった?

ツーかよ、この人の親、
娘がどうしようもないもんで、学校丸々買うって、
あんた、どんだけ金持ちんちの子???

幼い頃から寄宿学校にということは、かなりの上流階級なんでしょう。
どんだけどう素行が悪かったのかしら?

SNS見ても、本のことと、動物のこと以外あんまり投稿してない。
今は動物たちと穏やかな生活を楽しんでるって感じなのかなー。



「ガール・オン・ザ・トレイン」原作



⚫︎すれ違いアプリとやらを利用している友達によると、
ヤリ目的以外の男はいない様子。ご飯食べましょアプリでも、
ヤリ目的以外の男はいない様子。



映画「ガール・オン・ザ・トレイン」の原作本です。

上下巻でもぐいぐい読める。
著者 ポーラ・ホーキンズ


ガール・イン・ザ・トレイン


ポーラ




大まかなストーリーは映画の感想で書いたので省きます。

映画「ガール・イン・ザ・トレイン」過去記事



古くは
「コレクター」(ジョン・ファウルズ著)から、
「ゴーン・ガール」(ギリアン フリン著)、と同じように、
登場人物の複数人の立場からなる構成の小説です。


・レイチェル(主人公)
・アナ(レイチェルの元夫の妻)
・メガン(レイチェルが勝手につけた名前ジェス)


この三人の語りでストーリーが進みます。
章の最初に、名前と日時が書かれ、
誰の目線でいつのことかを示しています。



レイチェルがアル中で、時々記憶が飛ぶもんだから、
彼女が自分の行動を思い出せずに悶々とする部分には、
読んでるこっちもハラハラさせられ、
そこにメガンの行方不明事件が絡むもんだから、
明らかなサスペンスものという感じでも無いのに、
先が知りたくてしょうがなくなる。
うまいなー と思います。

先に映画を見て結末を知っていても、ちゃんとドキドキさせられました。

ただ、映画と違って、レイチェルの行動があまりにもしつこく思えてしまい、
途中から、「この酔っ払いイカれ女、もういい加減にしろや!」
と腹たってきました。


それにしても、浮気ってもんの卑怯さ自分勝手さ、その代償の大きさ。。。。
ヤダヤダ


面白い小説でした。